ゆっくりいじめ系2526 ゆンペルダウン

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ゆっくりいじめ系2526 ゆンペルダウン」(2009/04/22 (水) 11:51:54) の最新版変更点

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注:某マンガのパロディが含まれています 「ゆぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!ゆっぐりさぜでぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!」 「むぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」 「いだいんだぜぇぇぇぇぇっ!!!!ばりざをはなし・・・ゆぎぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」 ゆっくりたちのすさまじい悲鳴が響き渡る。ここでは日常茶飯事、ありふれた光景だ。 ここのゆっくりたちは皆強制労働させられている。今絶叫していたゆっくりたちはサボって鞭で叩かれているところなのだ。 ・・・ここは罪を犯した罪人・・・ではなく罪ゆっくりを収容する超巨大監獄『ゆンペルダウン』・・・。 その実態は謎に包まれていたが、今日私はここへの取材を許可され中に入れてもらっている。 まず中に入って感じたのはとてつもなく甘い匂い・・・そして耳に残るゆっくりたちの悲鳴・・・ 「なるほど・・・まさにゆっくりにとっては地獄ですな・・・。メモメモ・・・。」 「じっくり見ていってくださいね。時間はいくらでもありますからね・・・。」 ゆンペルダウンの責任者である青年・・・人呼んで『監獄鬼異惨』が私を案内してくれている。 彼は若干20歳にしてここの全ての責任を任せられているスゴ腕の青年だ。虐待ランクは最高のSランクであり、 最強のSランクだけで構成された『ゆ虐七連星』の1人であると言われている。よく分からないがすごいらしい。 「ゆンペルダウンは全部で6フロアあるんですよ。順番にさらりと紹介していきましょう。」 「はい、私も中に入れて嬉しい限りで・・・。ゆっくり見ていきますね。」 「ゆっ!?おにいさんゆっくりして・・・。」 「はいはい働け働け。」 鬼異惨の鋭い蹴りが私に反応したれいむに炸裂した。軽い蹴りに見えたが、れいむは思いっきり吹っ飛び壁に激突していた。 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「痙攣してる暇があるなら働け。とにかく働け。さっさと働け。」 「あの~・・・。あのれいむ死にそうですけど・・・。」 「ええ、どうやらあのれいむは痙攣することで他のゆっくりたちを戒めているようですね。その心意気に免じて少し休ませてあげましょう。」 鬼異惨はそう言うとさっさと歩いて行ってしまった。マイペースな方だなぁ・・・。私は急いで追いかけた。 ちなみに後ろを見てみるとさっきのれいむがピクリとも動かなくなっていた。多分死んだのだろう。 「ここはフロア1、最も罪の軽いゆっくりが収容されています。名前は『労働地獄』、その名の通り1日20時間労働させています。」 「睡眠時間4時間ですか・・・。確かに地獄ですね・・・。」 「いいえ、食事の時間を考えれば実際の睡眠時間は3時間程です。それでもゆっくりは簡単には死なないのです。」 彼の話では、ここのゆっくりの犯した罪は『人間からあまあまを貰おうとした罪』や、『人間に対して暴言を吐いた罪』などらしい。 辺りを見回すととにかくゆっくりたちが重そうな岩を運んだり、口でロープを引っ張ったりしている。 種類は様々、れいむ・まりさ・ぱちゅりー・ありす・ちぇん・・・とだいたい揃っていた。 「ちなみに捕食種はここにはいません。大切な労働力を食べてしまいますからね。」 