駄作5号 後編
◆yuri0euJXw
「咲ちゃんじゃないけど‥‥。」
夜になっていつものように二人でベッドに入っている。
雪乃は向かい合って寝ている奏の顔を見て,思い出し笑いをしながら言った。
「なによ‥‥。」
何を言われるのか見当もつかない奏はまた何か茶化されるのではないかと思い身構える。
「格好良かったよ。今日のかなちゃん♪」
にっこりと優しく微笑む雪乃の表情と言葉が奏の不意を突く。
どきんと一際強く心臓が拍動する。
意表を突かれて奏は慌てながら,まじまじと言われたことに照れていた。
「わ…私だって必死だったよ。ドキドキしっぱなしだったんだから。」
今も奏の胸はドキドキと,鼓動は早まったままだ。
うっとりと奏を見つめる雪乃の視線が気になって仕方がない。
恥ずかしさでちょっと居心地の悪い奏は雪乃を直視できないでいた。
「でもね,ちょっと妬けちゃったかな?」
雪乃は少しだけはにかんで言った。
奏は,顔を赤くして必死に弁解する。
「なっ,何言ってんのよ。私は雪ちゃんが大好‥‥。」
奏がそう言いかけると、ふわっと奏の視界が何かに遮られた。
いや正しくは,すぐ目の前に雪乃がいて,柔らかい感触が唇に‥‥。
一瞬何が起きたか分からないとでも言うように,奏は目をぱちくりとさせている。
「う…ぁ…ゆきちゃ?‥‥今‥‥口…!!」
一瞬の間の後,奏は動揺してまともにものが言えない。
手を自分の口にあて,信じられないという言葉を顔中に散りばめて混乱していた。
「えへっ。ちゅーしちゃった。」
奏は現実に起こったことを確認してかっと頭に血が昇る。
ぺろっと舌を出して,にこやかにほほ笑む雪乃を奏は直視する事はできなかった。
「私も‥‥かなちゃん大好き。小さい頃かなちゃんが私にちゅーしてくれたからこれでおあいこかな?」
「あっ,あれはっ‥‥。」
「む~~,じゃあね。これは,ご褒美♪」
「んぐっ!!」
雪乃は再び奏と唇を重ねた。軽く吸い付くように奏の唇を味わう。
一方奏は雪乃の急襲に反撃する余裕もなく,雪乃に身を任せていた。
ああっ,これがキスなんだ‥‥と,奏はただ漠然とその心地よさに酔いしれていた。
雪乃の柔らかくて,暖かい温もりが奏の唇を通して伝わる。
驚愕と緊張からがちがちになっていた奏の体は次第に弛緩していった。
奏の体から余分な力が抜けたのを見計らって雪乃はより深く口付ける。
するりと差し入れられた舌先は奏の唇や歯茎を撫でていった。
奏は身を任せていた心地よく柔らかい感触が急に変化したことに驚き,反射的に雪乃をから離れようとする。
二人の間にできたわずかな距離に伝わるキスの名残と,うっすらと湿った雪乃の桜色の唇を見て自分に何が起きたのか奏は理解したのだった。
「しっ,舌!?舌‥‥入れた!?」
雪乃のテンポの速い呼気がその行為に夢中だったことを示していた。
急にできた二人の間の距離に雪乃は不安を感じたのか,奏に恐る恐る尋ねる。
「‥‥いや‥‥だった?」
上目遣いで奏の様子を確かめる雪乃のいじらしい姿に,奏が逆らえるはずもなく‥‥。
「そ‥‥そんなことない‥‥よ。お‥‥驚いただけ‥‥。」
「朝もちゅーして起こしてあげようと思ったのに,かなちゃん起きちゃうんだもん。」
「いや,だって,誰だって驚くでしょ?!あんな‥‥。」
