備考
作品内に出てきた説明と電撃G'sMagazineに記述されているKEYWORDまとめ
考察は考察ページでお願いします。
KEYWORD
戦装束
神樹の力を宿す勇者の衣装。まとう者の身体能力を格段に引き上げ、神の力で専用武器以外でもバーテックスへの攻撃を有効にする。ただし、戦う覚悟と意志が無ければ、装着することができない。
生大刀(いくたち)
無数の武器、の名を持つ神器の一種。冥府に由来する刀である。
演武
勇者たちの戦闘技術を、一般の人に披露する催し事。気恥かしいという理由で、友奈と杏は出演を辞退。
大葉刈(おおはがり)
千景の専用武器、折りたたみ式の大鎌に宿る神の霊力。かつて農耕を司る地の神の一人が、怒りのままに死した友人の喪屋を切り捨てるという暴挙に出た。その際に使われた武器に由来する霊力であり、大鎌は死者すらも冒涜する、呪われた刃となる。
切り札
勇者が神樹の記録にアクセスして精霊を召喚し、その神の力を顕現させる技術。一時的に戦闘能力は跳ね上がるが、肉体に大きな負担がかかる。
白鳥
長野の一部地域を単身守護していた勇者。若葉と定期的に通信でやり取りをしていたが、戦況が悪化し、通信不能となる。その後の消息は不明。
神樹
土地神そのものだと言われる、地上全ての記録を蓄積した樹木。バーテックスの襲撃に対し、時を止め、ほぼすべてのものを樹木に変える樹海化を行う。
精霊
勇者が、神樹が蓄える記録にアクセスして召喚する神の力。自らに力を顕現させることで、一時的に戦闘能力が跳ね上がる。その分肉体的負担も激しい、戦闘における切り札的存在。
大社
バーテックス対策の全権限を握る機関。神樹や敵の力の解析、勇者や巫女への指導等を行う。負傷した際の病院の手配など、最前線で戦う少女たちへのサポート体制は万全。神樹の力を研究し、科学や呪術を用いて、勇者の戦装束を作りだした。
高松市
香川県の一都市。四国一の都会であると同時に、多くの天然温泉が湧く、温泉地としても知られる。
天空恐怖症候群
三年前のバーテックス襲撃により、空を見ることに恐怖を覚える精神的な病。症状は4段階のステージがあり、ステージ4では発狂、自我の崩壊にまで至る。
七人御崎
千景が切り札として呼び出した精霊。七人の同時存在を瞬時に作る。その七人が同時に殺されない限り、新たな存在が生まれ続け、本当の死は訪れない。
バーテックス
天から降ってきた、異形の化物の総称。人間を率先して狙い、口のような器官で喰らい尽くす。個体同士で融合し、さまざまな形へと進化することが可能。
(『タカヒロ氏が斬る!』によると味と触感は、『味のない弾力に富んだイカ』らしい)
丸亀城
勇者と巫女が住まう寮のある、香川県の平山城。内部が改築され、6人が通う学校として使われている。
巫女
土地神の声を聞く特殊な力を持つ者のこと。ひなたがこれに当たり、その力で勇者たちを導く。神の声である信託は、言語ではなく象徴と暗示によって伝わる。
勇者専用アプリ
勇者たちのスマホに入れられたアプリ。起動すると、それぞれ専用の戦装束を身につけることが可能。また、勇者やバーテックたちの現在地を、リアルタイムで表示するサポート機能もある。
勇者ゲーム
バーテックスに見立てた、白い布袋を投げ合いながら、相手陣にある旗の奪取を目指すゲーム。というと聞こえはいいが、実態は陣取りの要素を加えた、ただの枕投げ。
作品内の解説
天空恐怖症候群
上空から襲来したバーテックスへの恐怖により起こる、精神的な病。病状の重さによって4段階にステージが分かれる。
ステージ2からステージ3。ステージ3からステージ4と、病状が悪化していく。
ステージ1
空を見上げるのを恐れて外出を嫌う。
ステージ2
バーテックス襲来時のフラッシュバックが起こり、精神不安定となる。日常生活に支障を来す。
ステージ3
フラッシュバックや幻覚が頻繁に起こり、薬を手放せなくなる。働くことや外出することができなくなる。
ステージ4
自我の崩壊、記憶の混濁、発狂が起こる。ステージ3からステージ4へ至るまで、それほど時間はかからない。