注意書き


 *駄文です
 *誤字脱字があるかも知れませんがご容赦を






『ある男の気分転換』





「あぁ、よく寝た~、ふらん!ようむ!あれ?ふらん?ようむ?あいつ等どこ行ったんだ?」
夜更かしした為に昼過ぎ頃に起きてきた男が飼いゆのゆっくりふらんとゆっくりようむを呼び出すが2匹は現れる気配は無く
男は不審に思いながら茶の間へ移動するとコタツの上に一枚のメモ用紙が置いてある事に気が付きそれを手に取った
『先輩へ、バッチ試験の勉強の為にようむちゃんを連れて行きます。ふらんちゃんはきめら丸と狩りに行きました』
「置手紙する位なら起こせばいいじゃねぇか、あいつ等がいつ帰って来るか分からないから出掛けられないよな・・・」
飼いゆが出払っている事が分かった男は今日1日を自宅で過ごす事を決め、寝巻きからジャージに着替える為に自室に戻って行った

ジャージに着替えた男はコタツに入ると自室から持ってきた携帯ゲーム機の電源を入れてゲームをし始めた
「この前買ってきたMHP3(まんじゅうハンターポータプルサード)の続きでもするか」
しかし、30分もしない内に男は携帯ゲーム機を放り出してしまった
「ありえねぇ・・・ティガれみりゃとてゐクススの同時狩猟なんて俺には無理すぎる・・・ん?外から声が聞こえるぞ?」
ゲームに愚痴をこぼしていた男が、聞こえて来た声に気付いて外に目をやるとそこには
「ゆゆ!!やっとれいむとおちびちゃんたちにふさわしいおうちをみつけたよ!!」
「ゆわー、とってもゆっくちしたおうちなのじぇ!」
「まえのゆっくちしてないおうちとはおおちがいだね」
「れいみゅがおうちせんげんしゅるよ!!!」
「ゆゆ!まりちゃがさいしょだよ!」
「ゆふふ、けんかはだめだよ。みんなでおうちせんげんしようね!」
「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」」」
「「「ここを、れいむ(れいみゅ)(まりちゃ)たちのゆっくりプレイスにするよ!!」」」
「成体れいむ1匹と子ゆっくり手前のちびが4匹か・・・丁度いい気分転換でもするか!」
そう言うと男はゆっくり達が騒いでいる窓へ向って行った