「はぁ・・・なるほど・・・メモメモ・・・。」 「ここのゆっくりは約1ヶ月で外に解放されます。実際ほとんど途中で死んでしまうので出れるのはほんの2・3割ですが・・・。」 「外に出しちゃうんですか?そんなことして平気なんですか?」 「あくまで軽い罪ですしね、仮に出れてももう2度と人間と関わろうとはしませんよ。さて・・・次はフロア2です。」   階段を降りるとフロア2に到着した。見渡した瞬間、さっきのフロア1とは別次元だと分かった。 大量のケースに入れられたゆっくりたちがズラリと並んでおり、全員頭からは茎が生えていた。 茎には赤ちゃんがぶら下がっておりゆぅゆぅと寝息を立てている。上だけ見れば癒される光景だ。 だが、下の光景・・・つまりの親のゆっくりを見ると、ここがゆっくりできない所であることを思い出させてくれた。 親ゆっくりの顔は種族個体関係なく全員生気を失った、死んだような顔をしていたのだ。じっと見てるとこっちが鬱になるような顔だ。 「えっと・・・ここは・・・?」 「ここはフロア2、名付けて『出産地獄』です。見ての通りひたすら赤ゆっくりを産ませるフロアです。」 「こりゃまたきつそうですねぇ~・・・。メモメモ・・・。」 「犯した主な罪は『野菜が勝手に生えてくると思い込み畑に侵入した罪』、『ゴミ袋を破り中身を漁ろうとした罪』などです。未遂で終わった奴らはここで、  実際に被害を出した場合フロア3に送られます。」 見てみると生えた茎はすぐに従業員に毟られ、根っこを砂糖水に浸けられ運ばれて行った。茎が無くなったゆっくりは反応せずただ死んだような目をしているだけだった。 すると別の従業員が何か餡子っぽい物体をゆっくりに注射で注入し、体を揺らし始めた・・・。 「んふぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!すっきりぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」 「あ、また茎が生えてきましたね。あのれいむ今の瞬間だけ目が輝いてたな・・・。」 「常にチューブで栄養を与えているので絶対に死にません。さっきの注射にはいわゆる・・・赤ゆっくりの素が入っていたのです。」 「ああ、精子餡ですか。」 「・・・すいませんがその言い方止めてください。私こう見えてシャイなんですよ。」 「あ、すいません・・・(やっぱ変わった人かも・・・)。」 「・・・では生まれた赤ゆっくりたちがどうなるか見てからフロア3に行きましょうか。」 別の場所に案内された私は大量の茎と赤ゆっくりを見た。コンベアーで運ばれ変な機械が茎を検査し、そして3つに別れたルートに流されている・・・。 「ここは赤ゆっくりの体内の餡子を調べて素質を検査する部屋です。」 「餡子で素質が分かるんですか?」 「ええ、上質な餡子程賢い個体に育つ可能性が大きくなるのです。3つに別れたルートはそれぞれ『高級』『中級』『駄作』となっていて、  高級に選ばれた赤ゆっくりは一流のブリーダーの所に送られ飼いゆっくりとして英才教育を受けます。そして中級に選ばれた赤ゆっくりは  加工場に送られ我々人間のおやつになります。最後に駄作に選ばれた粗悪な赤ゆっくりはここのゆっくりたちのご飯になります。」 「ほうほう、実にエコロジーで無駄が無い・・・。すばらしいですね。」 「サンプルを見せましょう。まずこれが高級赤ゆです。れいむ種です。」 「(ぺこっ)ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「ではさっそく・・・クッキー食べるか?」 「れいみゅはにんげんしゃんからもにょをもりゃっちゃりしにゃいよ!!!」 「おお、あの食欲最優先なゆっくりが拒むとは・・・。確かに良い子みたいですね・・・。」 「次は中級赤ゆです。」 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!おにーしゃん!