ここが奇跡のゆっくり村!鬼意山は舞い降りた!!
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ここはとある森の広場。人里から離れたここは虐待鬼意山や加工場の職員の捕獲作戦から逃げ出す事ができた
運の良いゆっくり達が集まるこの群れでゆっくりが思う存分にゆっくりできるゆっくりプレイスであった。
「ゆ~♪ゆゆゆ~♪ゆ~っくりしていってね~♪」
聞く人が聞いたら問答無用で潰しそうな歌を歌いながら思う存分ゆっくりする饅頭達。
そこに、一人の人間がやってきた。
「ゴホッゴホッ…やあ、ゆっくりしていってね!」
『ゆっくりしていってね!』
お馴染みの台詞の応酬を交わすが、すぐに相手が人間だと気づくと
「ゆがああああああなんでじじいがここにいるんだぜえええええ!!!!」
「ゆっくりできないにんげんはざっざどででげええええええ!!!!」
「ゆっぐりできないいいいいいいいい!!!!!」
口々に叫び、あるものは体当たりをして殺そうとし、あるものは餡子を口から吐く。
と、男はその餡子を吐いたゆっくりを持ち上げると吐いた餡子を口の中に戻すではないか。
「ゆぎいいいいいでいぶになにするんだぜええええ!!!!」
「済まない。だが、このままではこのゆっくりが死んでしまう。ふっ…だが、まだ生きている。」
老人のようにも見えるその男の言うとおり、そのれいむは暫くすると息を吹き返し、大声で
「ゆっくりしていってね!!!」
と叫んだ。
「ゆゆ?おじさんはれいむたちをいじめにきたんじゃないの?」
「ああ。大丈夫、大丈夫だ。」
そうして男は自分がゆっくり専門の医師だという事、ゆっくりの健康管理のためゆーシェパードから派遣されてきた
という事を説明した。そうして男はその広場に診療所を開くこととなった。
「ゆ、とかいはのありすはあしがいたいのよ、はやくたすけてちょうだい」
「わかった…任せなさい」
「れいむはありすにすっきりさせられたけどれいぱーのこどもなんてうみたくないからおろしてね」
「わかった…任せなさい」
「ゆっへっへ、まりささまのためにおやさいをよこすんだぜ」
「わかった…任せなさい」
このような感じで医師はこの群れで様々なゆっくりの診療や頼みを聞いてやった。
実際、医師が「ひこう」と呼ばれるものを突くと、どんなゆっくりでもたちどころに治るのであった。
そうしていつからかここはゆっくりがほんとうにゆっくりできる場所、「きせきのゆっくりぷれいす」として
ゆっくり達の間で知られていくようになった。
そうして半年がたった頃だろうか。
「では、私は報告の為に一度ゆーシェパードの本部に帰る。2、3ヵ月もすれば帰れるだろう」
「ゆぅ…さびしいけどゆっくりがまんするよ!」
「ではな…」
「じじいー!おみやげにおいしいおかしをもってくるんだぜー!」
「ちーんぽ!」
「ゆっくりもどってきてねー!」
口々に医師を見送るゆっくり達。人間がいなくなるのは寂しいが、またすぐに戻ってくるだろう。
そうすればまた思う存分ゆっくりできるのだ。ゆっくり達は期待を込めてもうすぐ来るであろう未来に思いを馳せていた。
そうして2、3日も経った事であろうか。れいむが遊んでいると、森の奥からあの男がやって来るのが見えた。
「ゆゆ!おじさん、かえってきたの?」
「ああ、そうだ」
「ゆぅ~、これでまたゆっくりできるね~」
奇妙な動きで体をくねらせるれいむ。それを気持ちの悪い物でも見るような目で見ながら男は
「ふっ…奇跡か…そのぐらいのこと、俺にもできる!」
と独り言をつぶやきつつ診療所へと向かった。
「おじさん、かえってくる」の報はすぐさま群れ全体を駆け巡った。そうしてしばらくすると
れいむがやってきた。あの広場の入り口で出会ったれいむだ。
「おじさん!さっそくだけどれいむはぽんぽんがいたいんだよ!ゆっくりなおしてね!」
腹を反らすれいむ。ちなみにぷくうぅぅでも露出狂でもない。それを
「心配するな、俺は天才だ!俺に不可能はない!」
と自信満々にベッドに置くと
「その腹痛を直す秘孔はここだ!」
れいむの下あごのある一か所を突く。だが、
「ゆゆゆゆゆ!!!」
なんという事であろう。腹の痛みが治る代わりに、産道が開いてしまったではないか。
「おじさん!はずかしいことしないでね!ゆっくりはやくなおしてね!」
「ん!?まちがったかな…」
「まちがったじゃないよ!はやくなおしてね、ぷんぷん!」
「それじゃあ改めて、腹痛を治す秘孔はここだ!!」
膨れるれいむを無視して、別の個所を突く。ところが、今度はれいむの体が膨らんでくる。
「ゆゆゆ!!な、なんだがでいぶのがらだぶぁぶぐだんでぢだよ」
風船のようにまん丸にふくらんだれいむ。周りの皮に押されて喋る声も苦しそうだ。
「ううむ、天才の俺が間違えるとはな。手遅れのようだしお前はもう用済みだ」
「どぼぢだどんだぼど、ど、どりぶのだいばぐぢょぉぉぉ!!!」
