ゆっくりいじめ系531 ハチノコ獲り式ゆっくりの捕まえ方

※善良なゆっくりが出てきますが、虐待成分ほとんどありません
※舞台はゆっくりが出現してからしばらく経った現代です
※ネタ満載です。石を投げないでください

ハチノコ獲り式ゆっくりの捕まえ方

「~♪」
森の中を、鼻歌交じりで一人の男が歩いている。
彼は、ある生き物を獲りにこの森へとやってきたのだ。
「ゆっゆっゆっ」
彼の耳に、かすかな鳴き声が聞こえてくる。彼は、耳を澄ますと、足音を立てないようにその音のする方へと近づいていった。
そして、彼はある茂みのところで足を止めた。気配を押し殺して、感づかれないようにそっと向こうを覗き込む。
すると、そこにはバスケットボールくらいの紅白饅頭がもぞもぞと動いていた。
「むっしゃ♪むっしゃ♪しあわせ~♪」
胸糞悪くなるような声で歌いながら、その紅白饅頭は、俺が見ていることにも全く気づかずにもぞもぞと動いていた。
どうやら、食事の真っ最中であるようである。それを確認すると、俺はポケットの中に入れておいたチョコレートを茂みの向こうに投げ入れると同時に、頭を引っ込めた。
「いいにおいがするよ!もっとゆっくりするよ!」
「おかしがあるよ!いいにおいがするよ!これでれいむももっとゆっくりできるね!」
そう言いながら、その饅頭は、俺の投げ入れたチョコレートを食ってくれたようである。なんて低脳。曲りなりとも野生生物なんだから、もう少し警戒しろよ。
だが、しかし。この事実は俺にとっては最も望んでいた結果でもある。
計画通り。
そう心の中で、某死神ノート漫画の主人公のような笑みを浮かべる俺。しかも、あのド饅頭のやつ「れいむも」なんて言ってやがった。どうやら、こいつはつがいらしい。
その事実は、俺の心をいっそう高ぶらせる。なんて幸運…!なんて僥倖…!ざわ…ざわ…
俺は、このド饅頭…ゆっくりが好きなのだ。特に、家族もちや出産直前のゆっくりが好きなのだ。もう、様々な意味で。

ゆっくり。突如出現した謎の饅頭生命体にして史上最悪の害獣。
異常なまでの繁殖能力と自分こそが生態系の頂上に立っていると信じて疑わない思い込みの強さ、自己の本能に忠実という性格を持つこの生物は出現してからあっという間に人里への
被害を出し始めた。
その主なものは、農作物の食害と人家への不法侵入および器物損壊である。ひたすら荒らした挙句の果てに「ゆっくりぷれいす」などとほざき、その場所の占有権を主張するのである。
その態度にむかついた人間達によって、即座に害獣認定されて駆逐されるようになるまでそうたいした時間はかからなかった。
その後の研究で、ゆっくりにはさまざまな種類があるということ、その全ての体組織が饅頭そのものであること、それらは食用として適していること…などが判明する。
そのため、ゆっくりの研究機関および処理・食品加工所としての機能を持つ「加工所」や、ゆっくりに対する様々な製品を開発・販売する企業、駆除を専門とする業者が次々に現れることとなる。
それは、この国のあり方と食糧事情を変えるものとなった。
ある者は食料や楽しみとしてゆっくりを狩り。
ある者は癒しとしてゆっくりを求め。
ある者は労働力としてゆっくりを欲した。
俺?
俺はもちろんその全てさ!
秘書兼メイド兼番ゆっくり兼ペットとして希少種のゆっくりさくやを飼っているし、ゆっくり回し車で発電し、ゆっくりコンポストで生ゴミ処理して、ゆっくり農場で作物を栽培している。
その上、こうやってゆっくり狩りに来ているんだしね!
しかも、ゆっくり商品を開発している企業の社員なのさ!

