Aerial World内検索 / 「無限迷宮」で検索した結果

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  • 無限迷宮
    ... 人々の噂より、「無限迷宮」という呼び名が定着したようだ。 もしもその迷宮より風の短剣並みの宝を手に入れれば、私とリゼッタとの結婚を彼女の父は認めざるを得なくなるだろう しかし、ダンジョンに潜るというのは即ち職務放棄。騎士が業務の合間に支援士職をする事とはワケが違う。 それでも、私は――――― この間には、白紙しかない。だが、次のページには日付を綴らず、直ぐに本文へと入っていた。 歓喜に震える姿を容易に想像出きる筆記がそこにあった。 何日かは判らなかったが、ようやく私はまたこの日記を記す事が出来た。 無限迷宮から、なんとか生きて帰れた。 あそこは、人工のトラップ。合成魔獣。溶液生物。悪魔などの巣窟であった。 しかし、それでも私は宝物の一室を発見する事が出来た。 あくまで一室でしかないが、リゼッタと共になるには十分とも言えた。 証拠の指輪を私...
  • -む-
    無限迷宮】 ダンジョン グノルより南方にある有限回廊が魔術的な仕組みか、新月の晩にその有限の回廊が消え失せ 先の見えぬ無限の迷宮。人が無限迷宮と呼ぶダンジョンへと繋がる。 モンスターの生態が合成魔獣や化学物質系。悪魔系統などから、魔術の研究、実験、召還などが行われていたのではないかと推測される その一方で、無数とも言える人工のトラップが仕掛けられている所から、それだけの資金を出せる金持ちが財産を隠したのでは無いかとも読まれている 現に、職務を放棄してまで無限回廊へと向かったパラディンナイトが宝の一つを証拠として持ち帰り、 その量からか豪商に運び出す手伝いをしていた事を知っている者も多い。 ただ、その一団は無限迷宮より帰る事はなかったが。 ダンジョン内の魔物を相手にする力量は当然ながら、危機回避能力と罠感知能力を要する総合的に高レベルなダンジョンであり ...
  • すいーと・ぶらうん・すとーりーず Side Sofia
    ...なぁソフィア、今度の無限迷宮探索のプランについてなんだが…」 「ちょっと待って! 今ワタシ、手が放せないのよ。」 話しかけるヨシナリを唐突に遮ったソフィアは、ただ今ボウルの中に溶かし込んだ褐色の 液体と格闘中。 それが不自然に固まってしまわないように温度を微妙に調節しながら、砂糖やミルク、 香料などで絶妙に味付け。 続いてそれをあらかじめ準備してあった金型に注ぎ込み、冷え固まるのを静かに待てば、 ソフィア特製チョコレートの形が出来上がる。 「へぇ…。」 「どうしたの、ヨシナリ?」 「いや。手作りチョコレートって、そうやって作ってるんだなってさ。」 「そうよ。 毎年キミにあげてるチョコレートもこうやって手間かけてるんだから、時々はお返しして 欲しいものだわ。」 「へいへい、分かりましたさ。 …ところでそのチョコって、オレがもらってる分より多くないか?」 ...
  • トラブル×トラブル:1
    Story1 トラブル×トラブル 無限迷宮。 それは新月の晩にのみ姿を現す、建造された目的すらも不明な広大な迷宮。 そこに巣食う魔物の姿は、複数の獣の特長を併せ持つ、キメラと呼ぶに相応しいものや、スライムをさらにグロテスクな形にしたような培養生物、はては悪魔の類と様々だが、人工物と思われるものが半分以上を占めている。 なにかの実験場だったのか、もしくは酔狂な貴族が宝を守るために配置された魔物なのかはわからないが、今だ謎の多いこの迷宮、一攫千金を夢見る支援士達にとっては、危険なれど魅力的な気配を放つダンジョンの一つだった。 「ほーらこっちこっちー」 狼やら鳥やらなんだかゴテゴテといろいろな動物のパーツが混ざったような魔物と、妙に楽しげに追いかけっこのような形で走りまわる一団。 いや、厳密にいえば楽しげなのはその内の一人だけのようだが、その一人のノリのせい...
