Aerial World内検索 / 「15ページ目.寒空の下でど突け!後編」で検索した結果

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  • 司書達のクリスマス
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  • 日記
    大量の本が机の上に積まれている。 真夜中、一つの宿の部屋に明かりがついている。 「………。」 魔法使いという魔法使いから借りた本のページが静かにめくられる音だけがその部屋で聞こえる。 ほとんどの本が読み終わったらしく、脇のほうに山積みになっている。 本をわきに移し、適当に手を伸ばして本を取る。 小さくてとても古い本。 「…日記?」 誰が書いたのか、とりあえずは読んで見ることにした。 天気は晴天。旅に出るにはとてもいい天候だ。 何処に行くとか、そういうものは決まってはいない。 我々は見たもの全てを記録し、新しい発見をするべく旅に出る。 旅のお供に一人の魔法使いとベルセルクをつける。彼等の名は、 サラバンド・ノワール。グランツ・ハーミット。 こんないつ解放されるかわからない依頼を受けてくれたのはこの二人だけだ。 大切な仲間なので...
  • チャプター9.無情
    ―9― ちらり、と地面に倒れこんでいるディンへと目を向ける。 先程身動きもとれないほどのダメージを負っていたせいか、それからここまで相手には見向きもされていない。 ……それからここまで、それなりに時間が経っている。 自然回復だけであれば、さすがにまだ立てるような状態では無いだろうが…… 「氷昌の冠(クリスティオンクラウン)の下に――我らを覆い隠せ! ダイヤモンドダスト!!」 意を決し、エミリアは魔法を発動させる。 その瞬間、高く掲げた杖の先から噴き出した氷の微粒子が、この周囲一体を包みこむ濃霧のように展開し…… 一同の視界は太陽光を反射して輝く氷の霧で満たされ、かろうじて相手の位置を把握できるような状態に持ち込まれた。 「イリス!」 「うん! ――焦熱の赤をまとう火精」 その直後、エミリアの一声を受けて詠唱を開始するイリス。 「ふんっ、これで目隠しのつ...
  • ひだまり キャラクター紹介
    アウロラ・ピアレスティ 性別:女 年齢:20歳 ジョブ:クリエイター(絵画 能力:緑・青・技 武器:- 形見:- 所持能力 絵画:絵具を使い絵を描く 写真:写真を撮る、劇的瞬間をぱしゃり 詳細 純粋に絵を描く事に力を注ぐ絵画系クリエイター。 若くしてその名前は南部の広域に知られているという、いわゆる”期待の新星” 根が純粋な性格で、屋外で自然を感じる事が好きだという。 長い間スランプに悩まされていたが、ソールとエルナとの出会いで吹っ切れ、今は意欲的に絵を描くことに没頭している。 冬場は時々エルナに頼んで、早朝の時計塔に入れてもらっているらしい。 ソール 性別:女 年齢:??歳 ジョブ:サンレイズ 種族:古代妖精(異界の調停者 能力:太陽・技 武器:妖精の短剣×2 特殊装備:ファグラヴェール(とある地の妖精の言葉で『太陽(...
  • Stage7:ランページ
    空を駆ける。 その感覚は、きっと飛んだことのあるものにしか分からない。 そして人の足では不可能な速さで飛ぶ事もまた、それが出来るものにしか分からない世界だ。 自分のこの道は、ある箒乗りの背に乗せて貰うことから始まった。 ……憧れというのは、人によっては何よりも強い原動力となる。 自分の力で空を飛ぶこと。その為に魔術を学び、風を捉える力を手に入れた。 ――しかし、人の意思とは不思議なもので、目標を達すると一度は満足するが、殆んどの場合すぐに更なる高みを目指そうとする。 それが目に見えるものであるか、形すら分からない遠いものかの違いはあるものの、人は究めた先にある何かを見たがるものなのだ。 リックテール東街道。 行きの時には時間を食わされた氷の樹海は避けるように、しかしその上で最短距離を走るため、街道からやや外れる方向へとリューガは飛んでいた。 ...
  • -て-
    【ティール】 人物 本名:ティール・エインフィード 異世界から流れてきたというドミニオンの少女で、リエステールに本拠をおくギルド「リトルレジェンド」のマスター。 固定パートナーはおらず、時と場合に応じて誰とでもパーティーを組むが、基本はソロで活動している 子龍(パピードラゴン)の異名を持ち、またごくごく一部では黒衣の戦少女(ブラックヴァルキリー)とも呼ばれていたりいなかったり? 性格はぱっと見淡白で冷静だが、本質的には明るく自由奔放。 時々見せるどこか悟りきったような表情は、そんな彼女の気質をさらに複雑に見せている。 その気質の理由は、過去に師匠にして家族、そして片思いでもあった男性と、その仲間達の死を目の当たりにした経験からで、現在はやや落ち着いているものの、一時期仲間を作ることに恐怖を感じていた。 彼女の特徴として目立つのは、異世界から持ち込ま...
  • チャプター15.約束の真理
    ―15― 「…それは?」 ティールの手の中にある少し大きめのガラスビン。 その内側には何かが入っているらしく、ガラスを通して全体が白い光を放っていた。 ティールは何も言わずにクスリと笑うと、そのビンをエミリアのいるベッドへ向かって放り投げた。 「わっ、とと……」 手を滑らせ落としても、その下は布団。 ビンが割れる事は無い。 それでも、反射的にとんできたビンを手で受け止め、軽くバランスを崩して落としそうになった。 「ふぅ……いきなり投げるでない! 危ないではないか」 「ゴメンゴメン。 ……それ貴方達の探し物だよ」 特に反省した様子もなく、笑顔のままそう答えるティール。 ……貴方達の探し物―それはつまり、このビンの中身が、二人がこの町に来た最大の理由である『白い鉱石』であるという事を物語っている。 改めて見ると、コルク栓で密閉されたビンの中に、数個の白い...
