ビニールハウス

■概要

ここでは育苗用のハウスについて書きます。
苗を購入する場合や地床の場合は必要ありません。
ビニールハウスを使わずに屋外で育苗する方法もあるが時期を選ぶため、年間を通して育苗するならハウスが欲しい。
使われていないビニールハウスを探してきて解体して自分の農地に建てれば格安になるが、時間と手間は掛かる。

■場所選びのポイント

簡単には移動できないので、自分が所有する農地に建てられればそれに越したことはありません。
また、日当たりが良くて風通しは良いが強風は遮られ、ハウスの両脇の雪かきがしやすければ言うことなしです。

■ビニールハウス選びのポイント

<間口>
例えば間口4mx長さ18mでも、間口6x長さ12mでも床面積は同じですが、幅6mのほうが価格は高くなりますが夏場の温度上昇が抑えられます。
(幅があるほうが一般的に天井が高くなり部材も多く使うが、体積が増えるので温度変化は少ない)
価格と性能を考慮して、間口をまず決めます。

<長さ>
間口が決まれば、必要な面積からハウスの長さが決まります。
苗箱は60x30cmなので、最大育苗枚数から苗箱の面積は求められます。さらに、通路や葉切りのスペースなどを足せば必要な面積になります。
最大育苗枚数は秋冬+春ねぎの枚数となることが多いです(植付け時期や夏ねぎの枚数などによって人によって違いますが)。
将来的なことも考えれば、予定より広めにしておくに越したことはありません。

<耐雪性>
その地域の雪に耐えられるハウスを建てる必要があります。パイプの太さ、筋交いの有無、支柱を立てられる構造かどうかなど、地域のハウスの実情を聞いたり、業者とも相談して、どの程度までの対策が必要かよく考える必要があります。

<アタッチメント>
扉の形状や上部の窓、巻き上げなど、どのような物があるか建築業者に確認し、価格と必要性を見比べて必要な物は取り付けてもらいましょう。

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最終更新:2019年01月02日 10:19