「かなちゃんだって最初はんーってしてたのに。」
奏は朝,雪乃の声を聞いて寝ぼけながら雪乃にキスされる夢を見ていた。
夢の中であと少し,というところでバッチリと目を開けると,目の前にはキス寸前の雪乃が‥‥。
という絶妙なシチュエーションに慌てふためきながら,飛び起きたのだった。
「奏さんは,私とちゅーしたくないんですかぁ?」
「そんな,だって私たち‥‥女の子同士だし‥‥それに姉妹‥‥。」
奏は身を起こし,もじもじとしながら,身をすり寄せる雪乃に応える。
言葉じりはだんだんとか細くなり,もう最後の方はほとんど聞こえなかった。
それに呼応するように,か細い声で呟く雪乃の声が,奏のもとに届いた。
「いけない‥‥ことなのかな?」
はっとして奏は雪乃の方を向く。
今にも泣きそうな表情で奏にすがりつくように雪乃は続けた。
「好きな人と‥‥しちゃいけないの?」
奏がずっと考えていたこと,何かの拍子にいつも脳裏をよぎっていた。
それは雪乃も同じで,同じ想いで‥‥。
それが例え許されないことだとしても,抗えるはずもない。
お互いに求め合っているのに‥‥,誰にも断ち切れない絆で結ばれているのに‥‥。
心以上の繋がりを,奏もまた求めていた。
「ゆきちゃん‥‥あたしも‥‥ゆきちゃんと‥‥。」
「かなちゃん。私にちゅーしてくれる?」
そう言って雪乃は目を瞑り唇を少しとがらせて奏を待った。
奏の鼓動が速くなる。どんどん加速して踊り出す心臓は胸から飛び出してしまいそうだった。
そっと雪乃の両肩に手を置き,そっと押すとなんなく雪乃はベッドに倒れ込んだ。
あどけないその様子に,奏のドキドキとした胸の鼓動はトクンと別の鼓動を刻み始める。
無防備な雪乃の姿に奏の想いはだんだん大きくなって‥‥。
二人の鼓動がシンクロするような一体感が二人の間に作られていた。
そっと奏の唇が雪乃の唇に触れる。
柔らかくて滑らかな唇に一度触れてしまうと,もう二度と離れたくなくなってしまいそうに惹きつけられた。
先ほど雪乃がしたように奏も唇に軽く吸いついてその感触を確かめる。
そして思いきってそっと舌先を雪乃の唇に触れさせてみた。
ピクンと雪乃の体が震えた。奏は遠慮がちにもう少しだけ,舌先を伸ばす。
すると,それを待ち受けたように雪乃は奏の舌を絡めとり,少し強めに吸う。
「んんん~~!!」
攻めていたのは奏だったはずなのに,いつの間にか雪乃が攻めている。
二人は流れる唾液もそのままに,より深くより敏感に感じる場所を求めて,頭の角度を変えながら,舌先を絡め合っていった。
キスの応酬は雪乃に軍配が上がり,力の抜けた奏は体勢を入れかえられてしまった。
「えっへへ。かなちゃん可愛い。」
「だって,初めてなんだよ。それに‥‥こんなに‥‥。」
激しく呼気を洩らす奏に嬉しそうに雪乃は微笑む。
そして恥ずかしそうに告げた奏の感想を聞き逃すはずもなかった。
「私だって初めてだよ。さて奏さん,はじめてのちゅーはどうでしたか?」
「~~~!!」
恥ずかしそうに頬を赤らめた奏はギュッと雪乃を抱き締めた。
「凄く‥‥良かった。」
くすっと微笑むと,雪乃は奏のおでこにちゅっとキスする。
「私‥‥かなちゃんにご褒美あげるって言ったの覚えてる?」
「今朝のこと?」
「うん。(3)ちゅーで目覚まし(ご希望次第でフルコース♪)」
