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Visual C# 2008 Express Editonはインストール出来ましたか?
まだの方は、前項[環境を整える]より、インストール完了させてください。

では、起動してみましょう。

Visual C# 2008 Express Editionは、スタートメニュー、すべてのプログラム、Microsoft Visual C# 2008 Express Edition より起動することが出来ます。
初回起動時は、何か聞かれた気がしますが後から変更可能なので適当に進めてくれて結構です。また、スペックが低いコンピューターの場合は、起動に時間が掛かることが有りますが、仕方無いのでゆっくり待ちましょう。
こんなの画面まで移動しましたか?
少し違うかも知れませんが、配置は自由に後から設定出来るので気にしなくても構いません。

初めてのプログラム

Visual C#では、1つのプロジェクトから1つのプログラムが作成出来ます。
プロジェクトとは、プログラムの生成に必要な複数のファイルをまとめたもののことです。
プログラムを作成するには、まず、このVisual C#のプロジェクトを一つ新規作成する必要があります。

Visual C#のメニューバーから、ファイル→新しいプロジェクトから呼び出した、新しく開いたフォームの、テンプレートからWindows コンソール アプリケーションというのを選び、
プロジェクト名をHallo Worldに変更して、OKボタンを押してください。
出来ましたか?
うまくいけば、このような画面になるはずです。
画面には、
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;

namespace Hallo_World
{
   class Program
   {
       static void Main(string[] args)
       {
       }
   }
}
と、ありますね?
static void Main(string[] args)
       {
と、その下の
       }
の間に、この一文を入力してください。
Console.WriteLine("Hallo World");
コピペでも初めのうちは構いませんが、手入力をお勧めします。
手入力中、下にずらずら出てくるときがありますが、
それは初めのうちは無視しておいてください。
因みに、その出てきているものを"インテリセンス"と言います。

出来ましたか?最上段4行は、しばらく説明しないので省きます。
namespace Hallo_World
{
   class Program
   {
       static void Main(string[] args)
       {
           Console.WriteLine("Hallo World");
       }
   }
}
手入力なら、正しくこうなったかと思います。
では、実際に生成したプログラムを動かしてみましょう。

プロジェクトからプログラムを生成する

プロジェクトの新規作成が完了すると、ソースコードが記載されたソースファイルが生成されます。
つまり、すでに「ひな形のアプリケーション」が完成しているので、これをプログラムとしてすぐに動かすことが出来ます。プログラムを動かすには、次の2つの作業が必要となります。
  1. プロジェクトからプログラムを生成する
  2. 生成されたプログラムを開始する(=動かす)
まず、1の作業を行うには、メニューバーから[ビルド]→[ソリューションのビルド]を選択します。(ソリューションとは、プロジェクトと同じようなものと思って構いません)もしくは、ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[B]か、[F6]でも可能です。なお、プロジェクトからプログラムを生成する作業は、プログラミング用語で「ビルド(Build)」と呼ばれるので覚えておいてください。

ビルドが完了すると、Visual C#の画面内に出力ウィンドウというのが出現し、そのビルドの結果を閲覧出来ます。
正しくビルド出来れば、
ビルド: 1 正常終了または最新の状態、0 失敗、0 スキップ
というメッセージが出力ウィンドウ内に記載されます。

生成したプログラムを動かす

「生成されたプログラムを開始する」には、メニューバーから、デバッグ→デバッグなしで開始 を選択することにより開始出来ます。
(デバッグの意味については次回以降で解説します。)
もしくは、ショートカットキー[Ctrl]+[F5]を使っても可能です。
プログラムの開始については、ショートカットキーを使う方が便利で簡単なので、ショートカットキーを覚えて使用することをお勧めします。

これにより、先ほどのビルドによって生成されたプログラムが起動します。
このような画面がコマンドプロンプトとして現れたましたか?
閉じるには右上の[×]ボタン(以降[閉じる]ボタン)を押せばよい
この起動したコマンドプロンプトが、Visual C#で初めて作成したプログラムです。(取りあえず喜んでいただきたい)

以上で、Visual C#でプロジェクトを新規作成し、そのプロジェクトからプログラムを生成して、生成されたプログラムを実行することができました。
つまり、Visual C#による開発の最も基本的な作業の流れを体験したことになります。
実際は、このプログラムに独自の機能を付け足していく作業が必要になります。
この機能を付け足す作業を、「プログラミング」もしくは「コーディング」(著者は後者をよく使います)と呼びます。

今回は初めてのプログラムということで、コマンドラインのプログラムを作成しました。
実際は、Windowsフォームを持った、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)のプログラムを作成することが多くなるだろうと思います。

次回以降は、このWindowsフォームを持ったアプリケーションの作成を行います。

プロジェクトの保存と終了


ここまでで、基本的な開発作業の流れは体験してもらいましたが、最後の作業として、作成したプロジェクトを保存する必要があります。この作業は非常に簡単で、Visual C#を終了するときには、プロジェクトを保存するかどうかの確認ダイアログが自動的に表示されるからです(なので、保存のし忘れは無いはず..)。
ただし、プロジェクトがすでに全て保存済みの場合は、ダイアログは表示されずにそのまま終了するので注意してください。

Visual C#を終了するには、タイトルバーにある[閉じる]ボタンをクリックするか、ショートカットキー[Alt]+[F4]を押すか、メニューバーから[ファイル]→[終了]を選択してください。これにより、次のようなプロジェクトの保存を確認するダイアログが表示されます。


また、Visual C#を終了せずにプロジェクトの保存するには、メニューバーの[ファイル]→[すべてを保存]を選択するか、ショートカットキーの[Ctrl]+[Shift]+[S]を押します(「保存」を意味するSaveのSと覚える)。このショートカットキーも良く使うので、できれば覚えてください。

初回保存時の注意

そのプロジェクトの初回保存時は、プロジェクトの名前や保存ディレクトリを決めるダイアログが表示されます。


場所は、初期設定のまま、名前ソリューション名同じのものが望ましいです。
これは、直接プログラムに関係は有りませんが、今後の開発時に分かりやすい名前を付けることが大切です。また、文字の制約上、2バイト文字(日本語など)は控えた方がよく、英数字と記号(-や_など)を使って名前を付けるのが好ましいです。
2回目以降の保存時は、初回時に設定したディレクトリへ保存されるため、このダイアログは発生しません。

最後に

ここまでで今回は終了です。
今回は、Visual C#の最も基本となる部分を解説しました。
これらの知識は、次回以降の基礎知識として絶対必要なものです。
次回以降は、Visual C#の画面の詳細や、Visual C#を使ったコーディング(プログラミング)について解説していきます。


最終更新:2009年11月14日 05:10