ゆっくりいじめ系1516 ありすの冬の過し方

ありすの冬の過し方


fuku3127 ありすの望みの続編というかその後というかそんな感じです。
※多少のすっきり描写あり
ここでのありすは、3127の触手ありすの事です。
文章がごちゃごちゃした所は飛ばしてしまうのもありかと。
なんか書くたびにゴチャゴチャしてきた(;´Д`)
しかし説明ばっかだなぁ・・・。









早朝に霜柱が立つ様になり数日、ゆっくり達の冬篭りまであとわずかという時期になっていた。
ありすも他のゆっくり同様に冬篭りをする。しかし普通のゆっくりとは少し違った方法になるが・・・

ある程度賢いゆっくりは、冬篭り直前のこの時期になると熱心に餌集めをしなくなる。
気温が下がり寒いせいもあるが、冬篭りに必要な餌をきちんと用意している為である。

つまりこの時期に必死になって餌集めをしているゆっくりは、賢いゆっくりではないのだ。
冬篭りの事を考えずにゆっくりし過ぎたものや、考えなくすっきりして子供を作り過ぎたものや、
食料を蓄えるという考えに至らなかったものなど様々である。

それらのゆっくり達の大半が冬篭りに失敗し死んでゆく。
ありすはそれらの賢くないゆっくりを利用して冬篭りをする。
体を改造され体質も多少変化したとは言え、体そのものは並のゆっくりより多少強い程度であり、
冬篭りをしないでいられる程強靭な訳では無い。
ありす自身もその事は理解していたので、きちんと冬篭りをするのである。

ありすはこの時期に出会うゆっくり達の様子を見ていた。冬篭りする為の条件を満たすゆっくりを見付ける為である。
程なく条件に合うゆっくりを見付けた。それはまりさとれいむのつがいで、尚且つある程度子だくさんなものであった。
どうやら冬篭り直前に我慢出来なくなり、すっきりをしてしまった様である。

何故まりさとれいむのつがいで子だくさんなものが良いかというと、
ありすは冬篭りの際、他のゆっくりから丸ごと奪い取る為である。
奪い取るというのは巣や食料だけでなく、つがいのまりさとれいむ、それと子ゆっくりまで全て自分のものにするという事である。
巣や食料は普通に使い、奪ったゆっくり達は非常食や非常すっきり用、そして暇潰し用として生かしておく。
いくら冬篭り直前に慌てて食料を集める羽目になったとはいえそれは家族が増えた為であり、ゆっくりが1匹生き延びる程度の食料はある。
なので自分で食料を集めるより他ゆっくりから奪う方が効率が良い。だから奪い取るのである。

他の種類のゆっくりだと、何かしらの特技などがあり、ありす自身が思わぬ痛手を蒙る可能性があるからだ。
例えばありす種の場合、レイパーモードで襲い掛かられると非常に危険である。
自身もありす種の為それは良く理解している。

次にぱちゅりー種の場合は、ほとんどが冬篭りの準備を終えているものばかりである。
また体が弱く死に安いため、非常食や非常すっきり用には向かない。
そして何よりぱちゅりー種がつがいに選ぶゆっくりは、種類は何であれ2匹分以上の働きができる強いゆっくりが大半だからである。
ぱちゅりーを守る事と、ぱちゅりーの分の狩りまでカバーする。という事を両立させているゆっくりに喧嘩を売るには分が悪い。

最後にちぇん種やみょん種であるが、この2種類は通常種としては戦闘能力が高い。
ちぇん種は力はあまり無いが、その分通常種の中では一番素早い。その素早さを生かしての攻撃は中々にやっかいである。
またみょん種は、平均的な能力が高めである。そして何より、木の枝を武器にした際の戦闘力はれみりゃに匹敵するとも言われている。
これらの事から、特に能力を持たないまりさ種とれいむ種が冬篭り用に相応しいゆっくりと言えるのだ。