閑話休題

紅白饅頭…ゆっくりれいむがその場から居なくなると、俺はおもむろに立ち上がってかけていたメガネのフレームについている小さなボタンを何回か押す。
すると、眼鏡のレンズの上に薄い緑色に発光する文字や線と、赤く発行する点が表示された。
まるで頭脳は大人体は子供の某探偵漫画に出てくるようなこのメガネは、特別行政法人ゆっくり狩人組合公認ゆっくりハンターに支給される特別品である。
その名も、ゆっくりレーダーという。
公認ゆっくりハンターはその性質上、巨大に成長・進化したゆっくり…通称ドスゆっくりを討伐・捕獲する任務や、大量発生したゆっくりを殲滅する任務を請け負うことがある。
その際に、目標の位置や周囲の地形情報などを逐一確認しながら行ったほうが効率がよいということで、この眼鏡が開発されたのである。
MAPWやABC兵器などという大量破壊兵器が開発されているこの時代、現代兵器とゆっくりではその彼我戦力差は明らかなのだが人力が推奨されているのには理由があった。
まず、現時点において世界中でゆっくりが出現した国や地域はこの国しかないこと。
ゆっくりの生息地域は山岳・森林地帯から街中まで広がっているため、おいそれと現代兵器を使うわけにはいかないこと。
後は、対外的な国の政策やこの国で最大かつ最強の戦力を保有する団体のいろいろな大人の事情があったためである。
それに、結局のところ様々な地形に対応し任務を遂行するのに最適なものは人力なのである。ご先祖様は遥か有史以前からそうやって文明を発展させてきたのだからね。
そうこうしているうちに、赤い点がゆっくりと移動しているのが視界に入ってきた。後は、この点を追いかけていけば、あのゆっくりの巣へとたどり着くはずである。
俺は、ボタンを押して、周囲の地形情報と目標までの距離、目標までのナビゲーターを表示して移動を開始した。
しばらく移動すると、あのゆっくりと思しき声がかすかに聞こえてきた。
ここからは、気配を殺して少しずつ移動することにする。一気に距離をつめてゆっくりを捕獲、拷問して巣まで案内させた後一網打尽にする方法のほうが簡単かつ手っ取り早いのだが、それで
はこの狩りの方法を選択した意味がない。狩りの過程を楽しむことも、ゆっくり狩りの楽しみの一つであるのだから。
息を殺して、匍匐前進をしながらゆっくりに近づいていく。気分はまるで某潜入アクションゲームの主人公である。大佐やオタ知識満載の科学者はいないけどね。
時計に目をやると、すでに時刻は午後3時を回っていた。そろそろ帰巣しないと、ゆっくりの足では暗くなるまでに巣にたどり着けない。
夜の森は、ゆっくりにとっては恐怖に満ち溢れた世界である。ゆっくりれみりゃやゆっくりふらんといった肉食で飛行可能な種族の狩りの時間だからである。だから、たいていの通常種のゆっくり
は、夕方までには帰巣して辺りが暗くなるとゆっくり眠りにつく。そして、日が昇るとゆっくり起きて活動を開始するのだ。
そういった習性と現在時刻から、このゆっくりも帰巣すると予想した俺は、そのままあとをつけて行った。
10分ほど移動すると、ゆっくりれいむは一本の大木の前で止まった。そして、ひとしきり周囲を確認した後、大木に開いた大きなうろの中へと入っていった。
それを見届けた俺は、足音を殺してゆっくりとそれに近づく。
そばまで近寄ると、立派なクヌギの根元に大きな穴が掘ってあるのを俺は見つけた。