「‥‥ゆきちゃん。はじめから選ばせる気なかったでしょ?」
「えへっ♪」
こつんと二人は額を寄せ合う。
「あたし‥‥ゆきちゃんと‥‥もっと一緒がいい‥‥。」
「私も‥‥かなちゃんと‥‥もっと仲良くなりたいよ。」
雪乃は,そっと奏の頬に手を添え,頬を撫でる。
キスで敏感になった体に触れられ,奏はぴくっとそれに反応した。
雪乃はにっこり微笑むと,先程までの余韻に震える奏の唇にえいっとぱくついた。
「ふぐっ!」
奏は目をパチパチさせながら雪乃の行為を受け入れていた。
鼻から抜けるように甘い声が奏の口から漏れる。
それを聞いて嬉しそうに目を細めた雪乃はだぶついた奏の服の中へ手を滑り込ませた。
「んぐっ!ん~。」
と奏は何かを言おうとしていたが,塞がれた口からは呻き声が漏れるばかりだった。
雪乃は奏の胸の膨らみを大事そうに撫でながらゆっくりと揉みしだいていく。
口腔内の敏感な部分を執拗に攻められ,初めての性的な愛撫を胸に感じて奏の頭の中はぼんやりとした陶酔感に満ち始めていた。
雪乃は高揚しはじめた奏の表情を見ながら,次第に起立し始めた胸の先端に指を添え,コリコリとその感触を確かめた。
「ひぁっ…ん!」
急に訪れた強い刺激に奏は頭を仰け反らせて過敏に反応した。
雪乃は奏の白い喉元を舐め上げ,軽く歯を立てる。
「ひっ‥‥ぁん!」
ゾクゾクとした快感が奏の背筋を走り抜ける。
抑えられない嬌声が奏の口から漏れた。
「ふふ…かなちゃん,首弱かったよね?」
軽く歯を立てながら雪乃は奏の様子を伺う。
そして全身を震わせながら感じる奏の耳元でそっと囁いた。
「‥‥耳も」
そう言って雪乃はぱくっと奏の耳朶を口に含み,やわやわと唇で噛みしだいた。
「ひゃっ,耳食べたっ‥‥!!‥ぁん‥‥耳は‥‥ぁ!ダメ‥‥。」
ゾクゾクと背筋を走る感覚から逃れようと体を捩る奏だったが,力の抜けた体を雪乃に抑え込まれて動きは制限されてしまっていた。
ぴちゃぴちゃと湿った感触が耳の中まで侵入してくる。
全身を駆け巡るゾクゾクとした感覚が体の中で別の感情を生み出しているのを奏は感じた。
「ゆ‥‥雪ちゃ‥‥ふぁ‥‥っんんぅん。」
雪乃はたっぷりと奏の耳を舐って,耳朶をしゃぶって解放する。
そっと息を吹きかけられると奏の神経はさらに敏感に感じた。
奏は潤んだ瞳を雪乃に伏せながら荒い息を吐いていた。
「気持ち‥‥いい?」
雪乃は嬉しそうに奏に尋ねるが,言われた奏は正直に言えるわけもなく顔を赤くしたまま恥ずかしそうに雪乃から視線を逸らせた。
その様子を雪乃はちゃんと分かっているとでも言うようにいそいそと服をまくりあげて指を動かす。
「わかってるよ♥だってかなちゃんの胸こんなだもん♪」
雪乃は撫でていた奏の胸の膨らみの,尖った先端を少し強めに摘んで言った。
「あっくぅんっ,そんなに強く‥‥ふぅ‥ん‥‥。」
「えいっ!」
雪乃は,奏の色付いた先端に吸いついた。
優しく,愛しげにそこに触れる。
「っ‥‥ゆき‥‥っっ!!」
奏が苦しげに雪乃の名を呼ぶ。
初めて感じる感覚に混乱しつつも,それが至福の時間であることを徐々に理解していった。
体に訪れる刺激に耐えようと握り締めたシーツから手を取り,雪乃は奏の指を一本一本丁寧に口に含む。
「かなちゃん‥‥‥好き‥‥。」