れいみゅにあみゃあみゃをちょーだいね!!」 「そして駄作赤ゆです。」 「ゆっ!?おじしゃんはしゃっしゃとれいみゅにあみゃあみゃをもっちぇきちぇね!!!」 「うわぁ・・・これはひどい・・・。」 「ききょえにゃいの!!?ばきゃにゃの!?しにゅの!!?にょうにゃしくしょじじい(能無しクソジジイ)のぶんじゃいで・・・ぴっ!!?」 「おっと失礼・・・。ついすり潰してしまいました。私もまだまだ未熟ですね・・・。さて、フロア3に行きましょうか。」 私は心の中でGJ!!と叫びながらフロア3に移動した。本当はもっとじっくり見ていたいが文句を言える立場では無いので大人しくした。 フロア3・・・到着と同時に悲惨な場所だと瞬時に理解できた。大量のノーマルれみりゃが宙を舞い、胴付きれみりゃが地上を闊歩していた。 そして逃げ惑うゆっくりが次々と食われていく・・・。 「うー!うー!」 「ゆぎゃへぇぇぇぇぇぇっ!!!!あんごずわない・・・で・・・。」 「ばりざぁぁぁぁぁっ!!!?」 「う~・・・。どこみてるんだどぉ~!?おぜうさまをむしするんじゃないどぉ~。」 「ゆぴぃぃぃぃぃっ!!?やべでねっ!!!?はなし・・・ゆぎゃぁぁぁぁぁっ!!!!」 「うー!あまあま~♪」 「もっと・・・ゆっく・・・り・・・。」 「ここはフロア3、別名『れみりゃ地獄』です。人間によって飼い慣らされたれみりゃたちが絶えず餌を求めて徘徊しているフロアです。」 「何と恐ろしい・・・人間で例えるならライオンの群れのど真ん中に放り込まれた気分でしょうねぇ・・・。」 「・・・すいませんがゆっくりの境遇を人間で例えるのは止めてください。饅頭と同じ扱いをしたら全世界の人類に失礼ですから。」 「あ、すいません・・・。」 それにしてもこのフロア・・・ゆっくりたちがあっという間に全滅してしまうのでは・・・私は疑問をぶつけてみた。 「心配ありません。ここのれみりゃたちは皆ゆっくりたちが死なない程度しか中身を吸わないよう訓練されてますから。  ただし胴付きれみりゃに襲われた場合は確実に全部吸われて死にます。ゆっくりたちの食事は毎日配置が変化するので、  れみりゃに襲われると分かっていても餌を求めて動き回らなくてはいけません。」 「ここのゆっくりは野菜を盗んだりゴミ漁りをしたゆっくり・・・でしたっけ?」 「ええ、実際に食害を出した重罪ゆっくりたちです。なので情けは必要ありませんね。ハハハハハッ。」 「わぎゃりゃにゃいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!わぎゃらにゃ・・・!!!」 「うー!うー!(チューチュー)」 「むぎゅぎゅぎゅぎゅっ!!!!?」 「あまあま~♪うー!」 「ゆぎっゆぎぃ・・・!!もう・・・ごろじで・・・!!!」 「そののぞみかなえてやるどぉ~♪ガブガブ♪」 フロア3の地点でかなりの地獄だ。ここから下は一体どんな地獄が・・・。恐る恐る聞いてみた。 「はっきり言うとフロア4からはあまり面白くないですよ。ただ五月蠅いだけかもしれませんね。まあ来れば分かります。」 フロア4・・・熱い、とにかく熱い暑い・・・。フロアの左右から常に火炎放射が吹き出し、メラメラと燃えている。 炎の中をよく観察すると、何やら袋のような物体が蠢いていた・・・。あれはいったい・・・? 「ここは『獄炎地獄』です。あの袋の中にゆっくりが入っています。袋は耐熱性で決して焼けず、中のゆっくりも焼死することはありません。ただし熱さだけはそのまま感じています。  つまり焼け死ぬような苦しみを延々と受け続ける訳です。ねっ、中が見れないからつまらないでしょう?」 「まぁ・・・確かに・・・。にしても熱いですね・・・。安全スペースにいても熱いですよ・・・。」 「さっさとフロア5に行きましょう。私実はここ嫌いなんですよ。熱いしゆっくりは見れないし・・・。今度改築しようと思ってるぐらいで・・・。」 愚痴を聞きながら私はフロア5に移動した。