ありすは目的ゆっくり達が餌集めを終えるまで待った。
まりさとれいむは夕方になると餌集めをやめ、巣の外で一息ついていた。
ありすは通りすがりを装い声を掛けた。


「ゆっくりしていってね!!」

「「ゆっくりしていってね!!」」

「さっきまでしょくりょうあつめをしてたみたいだけど、だいじょうぶなの?」


ありすは尋ねた。


「ゆっ!ふたりであつめたからなんとかふゆごもりにまにあったよ!!」

「そう・・・それならよかったわ!!」

「ゆゆっ!もうすぐおひさまがしずむからふゆごもりかいしだね!!
そろそろまりさたちはおうちにもどるよ!!」

「おたがいふゆごもりがんばろうね!!」

「「それじゃあまたね!!ありすもよいゆっくりを!!」」

「ふたりもよいゆっくりを!!それじゃあまたね!!」


そう言ってまりさとれいむは巣に戻っていく。冬篭りの為にまりさが巣穴を塞ごうとした次の瞬間、
ありすはまりさに全力で体当たりをした。
まりさはすぐ後ろにいたれいむもろとも巣の奥まで転がっていった。
ありすもそのまま巣の奥に入っていった。


「「ゆゆぅっ!?!?」」


まりさとれいむは何が起こったのか理解できなかった。冬篭り前の挨拶をありすにして巣の穴を塞ごうとしたら、
突然ありすが体当たりしてきたのだ。


「ゆっ!まりさになんてことするの!?」

「ゆっくりできないありすはさっさとでていってね!!」


子ゆっくり達はあまり状況が分からなかったが、ゆっくりできないありすが来たという事だけは理解した。


「ゆゆぅ!!おとーしゃんとおきゃーしゃんにひどいきょとちゅるありしゅはちね!!」

「ここはれいみゅたちのおうちだよ!!ゆっきゅりりかいちてでてってね!!」

「そーだそーだ!!でできぇでできぇ!!」


ありすは罵倒など何処吹く風という感じで相手にせず、ニヤニヤしていた。
普通であれば親達はありすに攻撃しているところだが、妙にニヤニヤしている為に警戒していた。
レイパーありすであれば不用意に近づくと危険である。そう思い距離を取っていたら突然

ぶわぁ

ありすの顎の下あたりから得体の知れないものが出てきた。それはありすの触手ぺにぺに(以下:触手)であった。
しかしそんな事はゆっくりには分からない。困惑している内に触手が親ゆっくりの顔面を強く叩いた。

バシッ!!

「「ゆべっっ!!??」」


触手の一撃の勢いでひっくり返るまりさとれいむ。すかさず触手の先で底面をえぐる。


「ゆぎゃぁあぁぁぁああぁ!!」

「ゆぎぃぃぃいぃぃいいぃ!!」

「「あじがぁあぁぁぁああ!!!!」」


触手の先端は尖っていて硬いゴム程度の強度があるので、ゆっくりの体をえぐるのは簡単である。
ゆっくりの底面をえぐった理由は、逃走防止と反抗防止の為である。冬篭りの間はずっと一緒にいるからだ。
子ゆっくりも同様に底面をえぐる。幸い目の前の事が理解できずに硬直していた為、すんなり事が済んだ。


「「「ゆぎゃぁぁぁぁああああああああああああ!!!」」」

「「「いぢゃいぃぃぃぃぃいぃぃぃいいいいいい!!!」」」

「「「あぢがぁあああああぁああぁぁぁぁあああ!!!」」」


親よりも大きな叫び声を上げているが、ありすは全く気にしていない。


「ぢびぢゃんだぢになんでごどずるのおぉぉぉぉおおおお!!!」

「ぢびぢゃんだぢをいじめるありずはざっざとじねぇぇぇ!!!」


親の反応は当然であった。しかしありすの反応は冷めたものであった。


「さっきからさわがしいわね!!これだからいなかものはいやだわ!!ふふふ・・・」


そう言ってまだひっくり返っているまりさに近寄り、底面を食った。


「ぎゃぁあああああああああああああああ!!!!!!」


隣で転がっているれいむも同様に底面を食う。


「ぎぇぇええぇええええええええええええ!!!!!!」


ゆっくりの底面はいわゆる足であり、底面が傷付くと動くのに支障がでる。
触手でえぐった程度の傷ならば、這って移動する事はできるし3日もあれば傷が治るが、
底面を食いちぎられた場合は全く動く事もできない。人間が行う様に底面を焼いた訳ではないので、
再生できないことはないが、栄養状態が非常に良い状態でも2週間は掛かる。(練った小麦粉で補修した場合は1日程。要リハビリ)
なので自然に暮らすゆっくりは、底面が大きく損傷する=死という認識に近い。
自然の中で全く動けない状態が10日以上続くので、その認識で間違いはない。
ありすは泣き叫ぶ2匹をニヤニヤ眺めながら食事中のあの一言を言った。


