Aerial World内検索 / 「速装騎士」で検索した結果

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  • 武器種別職業確認表
    ...(中~長) 狂戦士、速装騎士 大斧 片手槍 近接(中) 軽戦士、部隊騎士 長槍 近接(長) 重戦士、聖騎士、速装騎士 大槍 斧槍 近接(長) 聖騎士、速装騎士 ハルバード 錫杖 近接(短~長) 魔法使い・魔法少女、断罪者、理使い、闇使い 聖杖 聖書 近接(短) 聖に祈る者・聖女の癒し手、断罪者、神父・聖母 書物 近接(短) 闇使い カード × 断罪者、神父・聖母、理使い 護符 射撃(特殊) 符術弓士 弓 遠距離 弓使い、射手、天駆、符術弓士、教僧剣士、策罠仕掛士 投具 中距離 特技使い、創作者、戦技者、天駆、符術弓士、夢幻剣士、策罠仕掛士 チャクラム、クナイ、手裏剣など ブーメラン(大) 中~遠距離 天駆 鞭 近接(長) 創作者、戦技者、魔法使い・魔法少女、理使い、闇使い、夢幻剣士 槌 近接(短) 鍛冶師(特殊職) 戦槌 近接(長) 狂戦士 小鉄球 近接(中) 神...
  • ジョブ
    ...戦士(>軽戦士) 速装騎士(>重戦士) 教僧剣士(>聖に祈る者・聖女の癒し手) 夢幻剣士(>魔法使い・魔法少女) 弧牙闘士(>双剣使い) 符術弓士(>弓使い) 策罠仕掛士(>特技使い)
  • 奥義書
    ...的に聖騎士・狂戦士・速装騎士、どれでも習得できるのでここに記すが、実力的には上級職のレベルで習得できる 双剣使い クロスラッシュ 素早く十字に切りつける攻撃 ツインクロスラッシュ 十字二閃 めくり 素早く相手の背後に回りこむ エレメンタルソーズ 自分の武器に属性付加、熟練すれば左右別に属性を付加する事も可能 双つの月(フタツノツキ) 上に切り上げ、下に切り下ろし、地面に叩きつける技 パリィ 意識を集中し、相手の攻撃を絶対回避する (※ブレイブマスターの止水とほぼ同効果 分類的に聖剣士・月影剣士・弧牙闘士、どれでも習得できるのでここに記すが、実力的には上級職のレベルで習得できる パリィ・アンド・ヒット パリィの習得が前提なので、上級職にランクアップしてからの習得となる 一方の剣で攻撃をかわし,もう一方の剣でカウンター攻撃...
  • -ふ-
    【フェイタルスキル】 職位 特技使いからさらに特技を使う事に特化させ、投げ武器を主に用いて戦闘を行う職 とにかく投げ武器を用いた特技は豊富で、戦い方次第ではブレマスやツインエッジ系を錯乱させたり また、ブレイブソード系列を足止めをさせて多様に戦う事が出来る強みがある一方 特技が使えなければ同じ投げ武器を使えるエアレイドにも攻撃性は劣ってしまう 特技も身体に多少無理をさせるスキルであり、それに応える精神力(メンタル)を用いる為 無理を続ければメンタル切れで倒れることも否めない事を記しておこう ※アビリティスキル・戦技者・元祖→フェリル・ケシュティナ 【フェリル】 人物 本名:フェリル・ケシュティナ 豪商家のお嬢様で何不自由なく育った娘。 故に、将来は良家の夫を娶り、自らの家を継ぐという道が作られていた しかし、当の本人は男勝りの...
  • 組織一覧
    エリワーにおける大きなグループを掲載していきます 常に未完成ですので、作中に出てきたものや、”ありそう”と思えるものも描き込み可です プレスコット従騎士団 リエステールの貴族、プレスコット家が所有する私設騎士団 現在プレスコット家の一人娘であるクローディアが騎士団長をつとめている。 パラディンナイトとレンジャーナイトで構成されているためか、教会や自警団との繋がりも深く、教会・自警団側から大人数の仕事を請け負うことが多い。 主な活動場所 大陸南部 所属人物 クローディア・プレスコット(騎士団長) …他 セントラル・インテリジェンス 通称C・I 南部で最も購読されている新聞社。 その新聞の内容は多岐にわたり、日々の街中の事件はもちろん、ダンジョンの情報など危険地帯の取材も行っている。 また専属の支援士もいるのだが、比較的有名な支援士の取材の...
  • -う-
    【ヴァイ】 人物 本名:ヴァイ・リュークベル 現在Aランク支援士として活躍している若手の剣闘士 その内語られるかもしれないけれど(ぉぃ)、沙々雪之迩哲によって十六夜の雪精霊”沙雪”の力を得て 氷牙の剣士として彼個人に『冥氷剣』の名で恐れられている。 だがその実は感情表現が乏しいものの、一途で思いやりのある青年。ただし、性格と喋り方のせいか少々誤解もされるようだ 一時期はアルティアを誘拐した人物として追われる立場だったが、教会にアルティアを連れる事を認めさせたなど ある意味伝説というか噂というか、そういうのが一人歩きしている感もある 今はギルド“リトルレジェンド”に加入したことにより南部のリエステールを中心に広範囲で仕事を行っている また、幼い頃の出来事として、 父親は酒と女の遊び人で苦労した母は過労に死ぬ。 当然面倒を見る事も無い父親によってヴァイ...
  • 番外:断罪の月
    リックテール 裏通り ショーバー  夜もふけ、月明かりが道を照らす時間。  支援士エミリア・エルクリオは、ディン・フレイクレスと共にショーバー…即ち、グラスを傾けながらショーを楽しむ酒場で  軽めのカクテルを舐めていた。 「中々上手くかこつけたのぉ」 「エミィ…酒も程々にしておけ。支障をきたすぞ」 「わかっておる」  カランとロックアイスがグラスを打ち、エミリアはショー舞台を注意深く睨む。  エルクリオ家は名のある商家として貴族ともそれなりに関わりがある。  そのため、そういうところからやり易い『依頼』というものが存在する。  例えば、貴族が名を連ねるパーティ会場での用人の護衛などが定番で  支援士として仕事をしながら、その場に居る事に不相応の無い身分として犯人に怪しまれること無く護衛を行う事もできるのだ。  また、今回は少々特殊なケー...