途中炎から出されたゆっくりが栄養チューブをぶち込まれ、また袋に包まれているのを目撃した。 その時のゆっくりはまりさだったが、最早全くゆっくりしていない顔で絶叫していた。確かに五月蠅い。 「あっここのゆっくりの犯した罪は主に『不法侵入罪』、つまりお家宣言した愚か者たちですね。」 「なるほど・・・メモメモ・・・。」 フロア5・・・私は正直驚愕した。フロア全体にいるゆっくり全てが痙攣していたからだ。 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「あの~・・・ここは・・・?」 「私が最も好きなフロアで、別名『痙攣地獄』。常に致死量スレスレまで中身を機械で抜かれているんです。機械が常にゆっくりの状態を管理して  死ぬスレスレの状態を保っているのです。食事は1日1回しょぼいパン1つだけで、ここのゆっくりたちは常に飢えているんです。愉快でしょう?」 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「声は不愉快ですけど・・・。」 「まあ他のSランクの友人に痙攣したゆっくりが大好きな奴もいましたね・・・。私は彼程好きではありませんが・・・。それでも悪くないと思いますよ?」 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 どの種類のゆっくりも絶えず白目状態で痙攣している。普通痙攣し始めたら数分で死に至るのだが、機械がそれを許さないらしい。 死にそうになれば適度にオレンジジュースを与え、回復し過ぎたらまた中身を吸い出す・・・。まさに地獄である。 「最後にフロア6です。せっかくですし案内しましょう。あっここのゆっくりたちは『老人や幼児に危害を加えた罪』がほとんどですね。」 「なるほど~・・・。ではフロア6のゆっくりはどんな罪を・・・?」 「6は・・・『徒党を組んで人間の村を襲い、脅し、略奪した罪』です。つまりドスやドスに従っていたゲス軍団などが収容されています。」 「まさに極悪ゆっくりって感じですね・・・。」 「人間に例えるならフロア6は終身刑みたいなもんですね。でたまに処刑を行うって感じで・・・。」 「あれ?あの~、人間で例えるの止めてって自分で言ってませんでしたっけ・・・?」 「過去のことはどうでもいいのです。さあフロア6に行きましょう。」 何てマイペースな・・・。やはりSランクは一味違うな~・・・私はそう思いつつフロア6に案内された・・・。 「こ・・・これは・・・。」 フロア6は巨大な牢屋で埋め尽くされており、様々なゆっくり、中にはドスも入れられていた。 全員すでに目に光は無く、ただ虚無の闇に包まれていた・・・。 「特殊な音波でゆっくりにしか聞こえない音が絶えず流れています。『お前たちはゆっくりできない、ゆっくりも満足にできないゴミだ』とね。  24時間常に聴き続けることにより精神が崩れあんな状態になるのです。ゆっくりにとって1番の苦しみはゆっくりできないと言われることですからね。」 「ほぉ~・・・。さすがフロア6・・・。確かにゆっくりで無くとも気が狂ってしまうかもしれませんね・・・。」 「ゆ・・・ゆ・・・どすは・・・ゆっくり・・・できない・・・ごみくず・・・ゆふっゆふふふふ・・・。」 「ありすはれいぱー・・・。いきるかちのないかす・・・。とかいはなんてもうそう・・・。」 皆何かを呟いている。駄目だ、不気味過ぎる。私は気分が悪くなり鬼異惨に肩を貸してもらい上へと戻った・・・。 「今日はありがとうございました。おかげで良い記事が書けそうですよ。」 「ええ、いつでもいらしてください。あなたとは気が合いそうだと直感したので・・・。」 気が合うようには思えなかったが、一応笑顔で握手し私はその場を去った。 さて、皆さんいかがだっただろうか?これがゆンペルダウンの正体である。しかし私はさらりと覗いただけ・・・まだ秘密がありそうでなりません。 またいつかここに訪れ、その時はもっと詳しく調査できるように努めたい。う・・・思い出したら気持ち悪い・・・エレエレエレエレ・・・。 [[このSSに感想をつける>感想フォーム]]