「む~しゃ、む~しゃ、しあわせぇ~~~!!」

「「うぎゃあぁぁぁぁあああ!!ぶざげる゙な゙ぐぞあ゙り゙ずぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!」」


まりさとれいむがキレて喚き散らしている。しかしありすは相変わらずニヤけている。
そのままありすは転がったままの2匹を軽く体当たりして起こす。
次の瞬間


「「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」」


餡子がむき出しのまま底面が地面に叩き付けられたのだ。あまりの激痛に奇声を上げる2匹。
そのまま2匹は気絶してしまった。


続いてありすは子ゆっくりの元に来た。そして親同様に1匹ずつ底面を食いちぎった。


「ゆぎゃぁあぁあぁあああああああああああああぁぁああああああああああああああああ!!!」

「ぎえぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」

「ひぎぃぃぃぃいぃぃいぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」


子供とは思えない程の声量で泣き叫ぶ。全ての子ゆっくりの底面を食った頃には、凄まじい騒音になっていた。
さすがにうるさいので黙らせる事にする。とは言え何をするという事はなく、転がっている子ゆっくりを起こすだけである。


「「「「「「「ゆ゙っっっ!!!!!!!!!!!」」」」」」」


親とは違い激痛のあまり叫び声さえ上げずに気絶した。
これで全てのゆっくりが大人しくなった為、ありすは食糧庫で眠る事にした。
ゆっくり達と一緒に眠る気は無かったのと、食糧の在庫が気になった為だ。
ありすは呆れた。明らかに備蓄していなければいけない量と実際の量に差がありすぎたからだ。
食糧庫にあった量は、せいぜい成体ゆっくり3匹分もあれば良いという程度の量だった。
10匹以上の子供の分を考えるととても足りない。ありすに襲撃されなくても冬は越せなかっただろう。
まぁそんな事はありすには関係無いので、そのまま眠った。

朝、ゆっくり達が騒いでいる声で目が覚める。もう少し寝ていたかったが仕方が無いのでありすは起きた。


「ちびちゃんたちまでやられたのね!!ころしてやるごみありす!!」

「あんなにゆっくりできないくずありすはしね!!」

「「「ゆっきゅりできにゃいありしゅはちね!!」」」


ありすを殺す気満々だが、底面を食われて動けない為そんな事はできない。
出来る事は罵倒くらいなので、ありすを見かけた途端にここぞとばかりに罵倒してくる。
ありすはそんなゆっくり達の様子がおかしいのか、ずっとニヤニヤしている。


「ころすだなんてさすがいなかもののいうことはやばんねぇ・・・おぉこわいこわい!!」


このまま放置していても良かったが、やはり騒がしいので黙らせる事にした。
触手で全員を打ち付ける。2~3発も打ち付ければ大人しくなるのは、さすがゆっくりというところである。


「「「ゆゆぅ・・・」」」


動けない状態で受身も取れずに打ち付けられるのは効いたようだ。先ほどと打って変わって大人しくなった。


「しんきくさくなっちゃってまったく・・・!とかいははあかるくげんきでいなくちゃ!!」


そういって触手を振り回す。全員身構えたが体に触手が打ち付けられる事はなかった。しかし


「ゆゆっ!まりさのおぼうしとれちゃったよ!!ゆっくりしないでとって!!」

「おぼうししゃんまっちぇ~!!もどってきちぇ~~~!!」

「まりしゃのおぼうちが~~~!!!」


まりさ達の頭上で触手を振り回し、まりさ達の帽子を全て吹き飛ばした。
続いて触手をれいむ達に勢い良く飛ばす。まりさ達同様に身構えるが、やはり触手は打ち付けられなかった。
触手はれいむ達の後頭部を這った。そして素早くリボンを解いて奪い取った。


「ゆゆぅ!!れいむのおりぼんとれちゃったぁぁぁ!!ゆっくりしないでかえしてぇぇええ!!」

「おりぼんさんゆっきゅりちないでもどってきちぇ~~~!!」

「れーみゅのおりぼんかえちてぇぇぇぇ~!!」


先ほどまで暗くなっていたゆっくり達はみんな元気になった。
やはりゆっくりは元気でなくてはとありすは思った。
みんなが元気になったところで、ありすは朝食がまだだった事を思い出した。


「わたしのちょうしょくがまだだったわね!!いまからちょうしょくにするわ!!」


そう言ってありすは子れいむから奪ったリボンの1つをむしゃむしゃと食べた。


「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あああ!!!!