  • 永久なる幻想の扉
    遥かなる北の雪原 砂上墓所 ……果ては、無限迷宮。 その足で向かえるところは、殆ど行ってしまったようにも感じられる。 残すは中央平原――――そして”天空”くらいなものだろうか? プリズムヒルズでは小さな魔女に、ユグドラシアでは闇を背負った狩人に…… ヒトの姿をした何かとも、幾度となく戦い、時に勝つこともあれば、からがら逃げて来たこともある。 ……気がつけば、自分もSランク支援士などという立場に上り詰めていたが…… 未だに、見ることのかなわない町があった。 その名はソドム。 幻永の町と呼ばれるそこは、すべての望みがかなう場所だという。 ソドムに関する噂はいくつもあるが、その中で自分の気を引いたのは『死者にすら会える』というものだった。 ……自分には、死に別れた大切な人がいる。 本来なら、死者に会うなど輪廻の均衡に触れる行為…… 相応の報い...
  • DOP系ボスモンスター
    ...年の日記 生息地:無限迷宮 パッシブ 精神:深い悲しみを持つが故に何事にも屈さぬ精神。半端な攻撃では怯みすら見せない 所持技 リラ:体力を回復する術。ただし、名称も見た目も同じそれとはいえ、アルティアの加護ではなく魔属性の闇治癒。並みの人では精神が汚される ラリラ:体力を回復する術。リラ同様 大上斬:空間を揺さぶるかのような大振りの攻撃。直後、闇の波動が空間を揺さぶる ハートレススピネル:心臓を狙ってくるグランスピネルのような技 ブラッディスレイ:ディヴァインスレイに似た技。ただし、その一閃は神聖さを感じさせずただ寒々しい血色 ハートフルブレイク:奥義。発動までに時間が掛かるのが難点だが、闇のメンタル精製武器で回転斬りを放つ。彼が身構えた時には戦線離脱が賢明 詳細 見た目はパラディンナイトの姿をした悪魔。 その為、聖光系の弱点を持つ...
  • 01:-Sphilia-
    ... そんな、噂に聞く『無限迷宮』のトラップじゃあるまいし 「おい」 「うぅぅ・・・おかしいよぉ・・・。私、酒場にすら満足に行けないワケ・・・うっぅ・・・」 「おいこら」 「もう、私ダメな子だ・・・このまま無限ループで公園から出れなくなっちゃうんだ・・・」 「オイって!」  私が公園の隅でグレてると、呼ぶ声が聞こえて  てっきり他の人だと思ったのだけど、  あれ?この呼び声って・・・私に? 「あ・・」 「チッ・・・こいつもハズレか」  あの、と反応しようとしたら、  いっぱいいっぱいの私に、最後の言葉が突き刺さった  そんな立ち去ろうとする気配に振り返り、私は叫んだ 「さっきから、ハズレハズレって何よぉ~~ッ!! 私だって好きでハズレ人生歩んでるわけじゃ・・・」  だが、その私に気配・・・男性の剣士は、驚いたように目を見開...
  • 作品
    ... DOPシナリオ 無限迷宮【著・神無月カイ】 記す者・それを伝える者~ユグドラシア編~【著・神無月カイ】 時事小説(お祭系の詳細はメニューの『行事表』を参照) ※()内に作中における時期と地域を記載 別にリアル時間に合わせて書く必要はありません 沙雪祭(一月・十六夜) 節分(二月・主に十六夜 他の町でも一部の家庭では行われている) Valentine Day(二月・大陸全土) ※↓2007年分↓ エミリアの場合 【著・龍獅】 ティールの場合 【著・龍獅】 リスティの場合 【著・神無月カイ】 ※↓2008年分↓ かくして誰かさんは墓穴に埋まる:前編 後編 【著・龍獅】 ※↓2011年分↓ すいーと・ぶらうん・すとーりーず 【著・Jolly】 憧れの人へ 【著・龍獅】 スプリングカーニバル(四月・主に首都) 水祭り(八月...