  • Shiny White
    Shiny White- 煌めき 夢幻に舞う雪の中で この手に 輝く奇跡つかむよ 青い空はね 大好きだけど 白に包まれた 町を夢見る 風にゆらめく 気まぐれな雲 こんな日くらい 願いを聞いて! 街中 虹彩(なないろ)に染める イルミネイションさえ アナタにはかなわない きっと ずっと待っていた プレゼント 銀の鐘 鳴る夜に 包み込んで 私を 煌めき 夢幻に舞う雪の中で この手に 輝く奇跡つかむよ たとえ まばたきする間に消えていても 想い残るよ胸(ココ)に 抱きしめていて 覚えているよ たくさんの想い出 二人で笑った それだけだけど 髪についてた 粉雪たちを はらってくれた 何気ないフリで 夢見た ホワイトクリスマス きらめきに包まれて アナタと歩きたいよ どこまでも 続くよ白い カーペット 聞こえてる? この鼓動 なにもかもが 嬉し...
  • DC:キャラクター紹介
    DCキャラ紹介 宮守 誠司(ミヤモリ セイジ)  名前:宮守 誠司  性別:男  年齢:16歳  ジョブ:学生 → ブレイブソード  能力:(なし)  武器:ロングソード(貰い物)  形見:- 所持能力 (なし)  異世界からやってきた青年。本人曰く“異世界に飛ばされた”  ただ、驚くべきは青年に『戦い』という意識が薄いという事。  剣の腕はD級支援士ほどの腕だが、相手を切る為というよりも、ティール曰く“まるで運動をしているような動き”との事。  異世界に来た(本人談)ことに戸惑いを持っていたが、元の世界にも不満があったのかそれなりに順応して楽しくやっている・・・と、思われる  ブレイブソード(両手剣使い)系だが、速さ系に向いている為に暫らくはヴァイの下で戦闘的動きを見につける模様 リア・スティレット  名前:リア...
  • チャプター4.開戦
    ―4― 場所はリエステール東街道……では馬車などの通行の邪魔になるので、街道からややはずれた地点を選んでいた。 地形的アドバンテージはどちらにも傾いておらず、兵力差は4:2. 単純な数字の上では、こちらが有利な状況である。 人員に関しても、ティールが斬り込み、ディンが盾に、そしてエミリアとイリスが後方から魔法で攻撃する、とバランスはとれている。 ……ただ、イリスに関してはせいぜい火と風の中級魔法がかろうじて使えるといった具合で、多属性合成魔法も下級魔法同士を組み合わせて中の下程度の威力を出すのが関の山で、中級同士を組み合わせるほどの能力はまだ持ち合わせていない。 尤も、中央都市近辺のフィールドをうろついている魔物程度ならそれでも十分対応できるのだが、今回は”対人戦闘”であり、その相手をする二人組は間違いなく自分達と同格以上なので……イリス単体で魔法を使わせたところ...
  • 作品
    作品一覧 Tale of Vai 【著・神無月カイ】 ToV1.青年と少女 ToV2.聖女の器 ToV3.決別 ToV4.エンディング SS1.その意味 SS2.リスティ支援士認定試験 SS3.図書館の一角にて Frolia -ある晴れた旅立ちの日の午後のお茶- 絆~Tale of Vai アフターシナリオ Tale of Listy~ 横槍なお話- 吟遊詩人と子龍 【著・龍獅】 フリージア 【著・龍獅】 TOVキャラ紹介 『セレスティアガーデン』 【著・イルフィート】 第1話『ギルド・セレスティアガーデン』 1 2 3 4 あとがき キャラ紹介 第2話『買い出しの果てに』 1 2 3 4 5 6 Ending 1 2 3 第3話『堕ちた聖女』 1 2 3 小話集『なにこの依頼』 1 2 深淵の白石 【著・...
  • 2ページ,日常茶飯事?
    緊急の患者じゃない限り、夜中扉を叩く者は罰金を科すべきだ。 いつも隈を作って起きてくる医者兼錬金術師はそう呟いてやまない。 そんなことを言う理由が、なんとなくわかった気がした。 罰金を科すよりも、縛り首にしてしまえばいいと個人的に思う。 ソファーの上であぐらを書き、ドンドンと鳴り響いている家の扉を彼女は睨みつけた。 (何時だと思ってるんだ……。) そのまま無視を決め込んで眠ろうとするが扉の音は大きくなるばかり。 ドンドン、という音がバンバン、という切迫した音に変わっている。 更に訪問者は薄い戸板にすがるような声をあげ始めていた。 「…いだ、開けてくれ、頼むから。」 うっさい、死ね。 もういっそ、朗らかなほどの殺意をこめて彼女はテーブルの上から 硬く重く、投げるのに丁度いいものを手に取る。 のそりのそりと玄関へ歩いていき、非常識な...
  • ランプを求めて…
    あるところに恋人をなくした一人の魔法使いがいた 彼が求めたのは、死者を甦らせる禁断の秘法 領分を侵すものに降りかかるのは厄災のみと知りながら 何故人は求めるのか? 人智を超えた魔神の力を… 吹き荒む風は砂を巻き上げ若い旅人の行方を阻んだ 旅の道連れは二人の支援者と一人の依頼人。二匹の竜。 砂丘を乗り越えて村へと向かう。 「あ、暑い…。」 「何だ、その手は…水ならさっき飲んだろ…。」 「干からびる~…。」 「干からびろ…。」 「酷いね。セオ…。」 同じような会話が約30回くらい続いて、ようやく村に着いた。 「ラディン、元気にしてたかい?」 胡散臭い髭の男がラディンという青年に近づいた。 「えぇ…。それよりアンバーさん。ランプを取りに…。」 「あぁ、そうだね。 それより…この支援者達はなんだね? まさか、こいつらにもランプの話を...