「ゆきちゃん‥‥さ‥‥なんか慣れてない?」
「そんなことないよぉ。かなちゃんが可愛いからつい‥‥。」
弾む呼吸を抑え,照れ隠しを含めて奏は雪乃に話しかける。
いつも奏の方が悶々としていたはずだったのに,なんでもないことのようにさらっとしてしまう雪乃がちょっと羨ましい。
そんな羨望が奏の心をかすめた。
それにうっとりと見つめてくる雪乃の瞳が潤んでいて,どうにも奏は惹きつけられてしまう。
吸い寄せられるように二人は顔をよせ合い,どちらからともなく唇を重ねる。
触れ合うだけのキス‥‥。
何だかそれはとても穏やかで優しい時間を二人にもたらした。
すっと雪乃の指先が,奏の太股に触れる。
そっとスパッツの上から,太ももの内側に向けてそれは動きだした。
「ちょっ!!ストップ!!雪ねぇっ‥そっちはっ‥‥。」
雪乃のしようとしていることに気付き,奏は急いで雪乃を止めようと試みる。
「ん~~なぁに?」
そう言うと雪乃は奏の耳朶を甘噛む。
奏が怯んだ隙に,雪乃の手は奏の太股の間に滑り込んだ。
太股に力を入れ,奏は何とか雪乃の手の進入を拒む。
「いや?」
雪乃は奏の頬に顔を寄せ,頬擦りしながら尋ねる。
拒絶の言葉を怖がっている雰囲気もない。
むしろ奏がどう返事を返してくるのか楽しんでいるようだった。
「いや‥‥‥じゃないよ。ただ‥‥これ以上されたら‥‥さ‥‥。」
恥ずかしそうに,奏はぽつぽつと言葉を紡いでいく。
「されたら?」
「なんだか‥‥どうにかなっちゃいそうで‥‥。」
「えへっ♪そんなに良かった?」
「ばっ!!いっ言わないでよっ,もう‥‥。は‥‥恥ずかしいんだから。」
「嬉しいよ,かなちゃん。」そう言って雪乃は奏の頬にキスする。
「大丈夫‥‥ずっと一緒だよ‥‥。」
「大丈夫だよ。」とずっと奏の耳元で雪乃は囁き続ける。
雪乃の言葉は,魔法のように奏の体に浸透していった。
大丈夫‥‥ずっと一緒だよ‥‥
ただそれだけなのに,奏の体と心をがんじがらめに縛っていたものが解れていく。
素直に,ただ素直に雪乃を受け入れて,溶け合っていくような錯覚すら奏は感じた。
「はっ‥‥ぁあん!!」
雪乃の指先が布地越しに奏の秘所に触れる。
スリットに沿って動かす指が鈍く奏を刺激する。
体の奥の方に滾った欲望がその刺激によって一気に火がつく。
奏の素直な様子に雪乃も感情が昂ってきたのか,奏のスパッツを脱がし自分も服を脱ぐ。
素肌が触れ合うと,高まったお互いの体温がとても心地よかった。
「ね‥‥ゆきちゃん‥‥もっかい‥‥ちゅーして‥‥。」
甘えたように奏が雪乃に言う。
時々しか見せない奏の表情に,雪乃はどきっとする。
奏の要望通り,雪乃は奏の唇を塞ぐ。
唇を密着させ,声も息も洩らすまいとすべてを吸いつくすような激しいキス。
でもその一方で,奏の秘所で指を動かすことは止めない。
秘芯を撫で,秘裂を行き来させると,奏からは鼻に抜けるような声が漏れた。
雪乃は予告なく,奏の中へ指を入れた。
「ひぐっ!んんん~~!!」
身悶え体を捩る奏を雪乃は離さない。
手のひらで秘芯を転がしながら,ゆっくりと内部を指の腹で撫でるように動かす。
痛そうな素振りがないか様子を見ながら,雪乃はゆっくりと指を深めていった。
「かなちゃんの中‥‥熱い‥‥。」
「ぁっ‥‥ゆきちゃっ‥‥んぁ‥‥ふ‥ぅん‥‥。」