  • 登場未定キャラクター
    アルティア・アルフィーネ 性別:女 年齢:12~23歳 ジョブ:回復型マージナル(※カーディアルト) 能力:聖・生命 武器:フェザーカード(フルーカードと呼ばれる特殊な武器の中で、カードセット自体に『翼』と言う意味が込められた物) 形見:- パッシブスキル カリスマ(人を惹き付ける魅力) 部隊指揮(補佐を得つつの鋭い直感による部隊の指揮) 危なげ(ステータス減少のマイナススキル。ただし、それによりカリスマスキルを大きく補佐する) 所持能力 リラ(傷を癒す) → ラリラ(傷を大きく癒す) → ラリラル(傷を完全に癒す) レ・ラリラ(能力で傷を大きく癒す方陣を作る) → レ・ラリラル(能力で傷を完全に癒す方陣を作る) ノーマライズ(異常状態。敵から受けた能力減少を治す) エンジェルフェザー(全能力値を大きく上げる天使の奇跡) クイック(速さの能力を...
  • -み-
    【ミナル】 街 リエステールの西街道に出て南西の方に向かった位置にある河川と水の美しい街 モレク山から流れる天然の水が下流の穏やかさを保ち、 良質の水を誇る事からも水の都と呼ばれる。 その為、多くの料理クリエイターは水から拘る場合、ミナルの水を使う事が多い また、この街の創立は聖十字騎士団のブレイブマスター。ミナル・フィエラである説があり このミナル川の上流には彼女の使っていた宝刀が眠る水源鏡泉宮があると言われている ※水・酒・船頭・クリエイター
  • チャプター5.王の足取り
    ―5― 「『虹彩の魔鳥』の雛の捕獲依頼じゃと!?」 ある日の朝の、南部中央都市リエステールの酒場。 ここしばらく北部で行動していたと言う二人の支援士が、久々に顔を合わすマスターと談笑混じりに仕事の依頼を受けようとした時の出来事だった。 ……この二人の支援士ランクがAに昇格したのは十六夜に向かう少し前の話になるものの、これまでAランクの依頼というものは一度も来た事が無い。 もっとも、拒否権のない依頼なので、若干苦手意識も持ってはいたのだが、基本的に報酬も高くなるのでそう悪い話でもない。 「ああ、昨日の夜にきた依頼でな、『レアハンター』……お前達を名指しで依頼したいと」 どこか渋い物を食べた後ような顔をしてそう口にするマスター。 確かに、『虹彩の魔鳥』と呼ばれる鳥は、常に世界に一匹しかいないとされる貴重な魔物の一つ。 ランクとしてはAに属していても間違いは無いだ...
  • 特殊職
    一覧 特殊職 派生元 派生条件 主なキャラ 吟遊詩人(バード) カーディアルト 『歌』能力 シア・スノーフレーク 錬金術師(アルケミスト) クリエイター 『生命』能力・高度な修行 タテカワ・カネモリ 機械技師(マシンナリー) クリエイター 『機械』の知識 理の歌い手(セイレーン) マージナル 『歌』能力 ティラ・ミルリス 呪歌師(ボエルジ) ネクロマンサ 『歌』能力 鍛冶師(ブラックスミス) クリエイター 鍛冶系特化・高度な修行 ホタル・アメノ、シエン・アメノ、ジン・トウドウ 太陽騎士(サンレイズ) セイクリッド 『太陽(光+炎+天)』能力 ソール 宵月騎士(ダークストーカー) クレセント 『月(闇+海+天)』能力 禁断の呪術師(フォビドゥン) ネクロマンサ 書「グリモワール」 太古の知(エンシェント) マージナル 書「古代書」 ヴィオレ 異次元の門版(ゲートキーパー) ネクロ...
  • アルカナジョーカー
    「なんとか……全部片づけたけど、どうするの?」 52枚のカードが詰め込まれたトランプケースを手にし、それをジッとみつめるアリスにティールはそう呼びかけた。 今までは戦っている最中でもカードの再生は行われていたが、”まとめて全部”修復するには相当の時間がかかるらしく、もはや戦う手段は残されていないだろう。 「……一枚ずつ直すのは出来るけど……一枚づつ出していっても、意味ないよね」 トランプ兵一体と、こちらの前衛一人ではこちらのほうが戦闘力は上。 エミリアが抜けた今、最後の纏めて潰すような事は出来ないが、追いつめようと思えば最低でも20枚近くは同時に出さなければならず、完成した一枚を順に出していったところで結果は目に見えていた。 「アリス様……まだ、私がいます」 「でもアレは……できれば使いたくない……」 しかし、アルが突然動き出し、アリスに耳打ちするように言葉を発し、それを受...
  • 鏡合わせの少女―夢の国より―:11
    人の縁とは奇妙なもので、なんということのない出会いから、時に思わぬ関係性に発展することも珍しくはない。 自分も人の中で生きる支援士の一人であるからには、そういった事も無かったわけではないのだが…… 多少は予想外なこともあるだろうと考えていた今回の出会いで、ここまで自分の事を考えさせられることになるとは思わなかった。 「ベティお嬢様、お帰りなさいませ」 見慣れた自宅の門を潜ると、必ず聞こえてくるメイド達の声。 これは、自分――“ベティ・ベルレフォート”にとってはなんということのない日常の一つだ。 「ただいま。フォルツェは何処に?」 しかし、“もうひとり”であるティールは、きっと知らない世界だろう。 貴族として産まれなかった自分……そんなifの存在。 しかしifであるということは、自分とは既に違う存在であるということでもある。 しかし、哀しくも揺るぎ無い強さを秘め...
