『火遊び』
「そういやゆっくり家族を捕まえてたんだった。忘れてた」
虐待お兄ちゃんはそう呟きながら何やら道具をそろえていた。
数日前ゆっくりの駆除のためある村へ行き帰宅後倉庫に住み着いていたゆっくり家族を捕まえたのだ。箱詰めにして虐待部屋に入れておいたはずだ。
「確か4匹いたよなぁ…」
彼は大きめの鉄板とバーナーを持って虐待部屋に入った。
「じじい!!ゆっくりしないでここからだせ!!」
「おうちにかえぜええええ!!!!」
「まりさをおこらせるとこわいんだぜ!!!ゆっくりしないであまあまさんをもってくるんだぜ!!」
「ゆっくりしないでおかしをもってきてね!」
「よこしぇ!!!!」
ちなみに箱は防音仕様ではないためゆっくりの文句が聞こえてくる。
「あれ、6匹もいたっけ?」
彼の記憶では親れいむ親まりさに子ゆっくりが2匹の計4匹であった。赤ゆっくりが2匹もいたっけ?
「そういえば数日間餌やってないのにどうして飢えてないんだ?」
彼は首をかしげた。どこかに赤ゆっくりと食糧を隠していたのだろう。
「あ、もしかして」
彼は親まりさの帽子を取り上げた。
「がああああ!!!!なにするんだぜえええ!!!!ぼうじがえ……びゅぎぇえええ!!!」
親まりさが飛び跳ねて抵抗したので脳天に一発お見舞いしておいた。
「あー。なんか入ってやがる」
帽子の中にはキノコやら野菜の切れ端やらが入っていた。あの日赤ゆっくりも帽子の中にいたのだろう。
「がえぜえええ!!!!ぼうじがえせええ!!!!!」
「おなかずいたよおおおお!!!」
「おきゃあしゃんごはんたべちゃいよおおお」
「ゆ!……おじさん!!!ちびちゃんたちがおなかをへらしてるんだよ!!!なにかたべものちょうだいね!」
「ちょうらいね!!」
怒る親まりさと腹が減ったと泣くその他。
「あーウゼぇ。無視して飢え死にさせりゃよかったかもな」
彼はまりさの帽子をビリビリと破いた。
「ゆあああああ!!!!!まりさのおしゃれなぼうじがああああああ!!!!」
彼はまりさを無視して鉄板とバーナーを箱の側に運んできた。
「まずはまりさから逝ってみようか」
彼は箱の中から親まりさを取り出した。
「じじい!!!!よぐもぼうじをおおおお!!!!はなぜえええ!!!!!ごろじでやるうううううう!!!!」
「おじさん!れいむもそとにだしてね!」
「ゆっくりしないでおかしをよこしてね!!」
「ごはんをよこちぇえええ!!!!」
彼はまりさの底を鷲掴みにすると思いっきり引き千切った。
「ゆぎゃああああ!!!ばりざのあんよぎゃあああ!!!!」
まずは底部を痛めつけ逃げられないようにする。まりさを鉄板の上に乗せバーナーを持ってくる。
「なんでごどしやがるんだぜ!!!おわびとしておかしをもっでごいいい!!!」
「まりさにひどいことしないでね!!!」
「おきゃあしゃんにひどいこちょちないでにぇ!!」
鉄板の上に乗せられたまりさと箱の中のゆっくり達は彼に文句をあびせる。
「まりさ、外は寒かっただろ」
「うるざい!!!!よぐもまりさのあんよを!!!!!!ぼうじをおおお!!!!」
怒っているようだが"あんよ"って結構かわいい言葉を使うんだな、と彼は思いつつバーナーに火を点けた。
「暖かいだろ?」
まりさに炎を近づける。
「ゆ!!あ…あぶないんだぜ!!!…あづっ!!やべるんだぜええ!!!!」
そう、危ないから鉄板を敷いてるんだよ。虐待部屋には燃えるものは置いてないし床も燃えにくいけど万が一があるからね。
「ゆぎゃあああ!!!!!ばりざのからだがやげるううううう!!!!」
炎はまりさの体を焼き付けた。
「おぎゃあじゃんがああ!!!!!」