落ち葉や小枝で入り口はカモフラージュされているものの、そのつくりは雑でここに何かがいますよと言わんばかりであった。まぁ、ゆっくりは知能が低いし、これでも十分なのかもしれないが。
さて、ここからは時間との勝負だ。暗くなるまでに捕獲を済ませて森を出なければならないのだ。少しでも遅れると、捕食種が捕獲したゆっくりを狙って襲撃してくる可能性が高いからである。
俺は、背負っていたデイパックの中から、捕獲用ゆっくり袋と発煙筒を2本取り出した。そして、発煙筒2本を着火させる。そして、煙を上げているそれをおもむろに巣穴の中へと突っ込んだ。
巣穴から立ち上る煙が二本。
んー、そろそろかなー?俺がそう思っていると、巣穴からゆっくりたちがあわてて飛び出してきた。みな一様に体から鼻水と涙とよだれをたらしている。どうやら発煙筒の刺激は強すぎたらしい。
次々にゆっくりを捕獲用ゆっくり袋の中に詰め込んでいく。
袋がいっぱいになったので、それの口をしっかりと縛ると、次の袋を取り出してゆっくりを詰めていく。
逃げ惑うゆっくりをみて、俺は口笛で「盆回り」を吹きながら楽しそうに袋に詰めていく。
「ほう、これはこれは」
最後に出てきたゆっくりをみて、俺はにやりと嫌らしい笑みを顔に浮かべた。なんと、そのゆっくりれいむからは蔦が伸びており、その先にはプチトマトくらいの大きさの赤ちゃんゆっくりが実って
いた。大きさからするに、そろそろ出産が近いようである。
俺は、赤ちゃんゆっくりを潰さないように気をつけながら別の袋の中に詰め込む。
結局、ゆっくりを詰めた袋が五つできた。これだけの大家族、早々お目にかかることのできるものではない。
大漁に気をよくした俺はそれを見て満足そうに叫ぶ。
「ゆっくり獲ったどーーーーーー!!!!!」
嬉しそうな俺とは対照的に、ゆっくり達はこの状況に混乱しているようだった。
「このままじゃゆっくりできないよ!」
「めがー!めがー!!」
「ゆ”ゆ”ゆ”」
「おがあざんぐるじいよぉー!」
うるさい。俺がせっかく嬉しさをかみ締めているのに邪魔をする無粋な饅頭達だな。
少し黙らせるために、俺は魔法の言葉を叫んだ。
「ゆっくりしていってねっ!!!!!!」
「ゆっくりしていってね!」×多数
「お「さて、これから君たちのことを組合に連れていきたいと思います!静かにゆっくりできない子はその場でお兄さんが食べてあげるから、そのままゆっくりしていってね!」
テンプレどおりの会話が嫌な俺は、そう言い放つと、手首に着けていた腕輪のボタンを押してゆっくり達の入っている袋に向ける。
すると、袋が光の粒子となってその腕輪の中に吸い込まれた。
この腕輪も公認ゆっくりハンターに支給されるもので、NTと呼ばれている。約四メートル四方のものなら、何でも中に収納できるこの腕輪は、ゆっくり狩りのみならず、ハンター達の日常生活にも有
効活用されていた。
全て袋が吸い込まれたのを確認して、俺は巣穴の中を覗き込む。すっかり煙が消えた巣穴の中は静まり返っていた。
「ゆっくりしていってね!」
巣穴の中に向けて俺はそう言った。
しーん。
地面に耳をつけて耳を澄ます。
音はまるで聞こえない。
それを確認した俺は服についていた土ぼこりを払いながら立ち上がった。本来ならば、この後は巣穴の処理を行うのだが、今回は任務ではなく趣味のゆっくり狩りである。それに、たとえゆっくりが中に
残っていたとしても、今回のことで人里には迷惑をかけないだろうし、今後生き残っていけるかどうかも怪しい。そう判断した俺は、その場を立ち去った。