注:某マンガのパロディが含まれています 「ゆぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!ゆっぐりさぜでぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!」 「むぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」 「いだいんだぜぇぇぇぇぇっ!!!!ばりざをはなし・・・ゆぎぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」 [[ゆっくり]]たちのすさまじい悲鳴が響き渡る。ここでは日常茶飯事、ありふれた光景だ。 ここのゆっくりたちは皆強制労働させられている。今絶叫していたゆっくりたちはサボって鞭で叩かれているところなのだ。 ・・・ここは罪を犯した罪人・・・ではなく罪ゆっくりを収容する超巨大監獄『ゆンペルダウン』・・・。 その実態は謎に包まれていたが、今日私はここへの取材を許可され中に入れてもらっている。 まず中に入って感じたのはとてつもなく甘い匂い・・・そして耳に残るゆっくりたちの悲鳴・・・ 「なるほど・・・まさにゆっくりにとっては地獄ですな・・・。メモメモ・・・。」 「じっくり見ていってくださいね。時間はいくらでもありますからね・・・。」 ゆンペルダウンの責任者である青年・・・人呼んで『監獄鬼異惨』が私を案内してくれている。 彼は若干20歳にしてここの全ての責任を任せられているスゴ腕の青年だ。虐待ランクは最高のSランクであり、 最強のSランクだけで構成された『ゆ虐七連星』の1人であると言われている。よく分からないがすごいらしい。 「ゆンペルダウンは全部で6フロアあるんですよ。順番にさらりと紹介していきましょう。」 「はい、私も中に入れて嬉しい限りで・・・。ゆっくり見ていきますね。」 「ゆっ!?おにいさんゆっくりして・・・。」 「はいはい働け働け。」 鬼異惨の鋭い蹴りが私に反応したれいむに炸裂した。軽い蹴りに見えたが、れいむは思いっきり吹っ飛び壁に激突していた。 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「痙攣してる暇があるなら働け。とにかく働け。さっさと働け。」 「あの~・・・。あのれいむ死にそうですけど・・・。」 「ええ、どうやらあのれいむは痙攣することで他のゆっくりたちを戒めているようですね。その心意気に免じて少し休ませてあげましょう。」 鬼異惨はそう言うとさっさと歩いて行ってしまった。マイペースな方だなぁ・・・。私は急いで追いかけた。 ちなみに後ろを見てみるとさっきのれいむがピクリとも動かなくなっていた。多分死んだのだろう。 「ここはフロア1、最も罪の軽いゆっくりが収容されています。名前は『労働地獄』、その名の通り1日20時間労働させています。」 「睡眠時間4時間ですか・・・。確かに地獄ですね・・・。」 「いいえ、食事の時間を考えれば実際の睡眠時間は3時間程です。それでもゆっくりは簡単には死なないのです。」 彼の話では、ここのゆっくりの犯した罪は『人間からあまあまを貰おうとした罪』や、『人間に対して暴言を吐いた罪』などらしい。 辺りを見回すととにかくゆっくりたちが重そうな岩を運んだり、口でロープを引っ張ったりしている。 種類は様々、れいむ・まりさ・ぱちゅりー・ありす・ちぇん・・・とだいたい揃っていた。 「ちなみに捕食種はここにはいません。大切な労働力を食べてしまいますからね。」 「はぁ・・・なるほど・・・メモメモ・・・。」 「ここのゆっくりは約1ヶ月で外に解放されます。実際ほとんど途中で死んでしまうので出れるのはほんの2・3割ですが・・・。」 「外に出しちゃうんですか?そんなことして平気なんですか?」 