6・592

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学校が終わって今日も友奈ちゃんは私の家にきていた 「東郷さん、もっと私に甘えてくれないかな」 突然友奈ちゃんはそう言った 急にどうしたんだろう。 それに、 「私はずっと友奈ちゃんの優しさに甘えっぱなしだよ」 本当に出会った頃からずっと 「うーん、そういう甘えるじゃなくて……スキンシップ的な?」 「それはどうして?」 「東郷さんってあんまり人に甘えたりしないでしょ? それで自然に甘えられるようになれば相談も気軽にできるようになるんじゃないかって思って だから東郷さんに私に甘えることを覚えてほしいの あっ、東郷さんを疑ってるわけじゃないよ! 悩んだら相談してくれるって信じてる ええっと……………………………………嫌、かな……?」 「ううん、嫌じゃないよ」 私を想ってくれての友奈ちゃんの提案だ。嫌なわけあるものか むしろとても嬉しい 「……でも、甘え方がよくわからないの」 「そっかあ……じゃあとりあえず私に抱きついてみてよ!」 「え//」 「さあ、きて!東郷さん!」 友奈ちゃんが両手をバッと広げる 「い、いくよ…?友奈ちゃん」 そう言って恐る恐る友奈ちゃんを抱き締める。友奈ちゃんも抱き締め返してきた 友奈ちゃんの温もりを全身で感じる……とっても温くて落ち着く それを堪能していると友奈ちゃんは 「それじゃあ東郷さん甘えて!」 と言ってきた 「やっぱりよくわからないよ」 私は答える。わからないものはわからない それに私は既に満足しつつあった 「うーん…私にしてもらいたいこととかないかな?東郷さんならなんでもいいよ」 なんでもと言われても……と考えていたら一つ思い付いた 「……そうだ、いつもみたいに髪を梳かしてほしいな」 「わかった」 友奈ちゃんはいつもの手つきで髪を梳かし始めた ただ、その返事がちょっと残念そうに聞こえたのは私の気のせいだろうか 友奈ちゃんはパソコンでの作業中によく髪を触ってくれる そうされると作業が捗るけど、作業中は作業に集中しなくちゃいけない しかし今は友奈ちゃんの温もりを感じながらその心地よさに身を委ねることに集中できる とっても気持ちいい… 「…ゆうなちゃん」 無意識に口に出していた。自分でも信じられないような甘い声で ちょっと恥ずかしいけどそれ以上になんだか心地いい これが甘えるってことなんだろうか とにかく、とても幸せな気分だ 「なあに東郷さん」 「なんでもない……自然と口に出ちゃったの」 「そっか」 「うん」 ……………こうしてとても幸せな時間を過ごした そして、 「今日はありがとう友奈ちゃん」 「どういたしまして! 私もかわいい東郷さんがみられて大満足だよ!」 友奈ちゃんは満面の笑みでそう言った 「もう!そうさせたのは友奈ちゃんでしょ……//」 「えへへ…明日はもっと甘えてくれると嬉しいな」 「明日?」 それにもっと? 十分甘えたのでは?と思ったけど友奈ちゃんがそう言うのならまだ甘え足りないのかな 「そうだよ!一回だけじゃ意味ないもん 言ったよね。私に甘えることを覚えてもらうって だから東郷さんが自分から私に甘えてくるようになるまで続けるからね!」 「う、うん」 有無を言わせない勢いに押されつい承諾してしまった 「それじゃあ東郷さん、また明日!」 「うん。また明日、友奈ちゃん」 今度は甘えん坊に変えられちゃうのかな ふとそんなことを思い、 ふふ…と微笑んだ
学校が終わって今日も友奈ちゃんは私の家にきていた 「東郷さん、もっと私に甘えてくれないかな」 突然友奈ちゃんはそう言った 急にどうしたんだろう。 それに、 「私はずっと友奈ちゃんの優しさに甘えっぱなしだよ」 本当に出会った頃からずっと 「うーん、そういう甘えるじゃなくて……スキンシップ的な?」 「それはどうして?」 「東郷さんってあんまり人に甘えたりしないでしょ? それで自然に甘えられるようになれば相談も気軽にできるようになるんじゃないかって思って だから東郷さんに私に甘えることを覚えてほしいの あっ、東郷さんを疑ってるわけじゃないよ! 悩んだら相談してくれるって信じてる ええっと……………………………………嫌、かな……?」 「ううん、嫌じゃないよ」 私を想ってくれての友奈ちゃんの提案だ。嫌なわけあるものか むしろとても嬉しい 「……でも、甘え方がよくわからないの」 「そっかあ……じゃあとりあえず私に抱きついてみてよ!」 「え//」 「さあ、きて!東郷さん!」 友奈ちゃんが両手をバッと広げる 「い、いくよ…?友奈ちゃん」 そう言って恐る恐る友奈ちゃんを抱き締める。友奈ちゃんも抱き締め返してきた 友奈ちゃんの温もりを全身で感じる……とっても温くて落ち着く それを堪能していると友奈ちゃんは 「それじゃあ東郷さん甘えて!」 と言ってきた 「やっぱりよくわからないよ」 私は答える。わからないものはわからない それに私は既に満足しつつあった 「うーん…私にしてもらいたいこととかないかな?東郷さんならなんでもいいよ」 なんでもと言われても……と考えていたら一つ思い付いた 「……そうだ、いつもみたいに髪を梳かしてほしいな」 「わかった」 友奈ちゃんはいつもの手つきで髪を梳かし始めた ただ、その返事がちょっと残念そうに聞こえたのは私の気のせいだろうか 友奈ちゃんはパソコンでの作業中によく髪を触ってくれる そうされると作業が捗るけど、作業中は作業に集中しなくちゃいけない しかし今は友奈ちゃんの温もりを感じながらその心地よさに身を委ねることに集中できる とっても気持ちいい… 「…ゆうなちゃん」 無意識に口に出していた。自分でも信じられないような甘い声で ちょっと恥ずかしいけどそれ以上になんだか心地いい これが甘えるってことなんだろうか とにかく、とても幸せな気分だ 「なあに東郷さん」 「なんでもない……自然と口に出ちゃったの」 「そっか」 「うん」 ……………こうしてとても幸せな時間を過ごした そして、 「今日はありがとう友奈ちゃん」 「どういたしまして! 私もかわいい東郷さんがみられて大満足だよ!」 友奈ちゃんは満面の笑みでそう言った 「もう!そうさせたのは友奈ちゃんでしょ……//」 「えへへ…明日はもっと甘えてくれると嬉しいな」 「明日?」 それにもっと? 十分甘えたのでは?と思ったけど友奈ちゃんがそう言うのならまだ甘え足りないのかな 「そうだよ!一回だけじゃ意味ないもん 言ったよね。私に甘えることを覚えてもらうって だから東郷さんが自分から私に甘えてくるようになるまで続けるからね!」 「う、うん」 有無を言わせない勢いに押されつい承諾してしまった 「それじゃあ東郷さん、また明日!」 「うん。また明日、友奈ちゃん」 今度は甘えん坊に変えられちゃうのかな ふとそんなことを思い、 ふふ…と微笑んだ

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