  • トラブル・クランツ:キャラ紹介
    ... キャラ解説  無限迷宮で発見した装置と、アーティファクト【生命の器】のカードにより、かなり理不尽な展開で(と、本人談)女性化してしまった少年。 同時に若干―2・3年程度―若返っており、体格や筋力的な意味でも縮んでいるために能力が事件前より大幅に落ちている。 性格は基本的に楽観的だが冷静な方で、どちらかといえばつっこみ役に回ることが多い。 アース・エレメス  性別:男  年齢:17  ジョブ:ニッドホッグ  称号:-  能力:嵐・火・刃  武器:ダマスカスソード (※十六夜の片刃剣に匹敵すると言われている強度をもつ剣。ルナータの海岸に流れ着いていたのを拾ったらしい)  支援士ランク:B 所持能力 エレメンタルソード:所持している属性を武器に付加する 所持技 双葉:二連続で攻撃する 斬り抜き:敵の横を駆け抜けるように走...
  • トラブル×トラブル:2
    ...いたのだろうか? 無限迷宮の探索をしていて、レインが見つけた隠し部屋に入ったところまではおぼえているが、その後の事はうまく思い出せない。 ……とにかく、目を開けて身体を起こさなければ。 そう考え、目を開く。 「ヴィオ!」 ―――直後、正面から何かが覆いかぶさってくるような感覚に襲われる。 「……リファ?」 まだ頭がぼーっとしていたせいか、一瞬それが誰であったのかわからずに、そのままふと浮かんだ名前を口にしていた。 が、そのまま数秒経過して、ひとつ違和感を感じる。 リファの身体は、こんなに大きかっただろうか? 少なくとも、ヴィオの腕の中には収まるくらいのはずが、逆に自分の方が彼女の体に収まるような形になってしまっている。 「…………?」 だんだん意識がはっきりとしてきて、周囲へと目を向ける余裕も出てきたが…… 見まわして目に入る仲間たちの表情は、なん...
  • 一般モンスター
    ...蟲の体液 生息地:無限迷宮 パッシブスキル 粘液:体表から流れ出る粘度の高い粘液。触れた武器の切れ味を悪くさせる他、触れてしまうとかなり気持ちが悪い 所持技 触手攻撃:体から生えた複数の触手で敵に襲いかかる 体液噴射:攻撃を受けた時に使用。傷口から大量の粘度の高い体液を噴射し、敵の目と行動を封じる たいあたり:体当たりする。吹き飛ばし効果(小) 噛み砕く:触手で捕らえた敵をかみ殺す。一撃必殺 詳細 無限迷宮の比較的入り口に近い通路を徘徊している、芋虫のような姿の合成魔獣。 様々な生物の肉片が混ざり合ったような醜悪な姿をしているが、その合成魔獣の出来そこないの様な姿とは裏腹に、戦闘力はかなり高い。高さは約2Mで、全長は約4M。 体の前方に目と思われる7つの水晶体があるが、視覚と嗅覚は無く、音に反応して敵に襲いかかる。 道幅が小さい場所によく出...
  • 古よりの民
    古よりの民 『……………』 リックテールのとあるオープンカフェ『ブルーフェザー』。 そこはいつもカップルやら息抜きにコーヒーを飲む人やらで賑わう、ちょっと人気の店。―――なのだが……今日、この時は何やら奇妙な空気に包まれていた。 「二人とも何か話したらどうだ? 女はもう少し騒がしいくらいで普通だろう」 その内のテーブルの一つ。 置かれている椅子の数から四人掛けの席だと察することができるが、そこに座っているのは背の高い青年とやや背の低い少女が二人の三人組。 「……それは偏見だ」 「まあおしとやかとは言いがたいのは認めるが」 青年の言葉に、彼女達らしい態度で返答する二人。 端から見るに、仲がいいとも悪いとも言い難い、どこにでもいそうな三人組だが、今このカフェを包んでいる異様な空気は間違いなく彼らから発せられていた。 ―――近づいてはいけない。 殺気や怒...
