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SS-22

メイド服奏

◆yuri0euJXw


「ほらぁ,ちゃんと見て無いでしょ?かなちゃん。」
「見てるよ‥‥。」

いつもは片付けてある大きめの姿見が,今はあたしの前にあって‥‥あたしの姿を余すとこなく映し出している。
冗談で買った猫耳カチューシャと文化祭で使ったメイド服を着たあたしを‥‥。

「っ‥‥もういいでしょ?恥ずかしいからさぁ‥‥。」
「だ~め。約束でしょ?」

ゆきちゃんは椅子に座ってカメラを構えながら言った。

「だって‥‥言ったら絶対見に来たっしょ?」
「うん♪」

もじもじしながら,ぶっきらぼうに言うと,予想通り元気は返事が返ってきた。

「ちょー恥ずかしいんだから‥‥。」
「何でぇ?可愛いいよ~♪指名もたくさん入ってたみたいだし‥‥。」

何枚かシャッターを切って,こともなげに雪ちゃんは言う。

「メイド喫茶じゃなくて,アートカフェ!っ‥‥指名もらっても仕方ないでしょーが‥‥。」
「はい,かなちゃん♪クルッとターンしてみて♪」

雪ちゃんはあたしの話を聞きいているのか聞いていないのか,写真を撮るのに夢中だ。
こんな風になるのが予想できたから,あたしは内緒にしておいたのに‥‥。

「とほほ‥‥。もう勘弁してよぉ~。」
「だ~め。私に内緒にしてたお仕置きなんだからぁ。」

そう言って,雪ちゃんは持って帰ってきたメイド服をあたしに着せた。
内緒にしてたのは本当のことだけど,ちゃっかり雪ちゃんは出店に来ていたのだ。

「‥‥言わなくたって見に来てたくせに‥‥。」

ぼそっと言うと,雪ちゃんは手を止め,あたしに向けて口を尖らせて言う。

「私はぁ,かなちゃんが”内緒”にしてた事にご機嫌斜めさんなんですよ?ぷんぷん♪」
「‥‥しっかりご機嫌みたいじゃない‥‥。」
「か~な~ちゃん!」
「はいはい。何でも言うこと聞いたげるから早く機嫌直してよね。雪ちゃん。」

あたしはしぶしぶ雪ちゃんの言う通りにしていた。

「じゃあねぇ~。次はぁ‥‥。」

色んなポーズをさせられて暫く撮影会は続いた。
色々ポージングをさせられ,モデルとはこんなに大変なものかと思い知った時,徐に雪ちゃんは尋ねてきた。

「ねぇかなちゃん。スカートの下どうしてるの?」
「どうって,スパッツ穿いて‥‥。」

ゆきちゃんの顔がにやつくのが分かった。背筋がぞくっとする。
何か企んでる。直感的にそう感じた。

「かなちゃ~ん。」
「やっ,ヤダよ。脱がない。脱がないもん。」
「まだ何も言ってないけど。‥‥‥‥でもぉ,脱いで♥」
「ヤダ!」

ただでさえ恥ずかしいのに,そんな恥ずかしい恰好できるかってーの!
あたしは必死に雪ちゃんに抗議する。でも雪ちゃんも粘る。

「‥‥‥‥何でも言うこと聞いてくれるって言ったのにぃ~。かなちゃんのこと信じてたのにぃ~。」

雪ちゃんがふざけてるのはわかる。でもこんなに後に引くことってあまりない。
少しは気にしてるのかな?あたしが言わなかったこと‥‥。
ちくっと痛んだ胸にあたしは抗議の手を緩めた。
それから先のことは予想できたはずなのに‥‥あたしやっぱり雪ちゃんに甘い?