「あくまで軽い罪ですしね、仮に出れてももう2度と人間と関わろうとはしませんよ。さて・・・次はフロア2です。」   階段を降りるとフロア2に到着した。見渡した瞬間、さっきのフロア1とは別次元だと分かった。 大量のケースに入れられたゆっくりたちがズラリと並んでおり、全員頭からは茎が生えていた。 茎には赤ちゃんがぶら下がっておりゆぅゆぅと寝息を立てている。上だけ見れば癒される光景だ。 だが、下の光景・・・つまりの親のゆっくりを見ると、ここがゆっくりできない所であることを思い出させてくれた。 親ゆっくりの顔は種族個体関係なく全員生気を失った、死んだような顔をしていたのだ。じっと見てるとこっちが鬱になるような顔だ。 「えっと・・・ここは・・・?」 「ここはフロア2、名付けて『出産地獄』です。見ての通りひたすら赤ゆっくりを産ませるフロアです。」 「こりゃまたきつそうですねぇ~・・・。メモメモ・・・。」 「犯した主な罪は『[[野菜が勝手に生えてくる]]と思い込み畑に侵入した罪』、『ゴミ袋を破り中身を漁ろうとした罪』などです。未遂で終わった奴らはここで、  実際に被害を出した場合フロア3に送られます。」 見てみると生えた茎はすぐに従業員に毟られ、根っこを砂糖水に浸けられ運ばれて行った。茎が無くなったゆっくりは反応せずただ死んだような目をしているだけだった。 すると別の従業員が何か餡子っぽい物体をゆっくりに注射で注入し、体を揺らし始めた・・・。 「んふぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!すっきりぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」 「あ、また茎が生えてきましたね。あのれいむ今の瞬間だけ目が輝いてたな・・・。」 「常にチューブで栄養を与えているので絶対に死にません。さっきの注射にはいわゆる・・・赤ゆっくりの素が入っていたのです。」 「ああ、精子餡ですか。」 「・・・すいませんがその言い方止めてください。私こう見えてシャイなんですよ。」 「あ、すいません・・・(やっぱ変わった人かも・・・)。」 「・・・では生まれた赤ゆっくりたちがどうなるか見てからフロア3に行きましょうか。」 別の場所に案内された私は大量の茎と赤ゆっくりを見た。コンベアーで運ばれ変な機械が茎を検査し、そして3つに別れたルートに流されている・・・。 「ここは赤ゆっくりの体内の餡子を調べて素質を検査する部屋です。」 「餡子で素質が分かるんですか?」 「ええ、上質な餡子程賢い個体に育つ可能性が大きくなるのです。3つに別れたルートはそれぞれ『高級』『中級』『駄作』となっていて、  高級に選ばれた赤ゆっくりは一流のブリーダーの所に送られ飼いゆっくりとして英才教育を受けます。そして中級に選ばれた赤ゆっくりは  加工場に送られ我々人間のおやつになります。最後に駄作に選ばれた粗悪な赤ゆっくりはここのゆっくりたちのご飯になります。」 「ほうほう、実にエコロジーで無駄が無い・・・。すばらしいですね。」 「サンプルを見せましょう。まずこれが高級赤ゆです。れいむ種です。」 「(ぺこっ)ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「ではさっそく・・・クッキー食べるか?」 「れいみゅはにんげんしゃんからもにょをもりゃっちゃりしにゃいよ!!!」 「おお、あの食欲最優先なゆっくりが拒むとは・・・。確かに良い子みたいですね・・・。」 「次は中級赤ゆです。」 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!おにーしゃん!れいみゅにあみゃあみゃをちょーだいね!!」 「そして駄作赤ゆです。」 「ゆっ!?おじしゃんはしゃっしゃとれいみゅにあみゃあみゃをもっちぇきちぇね!!!」 「うわぁ・・・これはひどい・・・。」 「ききょえにゃいの!!?ばきゃにゃの!?