一方、れいむ達はお家宣言を実行したのは良いが窓を開けれる筈もなく
「どうしてなかにはいれないのおおおおおお」
「ゆんやああああ」
「まりちゃにいじわるするとうめいなかべさんはゆっくちしないできえるのじぇ!!」
「れいみゅがぷきゅーしちゃうよ!!」
「おねーちゃんのぷきゅーはすごいんだよ!!」
体当たりや投石等の実力行使は行わずにその場で暴言や叫び声を上げたり膨れているばかりだった
「そんな事しても窓が開くはず無いだろう・・・本当にアホだな・・・」
「ゆ!みんな!どれいがとうめいなかべさんをどけたよ!」
「どれいのくしぇにおそいのじぇ」
「そうだよ、れいみゅたちをゆっくちさせるのがどれいのつとめだよ」
「つかえないどれいにはまりちゃのぷきゅーをおみまいするよ!」
「おお、むにょうむにょう」
「はいはい、それではお詫びと言っては何だが、ちび達を『たかいたかい』してやるよ」
「どれいのぶんざいでな「ゆわーーーい!ゆっくちしないでまりちゃたちをたきゃいたきゃいするのじぇ!!」
「なにいってるのおおおお!まずは「うるさいよ!れいみゅたちはいまたきゃいたきゃいであそびたいんだよ!!」
「「どれいはゆっくちせずにたきゃいたきゃいしてね!」」
「どうしてそんなことい「よーし、それじゃゆっくりしたちび共はこっちの手に全員集まれー」
「「「「ゆっくちあつまるよ!!」」」」
「どぼじでええええええ!どぼじで!れいむをむしするのおおおおお」
母れいむの呼び掛けを完全に無視し、男に『たかいたかい』してもらう為に赤ゆ達は我先にと男の左手の上に収まって行く
「よし!全員乗ったな?」
「やめてね!!れいむのおちびちゃんたちをかえしてね!!!」
「うるさいのじぇ!!まりちゃたちはこれからどれいとあそぶんだからしずかにするんだじぇ」
「「「ゆっくちりかいしちぇね!!」」」
「どうしてそんなこというのおおおお、れいむはおちびちゃんをしんっぱいしていってるんだよおおお」
「よーし、一番最初は元気の良いまりさに決定だな」
「ゆっへん!ゆっくちしないでたきゃいたきゃいするのじぇ」
「「「ゆっくちたきゃいたきゃいしちぇね!!」」」
「たかいたかーーーい!!」
男はだぜ口調の赤まりさを右手で摘み、自分の頭の高さ位に放り投げた
「ゆ~~~、おそらをとんでるみちゃいなのじぇ!!!ぶべっ!」
放り投げられた赤まりさはお決まりの台詞を吐きながら男の目の前を落下して行き、そのまま地面に叩きつけられた
「い、いちゃいのじぇええええええええ」
「おちびちゃああああああああああああああん」
「「「おねーちゃあああああああん」」」
「チッ、あんよの部分が弾ける程度で済んだか、死ねばよかったのに」
「なにいっちぇるの!!どれいのくしぇにこんなことしちぇ!!」
「うるせぇな、俺はたかいたかいをしてやるって言ったんだぞ?着地の事は自分たちで如何にかしろよ」
「はぁああああ?おちびちゃんがあんなたかさからゆっくりしたちゃくちができるはずないでしょおおおおお」
「それなら、母親のお前が受け止めればいいじゃねぇか」
「ゆ?」
「ぼせい(笑)の強いれいむならそんなの余裕だろ?」
「そうだよ!れいむはぼせいがすごいんだよ!」
「それじゃ、次はこっちのれいむだな」
男は左手に乗っている赤れいむを摘み上げる、先ほどの惨事を見ていた赤れいむは男の手から逃れようと必死の抵抗をしていた
「はなしちぇね!!れいみゅをはなしちぇね!!!」
「だいじょうぶだよ!!おかーさんがうけとめてあげるからね!!」
「ゆゆーん、おきゃーしゃんがうけとめてくれるならあんっしんだね!」
「それじゃ、上手く受け止めろよ」
男は摘んだ赤れいむを自分の頭の高さまで持って行き、母れいむ目掛けて投げつけた
「ゆー!れいみゅかじぇしゃんになってぶばっ!」
「いだいいいいいいい!れいむのすみきったおめめがあああああ」
母れいむの眼球と赤れいむは衝突の衝撃で弾け、痛みで暴れまわる母れいむは先ほどあんよが潰れた赤まりさへ徐々に近づいていく
「まりちゃのしゅんっそくのあんよがいたいのじぇえええ!ゆ?おきゃーしゃんはどうしてちかづいてくるのじぇ!」
「れいむのおめめがあああ、すべてをみとおすせんりがんのおめめがあああああああ」
「まりちゃをむしするんじゃないのじぇえええ!ゆっくちしないでむこうにいくのじぇ」
「れいむはなにもわるいことしてないのにいいいい、ゆっくりしたいのにいいいい」
「やめるのじぇ!それいじょうこっちにきたらかわいいまりちゃがちゅぶれるううぅぅぅ」プチッ