「む~しゃむ~しゃ!しあわせ~!!うすあじだけどけっこういけるわね!!」

「ゆぎゃぁああぁぁぁ!!れーみゅのおりぼんぎゃぁああぁぁあああ!!」

「ちびちゃんのりぼんがぁぁあぁぁぁぁあぁぁああああ!!」


リボンを食われたショックで子れいむは白目を剥いて気絶している。
親ゆっくりも怒っていたが、帽子を食う素振りをみせるとすぐに大人しくなった。
それからありすは朝昼晩三食とも帽子かリボンを食った。
最初のうちは大騒ぎしたが、最近は無駄と理解したのか帽子やリボンを食われるのを見ては涙を流すだけになった。

ありすが帽子とリボンを完食した頃、子ゆっくりに異変が起きた。
冬篭り開始から今まで、ありす以外のゆっくりは餌を一切口にできなかった。
その為子ゆっくりが衰弱し、死にかけていたのだ。
成体ゆっくりであれば、冬篭りの様なほぼ動かない様な状況なら飲まず食わずで1ヶ月は生きていられる。
(飲まず食わずのストレスに耐えられるかは別だが)
ただ子ゆっくりの場合は、体も小さく栄養分を溜め込めない為に、1週間も飲まず食わずでいると死んでしまう。
ありすは子ゆっくりに死なれては困る為、助ける事にした。
死にかけた子ゆっくり全ての口の中に触手を突っ込み、そして


「んんんっ!!ふぅ・・・」


体内からカスタードを排出した。
死にかけた子ゆっくり達は見る見る回復していった。


「「「「「あまあま~!しあわせぇぇ~~~~~!!!」」」」」

「ちびちゃんたちをたすけてくれてありがとう!!」

こんな状況を作ったのはありすであるが、その自分にお礼を言うとは暢気なものだとありすは思った。
ちなみに触手から出したカスタードは、すっきり時に出す性液餡ではない。
体内にたまった古くなったカスタードや水分、つまりうんうんとちーちーである。
体内でうんうんとちーちーを混ぜ合わせ、触手から排出したのだ。
あにゃるから排出されたものではないので、ゆっくり達は排泄物だと認識できないのだ。
しかも生命維持できる程度の量しか与えない為、ゆっくり達が排泄物を出す事は無い。


(うんうんとちーちーをすっきり!!できて、このゆっくりたちもいかせるなんて
いっせきにちょうね!!さすがとかいはのありすね!!)


ゆっくり達から奪った帽子とリボンは食い尽くしたので、ようやく溜め込んである食料に手をつけた。
全員が恨めしそうにありすを見つめるが、ありすの機嫌を損ねては生きていけない為、大人しくしている。
ありすは見せびらかす様に食事をしては「しあわせ~!!」と白々しく叫ぶ。
ゆっくり達はそれを見て、涙を流し俯く事しか出来なかった。

それにしても何故ありすはレイパーにならないかと言うと、今のありすはいわゆる賢者モードだからである。
触手を用いたレイプをしまくった結果である。

改造手術を受けて半年になるが、最初の3ヶ月は一晩に最低でも5家族をレイプしていた。それも毎日である。
数にすると30~50匹以上になるが、触手が10本ある為普通にレイプするより効率良くレイプできたのだ。
(ちなみに昼も夜ほど盛んではないがレイプをした)
それに加えて一度に最大10匹とすっきりするので、単純にすっきりする際の10倍の快感を得る事ができる。
そんな快感を毎日受けていた為、いつの間にかすっきりに慣れて常に冷静でいられるようになった。
ちなみに群れを全滅させたのも1度や2度ではない。場合によってはドスの居る群れまで手を出した事もある。
(もちろんレイプしたのはドス以外のゆっくりだけだが)