しにゅの!!?にょうにゃしくしょじじい(能無しクソジジイ)のぶんじゃいで・・・ぴっ!!?」 「おっと失礼・・・。ついすり潰してしまいました。私もまだまだ未熟ですね・・・。さて、フロア3に行きましょうか。」 私は心の中でGJ!!と叫びながらフロア3に移動した。本当はもっとじっくり見ていたいが文句を言える立場では無いので大人しくした。 フロア3・・・到着と同時に悲惨な場所だと瞬時に理解できた。大量のノーマルれみりゃが宙を舞い、胴付きれみりゃが地上を闊歩していた。 そして逃げ惑うゆっくりが次々と食われていく・・・。 「うー!うー!」 「ゆぎゃへぇぇぇぇぇぇっ!!!!あんごずわない・・・で・・・。」 「ばりざぁぁぁぁぁっ!!!?」 「う~・・・。どこみてるんだどぉ~!?おぜうさまをむしするんじゃないどぉ~。」 「ゆぴぃぃぃぃぃっ!!?やべでねっ!!!?はなし・・・ゆぎゃぁぁぁぁぁっ!!!!」 「うー!あまあま~♪」 「もっと・・・ゆっく・・・り・・・。」 「ここはフロア3、別名『れみりゃ地獄』です。人間によって飼い慣らされたれみりゃたちが絶えず餌を求めて徘徊しているフロアです。」 「何と恐ろしい・・・人間で例えるならライオンの群れのど真ん中に放り込まれた気分でしょうねぇ・・・。」 「・・・すいませんがゆっくりの境遇を人間で例えるのは止めてください。饅頭と同じ扱いをしたら全世界の人類に失礼ですから。」 「あ、すいません・・・。」 それにしてもこのフロア・・・ゆっくりたちがあっという間に全滅してしまうのでは・・・私は疑問をぶつけてみた。 「心配ありません。ここのれみりゃたちは皆ゆっくりたちが死なない程度しか中身を吸わないよう訓練されてますから。  ただし胴付きれみりゃに襲われた場合は確実に全部吸われて死にます。ゆっくりたちの食事は毎日配置が変化するので、  れみりゃに襲われると分かっていても餌を求めて動き回らなくてはいけません。」 「ここのゆっくりは野菜を盗んだりゴミ漁りをしたゆっくり・・・でしたっけ?」 「ええ、実際に食害を出した重罪ゆっくりたちです。なので情けは必要ありませんね。ハハハハハッ。」 「わぎゃりゃにゃいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!わぎゃらにゃ・・・!!!」 「うー!うー!(チューチュー)」 「むぎゅぎゅぎゅぎゅっ!!!!?」 「あまあま~♪うー!」 「ゆぎっゆぎぃ・・・!!もう・・・ごろじで・・・!!!」 「そののぞみかなえてやるどぉ~♪ガブガブ♪」 フロア3の地点でかなりの地獄だ。ここから下は一体どんな地獄が・・・。恐る恐る聞いてみた。 「はっきり言うとフロア4からはあまり面白くないですよ。ただ五月蠅いだけかもしれませんね。まあ来れば分かります。」 フロア4・・・熱い、とにかく熱い暑い・・・。フロアの左右から常に火炎放射が吹き出し、メラメラと燃えている。 炎の中をよく観察すると、何やら袋のような物体が蠢いていた・・・。あれはいったい・・・? 「ここは『獄炎地獄』です。あの袋の中にゆっくりが入っています。袋は耐熱性で決して焼けず、中のゆっくりも焼死することはありません。ただし熱さだけはそのまま感じています。  つまり焼け死ぬような苦しみを延々と受け続ける訳です。ねっ、中が見れないからつまらないでしょう?」 「まぁ・・・確かに・・・。にしても熱いですね・・・。安全スペースにいても熱いですよ・・・。」 「さっさとフロア5に行きましょう。私実はここ嫌いなんですよ。熱いしゆっくりは見れないし・・・。今度改築しようと思ってるぐらいで・・・。」 愚痴を聞きながら私はフロア5に移動した。途中炎から出されたゆっくりが栄養チューブをぶち込まれ、また袋に包まれているのを目撃した。 その時のゆっくりはまりさだったが、最早全くゆっくりしていない顔で絶叫していた。確かに五月蠅い。 「あっここのゆっくりの犯した罪は主に『不法侵入罪』、つまり[[お家宣言]]した愚か者たちですね。」 