  • リンク
    作者さんで自分のページをお持ちの方はこちらのリンクにご自由にぺたりと。 (時間が有れば自分でやってみますけど・・・良ければどなたか見栄え良くお願いします~[手抜き byカイ 天空の広原 管理人:神無月カイ ジョリー工務店・おんらいん 管理人:Jolly 流界 管理人:龍獅
  • ものぐさも大切
    ものぐさも大切 基本的に、上に立つ者とは下の者の手本となり、誰よりも真面目であることが理想とされる。 実際問題、それが実行されている組織は多いかどうかといえば微妙なところだが…… ここ、リエステール大図書館の長は、紛れもなく反面教師教師的人物である。 「よっ。元気にやってるか?」 その日は、そんな一言から始まった。 ……といってもすでに太陽は高く登り、もうすぐ正午を回りそうな時間帯ではあるのだが。 ここまで、誰一人としてこの場に来ることがなく、今日初めて顔を合わせたのがその人なのだから、あながちその一言から始まったなどという表現もまちがってはいない。 「…………」 だが、呼び掛けられた当人はあえてその声が聞こえていないかのように、おもむろに書類を取り出して目を通し始める。 「おいおい、無視はないだろ無視は」 そう言う表情に困った様子はなく、あくまで...
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    人の数だけ物語がある――――― Aerial World 昔々の事、今よりも動乱の時代。 魔物と人が戦い合い、奪い合い、時には大きな破壊を繰り返していた。 しかし、人々は皆で力を合わせ、魔物たちの勢力を次々に減らしていった。 中には、聖十字騎士団という部隊を動かした聖女。 中には、伝説に謳われた聖勇者が驚異的な力で『白き刃の黒い剣』を振るうなど、 人々は、それを御伽噺の冒険譚として聞き、吟遊詩人は歌い、僧侶はその事を感謝し、 魔物の存在は在れど、人々は安心した暮らしを続けていた。 ……そしてある日の事。とあるニュースが人々の間に流れた。 とある支援士(ヘルパー)が、護衛仕事から街に戻って来た時に、ある不思議な一振りの短剣を持って帰ったのだ。 なんでも、護衛が終わった帰り道、興味本位で入った洞窟から取って来たものだという。 その短剣には、そ...
  • 進入、ブラックシップ
    ……静寂。 周辺を飛んでいた魔物の大半は、海上にそびえるブラック・シップに向かって守りに立つ様に集まっていた。 隔離結界が消えた今、向こうが唯一張る事が出来る魔物の壁……海戦における最終防衛ラインといったところだろう。 「13・・・12・・・」 戦場全域に伝令を飛ばしてから、あと少しで2時間が経過する。 周囲の海上に浮かぶ味方の船も、タイミングを測るようにブラック・シップと一定の距離を開けて、待機しているようだった。 「8・・・7・・・6・・・」 今自分達が乗っている船は、敵から奪ったもの。 少なくとも、敵艦を攻めいる際につかっていた小船よりは頑丈で、多少の攻撃を受けたところで沈みはしないだろう。 ……どのみち、敵を倒して出てくるころには沈められているだろうから、こちらが乗り込むまで船体がもてばそれでいい。 「3・・・2・・・1・・・」 勝負は、敵艦に横付けて...
  • 中央都市防衛
    「・・・聞こえる」 「リスティ?」 「声が・・・」  どこか遠くを・・・そう、それは遥か北東の方。そこには、ルナータがある筈。  今。そこでは多くの支援士達が黒き船を相手に戦いを仕掛けている筈である。  ・・・それを証明するかのように、ヴァイの足元には幾つもの『飛行魔物』が転がっている。  エルナの魔法で落とし、斬り抜き倒す。  もしくは、止水で構え。受け流しで斬る。そうして倒していった奴等だ。  ・・・ただ。それでも相手は馬鹿ではなく、エルナは負傷したケルトの治癒に回っている。 「・・・けて」 「?」  そして、リエステール東街道中央都市側にヴァイとリスティは立っているワケだ。  ・・・更に、リスティの先ほどの言葉。 「・・・助けて・・・?」 「? 何か、聞こえたのか?」 「わ、判りません・・・。アルティア様の感応能力の一つかも知れま...
  • 霧の中
    烈心「ぶえええぇぇっくしょおぉぉぉおおおおいいッッ!!!」   冬の寒空の中、烈心は半裸になって焚き火に当たっていた。どうやら服がズブ濡れになった為であろう。 彼はリエステールの酒場で何日も店晒しになっていた依頼を受けるため、ミナル河で目的の翠水晶石を探しに赴いていたようだ。 そして川で翠水晶石を採取していた所を深みにはまって溺れかけていたらしい。辺りは一面の霧の中であり、視界も阻まれていた為の事である。 烈心「えーい畜生、翠水晶石の採集に夢中で泳げないのをすっかり忘れていたぜ・・・。それにこの霧の中だしな。あちちっ!」  濡れた服を木に掛けて乾かしながら烈心は昼飯代わりに獲った魚をかじりつきながら己の馬鹿さ加減をしみじみと痛感していた。 烈心「しっかし、探しても探しても見つからんもんだなコイツは。ただの水晶はゴマンと見つかるくせに肝心のモノは出ねぇときた。」 ...