「やめちぇあぎぇちぇね!!!!おきゃあしゃんがちんじゃうよ!!!」
「ばりざああああ!!!!!なんでごどずるのおおお!!!!!」
「こわいよおおお!!!!!」
箱の中のゆっくりは泣きながら止めてくれと懇願するが彼は無視した。まりさはというと必死に逃げ出そうとするがあんよ(笑)が傷ついていて逃げられない。
ずりっずりっと這うことは出来ても彼がバーナーをその分まりさに近づけるため全く意味が無い。
「ぎぃいいいい!!!!じぬううう!!!!!ああ"あ"あ"あ"あ"あああ!!!」
口から餡子を垂らしながらまりさは失神してしまった。既に感覚は失われているだろう。まりさの皮から焦げ臭い匂いがするが彼は燃やすのを止めない。
そのうち餡子が姿を見せ炎は餡子を熱した。焦げ臭い匂いに餡子の甘い匂いが混ざってきた。
「……あ!!…あんぎょぎゃあああ!!!!!!ゆぎぃいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
失神から目覚めまりさは叫びだした。餡子を燃やされるということは人間からしてみれば内臓を燃やされるのと一緒だ。
「あ…あ…あ…あ…ゅびゃぎゃあああぎゃあびゃあああああああ……」
まりさは既に皮の感覚は失っているが内臓が燃やされる痛みを失うことはできない。
「やべでええええ!!!!ばりざがじんじゃうよおおおお!!!!!!」
「おぎゃああじゃあああん!!!!!」
「ゆっくりじようよぉ!!!!おにいざああん!!!!」
彼は箱を一瞥するとニヤっと笑いバーナーの火力を上げた。
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃがぎゃぎゃぎぃいいいいいぎゅぎゃあああああああ!!!!」
ゆっくりという饅頭は不思議なもので幸か不幸か中の餡子が安全であれば死ぬことは無い。
普通の動物が死んでしまうような大怪我を負っても餡子が大丈夫であれば時間をかけて治癒することが出来る。
今まりさは中の餡子が燃やされているが大部分の餡子がまだ安全であるため死ぬことが出来ない。普通の動物であればとっくに死んでいるだろう。
「ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あああ!!!!!………!…!…!…!…!」
流石のゆっくりも何十分と中身を燃やされては意識を失ってしまう。彼はここでバーナーを消した。表面は真っ黒に焦げ中身の半分弱が炭と化していた。
といって死んではいない。餡子の半分が安全ならば何とか生きてはいる。意識を失っているものの時々ビクッビクッ!と体が震えている。
「ああああ………」
「まりしゃおきゃあしゃんぎゃあ…」
「ばりざああ……どぼじでぇ…」
「ゆっぐりじだいよお…じにだくないよお…」
「ゆびぇええええええ…」
箱の中はというと初めはぎゃあぎゃあ五月蝿かったがまりさの痛々しい姿を目の当たりにして意気消沈していた。1匹の子ゆっくりは餡子を吐き出して気絶していた。
彼は虐待部屋を出ると氷水を持って戻ってきた。
ピトッ
氷水の雫を箱の中のゆっくりに1匹ずつ垂らした。
「ゆぴ!!!」
「ひぃいい!!」
「つめちゃい!!」
「さむいよおお!!!」
「ん?今寒いって言ったの誰?」
箱の中のゆっくりに尋ねた。
「そうかぁ…寒いよね。冬だし。じゃあ暖まろうか」
「「「「ゆ!!!!」」」」
ゆっくりはその意味の裏側を分かっていた。暖まるということ…それは……。
「さ…さむぐないよおおお!!!!」
「あっだがいよ!!!!ごごはあっだがいがら!!!!」
「あづいよ!!!!あづすぎるうううう!!!!」
「あづいのいやああああああ!!!!!!!おうぢがえるううううう!!!!!」