「なるほど・・・メモメモ・・・。」 フロア5・・・私は正直驚愕した。フロア全体にいるゆっくり全てが痙攣していたからだ。 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「あの~・・・ここは・・・?」 「私が最も好きなフロアで、別名『痙攣地獄』。常に致死量スレスレまで中身を機械で抜かれているんです。機械が常にゆっくりの状態を管理して  死ぬスレスレの状態を保っているのです。食事は1日1回しょぼいパン1つだけで、ここのゆっくりたちは常に飢えているんです。愉快でしょう?」 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 「声は不愉快ですけど・・・。」 「まあ他のSランクの友人に痙攣したゆっくりが大好きな奴もいましたね・・・。私は彼程好きではありませんが・・・。それでも悪くないと思いますよ?」 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛・・・。」 どの種類のゆっくりも絶えず白目状態で痙攣している。普通痙攣し始めたら数分で死に至るのだが、機械がそれを許さないらしい。 死にそうになれば適度にオレンジジュースを与え、回復し過ぎたらまた中身を吸い出す・・・。まさに地獄である。 「最後にフロア6です。せっかくですし案内しましょう。あっここのゆっくりたちは『老人や幼児に危害を加えた罪』がほとんどですね。」 「なるほど~・・・。ではフロア6のゆっくりはどんな罪を・・・?」 「6は・・・『徒党を組んで人間の村を襲い、脅し、略奪した罪』です。つまりドスやドスに従っていたゲス軍団などが収容されています。」 「まさに極悪ゆっくりって感じですね・・・。」 「人間に例えるならフロア6は終身刑みたいなもんですね。でたまに処刑を行うって感じで・・・。」 「あれ?あの~、人間で例えるの止めてって自分で言ってませんでしたっけ・・・?」 「過去のことはどうでもいいのです。さあフロア6に行きましょう。」 何てマイペースな・・・。やはりSランクは一味違うな~・・・私はそう思いつつフロア6に案内された・・・。 「こ・・・これは・・・。」 フロア6は巨大な牢屋で埋め尽くされており、様々なゆっくり、中にはドスも入れられていた。 全員すでに目に光は無く、ただ虚無の闇に包まれていた・・・。 「特殊な音波でゆっくりにしか聞こえない音が絶えず流れています。『お前たちはゆっくりできない、ゆっくりも満足にできないゴミだ』とね。  24時間常に聴き続けることにより精神が崩れあんな状態になるのです。ゆっくりにとって1番の苦しみはゆっくりできないと言われることですからね。」 「ほぉ~・・・。さすがフロア6・・・。確かにゆっくりで無くとも気が狂ってしまうかもしれませんね・・・。」 「ゆ・・・ゆ・・・どすは・・・ゆっくり・・・できない・・・ごみくず・・・ゆふっゆふふふふ・・・。」 「ありすはれいぱー・・・。いきるかちのないかす・・・。とかいはなんてもうそう・・・。」 皆何かを呟いている。駄目だ、不気味過ぎる。私は気分が悪くなり鬼異惨に肩を貸してもらい上へと戻った・・・。 「今日はありがとうございました。おかげで良い記事が書けそうですよ。」 「ええ、いつでもいらしてください。あなたとは気が合いそうだと直感したので・・・。」 気が合うようには思えなかったが、一応笑顔で握手し私はその場を去った。 さて、皆さんいかがだっただろうか?これがゆンペルダウンの正体である。しかし私はさらりと覗いただけ・・・まだ秘密がありそうでなりません。 またいつかここに訪れ、その時はもっと詳しく調査できるように努めたい。う・・・思い出したら気持ち悪い・・・エレエレエレエレ・・・。 [[このSSに感想をつける>感想フォーム]]

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