  • チャプター7.初心
    ―7― カノンの大魔法を前に、思わず目を閉ざしてしまっていた。 地面に倒れこんでしまった今、もはやその攻撃範囲から逃げ出すような時間は残されていない。 いくら魔法に耐性を持っているマージナルといえども、目の前に迫っていた雷撃はそれすらも貫通する威力がある事は、見るからに明らかな事。 ……結局、最後まで足を引っ張ったまま終わるのか…… そう思うと、悔いても悔いきれない想いで、涙が出そうになるのを感じた。 「―――……ん…?」 ……しかし、目前まで迫っていた一撃は、いくら待てども来る事は無かった。 何事か起こったのだろうか? それだけを思いつつ、恐る恐る閉じていたまぶたを開いていく。 ――そうして最初に目に映ったのは、予想だにしない人物だった。 「やっほー。 エミィちゃん」 「―――あ、アウドムラ!? こ……ここは……」 思いっきり目を見開いて身...
  • -す-
    【スウリ】 人物 本名:スウリ・ティコリチア 昔、リエステールの街中で迷子になった所を助けてくれた教僧剣士(クリシュナ)に憧れて目指す女の子 性格はいたって直線的で後先を考えないタイプ。ただしアリスキュアで居た事もあってか礼節は出来る 準クリシュナという立場で『白銀の刃エクレーゼ』という物語が書かれる予定だったが 正直目処が立ってない ※タキア・エクレーゼ 『だれがあんたなんかにー!』 【スフィリア】 人物 本名:スフィリア・タルト ごくごく平凡なEランク支援士。とある日に仕事で行った飯屋で掃除中に バケツの水を客にぶちまけるというミスを犯したが一転、 その客が麻薬密売の主要人物で、たまたま近くに居たヴァジル騎士隊長が スフィリアの起こした騒動に目を向け、確保する事ができたと言う奇跡を成し遂げ、 その報酬が5倍...
  • -き-
    【究極アイテム】 アイテム 錬金術の研究を生業としているアルケミストたちが、研究目標として掲げているもの。 一般には、あらゆる金属を自在に変換する「究極の物質・賢者の石」とあらゆる傷と病を 癒す「究極の薬・エリクシール」を指しているが、現在では研究がタブーとされている 「究極の人造人間・ホムンクルス」「究極の人工生命・ゴーレム」などを含めることもある。 ※アルケミスト・賢者の石・エリクシール・ホムンクルス 【強制昇華】 儀式 魂が強すぎる場合や条件昇華で達成の困難な条件などを突き付けられた際に行う昇華の最終手段。 ヘブンリィなどの強力な聖光魔法や形見を焼き払うことなどで強制的に昇華を行う。 魂を卑下に扱う行為として教会からは敬遠されているうえ、形見から抜けた魂が輪廻の輪に乗らずに欲望や未練によって悪霊化する可能性が高いため、実...
  • トップページ
    人の数だけ物語がある――――― Aerial World 昔々の事、今よりも動乱の時代。 魔物と人が戦い合い、奪い合い、時には大きな破壊を繰り返していた。 しかし、人々は皆で力を合わせ、魔物たちの勢力を次々に減らしていった。 中には、聖十字騎士団という部隊を動かした聖女。 中には、伝説に謳われた聖勇者が驚異的な力で『白き刃の黒い剣』を振るうなど、 人々は、それを御伽噺の冒険譚として聞き、吟遊詩人は歌い、僧侶はその事を感謝し、 魔物の存在は在れど、人々は安心した暮らしを続けていた。 ……そしてある日の事。とあるニュースが人々の間に流れた。 とある支援士(ヘルパー)が、護衛仕事から街に戻って来た時に、ある不思議な一振りの短剣を持って帰ったのだ。 なんでも、護衛が終わった帰り道、興味本位で入った洞窟から取って来たものだという。 その短剣には、そ...
  • チェス・ホール
    「やれやれ……見事に分断させられてしまったようじゃな」 はぁ~……、と盛大な溜息を交えつつ、そんな事を口にするエミリア。 先程から何度か閉ざされた壁の向こうに呼びかけようとしているが、声が届いていないのか、向こうから返事は全く帰って来ない。 「……悪い、俺が挑発に乗ったから……」 やや落ち込んだ様子でそう言うのはディン。 その横では、同じ失敗から肩を落として反省の顔色をみせるジュリアの姿もあった。 ……今この場にいるメンバーは、ディン、エミリア、ティール、カネモリ、ジュリア、エンリケの6人と、プレスコット従騎士団員6名の計12名。 最初に飛び出したディンとジュリアを止めようとして前に出ていたエミリアとカネモリ。 ティールとエンリケはその四人を反射的に追うようにして走り出していて、残る騎士団員も似たような状況でこちらに誘い込まれていたようだった。 「しかしこうなってしまった...
  • Hand In Hand
     黒船艦隊から送り込まれた異人と魔物の連合軍に蹂躙された、大陸北部の港町・ルナータ。 しかし、町の随所では生き残った市民たちが大戦に参加しなかった中堅支援士とともに 小規模な義勇軍(パルチザン)を結成し、ゲリラ的に侵略者どもと抗戦(レジスタンス)を 続けていた。 『……………。』 そんな最中に、ふたりは町にやって来た。 「…カテリーナ。敵はどのくらいいるのだ?」 「エルンスト様。黒い肌の輩(やから)が5人、獣(けだもの)が7頭でございます。」 「…うむ。 敵陣に踏み込んだならお前は退がり、防戦に徹するのだ。 決着は…この僕が付けてみせる。」 「はいっ! 伯爵様…ご武運を。」  「…クッ! もはや…これまでか…ッ?」 異人と魔物の軍勢に追い詰められた、満身創痍のレンジャーナイト。 彼の背後には、やはり傷付き疲れ切ったパルチザンの少女がふたり。 「物共よ…、...