小一時間後
俺は町にあるゆっくり狩人組合の出張所の前にいた。
中に入ると、受付嬢の「いらっしゃいませー」という声が聞こえる。
「いらっしゃいませ。今日は何か御用ですか?」
胸を強調したデザインのメイド服を着た受付嬢がそう言うと、俺はポケットから免許証サイズのカードを受付に出した。
その紫色に輝くカードは、公認ゆっくりハンターである証である。これがないと、ゆっくり狩人組合の施設を利用することや、ゆっくり狩人組合に来る依頼を受けることができないのである。
「狂帝様ですね。今日はどんな御用ですか?」
営業スマイルを浮かべてそういった娘に、俺は困ったような顔をして口を開いた。
「君、新人?」
「はい。新人研修を終えて、ここの配属となりました。今後ともよろしくお願いいたします」
「ああ、よろしく。んで、俺のことはその称号で呼ばないでもらえるとありがたいんだけどな」
「どうしてですか?今ではどこの加工所でもあなたのことを知らない方はおりませんよ?新人のハンターさんのなかにも、あなたに憧れてハンター登録試験を受けに来た方も多いんですよ?有名人じゃない
ですか」
「…そんな虐待お兄さんの代名詞のように言わないでくれ。俺は分け隔てなくゆっくりを愛しているんだ。別に虐待お兄さんじゃないんだからね!」
最後はツンデレっぽく言うと、彼女はくすくす笑って言った。可愛い子だなぁ…まるでうちのふぁーふぁーゆっくりみたいだ。そんなことを思いながら、俺は口を開いた。
「で、今日はゆっくりを捕獲してきたから選別所を使わせてもらいたいんだけど」
「どのくらい捕獲されてきたんですか?」
「親ゆっくりに二匹と、子ゆっくりが十五匹。母親ゆっくりのほうはにんっしんっ中で、数日中には生まれそうな状態。出産形態は植物型で、十匹ほどついていた」
俺がそう言うと、彼女は驚いたような声を出した。
「はややや、それは大漁ですねぇ…。どうやって捕まえたんですか?」
「簡単さ。ゆっくりに発信機をつけたお菓子を食べさせて、後はゆっくりレーダーで確認しながら後をつける。で、巣に帰ったところを確認したら、巣を場所を確認して発煙筒を突っ込むんだ。すると、煙
に燻されて、ゆっくりが巣穴より飛び出してくるから、後は一網打尽にするだけさ」
「まるでハチノコ捕りみたいですね」
「蜂に刺される危険がない分、こっちのほうが簡単さ。ちょっと手間がかかるけどね」
「そうですか…じゃ今度試してみようっと。あ、選別所のご利用でしたね。では、これをもって2番選別所をお使いください」
そう言って、彼女は組合カードと鍵を差し出した。それを受け取ると、俺は鼻歌交じりで選別所へと歩いていった。
選別所で加工所行きのゆっくりを選んで、加工所への引取りを依頼したら残ったゆっくりの使い道は家に持ち帰って考えることにしよう。あ、あの母親ゆっくりは家に持ち帰ろう。子持ちゆっくりを虐待す
るのはとても気分がすっきりする。虐めなくても、食料や加工所行きとして繁殖させれば良いし、いざとなったら潰してさくややふぁーふぁーゆっくりの餌として利用できる。
これからのことを思うと、俺は思わず笑みがこぼれていた。
これだから、ゆっくり狩りはやめられないのである。

終わり


あとがき
勢いで書いた初SSに引き続き、2作目です。
楽しい虐待方法を思いつかなかったため、虐待成分まるでなしの作品に仕上がりました。勢いがないと楽しい愛のある虐待方法を考え付かないものだから困る。
読んでみてわかる人にはわかると思いますが、ネタはモ○ハンとP○Uです。ちょびっとジャンプ漫画やサンデー漫画、M○SとE○Oが入っているかも。

これが2作目で、SS書き初心者ですので、たくさんのご意見・ご感想お待ちしています。

ゆっくり虐めスレ29 602の人改め602の人

代表作(と言ってもこれしかない)
ゆっくりあいす(題:ゆちゅりーのゆっくりあいす)







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最終更新:2008年09月14日 06:57
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