半年で推定5000匹以上のゆっくりをレイプしたありすは、野生では恐らくこのありすだけだろう。
これだけやればどんなレイパーありすも賢者モードありすになるというものである。
賢者モードのありすは元々賢い個体なのもあり、並みのぱちゅりー種よりも頭が回る。
尚且つ改造により、れみりゃやふらんに近い体質に変異させられた為、思考が捕食者のそれに似通ったものとなっていた。
ゆっくり達を弄っているのもその為だ。
ありすにとって通常のゆっくりは、欲を満たすものでしかないのだ。
ちなみにそれ以外のゆっくりは、ありすが手出ししようとは思わない。
れみりゃやふらんの様な捕食種は相手が悪い。ましてはドス種ともなれば尚更である。
また、うーぱっくやたくスィーゆっくりは、別の山に移る際にありがたい存在である為手は出さない。
それと人間に飼われているゆっくりである。飼いゆっくりに手を出すという事は人間に喧嘩を売るのと同じである。
人間はドス種よりも遥かに危険な相手であり、尚且つ自分を改造してくれたという恩がある為、手を出す事はないのだ。
むしろ森ではぐれた飼いゆっくりや、野生のゆっくりに襲われている飼いゆっくりを助ける事さえある。
(捨てゆっくりと分かれば当然餌食だが)


「そのうちかいゆっくりになっておんがえししたいわね・・・」

「それにはまずふゆをのりこえなくちゃだめね!!」


人間にいつか恩返しする。その思いこそが過酷な冬篭りを乗り切ろうとするありすの原動力である。
ちなみにありすの恩返しに関しては、また別の話である。

冬篭り開始から1ヵ月半が経った。山はすっかり雪で真っ白になっていた。
この頃になると気温もぐっと下がり、山は益々過酷になる。
冬篭りに失敗して死ぬゆっくりが多いのもこの時期である。


「「「「「さ、さぶぃ・・・・・・!!」」」」」


ありすの奪った巣穴も例外なく寒くなっている。
塞いだ巣穴から隙間風が入ってくる為、巣の中は寒くてしょうがない。
自分だけなら食料庫に篭っていればなんとかなるが、他のゆっくりは動けない為そうはいかない。
そこでありすは隙間風を防ぐ為に目張りをする事にした。
目張り作業中にありすは少し後悔していた。親まりさの帽子だけは残しておくべきだったと。
親まりさの帽子ならば、巣穴の入り口にちょうど良い大きさなのでそれをはめ込んで終わりであった。
しかし帽子はもう食べてしまったし、今更そんな事を考えてもしょうがないので作業を続けた。
ここで少し問題が起きた。目張りに使える土や木の葉が足りないのである。
壁を削ろうにもこの時期の土壁は固くなっているし、防寒用の木の葉を使う訳にはいかない。


「「「「ざぶいよぉぉぉぉぉおおおお!!!」」」」

「「「「ゆわぁ~~ん!!」」」」

「ちびちゃんたちぃぃぃ!!がまんしてねぇぇ!!」


ありすは閃いた。


「さむくなくしてあげるわ!!ちょっとちびちゃんたちにてつだってもらうわね!!」


親ゆっくりは一瞬戸惑ったが、この猛烈な寒さを凌げるなら何でも良いと思い快諾した。


「わかったよありす!!ちびちゃんたちにおてつだいさせていいよ!!」


親ゆっくりの返事を聞くや否や、ありすは触手を伸ばして、うるさく泣き叫んでいた4匹の子ゆっくりに突き刺した。


「「ゆぎィ!?!?」」

「「ゆがっ!!!!」」

「ぢびちゃんたちになにするのぉぉぉぉおぉぉ!?!?!?」


ありすは騒ぐ親ゆっくり達を無視して、触手で突き刺した子ゆっくりを巣の入り口まで持って行った。
そして

ぶちゅっ

「ゆべしっ!!」

「ゆぶっ!!」

「ゆぎゃぁぁぁぁあべし!!」

「た、たちけぢぇえべっ!!」


子ゆっくりは奇声を上げ、静かになった。ゆっくり達からは巣の入り口がちょうど死角になっている為、
何が起こったかは分からないが、潰されたであろうことは想像できた。
その後数分間ベチョベチョという音が響き、そうしてありすは戻ってきた。
ありすの体には所々餡子が付いていた。