「っ‥‥今日だけだからね。」

あたしはスパッツに手をかけた。見られながら脱ぐのってどうにも恥ずかしい。
それにゆきちゃんの視線を感じる。
ゆきちゃんに視姦されて恥ずかしくて死にそうなあたしをゆきちゃんは楽しんでいるようだった。

「かなちゃんのストリップ~♪」
「ちょっと!!そんなとこ写真撮んないでよ!」
「ええぇ~。だめなのぉ?」

脱いだスパッツをベッドに放り投げながら雪ちゃんに叫んだ。
膨れっ面をしたままこっちを向く雪ちゃんの手にはまだカメラが握られていた。
あれだけ撮ったのに,まだ撮る気らしい。あたしはごくっと唾を飲み込んだ。

「じゃあ,これからかなちゃんのせくすぃ~な写真を撮りま~す♪」
「なっ?!なにをっ?!」

満面の笑みで宣言された言葉に,驚きの余り声が裏返ってしまった。
予想してなかったわけじゃない。でも本当にやるなんて‥‥。

「大丈夫だよぉ。咲ちゃんにあげたりしないから♪」

いやいやいや,それは絶対ダメだって。あり得ないし。
おやつと引き換えに写真と情報ばら撒いてるのは誰よ?雪ねぇ。

「それだけはやめてっ!写真はダメぇ!」

あたしは悲壮感漂う表情で雪ちゃんに懇願していたようだ。
さすがの雪ちゃんも,写真はあきらめてくれたみたい。
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間,雪ちゃんはにこやかに囁いた。

「それじゃぁ。今日は可愛いかなちゃんを堪能します♪まずはじめに‥‥。」
「はじめって,写真は撮ったでしょ?」
「ぷ~~。じゃぁふたつ目。語尾に”にゃ”ってつけてください♥」
「”にゃ”?」
「うん。初めてこの寮に来た時,かなちゃんよくにゃ~にゃ~言ってたじゃない?」

あれが可愛いからやってとせがまれ,あたしはしぶしぶ承諾した。
恥ずかしい写真を撮られるよりずっとましだ。

「分かった‥‥にゃ。」
「や~ん。ラブリ~♥猫耳メイドさんの完成~。」

そんなに良かったのか,雪ちゃんはあたしに抱きつきながらずいぶん喜んでいた。
でもあたしは油断してた。雪ちゃんの思惑に,もっと早くから気付いておくべきだったんだ。
姿見の前に二人で並ぶ。
猫耳メイド服のあたしの後ろに部屋着の雪ちゃんが並んでいる。
不思議な光景だ。あまりの不思議さに鏡に見とれていると,耳そばで雪ちゃんの声が聞こえた。

「もっと可愛いところ‥‥見せてあげる‥‥。」

甘く囁かれる声に背筋がぞくっとする。そして耳たぶゆきちゃんの唇が這うとそれはもっと強くなった。

「ひゃぁん‥‥ちょっ‥‥なにすっ‥‥。」
「”にゃ”でしょ?」
「ぁ‥‥はぁ‥‥何する‥‥にゃ‥‥。」
「かなちゃんに見せてあげようと思って。かなちゃんがエッチで可愛くなるとこ♪」
「なっ‥‥!!」
「ほらぁ‥‥見て‥‥鏡‥‥。」

頭に添えられた手が,あたしの顔を鏡の方へ向ける。
ゾクゾクとした感覚に肌を粟立たせながら,そっと開いた眼に映るのは自分の姿。
頬を紅潮させて,耳を雪ちゃんが舐めてるのが見える。
その動きに合わせて,あたしの顔がどんどん変化していくのがわかった。
甘い刺激に切なそうにしている,女の顔‥‥。

「私がいつも見てる‥‥かなちゃんだよ?」

改めてそう言われて,あたしは急に恥ずかしさで体中が熱くなった。
そんなにしっかりと雪ちゃんに掴まれているわけじゃない。
でも,恥ずかしいのに‥‥やめてほしいのに‥‥動けなかった。
リボンが外され,背中のボタンを一つ一つ外されていくと,雪ちゃんの指が背中を優しく撫で始めた。

「っく‥‥ぅん‥‥。」
「こうしてると,エッチなメイドさんみたいだね。」
「‥‥ぇっ‥‥へ?‥‥。」

甘く疼く刺激に倒れそうになる体を何とか維持するのに精一杯だったあたしは雪ちゃんにそう言われて,不意に鏡に映る自分の姿を見た。
自分でも見たことない表情‥‥こんな‥‥すごくエッチで‥‥。
「はぁ‥‥やっ‥‥止めて‥‥にゃぁ。」
「ぁ‥‥なんか病みつきになりそう‥‥。」
「ふざけないで‥‥にゃ‥‥こんなのはずかしっ‥‥にゃぁ。」