  • -あ-
    【アーリー】 動物・固有名 モレクに住む純白の毛並みを持つノラネコ。 その身体能力は普通のネコでは考えられないほど高く、また頭もいいために速度に重点をおいたジョブの者でも早々は捕まえる事が出来ないという。 モレクの酒場のマスターとは仲がいいらしく、彼に時々エサを貰っている風景が見られる。 彼はその身体能力を生かし、速度系のジョブを目指す者の支援士昇格試験(ランクC)に彼を捕まえるコト、というものがあるほどである。 が、その時の彼が本気を出しているかどうかは不明 ※支援士昇格試験・モレク・酒場のマスター(モレク) 【アイリス】 生物 虹の魔鳥。霊鳥。虹の精霊王と呼ばれている七色能力を持った存在 自らが死ぬ刹那にその身を卵と化し、次の親が現れるのを待つ生物としては特殊な生態系を持つ 自らの身を守る為に保護色的な意味で周囲に準ずる...
  • ひよこ
    リックテールで開かれている2月14日のヴァレンタインデーコンテストの スイーツコンテストについて、皆様はご存知だろうか? そも、今でこそ2月14日は喜ばしいイベント時期となっているが、 その馴れ初めは非常にシビアな話になる。 かつて、アルティアが聖十字騎士軍を率いてた時代。 国王は兵達が妻を、彼女を、残して死んでしまうと嘆いていた事に困っていた。 その事で、大臣が提案した横暴な案。『兵とその女を完全に別離させる』という 決まりが出来てしまったのだ。 肯定の意思をみせる対魔物急戦の大臣派閥。 反対の意思をみせる防衛・説得を推進するアルティアを始めとする聖十字騎士軍エルナン派閥。 しかし、法を握るのは国王。 国王の威を借りた大臣に対し、国王は強く反対意思を見せることが出来ず、 その法は対立した派閥を残しながら立案された。 しかし、それで黙っているだけ...
  • 無限迷宮
    9/12 天気の良い日だった。 まるで太陽すらもアルティア様の祝福を運ぶかのように 私はリゼッタと結ばれた。 その記念日である今日を開始にこの日記を書き綴る。 リゼッタは、町の商人屋敷の一人娘だ。 町の誰もが高嶺の花に感嘆の息をつく人物。 そのリゼッタと知り合ったきっかけは、館から目を盗んで飛び出し お忍びで歩いていたところにスライムが飛びついたところを救っただけの話し。 だが、そのきっかけから私達は進む事が出来。こうして今がある。 しかし、弊害があった。 間には、青年の苦悩と大きな壁を呪い。自らの無力さを嘆く文が書き綴られている。 また、そんな自らを慰めるかのような、リゼッタとの楽しかった思い出を一つ一つ丁寧に思い出すかのような文も 9/17 五日。どんなに蔑まれようとも、どんなに痛い目をみようとも、罵倒されようとも 彼女...
  • 劇場版AW【制魔の宝珠編】 キャラクター紹介
    カテリーナ・マシェフスカヤ ―Katerina Mashevskaya―  性別:女  年齢:22  ジョブ:ツインエッジ→メイド  能力:氷・土  武器:ツイン・バゼラード    (刃渡り1フィート4インチ(約40cm)のショート・ソードで,     ツインエッジのために二振りのバゼラードが同一の仕様に     拵え(こしらえ)られている.     カテリーナはこの双剣を両足のふくらはぎに固定しており,     メイド服のロング・スカートで隠している)  形見:なし  所持特技(能力魔法):  (1)クロスラッシュ   (素早く十字に斬り付ける)  (2)めくり   (素早く相手の背後に回りこむ.    …ロング・スカートのメイド服でそんなことができるとは!?)  (3)パリィ・アンド・ヒット   (一方の剣で攻撃をかわし,もう一方の剣でカウン...
  • プロローグ.画聖の憂鬱
    ―プロローグ― この世界には、いろいろな人がいる。 それは平穏に日々を暮らす町人だったり、そんな人達を守る騎士だったり、名声を求めて旅する冒険者だったり…… その人生の形も様々で、それら一つ一つが世界と言う名の書物に刻まれる。 人間は、一人一人がそんな物語の主人公であり、人それぞれの苦難にも出会うだろう。 たとえ成功者と呼ばれる者であっても、幾度の試練を超え、またこれからも挫折と成功を繰り返しながら生きていくのだ。 ――人は、明日への希望を忘れない限り、どこまでも歩いていけるのだから。 「―ふぅ」 ……そう思って、毎日を生きている。 今まで生きてきた時間も、大きなもの、小さなもの、様々な壁があったと思う。 時には、大きな壁にぶつかって先へ進めなくなったこともあったけれど、それでも、回り道を探したり、無理にでも乗り越えたりを繰り返して、なん...
  • 奪取
    「…ウサギはその部屋。参考に…中にはいっぱい君たちの敵がいる。」 ネコはそういい、また消える。 「さて…準備はいいか?」 「いつでも。」 「じゃ、いくか。」 ドアノブを回し、中へ突入した。 イルの矢は相手の眼球を潰し、よろける巨体のディアブロをレオンとセオが二人係で横に両断する。 アルトはイルと一緒に後方支援をしている。 クローディア、騎士団兵はまとまって攻撃をしている。 「グガァァァァ!」 怒り狂った魔物の拳が床にめり込む。 「クリス、前を見ろ!」 レオンが叫ぶ。 目の前に急接近していたディアブロが、拳を振り下ろそうとしている。 「―っ」 ガギッギギィ… 「このぉ…」 「させるかぁ…。」 二人係で、ディアブロの拳を止める。 「レオン、セオ…。」 「早く立て馬鹿野郎!」 クロスされたその剣は、ブルブルと震えている。 とめていられる時間は少ない...