「ちびちゃんたちをどうしたの!?」

「すきまをうめるのにつかったのよ!!かわとあんこだからちょうどよかったわ!!」

「「ゆぎぃぃぃぃいぃぃいい!!ちびちゃんたちをころしたなぁああああ!!!」」


ありすは子ゆっくりを潰し、その餡子と皮を目張りに使用していたのだ。
ありすは気にせず返した。


「でもさむくなくなったでしょ?これでもうかぜがはいってくることはないわ!!」


ありすの言った通りだった。
冗談抜きに死ぬ程寒いこの時期である。隙間風も当然死ぬ程冷たい。それが無くなっただけでも巣の中は快適になる。
親ゆっくり達は子供は大事だが、それ以上に自分の命が大事である。最悪子供はまた作れば良いのだ。
その考えに至り、ありすに文句を言う事は無くなった。それどころか


「ゆゆっ!!かぜさんをふせいでくれてありがとうありす!!」

「「「ありがちょ~~~!!」」」


親どころか子ゆっくりにまで礼を言われる始末である。ありすは内心呆れていたが、ゆっくりとはそんなものである。
自身も心当たりはあるので気にしない事にした。

それから更に1ヶ月半が経った。
春の気配が近くなって来た頃である。冬篭り終了までもう半月という所である。
ゆっくり達はありすの管理の下、問題なく生きていた。
子ゆっくりは以前の半分程の数に減っていたが、それは間引きも兼ねてありすが夜な夜なつまみ食いした為である。
当然親たちは気付いていない。巣が前より広くなった程度の認識しかなかった。
親たちは子供の数を気にするより、冬篭りがあと少しで終わる事の方に気が向いていた。
春になったら美味しい草花を食べよう。暖かい日差しの中、思う存分みんなとゆっくりしよう。
夜になったら今まで我慢していた分思う存分すっきりしよう。そんな事ばかり考えていた。
肝心な事を忘れて、である。

ゆっくり達が春の妄想をしている間に半月が過ぎた。もう冬篭りはこれでおしまいである。
退屈な巣穴での生活も終わり、春の世界を満喫する為に巣から出ようとした。が・・・


「ゆゆっ!!なんでまりさのあしがうごかないの!?」

「ゆゆゆ!!れいむのあしもうごかないよ!?」

「「「ゆゆぅ!!あちぎゃうごきゃにゃいよ!?」」」


その様子を見ていたありすは思わずコケた。躓く様なものが無いにも関わらずである。
いくらゆっくりの頭が悪いとはいえ、動けなくなる程の怪我の事を忘れるとは思わなかった。
並のゆっくりであれば、底面を食いちぎられる等の命に関わる怪我をした事を忘れる事は無い。
むしろ非常に鮮明に残り、トラウマになる事も珍しくない。
そんなレベルの事を忘れてしまった理由として、冬篭りをしていたのが大きな原因である。
冬篭り中はゆっくり達はあまり動かない。その為栄養状態が悪くとも、食われた底面に薄皮が再生する位の余裕はある。
それに加え季節が冬なのもあり、虫が来なかったというのもある。
また、餌はギリギリとはいえありすが食べさせてくれる為、全く移動する必要が無かった。
その為ゆっくり達が底面を食われても命の危険が無かった。
だからゆっくり達は大した事では無かったと思い、その事を忘れ去ってしまった。
ありすの事も怒らせると怖い餌係という程度の認識になっていた。

ちなみに足が動ける程に回復していたとしても、ゆっくり達はゆっくりできなかっただろう。
ゆっくり達はありすに頭の飾りを食われた事も忘れていたからである。
ゆっくりは飾りを失うと他のゆっくりから疎外される。ゆっくりの中では常識であるが、その事も忘れていた。
冬篭りの間飾り無しでも何も困らなかった。巣の中には自分達とありすしか居なかったし、家族全員が同時に飾りを失ったからである。
全員が同時に帽子を奪われたので個体識別はできた。飾りを気にする事が無かった為、その事も忘れたのだろう。
今の状態のゆっくり達が外に出れば、1分と経たずに他のゆっくりから殺される。
まぁ尤もそんな事を心配する必要は無いのではあるが。

ありすも冬篭りの終わりを喜んでいた。もう色々我慢しなくて良いのだ。
ずっと賢者モードだったありすも、冬篭りの間一度もすっきりしていない為に欲求不満だった。
それから開放されるのだから、嬉しくて仕方が無い。
ありすは性欲を開放した。