  • 第1話『ギルド・セレスティアガーデン』
    『セレスティアガーデン』第1話『ギルド・セレスティアガーデン』 1 2 3 4 あとがき その1 ――リエステール~ミナル街道――   ――の橋の下。 「はぁ~・・・」  深くため息をつく。  無理もない。もう朝の10時からこの採掘作業を進めているのに、日が西に傾きはじめた今になっても一向に成果が上がらないのだから。 「あー、もうっ!! いつになったら出てくんのよーっ!! 翠水晶石はっ!!」 「リリー、無駄口叩いてる暇があったら手を動かさないと、このままじゃ晩御飯までに終わらないよ。」 「なによ~、そういうセーはさっきから全然手伝ってないじゃない。」 「さっきからじゃなくてはじめからよ。・・・じゃなくて、私はこんな格好だから土木作業なんてできるわけないでしょ!!」  透明な羽根をパタパタさせて頭上を飛び回りながらそう言い放つ妖精、...
  • ニコニコ動画:らきすた架空戦記各話詳細【リメイク】
    らき☆すた架空戦記 エリアル☆ワールド【リメイクver】 現在、ニコニコ動画にてらき☆すたとのクロスオーバーの設定で、RPGツクールによる制作の動画を投稿しています なぜらき☆すたであるかという理由は特にありません 強いて言うなら、イメージしやすかったからと、個人的な趣味です(汗 ここは、各話における登場人物、舞台となった場所などを記載していきます なお、AW本編において二次創作キャラは基本的に主役に据えるのは不可なので(脇役程度なら可だそうですが)、 wiki内の本編でらき☆すたキャラとの関わりを明示することはありません あくまで動画内のみの、パラレル的なストーリーであることを念頭に視聴をお願いいたします ※話数部分をクリックするとニコニコ動画の該当動画に飛びます 制作者:龍獅 第一幕 北部編 第一話 ダンジョン:シュヴァルツヴァ...
  • チャプター15.修羅の炎
    ―15― 「お前等の相手は俺だ!」 「がはっ!?」 ヴァイと銀牙が周囲に群がってくる兵士達の相手をしている間に、武器を構えて一歩前に出たティールは、真っ直ぐにかつての仲間に向けて戦闘の意思を示す。 「ディン、エミィ。 ……行くよ」 向こうもこちらも、本心ではこんな形で刃を交える事など望んではいなかっただろう。 それでも、いま自分達に残されているのは”現状”という運命のみ。 状況を変えることは不可能では無いが、互いに非常にリスキーな選択肢しか与えられておらず……。 対峙する二人も、表情に難色を示しながらも黙ってそれぞれの武器を構え、ティールのその意識を受け止めていた。 「―滾るは心――燃えるは魂――我が力、内なる灯火と共に――――ブレイブハート!!」 一度はかききえた魂の炎を、再び灯し――その勢いは、明らかに先程のそれよりも増していた。 それは、かつて”エ...
  • 『お祭りは準備から始まっている:どたばた』龍獅
    エリワー学園聖華祭 ―お祭りは準備から始まっている― 1:立志編 夏休みが終わり、半月が過ぎた頃。まだまだ残暑は厳しく、夏服の上にサマーセーターを羽織る者もまだまだ少ない。 とはいえ、ひめくりカレンダーはすでに9月の後半に差し掛かり、そろそろ体育祭や文化祭などの二学期のイベントが盛りだくさんの時期が近付いてきている。 こういった時の生徒達の様子はほぼ真っ二つに別れていて、イベント好きな者は張り切って授業に身が入らなかったり、逆に騒ぐのが苦手な者は陰鬱になりそれはそれで授業に集中できなかったりする。 そういった理由もあり、教員にとっても頭が痛い2学期前半から中盤だが、まぁこういったお祭りは単調になりがちな学園生活に必要な彩りではある。 今年もまた、あちらこちらで文化祭の出し物などの計画を立て始める者がちらほらと現れ始めていた。 ここ、エリワー学園に...
  • かくして誰かさんは墓穴に埋まる:後編
    かくして誰かさんは墓穴に埋まる・後編 競い合いの場と言うと、よほど殺伐とでもしていない限りは出場者もただ見ているだけの者も楽しめるもので、それはそれで立派なエンターテイメントとして扱われる。 特に、こういったお菓子作りなどの分野になると、専門知識がない人間でも、見た目だけで分かる造型の美しさを競う事にもなるので、観客の敷居は低い。 それゆえに会場は人も多く、見やすい位置を確保するのも一苦労だった。 「会場はプロも素人も関係ないのか……」 普通に考えて、パティシエ……お菓子作りを専門にしているクリエイターと、それ以外とではそもそもの実力に差がありすぎる。 なので、このコンテストでは審査の時点でクリエイター部門と一般部門に分けられ、それぞれで順位をつける、という形式がとられているようだ。 とはいえ、どうやら出場登録の時点で既に番号分けされているらしく、舞台の調理...
  • 観光案内
    町・フィールド リエステール(教会周辺) それなりに見栄えの良い聖堂と、 そして、教会の人々が暮らす離れ。 寄付金により建てられた孤児院。倉庫など諸々がセットになった場所。 もちろん一般公開もされている為、リエステールの大聖堂に来たなら、ステンドグラスとアルティア像は見ていってみては? シスターさんにより、細かな掃除が行われている為、すごく清潔です。 リエステール西街道 補正された道路と広い草原。モレク山を遠目に見やり。箇所箇所にミナル河を渡る為の橋がかけられている。 段差から出来る滝や虹などは壮観。たかが通り道。しかし、その美しさには価値が有ります。魔物も居ます故に危険ですが、支援士を雇って遊びに来るのも良いかも? 運がよければ、翠水晶石を見つけられるかも知れません。 ミナル街 水の美しいシックで落ち着いた町並み。 ...
