ぼくは、とてもたいようがまぶしいひに、うまれました

この人がぼくのトレーナーさん、きょうからよろしくね
でも、トレーナーさんはなんだかうかない顔、お腹でもいたいのかな?

そんなある日、ぼくはボックスから出されました
きょうから、きっとぼくもトレーナーさんのやくにたてる日が、かつやくできる日がきたんだ!
ぼくはうれしかった

でも、あいてはLv50のゴーリキー、とてもLv1のぼくではかてませんでした
トレーナーさんは、ぼくをかかえてポケモンセンターとかいうところまではしってくれました
ありがとうトレーナーさん、ごめんなさいトレーナーさん、やくにたてなくて・・・・

センターにつくと、トレーナーさんは、ジョーイさんをすどおりして、パソコンにはしりました
そして、トレーナーさんは、ぼくにカーソルをあわせて、こういいました

「バイバイ、ゴミ」

ゴミ、とはぼくのニックネームでした
つけられたときは、とてもすてきな名前だと思ってたけど、あとで意味をきいてから、ぼくはがくぜんとしました

ひんしの状態で投げ出されたぼくのまえに、たくさんのやせいのポケモンがあつまってきました


こわい、こわいよ
あのゴーリキーにかてなかったから、ぼくはこんなめにあっているの?
ぼく、これからトレーナーさんのところでがんばるよ、がんばってレベルあげるよ
だからおねがい、ゆるして・・・・たすけて・・・・

たすけて

おねがい・・・



数ヶ月後の今、僕は、元は主人だったと思われる人間の首を片手に、夜の草むらの上で立っていた
後ろには、人間がロストタワーと名前をつけた辛気臭い塔が、僕を嘲笑うかのように眺めていた
僕の名前はゴミ、種族?確か今は、みんなからゲンガーって呼ばれてるよ


作 初代スレ>>183-184

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最終更新:2007年10月19日 19:40