澪(唯ちゃん・・・可愛いな)第二話
前回までのあらすじ!
お姉ちゃんのお友達の澪ちゃんさんから勉強を教えて貰ったよ。
澪ちゃんさんはとっても綺麗で怖かったよ。
ばい 最近ガリガリ君で当たりが出ました。ゆい
お姉ちゃんのお友達の澪ちゃんさんから勉強を教えて貰ったよ。
澪ちゃんさんはとっても綺麗で怖かったよ。
ばい 最近ガリガリ君で当たりが出ました。ゆい
夜!
澪「すまない憂。夕飯まで・・・」
憂「構わないよ。唯の勉強教えて貰ったし。それに唯も楽しそうだし」
唯「お姉ちゃーん。あいすぅ~」
憂「澪ちゃんに許可を取ってね」
唯「えー。澪ちゃんさん勉強しか頭に無いんだよ。勉強マンなんだよ」ブツブツ
澪「唯ちゃん言うようようになったなこの」グリグリ
唯「痛い痛いお姉ちゃん助けて!」
憂「ふふ。楽しそうだね」
唯「痛い」ウルッ
澪「!」ピタ
澪「ごめんな。痛かったか」ナデナデ
唯「へへへ」デレデレ
唯の部屋・夜の部!
澪「さっき寝たから体力は充分あるだろう」
唯「いや~アイスがあれば・・・」
澪「さっき食べたじゃないか。ほらここ間違ってる」
唯「くそー」カキカキ
唯「くそー」カキカキ
澪「唯ちゃん落ち着いて!比較級のmore・most型は高校入試レベルなら母音が3つ以上あるのだけだから」
唯「あっ!そっか」
澪「そうそう。流石憂の妹だな。飲み込みが早い」(母音は判るのか。助かった)
唯「天才ですから」エヘヘ
澪「天才ならこれ解いてみて」スッ
唯「簡単ですよ」チラッ
唯「・・・・・」ジー
唯「・・・・・」オロオロ
澪「ほら・・・天才なんだろ」ニヤニヤ
唯「えーと・・・②かなぁ」
澪「勘で答えない」
唯「何で日本人に英語が必要なんだ!」
澪「いや、私に言われても・・・」
唯「英語なんて無くなれば良いんだ!」
澪「エレベーターを日本語で言ってみて」
唯「・・・・・」
澪「英語は頑張りましょう」
唯「はい」
90分後
唯「澪ちゃんさんもう私無理です」グテー
澪「確かに唯ちゃんよくやったからな。これ出来たら今度私がアイスをご馳走しよう」
唯「本当に!」キラリ
澪「じゃあこれ」スッ
唯「アイスのために~」カキカキ
澪「合格ラインは8割だから頑張ってね」
唯「・・・・・」カキカキ
澪「」ジー
唯「・・・」カキカキ
澪(唯ちゃんやっぱり憂とそっくりだよな)
澪(あっ考えてる。・・・可愛い)
唯「出来たー!」
澪「ほいよ。採点するよ~」
唯「もう今日は勉強いいや~」ゴロン
澪「・・・・・」サラサラ
澪「出来たよ」
唯「どうなんでしょうか?」ゴロゴロ
澪(そのセリフと体の表現が合わない)「9割正解で合格。頑張ったね」ナデナデ
唯「えへへー」
ガチャ
憂「澪ちゃん終わった?」
澪「今終わったとこ。唯ちゃんさすがだな。ほぼ完璧だよ」ナデナデ
憂「唯はやれば私より出来る子だからね」
唯「お姉ちゃーん。あいすぅ~」
憂「はいはい。澪ちゃんもいかが?」
澪「私も貰おうかな」
憂「ちょっと待っててね」
唯「あーいーすぅーあーいーすぅー」ゴロゴロ
澪(なんか微笑ましい姉妹だ)
憂「はいアイス」コト
唯「わーい」パクパク
澪「ありがとう」
憂「唯、澪ちゃんから教えて貰えてどうだった?」
唯「うーん」パクパク
澪「・・・・」ドキドキ
唯「和ちゃんよりはわかりやすかったよ」
憂「それ和ちゃんに言ったら怒られるよ」
澪「和はどう教えるんだ?」
唯「えっと・・・」
和『解らないのは参考書みて理解するのよ』
唯「って感じ」パクパク
澪(アバウト過ぎる)
憂「基礎はね。発展とか過去問は丁寧に教えてくれるよ」
澪「ふーん・・・あ、唯ちゃん口の周りが汚れてる」フキフキ
唯「ん・・」
澪「ほい取れた」
唯「ありがとう」
憂「・・・・・」
澪「憂どうしたの?」
憂「今日1日で唯がこんなに澪ちゃんになつくなんて思わなかったよ」
澪「唯ちゃん人になつかれやすそうじゃないか」
憂「でも初めての人じゃここまで行かないよ」
唯「うまうまー」パクパク
憂「まるで澪ちゃんが唯のお姉ちゃんみたいだね」
澪「そっそんな事ないぞ///」
唯「澪ちゃんさんあーん」グイー
澪「え?私はいいよ」
唯「あーん」
澪「あっ///あーん///」パクッ
唯「美味しい?」
澪「おっ美味しいよ」
唯「澪ちゃんさん食べないから食べさせてあげました」フンス
憂「良かったね。澪ちゃん」ニコニコ
澪「ううう///」
帰宅!
澪「すまない憂、こんな時間まで長居してしまって」
憂「ううん。ウチで良かったらいつでもどうぞ♪」
澪「唯ちゃん、私帰るけど私の出した宿題やっておくんだよ。明日また確認しに来るから」
唯「今日はもういいよ~」
澪「そっか8割出来てたら一緒にケーキ食べ行こうと考えてたんだけどな」
唯「まだまだ頑張っちゃうよ~」
澪(やっぱり現金過ぎる)
翌日・放課後
憂「まさか、勉強会の次の日に追試があったなんて」
紬「りっちゃんらしくて良いじゃない」ペラッ
澪「ムギまだ読んでたのか」
紬「これがスポ根漫画なのね」
憂「澪ちゃんは表紙でダメだったよね」
澪「違う。最初の相撲部をぶっ倒した所」
ガチャ
律「おーす」
憂「どうだった?」
律「バッチリさ」
澪「3日後には綺麗さっぱりだけどな」
律「部活出来なきゃ話にならないだろ」
憂「りっちゃんにしては正論だね」
律「だろ。ムギ悪いお茶頂戴」
紬「・・・・」ペラッ
律「まだ読んでたのか」
憂「突っ込んだり気にしたら負けだよ。はいお茶」コト
律「お!さんきゅ」ゴクゴク
澪「そろそろ練習しないか?」
憂「これお菓子」スッ
律「さんきゅ」パクパク
澪「練習・・・」
律「落ち着け澪。今何時だ?」パクパク
澪「何時って5時だろ」
律「下校じゃないか!」
澪「中学生か!」ゴン
憂「唯は家でゴロゴロしてるかな?」
澪「唯ちゃん?・・・・!」
澪「すまない。私帰る!」ダッ
律「・・・・何なんだ?ありゃ?」
憂「澪ちゃんは唯がお気に入りなんだよ」クスクス
紬「・・・・・」ペラッ
二話・終
次回予告
澪(噛んだ。可愛い)
憂「唯は昔からああいった感じなんだよ」
そして憂から渡される謎の鍵
ムギビジョンは現れるのか!?
初出:1->>968