雪ちゃんにされるがままの自分の姿を見ることになるなんて‥‥。
鏡越しに雪ちゃんと目が合う。
その視線は真っ直ぐであたしの胸の奥まで突き刺さる。

時々見せる強い視線。それだけで雪ちゃんがいることがわかった。
いつもの優しい視線とは違う。全身に響くようなゾクゾクとした感覚。
視姦‥‥されてる。きっとずっと企んでたんだ。
鏡の中に映る雪ちゃんと雪ちゃんに溶かされていく自分の姿をあたしはぼんやりと眺めていた。

「どうしたのかなぁ?じっと見つめて‥‥。いつもよりエッチな顔してるよ?」
「エッチなのは雪ちゃんの方でしょ?よりによってこんなこと思いつくなんて‥‥にゃ。」
「だってぇ,ほんとにかなちゃん可愛いんだもん。内緒されて私はショックだったんだよ?」

肌蹴た背中から雪ちゃんの手が滑りこんでくる。
それは前へ回り込んで,やさしく胸を撫でまわしてもうごまかせないくらいしっかり起立したあたしの先端の感触を確かめていた。

「ふっぅん‥‥んっぁ‥‥はっぁん。」
「みんな見てたよ。かなちゃんのこと。かなちゃんの絵もね。」
「ふぇっ?‥‥っぅん‥‥。」
「私のことモデルに絵描いてたんだね。出すなら出すって言ってくれてもいいのに。」
「ぁふっ‥‥ふぅんっ‥‥そしたら‥‥描かせてくれない‥にゃ?」
「だってぇ,恥ずかしいんだもん♪」

摘ままれた胸の先端がジンジンと熱く疼く。
強い刺激と撫でるようなやさしい刺激と繰り返し揉みし抱く手は温かくてしっとりと肌に馴染んでいだ。

「かなちゃんが私のこと大好きなの‥‥すっごくよくわかったよ?」

耳元で囁かれる声は甘く響く。それだけで,体の奥が熱くなる。
鏡越しに雪ちゃんはあたしを見る。
あたしの潤んだ瞳があたしを見つめていた。

いつも,こんな顔して雪ちゃんに抱かれてるんだ‥‥あたし‥‥。

それは凄く恥ずかしいことなのに,あたしの恥ずかしい姿を見つめている雪ちゃんはとても優しい視線を向けてくれていた。
雪ちゃんの愛撫に身を任せようとしていたその時,急に抱えられていた体を離されてしまった。
居場所を失くし,ふらふらと止まり木を探すようにあたしはベッドの梯子に寄りかかった。

「私もかなちゃんのこと大好き。だからもっと教えてあげる。」

何をするのかと思えば,雪ちゃんはあたしの足元に座り込んで,スカートの中へ潜り込むではないか。

「ちょっ!なにするにゃっ!!‥‥ゆきちゃっ!」

慌てて雪ちゃんを振り払おうとしたけど,あたしは体を支えるだけで精一杯だった。
なんせ雪ちゃんはあたしの敏感な所を下着の上から撫でたのだ。
熱く疼いた体はそれを敏感に感じ取り,下半身から這い上がってくる甘い刺激にあたしはどうにかなってしまいそうだった。

「スカートの中ってこんな感じなんだ♪」
「雪ちゃん‥‥変態っぽい‥‥にゃ。」
「感化されちゃったかな?」

スカートから顔をのぞかせると,雪ちゃんはあたしに微笑みかけた。
下から見上げる雪ちゃんの顔は凄く無邪気で,あたしの方が余計に恥ずかしかった。

「はい,じゃぁ,スカートの裾持っててね。」
「‥‥はいにゃ。」

もう恥ずかしいとかは問題じゃなかった。
一番感じるところをじれったく刺激されて,あたしは頭の奥の方から蕩けそうになっていた。
雪ちゃんがこれからすることに期待してうずうずしてるのを見透かされ,また恥ずかしい格好をさせられる。

これじゃまるで,あたしがして下さいって雪ちゃんにおねだりしてるみたいじゃないか‥‥。

「鏡‥‥気に入ったの?今日すごく感じてるね。」
「ちがっ‥‥そんなことないっ‥‥にゃ。」
「だって,ちょっとしか触ってないのにもうこんなになってるよ?」

雪ちゃんがあたしの下着を下げるのも鏡越しに見えてしまう。
するするとひざ下で小さく丸まってる下着はもうすっかり濡れていた。

「鏡が良かった?それともメイド服?」
「ちがう‥‥よっ‥‥そんなじゃ‥ない‥‥にゃ‥。」
「じゃあ,このまましても別にいいよね?」
「‥‥このまま?‥‥ふぁっ!?」