  • 雪原へと繋ぐ町
    重い荷物をひきずり、クロッセルへと到着する。 「真っ白なシーツと清潔なベットの上で寝たい。」 「着いてからの第一声がそれですか…セオさん。」 少し呆れながら、彼を見る。 「それじゃあ、まずは部屋をとりに行きましょう。」 宿屋で部屋を確保してから食事を取り、各自聞き込みと買い足しへ。 「竜?しらないな。大体にしてなんで町中で魔物を探すんだい?」 そういって、ほとんどの人が通り過ぎる。 「参ったな…。」 一日目が終わり、二日目の朝。 夜明けと共に起きたのは、15歳くらいの少年。 うつむきながら、町中を歩く。 「セーオー!」 聞き覚えのある声、ふと後ろを振り向くとやはりそこにはイルの姿。 「何?見つけた?」 「ううん。でもね、卵が跳ねてるんだって!」 「そんなバカなこ…。」 跳ねている。卵が、フライパンから必死に逃げている。 ...
  • →ヴァイと白と戦闘訓練
    ざくッ、と踏み締めた足元から草の擦れる音が聞こえる。 眼前に広がるのは、まばらに並んで生える木々。 森というには見通しがよく、草原と呼ぶには木が多すぎる。 林、というのはこのくらいのものだろうか、などとどうでもいい事が頭に浮かんだ。 「ここで間違いない……か?」 ヴァイはガサガサと酒場で受け取った地図を広げ、ここが指定された場所である事を確認する。 リエステールから少し歩けばある、木々が多少密集しているだけの特に名前もない林。 これといって採れる物もなく、街道からも外れるために普段は誰にも見向きもされない場所だ。 『あなたの戦闘訓練の依頼を受けさせていただきます。  私なりの趣向を凝らしてお迎えしますので、地図の場所に来てください』 ぺらりと地図を裏返し、そこに書き込まれた文章を改めて読む。 妙に丸っこいかわいい文字が気になるといえばなったのだが、それはと...
  • チャプター9.巣窟地帯
    ―9― その後道中に何度かモンスターと遭遇しつつ、エミリアの目標以外のアイテム探索も交え、3人は炭坑の奥へと進んで行った。 『巣窟』付近まで来ると、昨日の二人のように、中まで行かずともどこかにあるのではないか、と踏んでいるであろう、クリエイターを引きつれた支援士達ともなんどかすれちがう事もあった。 「ふぅ…さすがに中まで来ると足場が悪いな。 エミィ、大丈夫か」 そんな彼らを尻目に、3人は巣窟内部へと足を踏み入れる。 内側は炭坑と違い人の手が一切はいっておらず、洞窟としての広さもまちまちなのは当然ながら、人工的な明かりが無いどころか足場の悪さも今まで以上のものだった。 「大丈夫じゃ。 ……しかし、どうやら何人かがすでに入った形跡もあるようじゃの……」 「ま、話が出てきて1ヶ月だからな……ダンジョン慣れしてるやつなら行くのも出てくるだろう」 そんな状況でも...
  • フェアリーローズ:6
    ―6― 「チクショウ、あのガキども、邪魔しやがって」 分かりやすく怒りを露にしながら、のっしのっしと機嫌悪そうに街道を歩く男。 特に説明するまでもなく、先程ティオ達に追っ払われた誘拐魔の一人だった。 「あの獣人も逃げられちまいましたしねぇ」 「そりゃキサマが押さえて無かったからだろうが!」 ゴスッ、という擬音でも聞こえてきそうな感じに、脳天に拳骨を叩き込まれるもう一人の男。 会話の内容から、誘拐魔の片割れであることは明らかだ。 「……ったく、暫くルナータには近寄らねぇ方がいいな。覆面してても面が割れてねぇとも限らねぇし」 ……と言いながら、首元のあたりから頭の皮を剥ぐ二人―― いや、剥いだそれはさも本物の顔と見間違うような精巧に造られたマスクで、その下にあった彼ら本来の顔が現れただけだった。 裏の世界では、たまに見掛けると言われている代物だが、どれだけ流通し...
