ゆっくりいじめ系437 ゆっくりゼルとゆっくりーテル

ある森に、ゆっくりの親子がいました。
その親子は三人(?)家族で、親ゆっくりと子ゆっくりのれいむとまりさでゆっくり暮らしていました。
ある日子ゆっくりは親ゆっくりの言いつけで森の奥へ野いちごを取ってくることになりました。
「きょうはもりのおくのほうでのいちごをとってきてね!!!」
「わかったよおかーさん!!!」
「ゆっくりとってくるよ!!!」
れいむとまりさは仲良く出かけて行きました。
しかしあまり奥に進みすぎたために道に迷ってしまいました。
「みちがわからないよ!!!」
「どうすればいいのおぉぉ!!!」
とうとうれいむとまりさは疲れてその場で眠ってしまいました。
れいむとまりさは夢を見ました。
みんな仲良くできて人間達とも友達になれて幸せに暮らしている夢を。

次の朝、森の中を彷徨っているうちに美味しそうなお菓子の家を見つけました。
二人は昨日から何も食べていないのでお腹がぺこぺこ。
「ゆゆ!!おいしそう!!!」
「ゆっくりたべるよ!!!」
れいむとまりさは何の躊躇いもなくお菓子の家に被りつきます。
しかし、そのお菓子の家はゆっくり虐待妖怪の鬼意山の罠だったのです。
「ちょっと、ここで何してるのかな?」
「ゆ!ここはれいむたちのおうちだよ!!!」
「ゆっくりできないひとはでていってね!!!」
やはり野生のゆっくりは図々しい。
一般人だったらここで叩き潰すところですが、さすがの虐待鬼意山は違いました。
「まぁまぁ、でもそんな小さなおうちじゃあすぐなくなっちゃうし、れみりゃ種も寄ってくるかも…」
「ゆ!?ゆっくりできないよ!!!」
「だから僕の(ry
「ゆ(ry
テンプレなので省略します。

おバカなれいむとまりさはゆうゆうと鬼意山の家へとついてきました。
まず鬼意山はまりさを透明な箱(一箱1260円特価)に入れます。
「ゆゆ!?ゆっくりできないよ!!!」
「まぁまぁ、今からご飯あげるからね」
鬼意山は台所から野菜屑を取り出し、まりさに与えました。
「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~!!!」
「おにいさん!れいむもごはんほしいよ!!」
「まぁまぁ、れいむは僕の仕事を手伝ったらおいしいごはんあげるからね」
「ゆ、ゆっくりてつだうよ!!!」
れいむは割と聞き分けが良いようです。

鬼意山は最近外から来た本で読んだパンをれいむに手伝わせようというのです。
しかしそこは虐待鬼意山、ただの手伝いで終わるわけがありません。
巨大な窯の前にれいむを立たせ(?)、様子を見てもらいます。
そして膨らんだら教えるように言いました。
「ゆぅ!ゆっくりあついよおにいさん!!ゆっくりできないよ!!!」
「我慢してくれ、終わったらおいしいごはんあげるから」
「ゆ、ゆっくりがんばるよ!!!」
健気な子です。
この後殺すのが惜しくなるくらいですが、そんな感情が鬼意山にあるでしょうか?いや、ないね!
しばらく経つと、ゆっくりが叫び始めます。
「おにいさん!ふくらんできたよ!!!ゆっくりふくらんできたよ!!!」
「ん…?すまないな、僕にはよく見えないんだ、どのくらい膨らんだのかもっと詳しく教えてくれないか?」
「ゆ!めはだいじにしなきゃだめだよ!!!」
れいむは空気を取り入れる空間からパンの様子を観察します。
鬼意山が後ろから近づいてきてるなんて知る由も無く。
「おにーさん!さっきよりもさんぶn…ゆゆ!?」
れいむは下に落下しているのを感じました。
窯の中は灼熱の空間。人間だって耐えられません。饅頭なんて一瞬で炭饅頭と化すでしょう。
「おにいさああああん!!!ゆっくりいそいでれいむをたすけてねぇ!!!あついよおおお!!!」
「あれ、れいむはどこに行ったのかな?」
「ゆぶぅうううううう!!!!!!」
れいむは炭になりました。
きっとパンを作るために頑張ってくれることでしょう。

鬼意山はパンを焼き上げました。
香ばしく、餡子が少し混じった匂いがあたりに漂っています。
鬼意山は中に入れる具を探しますが、台所には大したものがありません。
味噌でも塗って食うかとも思いましたが、まだまりさがいたことを思い出しました。
早速まりさのいる部屋に戻り、パンをまりさにお披露目しました。
透明な箱に入ったまりさは退屈そうでしたが、パンを見ると表情が変わりました。
「ゆゆ!おにいさん!おいしそうだね!!まりさにもちょーだいね!!」
「でもねまりさ、まだ中に具が入っていないから…」
「ゆゆ?」
疑問に思うまりさをよそに、鬼意山は拳を振り下ろしました。
「るオオオオオ!!」
ドグオオォン
きゃあぁあぁあッ!ゆ…ゆっくりをッ!
メメタァ
「ゆぎゅうぅぅぅううッ!!!??」
と…透明な箱はなんともないッ!
ゆ…ゆっくりを潰すのはそれほどでもないが……
それにもまして不思議なのは透明な箱も一緒に殴ったというのに透明な箱が無事なことッ!
「これが『仙道』だ!」
もうまりさは瀕死の状態です。
まりさは息も絶え絶えになりながら言いました。
「どうじでごんなごどずるのおおおおぉおぉぉおお!!!!?」
鬼意山は言いました。
「簡単な答えだ…ここは虐待スレ」

なおこの後作ったパンに餡子を入れて食べると美味しいということで幻想郷にアンパンが広まったという噂もありますが、それは別の話。


めでたしめでたし

byGIOGIO



お、俺は…一体何を書いているんだァ―――!!!

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最終更新:2008年09月14日 07:01
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