野菜が勝手に生えてくる

  • ぬるいじめ
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「まりさがおやさいさんがかってにはえてくるすぽっとをみつけたのぜ!」
「ゆっくちいきちゃい!」
ここはゆっくり一家の住む洞窟。
住んでいるのは親れいむ、親まりさ、赤れいむ三匹、赤まりさ二匹だ。
「おちびちゃん!ゆっくりいこうね!」

「ゆっ♪ゆっ♪ゆっ♪」
「おやしゃいしゃんはやくちゃべちゃい!」
「もうすぐつくんだぜ!」

「「ゆっくりついたよ!」」
「「「「「ゆっくちちゅいちゃよ!」」」」」
「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」
「おい、俺の畑で何してるんだ?」
「ゆっ!にんげんさん!」
「ここはまりさがみつけたゆっくりぷれいすだぜ!」
「あまあまをもってきてくれるならいれてやってもいいんだぜ!」
「あーあ。俺の育てた作物が台無しだ・・・
最近近所でも被害が多発しているらしいな・・・」
「ゆゆっ!ゆっくりおしえてあげるね!
おやさいさんはかってにはえてくるんだよ!」
「おにいさんがそだてるなんてうそなんだぜ!」
「おやしゃいしゃんをひとりじめしゅるにんげんしゃんはゆっくちどっかいってね!」
「「「「どっかいってね!」」」」
「・・・こいつらに農業を教えたら被害が減るんじゃないか?」
男はダンボールにゆっくり一家を入れていく。
「ゆっくりせまいよ!ゆっくりだしてね!」
男は畑を柵で囲い、ゆっくりが出られないようにする。
そして畑を柵で半分に分ける。
ゆっくり一家を畑の半分に入れる。
「いいか。これからお前たちには野菜を育ててもらう。
野菜は土を耕し、種を植え、水をやれば生えてくる。」
「そんなわけないでしょ!」
「そんなむだなことはまりさはしないんだぜ!」
「・・・いま教えたからな。」
そういって男は地面を耕している。
「にんげんしゃんのばーきゃ!」
「「「「ばーきゃ!」」」」
(潰してぇ・・・だが近所のためだ。)
夜になった。
男は家に帰り、ゆっくり一家は「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」と眠っている。
そして次の日。
「「ゆっくりしていってね!」」
「「「「「ゆっくちちていっちぇにぇ!」」」」」
「おにいさん!ゆっくりたべものをもってきてね!それからゆっくりここからだしてね!」
「出すわけにはいかねぇが、食べ物はくれてやろう。」
男はそういうと、リンゴを畑に投げ込む。
「ゆえーん!いちゃいよおぉぉ!」
「おっと。リンゴが赤ゆに当たったか?」
男はそういいながらも無視する。

そのようなやり取りをしながら三日がたった。
男の畑には芽がでていたが、ゆっくりの畑には芽が出ていない。
「ゆゆ!おにいさんのばしょだけめがでているよ!」
「ひどいんだぜ!おにいさんだけがおやさいさんがかってにはえてくるすぽっとをとったんだぜ!」
「じゃあ、場所を交換してやろうか?」
「ゆっくりこうかんするよ!」

そして、さらに三日がたった。
「どぼじでおにいざんのどごろだげおやざいざんがばえでるのお?」
「そんなの簡単だよ。俺は野菜を”育ててた”からね。」
「うぞおぉぉぉ!」

三日後、ゆっくりの畑には芽がでていた。
「おにいさんのいうとおりにしたらおやさいさんがはえてきたよ!」
「おにいさんのいうことはほんとうだったんだぜ。ゆっくりごめんなさいだぜ。」
男はそれを聞くと、野菜の種をゆっくりに渡し、逃がしてやった。

数日後、男は森に行った。すると、洞窟の中から声が聞こえてきた。
男は洞窟をのぞくと・・・

「だずげでえぇぇ!」
「れみりゃいやぁぁぁ!」
「あまあまおいしいどー!」
「やめちぇぇぇ!」
れみりゃは満足したのか、親れいむだけを半分残して飛んで行ってしまった。
「ゆうぅ・・・おにいさん・・・れいむもおやさいさんそだてたよ・・・でも・・・れみりゃにたべられちゃったよ・・・おやさいさん・・・ゆっくりたべたかった・・・」
そういうと、れいむは息を引き取った。
「あのれみりゃのやつ・・・」

その後、男の家でれみりゃの悲鳴が響いていたそうだ。

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最終更新:2020年05月07日 11:21
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