  • エルナ先生のAW教室-コメント返信
    ここではひずみ部屋で補足しきれなかった気になるコメントについて、今後不定期に答えていこうと思っております。 また、もう少しココが知りたいよ!っていうのがありましたら、最初で最後とか言ってましたけど、次回エリワー教室が作成されるかもしれません。 『わんちゃん踏んでいった(動画2話後編)』 エルナ「あーコレはねぇ・・・・」 みゆき「同一セルへの重なりですね・・・・(汗」 エルナ「これはツクールの仕様で、イベント時にキャラが移動する時障害物に衝突するとイベントがフリーズする不具合があるのよ」 みゆき「ゲーム上の仕様ですか・・・・」 エルナ「まあランダム移動で障害物になるんだから、イベント時に避ければ良いだけの話なんだけど」 みゆき「はぁ・・・・(汗」 エルナ「まあ、今作品は通して障害物にならないようイベント時には通り抜け処理が施されているのよ」 みゆき「ですが、人物の...
  • チャプター6.いつも通りに
    ―6― 一口に酒場と言っても、町や地方によってその趣を異にするものがある。 極端な例を上げれば、リエステールの標準的な文化と、十六夜の『和』と呼ばれる文化の差を考えれば分かりやすいかもしれない。 また、一つの町に一つしか酒場が無い、というわけでもなく―特に広い町では町の端と端に別の酒場があったりする事もある―そこをきりもりするマスターによって、その酒場で依頼を受けられるかどうかの差も出てくる。 リエステールの酒場のマスターのように、依頼を管理を任される程の人間の選別は、非常に慎重さを求められるという影響もあるのだろう。 「………」 今、彼女―エミリアがいる場所は、ミナルにある酒場のうちの一つ。 ここは支援士が集まり依頼の受け渡しを行える場所では無いが、どこか静かで落ち着ける雰囲気のこの場所は、かもしだす空気からしてとしてゴロツキがほとんど寄りつかないため、一人静か...
  • フェアリーローズ:2
    ―2― 「ぶっはははは! あーっはっはは!!」 「いつまで笑ってんだ!!」 「ごぶふっ!!」 日も傾き、西空が赤く染まる夕方。 世間様は丁度夕食時かその準備でもしているであろう時間で、外を出歩く人も少なくなってくる頃だ。 そんな中、リトルレジェンドのギルドハウスのリビングの辺りから、鈍い打撃音とカエルが潰れたような声が聞こえていた。 「まとまった金が欲しかったんだが、酒場に適当な依頼が無かったんだよ」 依頼が枯渇して多くの支援士が暇をもてあます時期は、このリエステールに限らずやや不定期ながらどこの酒場でもあるものなのだが、そんな時期に残っているものと言えば、簡単だが時間がかかり、報酬も少ないものが殆んどだ。 それならむしろ自分の足で日雇いや短期のアルバイトを探した方が稼げる場合があるのも事実である。 「そういえば酒場にもバイト募集の貼り紙がはってあった...
  • One Fine Day
    ―One Fine Day― ヴァイも特に依頼を受けた様子もなく、教会にもお祈りに行く以外の用事がなく……そのお祈りも済ませた直後であるリスティは、手持ち無沙汰のまま、リエステールの中を風任せに散歩していた。 昨日は一日中雨が降っていたが、夜が明けてみれば空に雨雲の姿はなく、今頭の上に広がる真っ青な空の中には、真っ白な雲がまばらに浮いているのみである。 雨で洗われた空気はどこか澄んだものを感じさせ、晴れた空はその心地よさを後押しするかのように透き通った輝きを見せている。 ……それは、ある晴れた日の出来事。 気の向くままの散歩道で出会った、ちょっと珍しい光景のお話。 「あれ……先生?」 そこはリエステールでも端の方に存在する、それほど広くない広場で……中央広場のように普段から人だかりができるようなこともなく、知る人ぞ知る静かな休憩スポットである。...
