ゆっくりいじめ系1499 ちぇんとタチ

書きたかった事
  • ちぇん種をメジャーな種族にするよ
  • ちぇんがネコから脱却するよ
  • ちぇえええええん(*´∀`)
注意点
  • 幻想郷の住人が出てきます(村人Aとかじゃないよ)
  • ぺにまむ描写あり
  • ちぇんが好きすぎる人が出てきます
  • もはや虐待SSというより設定書き出しSSになってるよ





「ほらお兄さん、頼まれたものを持ってきたよ」
「毎度どうも。仕事が早くてとても助かるよ」
お兄さんの家に訪れたのは人間は盟友と言ってはばからない河童のにとりさん。
今回は仲間の河童と5人で籠いっぱいに荷物を詰め込んで人間の集落まで下りてきていた。
「私に機械関係以外の依頼をしたのはお兄さんが初めてだよ」
「無理言ってすまないね。私じゃ妖怪の森を闊歩できないからさ」
「いやいやどうってことないよ。でもこんなもの何に使うんだい?」
「ハハハ、理想郷の実現のためさ」
当たり障りのない会話を繰り広げつつお兄さんの頭はもう天国に旅立ちそうになっている。
「一応、依頼品の確認をしてもらおうかね。」と言って背中から籠を降ろす。
籠の中に入っていたのはツタや葉、実や干し枝だ。どれも同じ植物から採れたものである。
「うんうん、これで間違いない。本当にありがとう」
お兄さんは口元がゆるんでいくのが止められない。これで天下が取れると本気で思ってるくらいだ。
「さて、それじゃこれがお礼だ。ついでにこれをチップとして受け取ってくれ」
土間にうずたかく詰まれたキュウリの山を指さし、にとりには直接キュウリの酢漬けを渡す。
にとりの仲間達からわぁという可愛らしい歓声が聞こえてくる。
これで調子に乗ってよしよしお使いありがとうね何て言いながら頭を撫でた日には、
お兄さんよりは年上だから変な気は起こさないほうがいいよと言われるのだ。実際言われた。

にとり達は持ってきたものとキュウリを詰め替えて山の方に帰って行った。
もはや生活するのに支障が出る量の草木が土間に溢れかえっているが知った事ではない。
お兄さんはおもむろに一枚だけ葉っぱを千切る。
ひとまずこいつらの効果のほどを調べてみる必要がある。結果によってはこれから実行される計画の内容を変更せねばならない。
その為に協力してもらうゆっくりが居る部屋へ向かう。

「おーい、ちぇーん」
そう言ってうちのペットであるゆっくりちぇんの名前を呼ぶ。
親とはぐれたのか一匹だけで床下に住み着いていたのを家族として迎え入れた奴だった。
板間のリビング兼ちぇんの部屋の襖を開けるとちゃぶ台の下で丸いけど丸まって寝ているちゃんがいた。
お兄さんがツンツンと鼻がありそうな位置を突いてもむず痒そうな顔をするだけで起きない。
「フフフ、だがこれならどうだ」
お兄さんはちぇんの顔にもぎ取った葉っぱを乗せる。
するとどうだ次第に鼻息が荒くなり、しっぱは逆立って、ついに叫びながら覚醒する。
「ふぁ、ふぁあああ、ふぁあああああああ!!!!わかる!わかるよー!!!わかる、
 うんわかる!!!わかるよー!!!わかるわかる!!!これはわかるよー!!!!」
何か理解したのだけは分かった。だがこの高揚っぷりはすごい。
ちぇん顔を見ると、血の変わりの餡子の巡りが良いのか顔は真っ赤で目も充血している。
ていうか目を見開きすぎだ。ギョロギョロさせるな気持ち悪い。
呼吸も荒い。口はだらしなく開かれよだれが床に垂れている。
いや、床に垂れているのは体中から出ている体液のようなものかもしれない。
ゴロゴロ転がって葉っぱに体を擦りつけながら奇声をあげるちぇんにもはやいつもの面影はない。
「これは効き過ぎだな」
顔を左右に振ってテンションが上がりきっているちぇんを透明の箱に入れてしばらく観察を続ける。

お兄さんはベタベタになった床を掃除しながら葉っぱをつまみ上げる。
「よろしく頼むぞ、マタタビ」
相棒から後光が差しているそんな気がした。

30分後、そこには体液まみれで放心状態のちぇんが転がっていた。
視線は定まっておらず中空を見つめて、息も切れ切れだが表情はどこか満足そうだ。
この様子なら直接植物を食べさせたりするより、匂いを嗅がせるくらいが丁度かもしれないな。
幻想郷の地図を取り出し、ゆっくりが多く住むエリアで春のこの季節に風上になる位置で行けそうなところを探し出す。
集落周辺の森で2箇所、魔法の森で3箇所、ちょっと遠出して4箇所の計9箇所に印を入れる。
そしてこの後夕方から夜の間に虫眼鏡を用いたマタタビ自動発火装置を仕掛けていく。
森や草原への延焼を防ぐため、設置場所はなるべく草が少ない広場を選んだつもりだ。
燃やすのはあらかじめ乾燥させたマタタビの枝。
枝を組んでその上に葉やツタ、実を乗せておけば、火の粉も遠くには飛んでいかずマタタビの香りだけは風に乗っていくだろう。
これでうまくいけば思惑通りの展開になるはずだ。お兄さんはもう笑いが止まらなかった。

笑い声を聞いてかちぇんがどうやら意識を取り戻したようだ。
「おにいさん……」
「どうした、ちぇん」
「べたべたするからおふろはいりたいよー……」
「おう、そのあとは晩飯だ。今日は前夜祭だからパーッといくぞ!」
ちぇんの目に輝きが戻ってくる。よしこれから裸のスキンシップだ!