赤まりさの願いは叶えられず、痛みで我を忘れた母れいむによって押しつぶされてしまった
「ゆはー、ゆはー」
「あーあ、ちゃんと受け止めるって言ったのになにやってんだよ」
「それはたかいたかいでのはなしでしょおおおおおお!!どうみてもれいむめがけておちびちゃんをなげつけたでしょおおおお」
「イヤー、ウッカリダナー」
「あきらかにかくしんはんでしょおおおおお」
「そんな事はどうでもいいとして」
「どうでもよくないよおおおお」
「一番最初に『たかいたかい』したまりさを踏み潰してるんだがいいのか?」
「ゆ?・・・・・ゆんやあああああああ、れいむのおちびちゃんがあああああ」
男の指摘で初めて我が子を踏み潰した事を知った母れいむが絶叫するが、男はそれを気にせずに3匹目の赤まりさを摘み上げた
「やめちぇね!まりちゃはまだえいえんにゆっくちしたくないよ!!!」
「だいじょうぶだよ!こんどこそおかーさんがゆっくりうけとめるよ!!さんどめのしょうじきだよ!!」
「ゆ?ほんちょうにだいじょうなの?」
「三度目の正直か・・・まぁ、二度あることは三度あるとも言うがな」
「ゆんやああああああ!やっぱりまりちゃはえいえんにゆっくちしちゃうんだああああ」
「どうして、おちびちゃんをふあんにさせるのおおおおおお」
「喚くな!黙れ!集中しろ!3匹目が行くぞ!たかいたかーい!」
男は泣き叫ぶ赤まりさを全力で放り投げ、母れいむは空中に舞う我が子から一瞬でも目を離さない様に鬼の形相で空を仰いだ
「まりちゃ、おそらをちょんでみちゃ「カー」」
「ゆ?」「へ?」
だが、母を信じる子の心も子の無事を願う母の思い、更に親子の無様な姿を望む男の欲望も突如の乱入者によって台無しになった
「ゆわあああああ!からすしゃんはまりちゃをはなしてね!!まりちゃはおいしくないからはなちてねーーーーーー」
「おちびちゃあああん!!!」
「おお、どこから来たカラスだ?最高のタイミングで掻っ攫っていったな」
「なにゆっくりしてるのおおおお!!れいむのおちびちゃんがゆっくりしてないカラスさんにつれていかれたんだよおおおお」
「そんなこと言ってもなー、流石に飛んでるカラスを捕まえるなんて無理だぞ?諦めろ」
「ゆんやあああああああああああああああ」
カラスは既に遥か彼方に飛び去っており、赤まりさはカラスの昼食かおやつになるだろう
「さて、れいむ?ついに最後の1匹をいまから『たかいたかい』するわけだが」
「もうやめてくだざいいいい!あやまりますからあああああ!れいむにはもうそのこしかいないんです!ゆるしてくださいいいい」
男が最後に残った赤れいむを『たかいたかい』することを宣言すると、母れいむはやめるように懇願し始めた
「あー、そこまで言うならちびを返してやっても良いぞ」
「ありがとうございまずうううううう」
「ただ・・・」
歓喜の涙を流す母れいむの目の前に男は握り締めた左手を持って行き
「こんな潰れ饅頭で良ければな」
「ゆ?・・・・れ、れいむのれいむにのさいごのおちびちゃんがあああああああああああああああ」
閉じられた左手を開くと、中には赤れいむは居らずグチャグチャに崩れた饅頭と小さな赤いリボンだけが残っていた
「どうしてこんなことするのおおおお、れいむがしんぐるまざーじゃなくなっちゃったでしょおおおお」
「ガキはシングルマザーを名乗る為の飾りだったのかよ、ぼせい(笑)が聞いて呆れる」
「うるさいよ!!おちびちゃんをころしたくそどれいにしゃざいとばいしょうをせいきゅうするよ!」
「謝罪と賠償ねぇ・・・・なら、お前も『たかいたかい』してやるよ」
「ゆ!いらないよ!!れいむはたかいたかいしなくていいよ!!」
「いやいや、遠慮するなよ。さっさと死んであの世でガキ共と達者に暮らせよ!」
男はれいむを鷲掴みにし、自宅の向かい側にある電柱に目標を定め、助走をつけてれいむをぶん投げた
「たかいたかいのはずなのにれいむよこにとんでるううううううううううぐわらっ」
電柱と衝突し弾けたれいむを見届けた男は手についた餡子を払いながら


「『たかいたかい』したゆっくりが全員死亡・・・これが本当の『他界他界』・・・おあとがよろしいようで」







あとがき

あけましておめでとうございます
今年も低速でですがSSを上げていこうと思います




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最終更新:2024年11月25日 21:39