彼はニヤニヤしながら1匹の赤れいむを取り出した。
「遠慮するなって。冷たかったんだろ?暖まろうぜ!」
「やああああああ!!!!ちにたくないよおおお!!!!おろちてええええ!!!!」
彼はピンセットで赤れいむを摘むと再びバーナーの火を点けた。
「おでがいじまずうううう!!!!そのごをはなじでぐだざいいい!!!!!」
「いもうとをいじめないでね!!!!れいむおこるとこわいんだがらねえ!!!!!ゆあぁああぁあん!!!」
「ごわいよおおお!!!!!」
炎を赤れいむに近づける。
「ひぃいいいいいい!!!!!!!」
「うん。火だよ。正解」
炎の中に赤れいむを突っ込んだ。
「ゆびゃああああああ!!!!!!あぢゅいいいいい!!!!!だじゅぎぇぢぇええええええ!!!!」
全身を焼かれ間もなく口の周りが溶け何も喋ることができなくなった。
「あがじゃああああん!!!!!へんじじでよおおおお!!!!!じんじゃだびぇえええええ!!!!!」
「ぢぇいびゅうううう!!!!!!」
「いもうどがあ…まりざのかわいいいもうどがああああ……」
「…!"…!"…!"…!"」
喋ることは出来ないが意識は残っているため赤れいむは体を震わせている。逃げようと必死なのだ。口は壊れても目が残っていたため
目からは大量の砂糖水を流していたが直に目も溶け原形を保つことが出来なくなった。数分も熱すると親まりさよりもはるかに小さい赤れいむは
炭の塊と化した。赤れいむを燃やし終わると彼は時計を見た。
(今日はここまでかな。最後に1匹遊んで残りは明日か…)
「さっき寒いって言ったよね。さぁ暖まろうか」
子まりさを拾い上げた。
「ぼういいでじょおおおお!!!!!!ばりざもあがじゃんもじんじゃっだよおお!!!!はなじでえええええ!!!」
「はなじでええええ!!!!ごごがらだじでえええ!!!!!!」
「おうぢにがえりだいよおおおお!!!!!!」
「ゆえぇえぇえええん!!!!!!ゆっくち!!ゆっくち!!!ゆっくちいいいいい!!!!」
彼はポケットから接着剤を取り出すと子まりさの帽子と髪に塗りつけた。
「あだまがべとべとするよ!!きぼぢわるいいいいい!!!!!」
数分後帽子と頭がくっついた。少し力を込めて引っ張ったが帽子は脱げなかった。
「いだああああ!!!!ひっぱらないでね!!!ぼうしさんとらないでね!!!!」
子まりさを床に置くと今度はチャッカマンを取り出し子まりさの帽子に火を点けた。
「おぎゃあざぁぁん!!!!!」
「だべだよおおお!!!!!おちびぢゃんはにげでえええ!!!!」
子まりさは箱に擦り寄り中の親れいむに助けを求めていた。
「ゆ!!お…おねえちゃん!!!う…うしろからけむりが……」
「ゆ!…ゆゆゆ!!!!!あ…あづいよおおお!!!!!!」
子まりさの帽子が火に包まれた。
「ぎゃああああ!!!!」
「おちびぢゃん!!!ぼうしをぬぐんだよ!!!!ぬがないとゆっぐりできなくなるよ!!!!」
「ゆ!ゆ!ゆ!ゆ!ゆ!ゆ!…ぬげないよおおお!!!どぼじでええええ!!!!」
火は帽子から子まりさの髪に燃え移った。
「ゆがああああ!!!!!まりざのきんぱつぎゃああ!!!!!おぎゃああざん!!!!だじゅげでよおおお!!!」
「おぢびぢゃああん!!!!おぢびぢゃああん!!!!!!」
髪から全身に燃え移り火の玉と化した子まりさはあまりの熱さに狂ったように部屋中を飛び跳ねた。
「あづいい!!!!あづいいいい!!!あづいいいいいいい!!!!」
箱の前まで跳ねると火達磨になった子まりさは箱の中の親れいむに向かってこう叫びながら燃え尽きた。