「わがよのはるがキタァァァァぁぁぁぁあぁぁああああ!!!!!!!!!
ぜっこぉぉぉおぉぉぉぉおおちょぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

「「「「「「「ゆっ!!!!!?????」」」」」」」


今まで淡々と餌をくれるだけだったありすの変貌に、全員が驚いた。一冬の我慢はさすがのありすでも堪えたらしい。
ありすは即座に触手を展開し、ゆっくり達に放った。
まず触手は親ゆっくりの生殖器と肛門にめり込んだ。


「「ゆぎゃぁああぁぁあぁ!!!」」


いきなり触手を捻じ込まれた親ゆっくりは叫び声をあげた。
続いて子ゆっくりには、適当に触手を突き刺した。


「「「ゆぎィ!!!」」」

「「「ゆがぁ!!!」」」

「「「ゆげぇ!!!」」」


ありすは親ゆっくり達に突き刺した触手のみですっきりを開始した。


「んほぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!!ひさびさだからさいこおぉぉぉよぉぉぉぉおお!!
すっきりーーーーーーーーーーー!!!!」

「「ぎゃぁあぁぁぁあああぁ!!!!」」


親ゆっくり達はにんっしんはしなかった。捻じ込まれた触手が体内で滅茶苦茶に動いているのだ。
そんな状況ですっきりできる訳がなく、ただひたすら激痛に晒されるだけだった。


「んほぉぉぉおぉぉおおおおおおお!!すっきりすっきりすっきりすっきりすっきr(略」

「ひギィ!!!」

「いだぁああぁぁぁあああああ!!!」


ありすは通常では考えられない程に連発ですっきりしている。それにも関わらず何故衰えずにすっきりできるかと言うと、
すっきりで減ったカスタードを常に供給しているからである。
その供給源は子ゆっくりである。


「「「ゆごごご・・・・!!!」」」

「「「ゆげげげげげ・・!!!」」」


ありすは突き刺した触手から、子ゆっくりの餡子を吸っていたのである。
出した分と同じ量の餡子を吸えば、自分が干からびる事は無い。その為ありすは気にせずにすっきりできるのだ。
子ゆっくり達にとっては地獄である。排出されるカスタードと同量の餡子を吸われるのであるが、
逆に言えば1度に吸われる餡子の量はたかが知れている。なので即死もできずに苦しむのである。


「「「「「ゆ゙っ!!ゆ゙っ!!」」」」」


10分ほどして子ゆっくりの餡子を全て吸い尽くした。
親ゆっくりはカスタードを排出され過ぎて、一部のカスタードが口から逆流している程である。
子ゆっくりの餡子を吸い尽くしてこれで終わりと思いきや、ありすは子ゆっくりに刺していた触手を引き抜き、
親ゆっくりに突き刺した。


「「ゆ゙がっ!!!」」


そして先ほどと同様に餡子を吸い取りつつ、すっきりを再開する。
ちなみに親ゆっくりの苦痛は子ゆっくりの比ではない。
すっきりで体内を触手がかき回す激痛と、餡子を吸われる激痛を同時に受けているのだ。
ちなみにありすが吸い取っている餡子は激痛によって非常に美味しくなっている。
その為吸うペースが上がり、結果的にすっきりするペースも早くなっている。


「「お・・・おげぇ・・・・」」

「ふー!!すっきりしたー!!」


10分もすると親ゆっくりの餡子は全て吸い尽くされ、体内はカスタードで満たされて死んだ。
餡子を吸いつつすっきりするというのは、触手によるレイプをしまくったありすが考えたものである。
これをする事で、成体ゆっくりならば数が少なくてもある程度の時間はすっきりを連続して行える。
この方法を考え付いたのも、賢者モード化に一役買ったと言えよう。
当のありすはそこまで考えてはいないだろうが。


「ゆー!!ふゆごもりもおわったし、これからはそとにでれるわね!!がんばるわよー!!」


ありすは巣穴から飛び出した。ありすにとっては楽しい季節の始まりである。
他のゆっくり達にとってもそれは同じである。楽しさの基準は多少違うが・・・。

ありすは冬篭り中の欲求不満もあり、気合を入れる意味でも大声で叫んだ。


「ヒャァァァァアアァァッ!!!すっきりだぁーーーーー!!!!」








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最終更新:2011年07月28日 00:20
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