「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」
翌朝太陽が昇り始める頃多くのゆっくり達は活動を始める。
ようやく長い冬が終わって春になり本格的に活動を始めようとしているころだ。
冬の間は色々と我慢してきた。
欲望の塊とも言えるゆっくり達にとって、満たされない食欲と性欲によりイライラして満足な睡眠も得られていない。
よって春が始まれば三大欲求を満たすための行動を始めるのだ。
まずは何よりも食欲だ。食べなければ始まらない。冬籠もり開けからしばらくは食べる事に専念した。
そしてそろそろ次に性欲を満たそうとしているゆっくり達が幻想郷中に溢れかえっていた。

「ねえまりさ? そろそろれいむたちのこどもがほしいね」
「まりさもすっきりしたくなってきたんだぜ」
「でもまだおなかがへってゆっくりできないよ」
「ならいっぱいおはなやむしさんをあつめてくるぜ!!」
大小様々な群れ、様々な種からこのような台詞が聞こえてきていた。
朝はご飯を食べ、昼にはゆっくり昼寝をし、そして夜にはすっきりするのだ。
今晩の事を思うとゆっくり達は皆どこかそわそわしている様子だった。

興奮してあまり寝られなかったお兄さんは昼前に村の近くの発火装置を見に行った。
この装置はだいたい真昼頃に発火するように調節してある。念のための最終確認で訪れていた。
ぽかぽかとした陽気だから散歩がてら一緒に来ていたちぇんは近くの草むらで寝始めたようだ。

そして、その時はきた。

太陽の光をレンズは集め、マタタビの薪を燃やしていく。辺りには白い煙と木が燃える香りが立ちこめ始めた。
するとどうだ、さきほどまで寝ていたちぇんが飛び起きあたりを見回し始める。
どこか潤んだ目で、切なげな表情で、体をくねらせながらモジモジしている。
「どうしたちぇん?」お兄さんはちぇんの様子は問うた。
「わからないよー。からだがあついよー。なんだかすっきりしたくなってきたよー」
マタタビよる独特の興奮状態をすっきりしたい気分と勘違いしているようだがこれでいいのだ。
これ以上ちぇんが興奮しないように河童特製ゆっくり用ガスマスクを装着させる。
風に乗って森に吸い込まれていく煙を見て、もうお兄さんは半ば成功したこの作戦に酔いしれている。
「だ、駄目だ。まだ笑うな…こらえるんだ…し…しかし…」
体から滲み出てくる歓喜はどうしてもお兄さんの表情をにやけさせてしまうのだった。



発火装置付近の近くの群れではすぐに効果が現れ始めた。
小さい群れで成体のれいむ、まりさ、ぱちゅりー、ちぇんが一匹ずついる群れがあった。
ぱちゅりーはもちろんだが他のゆっくりも平均よりは賢かったため、冬を越える最中には子供を作らず、
また勝手に作ってしまいかねない性欲の強いありす種を群れに入れなかった。
「ゆっ!なんだかけむたいよ」
「にんげんがたきびをしているのかもしれないからきをつけましょうね」
ゆっくりにとっての悲劇は人間がもたすことが多い。
しかしこちらからの接近を避ければ、その悲劇も少なくなるのだが今回は逃げようがなかった。
如何せん相手は煙だ、もはや森中に充満し始めてるものから逃げようがない。
ゆっくりできないから、すにかえるんだぜ」
そう言ってゆっくりまりさは先導して4匹で巣に隠れる事にした。

「ここならゆっくりできるね!!」
「ばかなにんげんもこのすにはきがつかないぜ!」
群れの4匹は当然のように安心しきっている。しかし悲劇はまさにここで始まるのだ。
じっとゆっくり達は息を潜めていると次第に大きくなるちぇんの息づかいに誰と無く気が付く。
「ちぇん、どうしたんだぜ?」
「わからないよー。なんだかからだがあついよー」
「むきゅー。どうしたのかしら」
いくら賢いといえども病気ではないかとも推測できないところがゆっくりである。
「すーりすーりしてゆっくりしてあげるぜ」
まりさはちぇんを楽にしてやるためか頬を合わせて擦り始めた。
しかし、これは逆効果だ。より一層ちぇんの興奮を高めてしまっていた。