「どぼじでなにもじでぐれないのおおお!!!!だじゅげでよおおお!!!!おがあざんのばぎゃあああ!!!!!ゆっぐぢじだがっだよおおお!!!」
「ゆううううう………あああああ………ごべん…ねえ…ごべんねええ…」
子まりさが燃え尽きたのを確認すると彼は箒と塵取りを持ってきて若干息がある焦げた親まりさと炭になった赤れいむ子まりさを集めた。
「お腹すいてるんだろ?ほれ、これがお前らの餌」
彼は箱の中に集めたものをぶちまけた。
「にゃにきょれぇ……」
「まりさの…ぼうじがあ…りぼんもぉ……」
「たべられないよ…まりさと……あがじゃんどお…おぢびぢゃん……ゆっぐ…えっぐ…」
カチッ
「「「ゆあああああ!!!!」」」
チャッカマンを点けた。家族があんな痛い目に遭ったのを見せ付けられては火を見るのも怖い。
「け…けしでぐだざあいい!!!」
「わがりまじだあああ!!!たべばずう!!!たべるがら!!!もやざないでえ!!!」
「うみぇえ!!!ぎょれめっちゃうみぇえ!!!!…えっぐ…うみぇええ!!!!…ゆっ…うみぇ…ぐ…」
「そうそう、分かればいいんだよ」
彼は最後に残った氷水を親れいむの頭にかけた。
「ひいいいいいいいい!!!!!!!!!!」
「寒いの?」
「さ…さむぐないでずうううう!!!!!!」
「暖まりたい?」
「い…いいでずうううう!!!!!」
「そう。じゃまた今度ね」
彼は部屋を出た。
数日後
彼が箱の中を覗くと餌は全て無くなっていた。
「おかあしゃん……ゆっぐ…ゆっくり…ゆっくり……おねえちゃ……いかないでえぇぇ…」
「ゆっきゅちちようね…おきゃあしゃん……」
「まりさ…まりさ…ちびちゃん…なんで…しんじゃったの……えっぐ…」
3匹とも死んだ家族の夢をみている様だった。
「…………」
彼は箱の中から子れいむを取り出した。
「ゆう…おそらをとんでるみたいだよ………」
眠っていても浮遊感を感じているようだ。
「………」
さらに赤まりさを取り出した。
彼は新たにもう1枚鉄板を持ってきていた。子れいむと赤まりさを鉄板の中心に置きその周りに油を垂らした。
「ゆううううう…ゆうううう…まっでええええ……いがないでえええ…まりざあああああ……」
箱に残された親れいむは今頃悲しい悲しい夢をみているのだろう。
「寝ても覚めても悲劇だよ」
彼はチャッカマンを点け鉄板の油に火を近づけた。火が燃え移り子れいむと赤まりさの周りが火の海となった。
「…ゅ……っゆ!!」
「ぁ…あちゅいよ!!!」
2匹は目を覚ました。
「ゆあああああああ!!!!!!」
「きょわいおおおおお!!!!もえちゃくないよおおおお!!」
2匹の悲鳴を聞き親れいむも起きた。
「ちびちゃんが…いないよ!!!!ゆ!ゆ!!!!ああああああ!!!!!どぼじでえええええ!!!」
火の海に囲まれている我が子を見つけ箱から出ようと必死に体当たりをする親れいむ。
「ゆ!お…おにいさん!!!!!ここからだじでぐだざいいい!!!!!ちびちゃんが!!!!ちびぢゃんがああああ!!!!」
「お前子供を助けたいの?」
「おでがいじまずうううう!!!!!!だずげでぐだざいいいい!!!」
「何でもする?」
「じまず!!!じまずうう!!!!!だがらああ!!だがらああああ!!!!」
彼はニヤリとすると足元に置いていた中くらいの大きさの透明な箱を持ち上げた。
「べどべどずるよお…」
「だじでええ…」
「ゆっぐりじだいよお…」
「おがあぢゃああん…ゆええぇえぇえん」
箱の中には十数匹の子ゆっくりが入っていた。全匹油が塗られていた。
「よいしょっと」
彼は親れいむを取り出すと子れいむ達とは別の鉄板の上に乗せた。
「ちびぢゃああん!!!いばだずげるがr…ぎぇええええ!!!」