  • 敵戦強奪、そして……
    ―ティールサイド― ドオオオォォォォン…… 「一つ、落ちた…?」 遠くの方から何かが爆発するような音が聞こえてくる。 ……目の前にいるガーゴイルの首を壊し、海の中へと叩き落とす。 そのまま音が聞こえてきた方向へと目をやると……どうやら、敵艦の内の一隻が撃沈されたらしく、煙を上げて徐々に沈んでいく。 ―誰かが爆弾でも投げたか、火薬にでも火がついたのかな?― …もしくは、両方。 味方が投げた爆弾が敵軍の火薬に引火し、そのまま艦全体をふっとばす大爆発にまではってんしたか、だ。 ……単騎で目立たないように近付き、そのまま潜入、破壊、という一連の行動をスムーズに行える人間が一人いれば、どんな頑丈なものでも崩れ落ちる。 こういった小型戦艦などという兵器は、多くの場合内側からの攻撃に弱い。 「……チャンス!」 一瞬、敵船の上に入る者達の顔に動揺が走ったのを、ティ...
  • フリージア
    ―Freesia― まぁなんというか、世の中には色々な物語があるものである。 それは書物として残されていたり、伝記として伝えられている物に限らず、そのへんにいる人間一人が歩む人生も、一つの物語として見る事はできるだろう。 アリスキュア達の昇格の儀を終え、友人であるエルナと話し……その後、二ヶ月前に知り合った、ティールと言う少女とも話した。 そういえば、1か月ほど前にもミナルへの道中で出会ったディンとエミリアという支援士もいたが、あの二人は今はいったいどうしているのだろうか。 ―我ながら、ひとくせもふたくせもある友人が多いものですね― 今思い浮かんだ人達の顔を思い返し、それぞれから聞かされた話を思い出す。 『世界』という宝島で夢を追う少女と、彼女を導き、守護者(ガーディアン)として盾となる青年。 心の内に測りしれぬ罪を抱き、自身という答えを探しづつける少女。...
  • マスク・ザ・ルナミス
    「嫌ああああ・・・ふぐっ!!」  リックテール夜の街。  一人のカーディアルトが、三人の男に囲まれている路地裏。  朧の月は、そこの人を隠し、  口を布で塞がれたカーディアルトは逃げ場など無かった。 「くく・・・中々上玉が取れたじゃねぇか」 「ったく。カシラも無茶苦茶すぎんぜ・・・聖職者のオーダー高いからって引き受けやがって」 「後一ヶ月で調教しないとな」  悪魔の言葉に、カーディアルトは絶望しボロボロと涙を流す。 (助けて・・・シア先輩・・・!リーナ先生!助けて・・!)  カーディアルトは涙目を強く閉じ、切望する。  浮かぶのは同職の知り合い。 「この場で多少辱めにあわせて置くか?」 「ひっ!」  ナイフで服を裂かれ、胸の下着が露になる。  酷い。カーディアルトは今更ではあるが、そう思った。  話から察するに...
  • -え-
    【エミリア】 人物 本名:エミリア・エルクリオ 愛称:エミィ フローナ出身のマージナル。幼馴染みであるディンが旅のパートナーであり、最近になって恋人関係に発展したということは一部で知られたことである。 氷牙をメイン、轟雷をサブに使い、風と地も習得しているが殆ど使うことはない。 珍しいものや現象を探求することが人生の生き甲斐であり、そのせいか“レアハンター”と言う異名を持っている。 が、最近氷系最大ランクに当たる「氷晶」能力に覚醒し、それによって具現化されたメンタルウェポン「氷晶の冠」と「雪姫のドレス」を纏う姿から、“銀雪の姫君(スノーリージュ)”の名で呼ぶ者もいる。 彼女の実家であるエルクリオ家はそれなりに力のある商家だが、エミリア本人はあまり頼る気はないという。 それは家のことが嫌いなのではなく、彼女個人の力で成すべきことをしたいと考えているゆえのこと...
  • 第四回:エリワー相談室
    ※はじめに  あくまで私の出来る返答。回答は「こんな感じじゃない”かな”?」「ここはこれくらいの方がいい”かもしれない”」といった助言レベルのものです。  あと、前までのQ&Aに比べて手抜きでゴメンナサイorz 「第一上級職と同等能力の下級職って何よ? つまり将来的な強キャラ候補なワケ?」とエルナさんに斬り捨てられてしまいましたが  元々の質問は『支援士になりたてで上級職の能力を持っていて~』というのではなく、  『成長したけど、各職業2つづつある上級職のどちらにもあてはまらないどっちつかずで~』というニュアンスだったのですが、前者の意味で取っていたのならこちらの言葉足らずでした。すみませんでした  後者の方の意味ではどうでしょうか? もしもダメなのならば、ちょっと噛み付くような質問をします  大体力量的にもステータス的にも認められていても、セイクリッドに...
  • 劇場版AS:キャラ紹介
    アイン・アシム 性別:男 年齢:20歳前後(外見) ジョブ:ドラグーンソルジャー(イェーガ) 能力:竜、魔、炎 武器:ブレードナックル(剣付きのナックル) パッシブ 竜の因子(ドラゴニックパワー):竜の力を使うことが出来る。全能力アップ+自然治癒力上昇。 所持能力、技 臥竜体術:アインのいた世界で失われた体術を独自に改良した型、また技の群。 零式『無』:構えないのが構えである型。全ての型に即座に移すことができる型。 壱式『雷』:もっと早く攻撃を行うことを主とした型及び技。 壱式奥義『疾風刃雷』:己の出しえる最大速で打ち据える。 弐式『風』:巧みな足捌き、身のこなしによる回避に重点を置いた型及び技。 弐式奥義『風魔一閃』:流れるような動きで攻撃する乱舞技。 参式『地』:カウンターと防御に重点を置いた防御の型。カ...
  • XW07:ノブレス・オブリージュ
     せっかく会えたセオくんがどこか遠くにワープしちゃったのは心細いけれど、 あたしクリアには「他の仲間を見付け、助ける」使命があると感じていた。 「…ふぅ。これからはスキルトレースも出し惜しみできないわね。 それに、素の状態でも身を守れるような道具をどこかで調達しないと…。」 エルナ先生が指示したわけじゃない。 「せんせー、『ホームセンターいまむら』なんてどうかな? あそこだったら何でも揃ってるよ!」 「…イル、その店は少し遠いのではないか? …たしかトートは自転車を持っていたな?」 「あのなぁエル、自転車ていどじゃ5人分ものお使いはキビシイぞ。 …あ〜ぁ、その辺に停まってるクルマでも使えればなぁ…。」 イルちゃん、エルンストくん、トートくんが教えてくれたわけでもない。 「……………。」 …そう。 あの剣・ストラスティアを手にする度に、その思いはジワジワと強くなっ...