あたしの足元に居座って何をするかと思えば,雪ちゃんはあたしのふとももをぐいっと広げて,足の間を下からのぞきこむような体勢になっていた。

「ぁっ‥‥ゆきちゃっ‥‥やっ‥‥やめてっ‥‥こんなっ‥‥!!」
「かなちゃん?”にゃ”忘れてるよ?」
「いっ‥‥いやにゃっ‥‥雪ちゃん‥‥だめ‥‥っにゃぁ‥‥ん‥。」

あたしはプルプルと震える手で手繰りあげたスカートのすそを握り締めていた。
梯子に体を預け,雪ちゃんの攻めに耐えていた。
あたしの足元で舌先を伸ばした雪ちゃんがする行為は,ほんの少し視線を下げるだけで目の当たりにできてしまう。
そうでなくても,その姿はあたしの目の前で余すところなく鏡に映し出されている。

初めは戸惑ったけど,やっと慣れた雪ちゃんとのそれ。
今はむしろもっとしてほしいと思う。
芯のある柔らかさがあたしの敏感な部分を舐め擦る。
その刺激はダイレクトにあたしを痺れさせる。
望むと望まざるとあたしの中からは雪ちゃんをもっと深くまで受け入れるために熱い愛液が溢れ出してくる。

そっと秘裂にそって舌先が滑り厚く疼く欲望の源泉を探る。
ぬるぬると,肉と肉がこすれる感触が生々しくてでもそれが気持ちよくて。
あたしは熱い溜息を繰り返していた。
プルプルと震える脚。立っているのもやっとの状態で何とか体を支える。

「イきたい?」

足の付け根を指でなぞりながら甘く囁く雪ちゃんの声が届く。
ぼんやりとしたまま,あたしはコクンと頷いた。
堪らなかった。堪らなく切なくて‥‥。

「ゆきちゃん‥‥して‥‥にゃ。いつもみたいに‥‥イかしてにゃぁん。」

あたしの表情に満足したのか,全部言いきる前に,陰核を強く吸われた。
衝撃が全身に走り,倒れこみそうになる体をやっとの思いで梯子にしがみつかせる。
探るように入ってくる指先を感じる。
的確に感じるところを弄る指先にすぐにでも果ててしまいそうな予感がするけど,まだそれは許してもらえない。

「わらわらふぉくひゃらはふれひぇくるひょ。」
「やっだっ‥しゃべりながらしないでっ‥‥。」

んぁだめっ‥‥くるっ‥‥きちゃうよぉ‥‥。

走り抜ける快感に抗えなくて,あたしは持っていたスカートのすそを手放し,達するとともに腰が砕けた。
荒い息を繰り返しながら,頭の中は真っ白でもう何も考えられなかった。

「気持ちよかった?」

雪ちゃんがキスしてきた。
甘酸っぱい味がする。雪ちゃんの顔は濡れていた。
全部あたしのだ‥‥そう思うと嬉しさと恥ずかしさで一杯になってしまう。
あたしは赤ら顔で雪ちゃんの顔を舐めた。
あたしの味‥‥雪ちゃんに一杯弄られて愛された証拠。

「可愛かったでしょ~?」
「それはどうかわかんないけど‥‥雪ちゃんがあたしのこと大好きなのはわかったにゃ。」
「あはっ,可愛かったからつい‥‥ごめんなさいにゃ♥」

雪ちゃんは軽く抱きしめ合うと,あたしの体に残ってた残りの服を脱がす。
そして自分も服を脱いだ。

「今度はベッドで‥‥しよっか。」

今度はあたしが雪ちゃんにしてあげるよと言ったにもかかわらず,
その後何度も攻められ‥‥翌日足腰が大変なことになってた。

「加減しなさいっていつも言ってるでしょっ!!!このバカ姉っ!!!」
「いひゃいひゃいひゃいひゃい!!だってぇ~。」

猫耳もメイド服ももうこりごりだ。
今度はあたしが雪ちゃんにしてやるんだからっ!!!


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最終更新:2010年11月11日 17:11
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