「誰が助けに行っていいと言った?」
子供達の方へと向かおうとした親れいむを殴った。
「何でもするんだよな?」
「じ…じまず!!!」
「よし、じゃあ今からこいつらを食べろ」
「ゆ!?」
彼は箱の中から子ゆっくりを掴み鉄板の上に乗せた。ちなみにこの子ゆっくりは冷凍食品の赤ゆっくりに生ゴミを食べさせ大きくしたものだ。
「ゆっくりしないでにげりゅよ!!!」
鉄板の上に乗せられた子ゆっくりは逃げ出そうとするが体中がベトベトして上手く移動することが出来ない。
「さあ召し上がれ!!」
彼は子ゆっくりに火を点けた。油まみれの子ゆっくりは間もなく火に包まれた。
「あづいよおおおおおお!!!!!だずげでええええ!!!!!!!!!」
「ゆゆゆ!!!お…おにいさん!!!!どうじたら…」
「これを食べるんだよ。おっと、火が消えないうちにな」
「そ…そんなっ…で…できないよ…」
「ぎゃああ!!!ああああづううううう!!!!!おぎゃあじゃあぁあぁん!!!!!」
「いいのかい?だったらあそこにいるお前の子供達は焼け死んじゃうけど」
「おかあさん!!!!だずげでええええ!!!!!」
「おねええしゃあん…きょわいよぉ…ちにたくにゃいよおお…えええぇえぇえん」
「……ゆうううう……」
燃やされてはいないものの火の海に囲まれ悲鳴を上げる我が子を見て親れいむは泣きながら決断した。
「ほれ、早くしないとこいつ焦げて不味くなるよ。火が燃えないうちに食えって。あ、火を消すなよ。火が消えたらそこでアウト」
「ご…ごめんねえ……」
親れいむは燃える子ゆっくりを食べ始めた。
「いじゃあああああいい!!!!!あああああああああああ!!!!!!なにじゅるのおおおおお!!!!!!」
「あぢ!!!!あぢいい!!!!!!」
あまりの熱さに溜まらず親れいむは子ゆっくりを吐き出した。火を消そうと息を吹きかける。
「火を消すなと言ったはずだけど。もう子供は殺しちゃっていいんだね?」
彼は立ち上がった。
「ご…ごべんなざいいいい!!!たべばずうう!!!!!たべまずがらああああ!!!」
その後親れいむは口の中が火でボロボロになりつつも出されていく子ゆっくりを食べ続けた。
「やべでえええ!!!たべないでえええ!!!!」
「はふっ!!!!ぎぃいえええ…はぶっ…ううううう」
「あぢいいいいい!!!!!じにだぎゅないいいいい!!!」
「ごべんねぇ…あづう!!!!あっぐ!!あぐうう!!!!ぎいいいいい!!!」
「こにょいにゃかみょの!!!!あじずはたべm…あじゅうううううう!!!!!!」
「うう"っ…ゆひい…ゆひい…うっぐううう…」
「もやざないでええええ!!!!ゆるじでえええええ!!!」
「ゆぎゃ!!!!はふ!!はふ!!!ぎゅうううううう!!!!!!」
親れいむは必死に燃えさかる子ゆっくりを食べた。子ゆっくりは燃えながら親れいむを罵り食べられていった。
「ひいいいいい…ひいいいい…」
子ゆっくりを全て食べ終わった時には親れいむの口はボロボロだった。精神的にも参ってるだろう。
「おにいひゃん!!もういいでひょ!!!!!」
「いいよ。ほれ、ちょうど火も消えた。助けに行ってやれ」
「おひびひゃん!!たふけにいくひょお!!!!!」
親れいむは我が子がいる鉄板へ走っていった。だが鉄板の上の子れいむ達は気絶しているのかびくともしない。
「おひびひゃああん!!!!にへていいんだひょおお!!!!」
親れいむは鉄板の上に飛び乗った。
「あひいいい!!!」
親れいむは飛び上がった。鉄板が熱かったからだ。火は消えているとはいえさっきまで鉄板で火が燃えていたのだ。火の熱が鉄板に伝導して人間でも素手では触れない。
「おひびひゃあああああん…にげるひょお!!!!」