  • チャプター2.氷昌姫
    ―2― 氷昌宮、クリスティオンパレス。 それは一般的に『水晶の館』として伝えられている氷の館の正式な名称らしく、その館の主を名乗るアウドムラの口からそう告げられていた。 夢の中でこの場所にたどり着くのは、もう片手で数えられる数は越えてしまっている。 ……氷昌宮の夢を見た後は、目を覚ました後でも明確に夢の中の出来事を記憶していた。 それは何度繰り返しても同じで、それだけでもこの夢がただの夢では無い事は理解できる。 もっとも、最初に辿りついた時はこの館の詳しいコトなど何も知らず、戸惑うばかりだったが…… 「……ふぅ……」 勝手知ったるなんとやら、とまではいかないものの、入り口から広間と、その周辺にかけてはある程度構造は理解できている。 この日も夢の中でたどり着いた館の廊下を進み、広間のテーブルの一つに腰かけて、頬杖をつくようにして溜息を漏らしていた。 「あら...
  • チャプター3.鬼ごっこ
    ―3― 「マスター、おはよーっとっと…」 バタンと酒場の扉を開けて、いつもの調子で元気にその店の主に呼びかけようとした支援士の女性だったが、その直後に、不意をつくように飛び出て行った小柄な黒い影に驚き、わずかに身を避けた。 黒い影は、女性が目に入っていなかったのか、何も言わずにそのまま駆け出していってしまう。 「おお、ジュリアか。 丁度いいところに来てくれたな」 「え? なにか依頼でも入ってるの?」 しかし、それについては特に気にした様子も無い女性―ジュリアに向かって、マスターの声が飛ぶ。 ジュリアはぱたぱたと服のほこりをはたいて佇まいを直すと、とてとてとマスターの立つカウンターにむけて移動した。 「ああ、今外に出てったお嬢ちゃんの後を追って、様子を見て欲しい」 「今って、今でてった女の子を? 別にいいけど、何かあったの?」 誰の目にも分かりやすいハテナ...
  • チャプター4.七色の鳥
    ―4― その後、足早にモレクまで帰還したティールは自警団の駐屯騎士に事のあらましを告げた。 ……ただ、今の自分は事の大きさを理解しきれていないと考え、”ダンジョンから出たところを、荷物を狙われた”とだけ伝え、小鳥の存在についてはまだ隠しておく。 珍しい存在というものは、あらゆる方向から狙われる要因となり、加えて今自分がおかれている状況から考えると、騒ぎを大きくせずに、相手の出方を見る方が得策……そう考えての行動でもあった。 「……とはいえ、どうしたものかな」 自警団が岩礁洞窟方面に調査に出たのを見送ると、ティールは再びモレクの町を歩き出す。 とりあえず酒場に依頼されていた岩塩を届けるのは確定として…… 「ピィ~……」 「……あ、お腹すいた?」 コートのポケットからちょこんと顔を出し、なにやら切なげに鳴く小鳥。 思い返せば、たまごから孵ってからここまで何も...
  • 彼方よりの来訪者
     「…おい、ありゃナンだ!? 船か?」 「あぁ。でもなぁ、あんな形の船、しかもあんなにたくさん! 俺ぁ長年漁師やってるが、今まで一度も見たことねぇぞ!?」 大陸北部の港町・ルナータ。 その東に開ける洋上に姿を見せたのは、黒い船体の大艦隊。 不気味な威圧感を漂わせる船の建造様式は、この世界で普及している いずれのタイプのものにも符合しない。 〈ザワザワザワザワ…〉 いつの間にか野次馬連中でごった返しとなった岸壁に向かって、大艦隊から 上陸用の小舟が次々と送り出されてゆく。 …黒船から降り立つ異国の民とは、どのような人々なのだろうか? 「物共よ、小癪(こしゃく)な奴等を殲滅するのだ!」 『キシャァァーーーッッッ!!!』 なんと! 小舟から降りてきたのは、褐色の肌の異人に統率された おぞましい魔物どもの軍勢ではないか!? 〈ドン! ヒューッ…… ドグワッ!!〉 異...
  • SBS キャラクター紹介
    『すいーと・ぶらうん・すとーりーず』キャラクター紹介  名前:マルシア・ファリャ —Marcia Falla—  性別:女  年齢:16  ジョブ:アリスキュア→クリシュナ  能力:光・赤・精神  武器:レイピア  形見:なし  所持特技(特技・魔法):  (1)治癒《リラ》   (初歩的な治癒法術.)  (2)中度治癒《ラリラ》   (中程度の治癒法術.)  (3)攻撃加護《グロウ》   (攻撃力を上げる.)  (4)防御加護《プロテクト》   (防御力を上げる.)  (5)耐魔加護《リフレクト》   (魔法耐性を上げる.)  (6)双葉 -ふたば-   (二連続で攻撃する.)  (7)エレメンタルソード   (武器に属性付加して攻撃.) 「こんちはー! アタシはマルシア. アタシのパパもママも教会にいるから,当然のように...
  • 鏡合わせの少女―夢の国より―:10
    「はあ、メイド長……ってまた大袈裟な」 ギルドに帰ると、マナを真ん中にしてアルとワルツの三人がそこに立ち、今後の自分達の扱いについてティールに申し出ていた。 マナは一応何でもない風を装ってはいるようだが、なにやら居心地が悪いような恥ずかしいような、微妙な表情を浮かべているが…… 「このギルドについては、マナさんが一番詳しいので適任かと思いますが」 「いやその……三人しかいないのに長とかつけられましても……」 あははは……と乾ききった笑いをもらすマナ。 自分達が出てる間に何を話してるのかと思えば、まさか自分のギルドで使用人の序列のような話を耳にすることになるとは思わなかった。 とでも言いたげに苦笑するティール。 それでも口にしないのはどういった意思の表れだろうか。 とりあえず、ティールは好きにしていい、と一言投げ掛け、マナの立場はほぼ確定したと言ってもいい結果となった...