  • 『ネコを追う者たち』
    『ネコを追う者たち』 ――中央都市リエステール――  ――酒場・カウンター。 「はぁ・・・」  溜息を漏らすのは、ギルド・リトルレジェンドのギルドマスター、ティール。 手には現在依頼受付中の支援士依頼がリストアップされた台帳。 「分かってはいるけど、近場で割のいい依頼はないなぁ・・・」  これでも14歳独身・一児の母。 つい先週、1週間の長期の依頼を終えたばかりで、今はあまり街から離れたくない頃合。 イリスにも今日は早く帰ると言って出た手前、時間のかかる依頼は受けたくないのだが・・・。 「ん・・・?」  そんなことを考えながら、依頼の一覧を見ていると・・・。 「え? なにこれ? 猫の捕獲依頼・・・、報奨金・10万フィズ!!?」  それは、ありえない依頼だった。 ただ猫を捕まえるだけで、10万フィズも報奨金を...
  • FoR キャラクター紹介
    ティール・エインフィード 性別:女 年齢:14歳 ジョブ:魂の戦士(ブレイブソウル) 能力:炎魂    潜在能力:闇・嵐 武器:飛龍(魔法金属のミスリルで作られた名品。所持者が魔法の類を使える場合、それに呼応して攻撃力を増す。 形見:皇龍の瞳(『英雄』のペンダント。 所持者の能力を増幅する力を持つ) 所属:ギルド『Little Legend』 ギルドマスター 支援士ランク:A中期  (ブレイブハート状態ならポテンシャル最低でもA後期相当  最大出力ならS中~後期相当に ※但し最大維持を長い時間できない) パッシブスキル 魔龍の印:自然回復能力と身体能力を大幅に上昇させるが、身体的限界を超えた動きをも可能にさせるため、その際は逆に大きなダメージを受けてしまう 軍勢の護:チームを組んでいる時、基本能力とブレイブハートの出力が上昇する 風読み:風を感...
  • 第3話『堕ちた聖女』
    『セレスティアガーデン』第3話『堕ちた聖女』 本編 1 2 3 その1 魔王降臨 前編 ――中央都市リエステール――   ――セレスティアガーデン・商品展示フロア 「へぇ~、ギルド『リトル・レジェンド』かぁ~、最近よく聞くようになったなぁ~」  カウンターに山積みにされた新聞、その表紙に書かれた記事に惹かれ、手に取って読む。 『リトル・レジェンド』・・・最近急成長中のギルドで、酒場でもよく聞くようになった名前だ。 ギルドとしての総合力もさることながら、個々としても名の通ったメンバーが多く、 伝説という名に恥じないギルドとなっている。 「私たちもがんばらないとなぁ~・・・」 「まあ、ギルドとして頑張るのは当たり前として、リリーの場合は個人としても頑張らないとね~♪」 「それ、どういう意味よーっ!!」  その新聞を前から覗き込むよう...
  • 魔法事典
    魔法事典 魔法事典というか一覧です。 とりあえず今までに出ていたものは適当に振り分けたので、『これ上だろ』『これは下だろ』などあったら直してください。 時間無かったので途中までしか書けてない未完成な物です。特に固有っぽい奴とか複合系中心に書いてませんので書いてください。 常に未完成ですので、新魔法追加時には書いておいて欲しいです。他の人も使える奴があるので。 固有とか特殊な物は説明の所に書いておいてください。 使用未定の奴とかも書いてもOKです。例によって他の人が使えるかも、なので。 パッシブスキル 一点専門 マージナルのみ習得可能(※つまり、火・水・氷・雷・地・風で習得できます。  聖・闇は習得できません) マージナルでありながら、能力を分散せず、一つの属性だけを極める者。その属性の能力が比較してワンランク強いが、他の属性の能力を使う事が出来ない スティレットの...
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