  • XW:アイテムについて
    X・WORLD アイテムについて ここではX・WORLD特有のアイテムの定義について簡単に解説いたします 携帯電話 このストーリーを進める上で鍵となるアイテム。 スキルトレースシステム、マテリアルキャプチャーという二つのプログラムが設定されていて、以下のように使用します スキルトレースシステム エリワー学園のキャラクターは魔物と戦うような能力はないので、『エリアルワールド』の同名のキャラクターの能力をトレースするプログラムがこのスキルトレースシステムです。 変身時の外見は、本人が使った場合はエリアルワールドのそのキャラクターそのままですが…… もし違うキャラクターの携帯で変身した場合、その携帯の本来の持ち主のデータが具現化され、能力等にも補正がかかり、多少性質が変化することもあります。 また、その際の外見は、衣装のサイズは使用者に合わせて補正されますが、服のデ...
  • 1ページ,方向音痴はいつ治る?
    静寂が支配する黒き森、シュヴァルツヴァルト そのダンジョンは、シュヴァルから少し離れた場所に存在している。 奥へ進めば進むほど、生息する魔物は強くなっていく。 そんなダンジョンの中に、男が一人。 彼の名は、グランツ・ハーミット。 つい先ほどまでは、幼馴染のマージナルとアルケミストと行動していたはずだった。 気が付けば、森の中。 さっきまでは町の中。 適当に歩いていれば戻れるだろうと歩くこと半日。 町に戻れそうな感じも無く、歩き回った努力の甲斐も無しに日は暮れ始めていた。 『グランツ、迷子になったら絶対に動かないでね?』 『ん、まぁ。ちゃんと探しにいくし… 骨が落ちてたら1つだけちゃんと拾ってやるから心配するな。 かえって心配する?いや、心配するな。大丈夫だ。ちゃんと拾う。』 と毎回のように言われているが、自分だって休憩したら町に帰るつもりだった。 ...
  • エリワーカードバトル
    エリアルワールドでカードゲームを作ってみよー、という単純かつ唐突なコンセプトの下に書きこんでみました。 ルールは大体3時間練った程度なので穴だらけだと思いますが(汗 皆さんも何か意見、カード設定があればお願いしますw ◆用意するもの (プレイヤー一人あたり)  〇リーダーカード 一枚  〇四十枚のデッキ (下記のカードの合計枚数)    ・メンタルカード    ・キャラクターカード (同じ名前のキャラは一つのデッキに4枚まで)    ・魔法カード    ・継続魔法カード    ・イベントカード    ・アイテムカード ◆用意するもの (ゲーム全体で共有)  〇状態異常チェッカー 数個づつ    ・毒    ・まひ    ・時間停止  他 ◆カード解説  〇メンタルカード     ・キャラクターの召喚・キャラクタース...
  • プロローグ.虹のふもと
    プロローグ 河川の町ミナル。 午後に差し掛かり、午前中降り続けていた雨も収まりを見せ、まばらになりはじめた雲の隙間から、太陽の光が降り注いでいた。 ……そして、その光を背に受けるかのように立ってみれば、そこには天空に広大な橋をかけるかのようにそびえる虹の姿。 その光景に、だれもがふと立ち止まり、子ども達は楽しげにそらを見上げながら走り回っている。 そんな、いつもとは少し違う雨上がりの水の都……彼女達は、そんな町の片隅で、例に漏れず天空の架け橋を見上げていた。 「 ruby 雨雲 rt スキュー /ruby は ruby 大地 rt イェルズ /ruby に恵みを降ろし、隠れし ruby 太陽 rt ソール /ruby 表れ出でて、生み出されしは天の架け橋…… ruby 天地を繋ぐ橋 rt ビフレスト /ruby も、今ではただの見世物。 でもまぁ、それはそ...
  • エルナとみゆきのエリワー教室
    みゆき「こんにちわ。高良みゆきです。本日は講師の方が見えるとの事なのですが・・・・・・」 エルナ「はぁい~。はじめましての方もそうじゃない方もコンニチワ! 動画じゃ(2/26現在)だと未登場のエルナ先生だよー」 みゆき「・・・・(汗)。エルナ先生は南部首都リエステールの大聖堂のシスターです。今(2/26現在)が北部編ですので登場はまだですが、南部編でお世話になります」 エルナ「よろしくぅ~☆」 みゆき「ええっと・・・・コホン。さて、このページを儲けました理由としまして、私達の登場する『らきすた』には興味があったり、『架空戦記』シリーズを見てはいるけど、この『エリアルワールド』のWikiがあまりに膨大すぎて、読まれる時間が無い方にカンタンな概要をエルナ先生が教えてくださるというものですね」 エルナ「あと、ぶっちゃけ言えばこのエリアルワールドに興味出ない人とかね」 みゆき「え、エル...
  • チャプター12.黒き旋風
    ―12― 「オオオオオオオオオオ!!」 エミリアはディンが受けるはずだった攻撃の身代わりとなり、ディンはそれで吹き飛ばされた彼女を追うようにして駆け出し始める。 ―しかし、負傷したその足では、敵であるゴーレムの方が僅かに動きが速い。 「くっ……」 このままでは、駆け寄るその前にやられてしまう……いや、このまま駆け寄れば、更にエミリアを敵の攻撃に巻き込み兼ねない。 少し進んだところでそれらを察したディンは、振り返り、ゴーレムに向けて剣を構える。 一人でどうにかなる相手では無いかもしれないし、こんな言葉を発するのは手遅れかもしれないが…… 「あいつだけは……俺が守る!!」 気合い一声、足の痛みも無視し、向かい来る巨体に渾身の力を込めて斬りかかる。 しかし、本気になったらしいゴーレムの攻撃はそう簡単に弾かせてはくれず、逆にディンの剣が力に押され、後方に吹き飛ばさ...