足が熱いのを我慢して我が子に近づく親れいむ。熱さで気絶していると気付いたため我が子を口の中に避難させようと舌を伸ばした。
「あぢいい!!!!……ゆ!???ゆゆゆううううう!!!!!!」
子れいむも赤まりさも舌で動かせなかった。2匹とも熱で足を焼かれ張り付いてしまったのだ。
「どぼひひぇええええええ!!!!!!!!」
舌で必死に動かそうとするが剥がれない。直に舌も焼けてきた。
「おひびひゃん…がまんひでね…」
力ずくで鉄板から剥がそうとまず子れいむを咥え思いっきり引っ張った。
「………い…いだいいいい!!!!!やめでえええええ!!!!あだまがもげるううううう!!!」
激痛に子れいむが気絶から目覚めた。
「ほへんねええ!!!!はまんひひぇにぇ!!!!ふんひょ!ふんひょ!!……ひゅん!!」
親れいむは背中から倒れこんだ。目を開けると子れいむの頭を咥えているのが見えた。
「おちびひゃん!たすかったひぇ!!よかった………ゆ?…ちびひゃん?」
口に咥えている子れいむはブルブル震えているが返事をしてくれない。起き上がり子れいむが張り付いていたところを見た。
「あ…ぁ…あ…あ…」
親れいむは子れいむを口から落としてしまった。確かに子れいむを鉄板からはがすことは出来た。子れいむの口から上の部分だけを。
「おちびひゃあああん!!!!!ごべんへええええ!!!!!!たふへてあげられなふてごへんねええええ!!!!!」
「ゅ…ゅ…ゅ…」
いつの間にか赤まりさも目を覚ましていた。自分の姉が母親によって食いちぎられたシーンを目の前で目撃してしまったようだ。
「ぉ…きゃぁ…しゃ……ま…まりしゃ…は……」
「ゆ!」
親れいむは赤まりさに近づいた。
「きょないでえええ!!!!ちにたくないよおおおお!!!!!」
「お…おちついてね!!」
「ゆええぇええぇええん。ゆっくちちたいよおお!!!ちぎりゃれりゅのやだよおおおお!!!!」
「ゆうううう…ゆううううう…どうひたらいいひょお……」
親れいむはもう一度舌を伸ばしたが赤まりさは動いてくれなかった。
「うごけにゃいよおおお!!!!たじゅげでよおおおお!!!!」
「ゆううう…ゆうう…はがれてひょおお…」
親れいむは舌を口の中に戻した。そして涙を流しながら赤まりさに呟いた。
「おひびひゃん」
「おきゃあしゃんゆっくちちないでたじゅけでよおおお」
「ごべんねえ…おそらでゆっくりひてね…」
「ゅ…」
親れいむは子れいむを食いちぎってしまった時点で自分の力では我が子を鉄板から剥がせないことを直感していた。
一方の赤まりさは母の言う意味が分かっていた。
「にゃんでえ…にゃんでしょんなこというのお…いっちょにゆっくちちようよ…」
「ごべんねえ…わるいおかあひゃんで…ごひぇんねええ!!!」
親れいむは赤まりさの上に圧し掛かった。
「ゆごっ!!!!ちゅびゅれりゅうううううう。ぢにだくないよおおおお!!!!!」
親れいむは自分の真下から我が子の断末魔を聞き号泣した。
「ゆひぇえええぇえええぇえええぇえん!!!!!!ばりざああああ!!!!!ちびぢゃあああん!!!!あがぢゃあああん!!!!
みんなごひぇんねえええ!!!!!ええぇえええぇええぇええん!!!!!!!!!」
親れいむの後ろから虐待お兄ちゃんが近づいてきた。
「後々面倒だ。逃がしたって面白くもないし」
彼はそう呟きながら親れいむに油を垂らし火を点けた。
「ゆえぇええぇええぇええええん!!!!!!ゆえぇえええぇえぇええん!!!!!!!!!!」
火達磨になったにもかかわらず親れいむは燃え尽きるまで泣き喚いていた。
完
by 虐待おにいちゃん
最終更新:2022年05月03日 19:28