  • チャプター7.魂の戦士
    ―7― 盗賊のねぐらは、モレクの町から見て鉱山の裏側の、天然洞窟を利用して作られていた。 天然洞窟と言っても鉱山や『巣窟』とはつながっておらず、完全に独立した、ただの空洞である。 が、広さだけならそれなりのもので、数十人の集団戦闘も充分に行える広さだった。 ねぐらにたどり着いて、盗賊への投降指示を出す間もなく戦闘が開始する。 盗賊団の頭は数十人の部下に守られるように奥にある岩に腰かけて、その戦闘を余裕の表情で眺めているようだった。 ―なんだかんだといって自警団が長期にわたって苦戦してきた相手である、末端の兵士でもそれなりに力を持っているのだろう。 「アルはそのまま後方援護! クーは左へ!!」 「レオン、私は?」 「ティールは俺と中央だ!!」 ティールと共にいたチームのリーダー、セイクリッドのレオンは、戦場全体の様子と状況を見極め、時々自分のチームメンバー...
  • 鏡合わせの少女―夢の国より―:1
    カードの表と裏。 一枚一枚違う模様が描かれているのが表で、すべて同じ模様で統一されている裏。 カードを利用したゲームは、裏面からは区別がつけられないことこそがその肝であり、裏面の模様が違っていては意味がない。 トランプの神経衰弱などがいい例だろう。 ……人というものも、案外そんなカードの表と裏のようなものなのかもしれない。 外見的には同じ双子でも、性格が全く違うことはよくあることで、外面だけ見てもその内側というのはなかなか分からないものである。 鏡合わせの少女 ―夢の国より― 町の中を、歩く。 変わらないようでいて、毎日、誰も気づかないようなゆるやかな速度で、様相を変えていくのが人の町。 変わったと気付いたころには、以前の姿など忘れ去っていることも珍しくはない。 「もう、復興も終わっちゃってるんだね」 北部の首都、リックテール。 大陸の南北...
  • チャプター2.出ない…?
    ―2― 「ふぅー、それにしても今日はいい天気じゃのー」 ミナルからモレクまで、隣町という関係ではあるが、徒歩ならそれなりの時間はかかる。 急ぐ者のために町の間をつなぐための、護衛を何人か雇って乗り合い馬車などという商売をしている者もいるが、エミリアとディンはどちらかというと、基本的に歩いて町を移動するタイプの支援士だった。 エミリアはディンの後ろでぐっと背を伸ばし、二人は陽気につつまれた街道をほてほてと歩いている。 このあたりのモンスターは、普段通りならこの二人からすればそれほど強くはない。 戦闘に突入している時以外はいつもこんな調子である。 「そうだな。 いつもこうならありがたいんだが」 当然、突然の雨に打たれてそのへんにある木の下に避難して数時間、などということも珍しくは無い。 そう言う時は、運良く馬車が通れば途中乗車させて貰うこともあるが、雨の日は馬車...
  • 鏡合わせの少女―夢の国より―:5
    「ベルレフォートの黒陽姫か、噂には聞いていたが、まさかここまで瓜二つとはのぉ」 不幸中の幸いというか悲哀の中の幸いというか、フローナで話しかけてきたのはLittle Legendギルドのサブマスター、エミリア・エルクリオ、その人だった。 銀雪の姫君(スノーリージュ)、伝説の探求者(レアハンター)の二つの異名を持つマージナル…… ギルドの知名度に間違いなく一役買っている、それなりに有名な支援士の一人だ。 「光栄ですが……黒陽姫の名は私にはまだ荷が重く……」 「む、そうか? 14の身空でBランクは大したものと思うのじゃが」 「……自分で名乗るのは、もう少し力をつけてから考えます……」 この力も、人より幼い頃から武芸の指南を受けてきた積み重ねに過ぎない。 かつての時代の王宮騎士あがりの貴族として、武芸は半ば義務のようなものだから。 ――リエステール行きの馬車に揺られながら...
  • それぞれの過去
    ティールの放った2発の魂の槍、その二つは、真っ直ぐにアリスの座る浮遊椅子に向かって走っている。 トランプ兵士を間に召喚して防ごうにも、今の位置からではその一歩前に二つの槍は到達するだろう。 座っている浮遊椅子も、移動速度は全くもって期待できない。 「――!」 ここに来て、今まで終始寝惚け眼だったアリスの瞳が、大きく見開かれる。 「アリス様……」 アルの声が聞こえると同時に、魂の槍は宙を舞う椅子……その浮遊ユニットである両脇の翼を貫き、なお勢いを残したまま飛んでいき、そのままホールの天井の一部を破壊していた。 その一瞬の後……浮遊能力を奪われた椅子は急激に落下を始め、ティールはその着地点となるであろう場所に走り出す。 「―ブレイブフィスト―」 そのままハルバードを左手に持ち替え、開いた右手に全身を駆ける魂の炎を集める。 そしてそれを青白く光るグローブのような形状で固定し、...
  • 魔法事典
    魔法事典 魔法事典というか一覧です。 とりあえず今までに出ていたものは適当に振り分けたので、『これ上だろ』『これは下だろ』などあったら直してください。 時間無かったので途中までしか書けてない未完成な物です。特に固有っぽい奴とか複合系中心に書いてませんので書いてください。 常に未完成ですので、新魔法追加時には書いておいて欲しいです。他の人も使える奴があるので。 固有とか特殊な物は説明の所に書いておいてください。 使用未定の奴とかも書いてもOKです。例によって他の人が使えるかも、なので。 パッシブスキル 一点専門 マージナルのみ習得可能(※つまり、火・水・氷・雷・地・風で習得できます。  聖・闇は習得できません) マージナルでありながら、能力を分散せず、一つの属性だけを極める者。その属性の能力が比較してワンランク強いが、他の属性の能力を使う事が出来ない スティレットの...