  • イベント3 夏の夜の花
     夏の夜の花  〈コンコン!〉 「ジュリアちゃん、こんばんは! …入ってもいいかしら?」 〈ガチャ…〉 「あっ、フェリシアさん、それからみんな! …ちょうどいま部屋片付いたトコだから、入ッてもいいよー☆」 「あ…あの…、お邪魔します、ジュリアさん。」 「そういえば、ロザリーさんはジュリアお姉様のお住まいは初めてですの?」 「は…はい…。 …と言いますか、わたし…誰かのお宅でご一緒するのが初めてなんです。 …教会や宿の外では。」 「なんや、レイチェル。 あんたみたいなお嬢様が、こーんな下々の下宿に出入りして大丈夫なんかいな?」 「言いましたわね、エレニさん! お姉様のお住まい『だけ』は特別ですわ!!」 「あの…、ケンカはお止し下さいっ! 今夜はみんなで、ジュリアさんと仲良く遊ぶお約束なんですから…。」 「…ふぅ、『仲良く』ね。 ジューリアっ、『例の...
  • Side.Erna
    怖かった 夜の暗さが 光が無くなる事が 怖かった 隣に温もりが在った事を思い出すことが 隣に温もりが無い事を認めることが 怖かった 出会うことが 失われる事が たまらなく怖くて ――――わたしは、ただ泣いていた  Freesia ■リエステール 聖アルティア教会 「先生。ハーブティです」 「ごくろうさま。いつも悪いわね」  コトリ、とティーカップが置かれ  モノクルを付けた、細い青の髪の老婆は  目の前のカーディアルトに微笑み、読んでいた資料を机の上に投げ、  置かれた紅茶を口にする。  カーディアルト・シスターアエリルは、その言葉に恐縮したように小さく首を振り、  そして、アエリルは自分が部屋に入ってきたドアとは違う、奥の部屋につながるドアを見る。 「いえ、ところで・...
  • 呪文詠唱メモ
    ステータスに設定されていても書いてないのは、他のキャラの同じ呪文と全く同じ詠唱である ※マージナル・ネクロマンサは独学である場合が多く、同効果の同名呪文でも詠唱が少し違う場合がある エミリア・エルクリオ 氷昌姫の術式 『氷昌の冠(クリスティオンクラウン)の元に――』 ※この後の詠唱は、()部分だけで発動可能となる フリーズ 『冷気の渦よ』 アイスコフィン 『青の精霊よ ここに集いて型を成せ』 アイスニードル 『我が手に宿りし青の精霊よ 全てを貫く槍となれ』 ダイヤモンドダスト 『光を纏い輝くは青の精 大気に舞いしその身を以って (我らを覆い隠せ)』 フローズンピラー 『大地に根差す氷の精 我が敵を貫け』(氷槍バージョン) 『大地に根差す氷の精 我が前に出でよ』(氷柱バージョン) ダイアモンドスコール 『我が命...
  • 3ページ,戦争、ダメ。絶対。
    トントントントン。 「あの、そこに居るのはわかってます。 無駄な抵抗はやめて、鍵を閉めてないで出てきてください。」 その台詞は、さながら犯罪者の居場所を突き止めた自警団だ。 「大丈夫ですよ、何もしませんから。」 嘘付け。 「あのー、ジャックさん?穏便にいきましょう。」 危険危険。 あぁ、本当に鍵をかけておいて正解だったな。 請求者来襲はもう少し経ってからだと思ってたんだがなぁ。 それにしても、グランツとサラバンドがいつの間にか消えてる。 先に、逃げたのか? ドンドンドン。 「単刀直入にいいます。いい加減にお金払ってください。」 気のせいか? ドアを叩く音が次第に強くなってる気がする。 居留守、居留守。 貫き通せ、息を殺せ。気配を絶て。 そうすればきっと帰ってくる。 訪れるは平穏。 「無視、で...
  • エリワー学園:町内地図
    そのまんま、町内地図です。 こうして見るとかなーり広い町ということになりますが、ベースが本編のMAPなのでご勘弁を(苦笑 施設の配置や、意見があれば地図の下のコメントスペースに書いていってください コメントスペース
  • 砂上墓所
    「暑いの苦手…。」 「情けねぇな。ルカは、って言いたいところだけど流石に…。」 気温は高く、忌々しい太陽はいまだ沈まず。 高さはちょうど真上に来たころ。 「…砂漠の夜と朝。どっちが好きですか?」 「夜のほうが涼しくていい。」 「涼しいんじゃなくって涼しすぎるんだよ。かえって凍えるよ…。」 額の汗をぬぐいながら言うイル。 無事に村に着き、水を飲みながら休憩。 「行くよ。」 「何処に?」 「それは連中が教えてくれる。死ななきゃの話しだけどね…。」 ポツリと呟いてから、立ち上がり村を出る。 「どういうこと?」 「こういうこった、今の俺達は連中に従うしかないって事。」 村の出口には、数人の支援者が立っている。 「無駄な殺しはしたくは無い、ランプと竜を渡せばお前らの命の補償はしよう。」 「全ての武器をおけ、手は後ろに組むんだ。」 ...