ついに臨界点に達したのか爆発するれいむ。だが、男はその惨状を見ながら
「俺の求めるゆっくり真拳はまだ遠い…」
この場所ならば自分の研究を見極める事が出来ると確信するのであった。
その後、男は次々とやってくるゆっくり相手に練習を繰り返した。
「ゆゆゆ!!やめてね、まりさがいたいのはおくちじゃなくておめめだよ!」
「フム…活きがいいな」
「ちーんぽっ!でかまらっ!」
「フ…心配するな。新しい秘孔の究明だ!」
「ゆぎゃあああ!!!これじゃあゆっくりできないいいいい!!!」
「どうやらきさまは最高の大福のようだ」
そしてしばらくの時が過ぎた頃、男はついに新秘孔の実験の最終段階に入っていた。
「ゆゆ!とかいはのありすのぺにぺにをおっきくするってほんとうなのね!」
「安心しろ。成功したらお前のぺにぺにの大きさは倍になる」
「ふふん、そうときまればはやくじっけんしてね!」
「フフ…今からまむまむに必要な餡子の動きを封じる秘孔を突く。少し痛いがな」
「ゆっくりりかいしたわ!」
「では行くぞ!これが鬼意流ゆっくり真拳だ!」
男はぺにぺにの少し上、人間なら鼻のあたりを突き刺すとぐりぐりとほじくり回す。
「ゆぎゃあああああ」
「我慢しろぉ!」
「ゆぎいいいいりがいぢだわああああ」
そしてどのくらい時間が経った頃だろう。そこには人間の比率で換算すると23センチくらいにはなるであろう
でかまらっ!を持ったありすがいた。
「ゆふふん、これでまりさをすきなだけすっきりできるのね?すごいわ、おじさん!」
「そうだぁ!媚びろ~!! 媚びろ~!!俺は天才だ~ファハハハ!!」
喜びに沸くありすと男。そしてありすはお礼もそこそこにまりさと思う存分すっきりをする為に診療所を飛び出していった。
そして2、3日後。男が荷物を整理しているとありすが飛び込んできた。
「おじさん!ありすのぺにぺにをなおしてえええええ!!!」
「どうした?」
「ありすのぺにぺにが大きすぎてみんなまむまむからなかみをだしてしんじゃうのおおお!!!」
と、ありすの大きくなったぺにぺにを見た男は大笑いしはじめた。
「うわっはっはっは!!やっぱりそうか!そんな大きなもので突いたら死ぬにきまってるだろ!!」
「ゆゆ!おじさん、そのことがわかってたのおおおお!!!!」
「ん~?なんのことかな?」
「やっぱりいいいいいいい!!!」
白目をむき、絶叫するありす。ぺにぺにもギンギンだ。やがて立ち直るとまだ笑い続けている男に
「いながもののじじいはゆっぐりぢねえええええ!!!!」
と、体当たりをしようとするが、ぺにぺにでバランスがとれずにひっくり返ってしまう。
「わっはは!!馬鹿め、ゆっくりが俺に勝てるかーっ!!」
「ゆぎいいいいい!!!」
「安心しろぉ!もうすぐ効果も切れる」
男がそう言うか言わないかのうちにぎんっぎんだったぺにぺにもしぼんでいく。
「ゆぅ、あんしんし…どぼぢでおおきさがもどにどもらないのおおお!!!!!」
だが、ぺにぺにが萎んだのはその膨らみだけで、あとにはしおしおになってとても使いものにならないでかまらっ!だけが残された。
「ん?どうやら中身が縮んでも皮はそのままみたいだな。気分はどうだぁ?」
「ゆ~ゆゆゆ~ま~りさ~ゆ~っくりしましょ~うね~♪」
ありすは下手な歌を歌いながらひたすらに机の足ですっきりーをしていた。
「ちっ…壊れてしまったか。つまらん」
そして、男はこの診療所の本当のの主が帰ってくる前に、そそくさと原っぱを後にしたのであった。
「これは……。」
医師は驚愕していた。報告を終え、草原へと帰還してみると2、3ヵ月前まで楽園だったそこは地獄と化していた。
各地に散らばる黒ずんだ餡子の塊、それを食べて飢えを凌ぐ赤ゆっくり。その赤ゆっくりを食べる成体ゆっくり。
それら生き残った数少ないゆっくり達も医師を見ると
「じじいはさっさとしねえええええ!!!」
と体当たりをしてくる。
「一体誰がこのような事を…」
ゆっくりたちの攻撃をかわしながら息せき切って診療所の扉を開けるが、そこには
「まりさああああいっしょにすっきりしましょおねええええ!!!」
床の上で一匹の気の狂ったありすが騒いでいるだけであった。
あまりといえばあまりの出来事に腰をおとして放心する医師。
その背中ではありすがいつまでもすっきりーをしているのであった。
終
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元ネタ使いすぎたかな?
愛護派の男に目元以外はそっくりな男です。ゆっくりを虐待する為の秘孔の研究をしています。
でかまらっ!ありすがすっきりーしまくった跡と、手術の結果潰れたゆっくりのなれの果てです。
赤ゆっくりはありすと黒ずんだゆっくりの子供です。世紀末状態なのでゆっくりの倫理も崩壊しています。
ん~?なんのことかな?
これまでの作品
剣客みょん
合戦
ゆっくり冬将軍
怨念
ゆっくりさん
最終更新:2022年05月19日 13:36