ちぇんと猫さん

ゆっくりちぇんが森を探索していると、不思議なものを見つけた。自分達より遥かに大きい体と自分と同じ耳としっぽ。それは紛れも無く猫だった。興味を持ったちぇんはその猫に近づく。
「ゆっくりしていってね〜!」
笑顔で挨拶するちぇんを猫は怪訝な目で見つめる。
「わかるよぉ〜!ちぇんはとってもゆっくりしてるんだね〜!猫さんもとってもゆっくりしているんだね〜!わかるよ〜!」
そう言いながら猫にす〜りす〜りするちぇん。猫にとって、知らないチビがいきなりスリスリしてくるのは結構不快らしい。いつまでも離れようとしないので嫌気が差してきた頃。
「シャー!」
しつこい!…と言わんばかりにちぇんを威嚇する猫。でもそんな様子の猫にちぇんはなんと逆ギレしてしまったではないか。
「なんで猫さんはこんなにも可愛いちぇんがす〜りす〜りしてあげてるのに喜ばないんだね〜!わかれよ〜!」
ぷっくぅぅ〜と頬を膨らませるちぇんが猫に体当たりをした。実際はへなちょこよわよわアタックだがこの行為に猫は腹を立て、ちぇんを前足ではじき飛ばす。
「うにゃぁぁぁぁぁ!痛いよぉ〜!なんでこんなことするの〜!わからないよ〜!」
ちぇんの軽い体は向こうの木まで飛ばされて、口から出た悲鳴は自問自答してる様にも聞こえる。猫にとって弱い一撃はちぇんにとって重い一撃となった。衝撃で痙攣するちぇんを他所に猫は足早にその場を離れようとしたが、後ろから追い掛ける影が。
「猫さんはゆっくりできない猫さんなんだね〜!酷いことする猫さんはしnグジュッうぎにあぁぁぁぁぁ!」
ちぇん種特有のすばしっこさで猫に追いつこうとしたが、かえって猫に潰される結末を招いてしまった。皮が破れチョコクリームの8割くらいが外へ出て、ちぇんが息絶えたのは言うまでもなかった。賢い猫は汚物は食べる価値もないことを判断し、その場所を後にした。
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最終更新:2025年06月29日 18:03
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