  • その1.シアの憂鬱
    その1 教会において『聖術』と呼ばれている奇跡の力は、今では聖術始祖とも呼ばれているエルナン・フロリアが独自に作り上げた魔術様式の一つである。 その理屈は『人を攻撃する能力があるならばその対になる癒す能力もあるはず』という考えから始まったと言われているが、その真偽は定かではない。 とはいえ、マージナルやネクロマンサから見れば、聖術は方向性が違うだけであくまで自分たちと同じ『魔法』に変わりないと言うだろう。 教会では、その主張を認めずにあくまで『奇跡』であることを強調する人間もいるが、多くの人は議論するような問題でもないと黙殺しているのが現状だった。 ……実際、議論したところでどうなるという問題でもないのだが。 「エミィさん、お時間いただいてよろしいですか?」 リエステール市外の端に本拠をおく支援士ギルド『Little Legend』。 支援士である...
  • 初めて訪れた方へ
    初めまして。エリアルワールドの世界へようこそ! このサイトは、小説やイラストなどの作品を投稿し、交流するWikiとなります。 もちろん、投稿されている作品を閲覧する目的のみでも構いません。 こちらのページでは初めて来訪されました方が「どこから見ればいいの?」と迷われた際に道しるべ(リンク集)としてご利用頂くことが目的であります。 エリアルワールドを楽しむにあたって様々なページを飛び、少々長くなるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いでございます。 1.人の数だけ物語がある リンク→狙い※リンク先からこちらのページに戻る際は、ブラウザの←(戻る)ボタンを押してください。 2.投稿者が複数居るという事は…? 基本的にNGを出すことは致しませんが、参加していただいている方は複数人いらっしゃいますので、 最低限のルールだけは設定させていただきまし...
  • 同人誌:風をもとめて −in Aerial World−
    同人誌 風をもとめて −in Aerial World− AWにて連載中の『風をもとめて』を,同人誌としてご提供します. なお,作品の発表はあくまでも本サイトが先行し,同人誌化は後から実施します. 〈一種の「単行本」的な位置付け〉 ※頒布予定イベント コミックマーケット(8月・12月,東京) 関西コミティア(5月・10月,大阪) コミックコミュニケーション(6月,大阪) こみっく☆トレジャー(1月・9月,大阪) 〈関西地区以外での頒布は,今後検討します〉 制作者:サークル「ジョリー工務店」・Jolly 風をもとめて −in Aerial World−(1) サイズ・ページ :A5版・66ページ 印刷・製本 :プリンターによるカラー印刷・自家製本 頒布価格 :¥200 『プロローグ』『リエステール』『モレク〜モレク鉱山』およ...
  • 真理の模造
    ―その後、ルインの治癒術と薬品で一通り回復した一同は、それぞれ自分達が行ってきた全ての情報を交換し、互いにおかれていた状況を確認する。 薬の効果が大きかったのか、エミリアは途中からではあるがその会話の中に参加はできていた。 もっとも、急激な消費と急な回復を連続させたために、体力や身体の傷とは別の疲れのようなものが多少見えているようだったが…… 「魔物と異人の兵に加えて、機械兵と敵の幹部クラスが数名か。 ……あのカリフとかいう女を見るに、相当の実力者と考えておいた方がよさそうじゃな」 頭の回転は現状でも十分健在らしく、レオン達の持ち込んだ情報も難なく理解しているようだった。 「……信用してくれたようで何よりだわ」 その横で、自らが知る限りのこの艦の情報を引渡したルインは、一仕事終えたように少し肩の力を抜く。 ……仮にも、敵に属していた身。最大の問題は、相手に信用されるかどうかと...
  • ボスモンスター 2
    ニーズヘッグ 能力:大地・魔 武器:牙(非常に硬いユグドラシルの根をかじる事が可能な強度を誇る牙) 所持アイテム:ニーズヘッグの牙・脱皮した皮・ニーズヘッグの血 生息地:ユグドラシア下層“ウルドの泉” 所持技 かじる:対象にかじりつき攻撃をする。大ダメージ+HP吸収 食べる:かじるの強化版。凶悪ダメージ+HP吸収+麻痺+恐怖 叩きつける:尻尾から胴体にかけて鞭を撃つような攻撃 威嚇:精神を揺さぶる恐怖の咆哮。全体恐怖 スパーリングクエイク:暴れ回り地面を揺らす地属性広範囲技 詳細 巨大な黒い蛇の魔物 主に見かけるのは泉の近くよりもユグドラシアの根元である 戦闘に入ったならば相応の討伐作戦と実力を持って居なければ勝つのは難しいが 大抵は冒険者に襲い掛かるよりもユグドラシアの根をガブガブして、その事に夢中になっている事が多いため、 相当ニーズヘ...
  • 特殊な携帯電話
    特殊な携帯電話 持ち主不明の携帯電話。 その中身は、超強力な変身プログラムが記録されているもので、この世界のどこかに隠してあるようです なお、この携帯は一般キャラクターのモノとは色々と条件が違い、以下のように設定されています。 X・P最大値 1回 変身制限時間 30秒 チャージ時間 80分 キャプチャ 不可 『聖女の携帯(アルティア)』 『管理者の携帯(セイジ)』 『宝剣の携帯(ナズナ)』 『星の携帯(プラム)』 『黒竜の携帯(アナザーティール)』 聖女の携帯 ベースキャラ名:アルティア・アルフィーネ ジョブ 聖女 能力 天聖・生命・太陽 パッシブスキル 所持能力 リラ(傷を癒す) ラリラ(傷を大きく癒す) ラリラル(傷を完全に癒す) レ・ラリラ(能力で傷を大きく癒す方陣を作る) レ・ラリラル(能力...