  • フェアリーローズ:6
    ―6― 「チクショウ、あのガキども、邪魔しやがって」 分かりやすく怒りを露にしながら、のっしのっしと機嫌悪そうに街道を歩く男。 特に説明するまでもなく、先程ティオ達に追っ払われた誘拐魔の一人だった。 「あの獣人も逃げられちまいましたしねぇ」 「そりゃキサマが押さえて無かったからだろうが!」 ゴスッ、という擬音でも聞こえてきそうな感じに、脳天に拳骨を叩き込まれるもう一人の男。 会話の内容から、誘拐魔の片割れであることは明らかだ。 「……ったく、暫くルナータには近寄らねぇ方がいいな。覆面してても面が割れてねぇとも限らねぇし」 ……と言いながら、首元のあたりから頭の皮を剥ぐ二人―― いや、剥いだそれはさも本物の顔と見間違うような精巧に造られたマスクで、その下にあった彼ら本来の顔が現れただけだった。 裏の世界では、たまに見掛けると言われている代物だが、どれだけ流通し...
  • 名前
    「……セオ……いやリム、とりあえずややこしいから、せめて初対面の相手には名前の訂正はするようにして欲しいのじゃ」 幽霊船の内部の案内を終え、全員揃って船の甲板へと集まるエミリア達。 最初にイルから”セオ”という名前を受け、数十分前に毎度の事らしい”カイン”という船長の呼び間違いを受け流し、その本来の『カイン』から彼の本名は”リム”であると聞かされた一同は、とりあえずここから先なんと呼んでおこうか、という議題の元に話こんでいた。 そのメンバーはその当人であるセオとイル、”レアハンターズ”ことエミリア、ディン、”黒の錬金術師”のカネモリとその仲間のジュリア、エンリケ……そしてレオン、クリス、アルトの三人と、女性のパラディンナイトと彼女が率いる数名のレンジャーナイト部隊。 ……総勢15名前後という、普段少人数のチームで行動している彼らにとっては、めずらしいほどの大人数の集会となっていた。...
  • 氷結の天空城
    スペード・ハート・クローバー・ダイヤの模様が刻まれたトランプ兵。 ブレイブマスター相当の『A』4体を先頭に、レンジャーナイト相当の各マークの『2』から『10』の36体。 その後方に控えるのは、パラディンナイト相当の『J』4体とベルセルク相当の『K』が4体。 最後尾には、火、水、風、地のマージナル相当の『Q』が1体づつ。 そしてそのはるか後方には、それら全てを指揮するアリスと、彼女に付き従うアルの姿。 そんな目の前の光景を表現するならば、圧巻の一言しかないだろう。 「ブレイブソード!!」 ブレイブハートの炎を纏い、最前線で縦横無尽に駆け回りながら、手当たり次第に斬りつけるティール。 その後に続くように、他の前衛にあたる仲間達も奮戦しているが、相手のレベルがワンランク下とはいえ、こちらの4倍以上の数で向かってくる兵士達にはさすがに苦戦を強いられていた。 「——!? ま...
  • 氷結の天空上
    スペード・ハート・クローバー・ダイヤの模様が刻まれたトランプ兵。 ブレイブマスター相当の『A』4体を先頭に、レンジャーナイト相当の各マークの『2』から『10』の36体。 その後方に控えるのは、パラディンナイト相当の『J』4体とベルセルク相当の『K』が4体。 最後尾には、火、水、風、地のマージナル相当の『Q』が1体づつ。 そしてそのはるか後方には、それら全てを指揮するアリスと、彼女に付き従うアルの姿。 そんな目の前の光景を表現するならば、圧巻の一言しかないだろう。 「ブレイブソード!!」 ブレイブハートの炎を纏い、最前線で縦横無尽に駆け回りながら、手当たり次第に斬りつけるティール。 その後に続くように、他の前衛にあたる仲間達も奮戦しているが、相手のレベルがワンランク下とはいえ、こちらの4倍以上の数で向かってくる兵士達にはさすがに苦戦を強いられていた。 「――!? ま...
  • 『さあ出かけよう!(※オシャレ着のオプション付きで)』
     ギルド。セレスティアガーデン・・・・から、ちょっと離れ(何  これは、もしかしたらもしかするんじゃないかな。という考えから生まれたリエステールの昼下がりを描いた物語。  ターゲットはリエステール中央通りを歩いているマグノリア。  性格は極めて男勝り。見ていて清々しい限りである。  仕掛け人はあたかも彼女に偶然出会うかのように装い待機している一人のシスター。 「やっほ~♪ 奇遇ねぇ~」 「ん?」  仕掛け人が動きを見せる。  シスターとは言え油断をしてはいけない。彼女は結構シスターの中でも型破りな人物である。  ・・・名をエルナ。 「ああ。エルナじゃないかい!」  前にフィールドで不意の怪我を負った際、マグノリアの治癒を行ったのが彼女であった。  ついでにその時何故彼女がフィールドに居たかといえば、公務からのボイコットであった事は...
  • チャプター17.異端児
    ―17― モレクの酒場。 先日と変わらず、『新種の鉱石』―その真の名が『エメトの欠片』と呼ばれる事を彼らは知らないだろうが、それを求める支援士達で賑わっていた。 当然、他の目的の支援士もいるかもしれないが、現在酒場に置かれている依頼の大半はそれで間違いないだろう。 「ティール。 ここにいたか」 目的の人物を発見するまでに、特に時間はかからなかった。 酒場の中にはいったその時点で、カウンターに座りバージンメアリーを飲みながら、マスターと話している姿が目に映っていた。 「……随分と災難だったみたいだな」 マスターのその言葉は、先日の盗賊の時と言っている内容こそ同じものの、あの時のような気楽さはなかった。 彼の心にのしかかっていた重さを、ティールというフィルタを通して聞いていながら、しっかりと理解している。 ―当のティールは、黙って顔も向けずにグラスを傾けてい...
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