「どうだぜ? きもちいいいんだぜ」
「……、……」
「ん? きこえないんだぜ」
「すっ…り……たいよー」
ちぇんから体液の分泌が始まっているがまりさは気が付いていない。
「ゆゆっ!もっとはっきりいわないとわからないよ!」
れいむが大きい声で怒ると、急にちぇんの表情が一変した。
そしてその顔に残りのゆっくり達は驚き唖然とする。
この顔はまるであのレイパーありすと一緒ではないか。
「わかるよー。すっきりしたいよー!!!」
ちぇん舌をだらしなくだして血走った目でまりさに襲いかかった。
「ふ、ふ、ふー!!ばでぃざあぁぁぁぁぁ!!!」
まったく警戒もしてなかったまりさはちぇんに押し倒され、抗う事ができない。
「じぇん、やべるんだぜぇぇえええ!!!」まりさは叫ぶしかない。
れいむは突然の出来事に凍り付き、ぱちゅりーは餡子を口から出しながら気絶した。

ここでゆっくりの生殖活動におけるちぇんの立ち位置を確認したいと思う。
ちぇんは通常群れのなかではその姿に似てかネコ、つまり受け手側に回る事が多い。
これはちぇんの体格が他のゆっくりより若干小さい事、また母性本能が強いため赤ゆっくりを育てるのが上手いからだ。
また一つ重大な問題がありタチ、攻めて側に回れない事情がある。
それは普通の猫みたくちぇんのぺにぺにはトゲが生えているのだ。
ちぇんはぺにぺにを見せることが少ないためトゲがあることはあまり知られていない。
このトゲでは性交の際痛みが伴うため、よほどの信頼関係や愛が無い限りはちぇんは受け手に回らざるを得ないのだ!!! byお兄さん

ちぇんはその自慢のぺにぺにを膨張させる。
前屈みに倒されて、上にちぇんがのし掛かったまりさは動く事も出来ず、もちろんちぇんのものも見る事が出来ない。
「すっきでぃじようねー、ばでぃざあぁぁぁぁぁ!!!」
そう言ってちぇんはいきなりまりさのまむまむに突っ込んだ。
こうなるとまりさはたまったものではない。体の中を裂くようにぺにぺにが入ってくるのだ。
「ゆぎいぃぃいいい!!!い゛だい゛ぃぃい゛だい゛ぃぃぃ!!!」
「わがるよー!!きもぢいいよねぇええええ!!!」
パンパンと小気味良いリズムとともに鼻息の荒いちぇんの嬌声とまりさの悲鳴が巣の中で響き渡る。
「んほおおぉぉぉ!!ぐるーぐるよー!!!」
「もうやべでぇええええ!!」
「「すっきりーー!!!」」
すっきりし終えたまりさのまむまむからはどっちともわからない餡子が溢れだした。
そして残されたれいむとぱちゅりーも同じ苦しみを味わい、皆の頭からは蔓が伸び始めた。
3回もすっきりしたちぇんは興奮も醒めぬまま他のゆっくりを求めて巣を飛び出していった。



マタタビから比較的遠い位置にいた群れのちぇんは近いちぇんに比べれば興奮状態は高くなかった。
しかし、その群れでは激しい寝取り寝取られ合戦が始まったのだ。
普段とは違うどこか保護欲が掻き立てられるちぇんの様子に、
先出のまりさと同じように頬をすり合わせる内お互いの気持ちが昂ぶって事に及んでしまうケースが多発した。
こうなればすっきりし合う予定の関係なんてものは崩れ去り、秩序もルールもない性欲に任せるままの大乱交が始まるのだ。
ちぇん達はマタタビの効果により何度も続けて、またとっかえひっかえにすっきりして回った。
このマタタビから離れていた群れはほぼすべてのゆっくりから蔓が伸び、半分はちぇんの子供であった。

1週間後、文々。新聞の一面の見出しにはでかでかと『怪奇!ゆっくりの勢力図急変!』の文字が躍った。



「なになに? 『今や森や山でゆっくり達に出会ったときの挨拶はわかる、わかるよーに取って代わられたのだ』だってさ」
ちぇんと朝御飯を食べながらお兄さんは新聞を読み上げる。
「わかるよー。ちぇんのなかまがふえたんだねー」
「おうよ、少しでもゆっくりが可愛らしくなればいいもんな」
一人と一匹は笑顔で通じ合った。ゆっくりちぇんに栄光あれと。



エピローグ
ゆっくりちぇん達は群れのほとんどを占めるようになったが、
基本的にそれほど頭も良くないし、何より増えすぎたことが原因でどんどん自滅していった。
自然の自浄作用が働いてかあっという間にゆっくり達におけるちぇんの比率は元に戻っていった。
しかし一時期増えたちぇん達はその飼い易さからか飼いゆっくり初心者に喜ばれ、大事にされたそうな。
ともかくちぇん達のゆっくり並びに幻想郷支配は三日天下で終わってしまった。


                   終



んほおおおおお!!って叫び声は最高だと思う
実際猫にマタタビをやっても性的興奮には繋がりません。
なんていうか甘えてくる感じ?にはなるけど
野良の多いところでやるとヘブン状態に猫もこっちもなれます。
まじオススメ(*´∀`)



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最終更新:2022年01月31日 03:37
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