  • エピソードφ-エリアルワールド
    ■エピソードφ エリアルワールド (作品:聖勇者伝記の内容より) 世界は、天空と地上と分かれていた。 天空は光が降り注ぎ、緑豊かな豊穣の地 対し地上は天空の地により光が遮られ。光を求めぬ魔や海中奥深くに住む生物などの白銀世界(フィンブル) 天空には“人”が住んでいた。 ――――“現代”では、地方によって呼び方は『ヴァルハラ』『高天原』『ヘブン』などと言われる人々の故郷 人々は、物事の事象を己の“心の力”すなわち『精神(メンタル)』により操ることの出来る力を持っており その力を魔法―――精神(メンタル)と同じく、魔法(メンタル)と呼んでいた。 ※メモ※ 天空人の魔法に関しては、←のQ&Aよりエルナ先生の授業から 『生まれもって色能力を持っている~~~』のような質問に詳細が書かれてあります。 概ねエリワーでも一緒と考えて頂くとありがたいですが、...
  • XW03:不思議な少女
    エルンストを新たにメンバーに加えたクリア達は、ひとまず見通しがよく敵にも見つかりやすいグラウンドを離れ、校舎の中に足を踏み入れていた。 一本道の廊下では、さすがのバグでも一度に飛びかかってくる数は限られてくるし、現役の生徒と教師である自分達にとっては全体の構造もほぼ把握している。 袋小路などに行ってしまわないようにさえ気をつければ、多少何かあっても対応は可能だろう。 ……今は、一階のとある教室の中に入っていた。 「私は攻撃・回復両立型の魔法使い――ううん、性質は神聖な感じっぽいから、僧侶ってところかしら?」 そんな中で、一同は変身後の自分達の能力性質について確認しあっていた。 お互いに仲間の能力の内容を知る事で、変身回数を温存する者、戦う者の判断もしやすくなるのは確かである。 「……私は剣を持ってて、変身してるときすっごく身体が軽く感じたから……たぶん、ゲームで言う...
  • 第2話『買い出しの果てに』
    『セレスティアガーデン』第2話『買い出しの果てに』 本編 1 2 3 4 5 6 Ending 1 2 3 その1 ――中央都市リエステール――   ――旧市街 in酒場。 「マスターっ!! アタシたちに頼める依頼がこれしかないって、どういうことっ!!?」 「分かってくれ、嬢ちゃんたち…。 こっちにもいろいろと事情があるんだ…。」  朝の酒場にマグノリアの大声が響き渡る。  ただでさえ未成年の女の子だけで酒場なんて異色な空間に入り込んでいて目立つのに、 その発言は否応なしに周囲の注目を集めることになる。  とはいえ、日も昇りきらない午前中なだけあって、テーブルに着いているのは、 今日の最初の仕事を探そうとやってきた支援士か、朝まで飲んで酔いつぶれたチンピラぐらいしか見当たらないわけだが。 「けど、いくらなんでもこの依頼内容はない...
  • 登場未定キャラクター
    アルティア・アルフィーネ 性別:女 年齢:12~23歳 ジョブ:回復型マージナル(※カーディアルト) 能力:聖・生命 武器:フェザーカード(フルーカードと呼ばれる特殊な武器の中で、カードセット自体に『翼』と言う意味が込められた物) 形見:- パッシブスキル カリスマ(人を惹き付ける魅力) 部隊指揮(補佐を得つつの鋭い直感による部隊の指揮) 危なげ(ステータス減少のマイナススキル。ただし、それによりカリスマスキルを大きく補佐する) 所持能力 リラ(傷を癒す) → ラリラ(傷を大きく癒す) → ラリラル(傷を完全に癒す) レ・ラリラ(能力で傷を大きく癒す方陣を作る) → レ・ラリラル(能力で傷を完全に癒す方陣を作る) ノーマライズ(異常状態。敵から受けた能力減少を治す) エンジェルフェザー(全能力値を大きく上げる天使の奇跡) クイック(速さの能力を...
  • エルナ先生のAW教室-コメント返信
    ここではひずみ部屋で補足しきれなかった気になるコメントについて、今後不定期に答えていこうと思っております。 また、もう少しココが知りたいよ!っていうのがありましたら、最初で最後とか言ってましたけど、次回エリワー教室が作成されるかもしれません。 『わんちゃん踏んでいった(動画2話後編)』 エルナ「あーコレはねぇ・・・・」 みゆき「同一セルへの重なりですね・・・・(汗」 エルナ「これはツクールの仕様で、イベント時にキャラが移動する時障害物に衝突するとイベントがフリーズする不具合があるのよ」 みゆき「ゲーム上の仕様ですか・・・・」 エルナ「まあランダム移動で障害物になるんだから、イベント時に避ければ良いだけの話なんだけど」 みゆき「はぁ・・・・(汗」 エルナ「まあ、今作品は通して障害物にならないようイベント時には通り抜け処理が施されているのよ」 みゆき「ですが、人物の...
  • チャプター5.アンブレラ
    ―5― 「ふふ、それは~甘いですよ~」 突然、ディンの剣を受け止めるように広げられる傘。 ――いや、”ように”ではなく、まさにその攻撃を受け止めるために彼女は傘を広げていたのだ。 「なっ……!!?」 信じられない、といった声を上げるディン。 傘など、いくら頑丈に作ろうとも所詮は布きれと骨だけのもの。 パラディンナイトの剣を受けきれるものでは無い。 ……だが、目の前では、そんなありえない事が確かに起こっていた。 「……言い忘れたけど、ねーちゃんはマージナルの特殊職の”エンシェント”だよ」 「エンシェント?」 「そ、ねーちゃんの傘にはラジカルシールドっていう、エンシェントの防御魔法が何重にもコーティングされてる」 余裕な表情で、そんな解説をいってのけるリーゼ。 ”知られたところでどうにもできない”と判っているのだろう。 ……確かに、それが本当であるなら、...
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