なんとなくドコがいいのかわかる。
奏の表情も一つの手掛かりだが,雪乃にはそれがなんとなくわかる,そんな気がした。
日常のいろんなところにちりばめられたクイズのように
お互いのことをなんとなくわかる瞬間がある。
元は一つだったかもしれないけど,生まれてからは二人で,でもずっと一緒で。
いつも一緒にいたけど,それでも別人で‥‥。
いつからかお揃いのものもなくなって‥‥。
双子だからって一緒っていうわけじゃない。別の人間なんだって意識してた。
だから,ちょっとした擦れ違いが起こってしまったりして,だんだんそう言う気持ちも大きくなっていって。
でも誰よりも雪乃は奏を身近に感じてる。他の誰でもない。誰にも変えられない。
奏のことが‥‥とても大切で‥‥大事な‥‥大事な存在‥‥。
「ねぇ‥‥かなちゃん‥‥どんな感じ?」
「ひっ‥‥熱くてぇ‥‥融けちゃいそう‥‥ゆきちゃ‥‥ん‥‥も‥‥わかんないっ!!」
奏は予想以上の官能に戸惑い,雪乃をぎゅうっと抱き締める。
体の奥に滾った熱が体中を駆け巡ってるようで,ひどく苦しかった。
雪乃に助けを求めるように抱き締める腕にさらに力を込める。
「ぁ‥‥あぁ‥‥もっ‥‥ダメ‥‥なんか‥‥くる‥‥。」
「いいよ‥‥かなちゃん‥‥イっていいからね‥‥。」
「イく?‥‥イくって?‥‥あたし‥‥イくの‥‥イく‥‥っぁくぅんんん!!!」
ビクンと激しく奏の体が波打ったかと思うと,全身から力が抜けたようにベッドへ崩れ落ちた。
奏は目を瞑ったまま,ぐったりとしていた。
雪乃は,汗の滲む奏での額に手を添え,前髪をそっとかき分ける。
そこへ軽くキスを落とすと,奏を大事に胸元へ抱きしめた。
窓からの日差しに気付いて,奏は目を覚ました。
穏やかな温もりにずっと包まれていた心地良さに目覚めた後でもまだ夢の中のような心地だった。
目の前に触れる柔らかい暖かい感触を確かめる。
そこには雪乃の乳房と白い肢体がシーツに包まれ,穏やかな寝息を立てていた。
(うわ~~~!!)
奏は一気に眼が醒める。昨夜のことを思い出し,一気に頭に血が昇るのがわかった。
(うわ~!!こんなん,ちょ~やばいよ!!はずいって!!マジで!!)
誰に叫ぶわけでもなく,奏は自分の中で叫ぶ。
雪乃に目が奪われ,目を離すことができず,昨夜のことを思い出し一人硬直したまま悶えていた。
「ん‥‥‥かなちゃん?‥‥起きたの?」
もぞもぞと体を動かし雪乃も目覚めたようだ。
「ちゅーして起こしてあげようと思ったのに~。」
赤面硬直する奏を見つめながら,いつもと変わらない雪乃がいた。
「あの‥‥‥さ‥‥‥。」
もじもじと,奏が何か言おうとしていると,雪乃はそのまま優しく微笑んで,またひと眠りしようとしていた。
「かなちゃん,ぷにょぷにょしてて気持ち良かったよ♪また抱っこしてあげるね。」
「~~~!!」
そして二度寝に入った雪乃は,暫くの間目を覚まさなかった。
「敵わないな‥‥‥雪ちゃんには‥‥。」
一人どぎまぎしている自分の姿を傍目に見てクスッと笑うと,すがすがしい表情で奏は雪乃の頭を撫でる。
言葉だけでは分かり合えない,わかっていたはずだけど自信のなかった自分たちの想いを確認し合えて,二人はより深い絆で結ばれたのだった。
最終更新:2010年11月18日 22:55