復讐の誓い(パラディンの誓い)

Oath of Vengeance
復讐の誓いは、重大な悪を成した者に罰を与えるという荘厳なる責務である。軍隊が無辜の村人を殺害したとき、人々が悪魔崇拝に転じたとき、犯罪者が貧乏人を餌食にしたとき、ドラゴンが地方を襲撃したとき―このようなとき、パラディンが立ちあがり、不正を成した者に正義を付きつけるべく復讐の誓いを立てる。それぞれの復讐の誓いの内容は異なるものであるが、彼らはすべて、誤った行なうを成した者にあらゆる犠牲を払ってでも、また必要とされるあらゆる手段を使ってでも、罰を与えることで解決を図ろうとしている。
彼らの誓いは、ほとんど常に悪を成した者に対して向けられるものではあるが、復讐の誓いを自分自身に立てる者は一般的に中立であるか秩序にして中立の属性の者であり、正義を成すために彼ら自身の清廉なることをも犠牲にしようとする。こうしたパラディンは、ときにアヴェンジャー(復讐者)やダーク・ナイト(暗黒騎士)とも呼ばれる。

誓い呪文

Oath Spells
君はリストに示されたパラディン・レベルにおいて誓い呪文を得る。
パラディン・レベル 呪文
3 コーズ・フィアー、ハンターズ・マーク
5 ホールド・パースン、ミスティ・ステップ
9 ヘイスト、プロテクション・フロム・エナジー
13 エア・ウォーク、ディメンジョン・ドア
17 ホールド・モンスター、スクライング

神性の利用

Channel Divinity
復讐の誓いを立てたとき、君は“神性の利用”の選択肢2つを得る。

敵対者阻止

アクションとして、君は自身の聖印をはっきりと示し、弾劾する祈りの言葉を唱えるために、“神性の利用”を使用することができる。君が見ることができる、60フィート以内にいる1体のクリーチャーを選ぶ。このクリーチャーは、恐怖状態に完全耐性を持たない限り、【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。フィーンドやアンデッド・クリーチャーはこのセーヴィング・スローに“不利”を受ける。
もしクリーチャーがセーヴィング・スローに失敗したなら、1分間か、ダメージを受けるまで、恐怖状態となる。恐怖状態である間、そのクリーチャーの移動速度は0になり、その移動速度に対するあらゆるボーナスから利益を得ることげできなくなる。
もしそのクリーチャーがセーヴィング・スローを成功させたなら、その移動速度は1分間か、ダメージを受けるまで半減する。

憎悪の請願

君か君の10フィート以内の1体のクリーチャーが、君が見ることができる1体のクリーチャーの攻撃の命中を受けたとき、君は“神性の利用”を使用してその攻撃者に対して憎悪の請願を発することができる。1分間か、その敵が0ヒット・ポイントにまで減少するか、気絶状態に陥るまで、その攻撃者に対する攻撃ロールに“優位”を得る。

容赦なき復讐者

Relentless Avenger
8レベルになると、君の超常的な集中は敵の撤退を阻止するのに役立つようになる。機会攻撃で1体のクリーチャーに攻撃を命中させたときにはいつでも、君はその攻撃を解決した後で、君の移動速度の半分まで移動することができる。この移動は機会攻撃を誘発しない。

復讐の魂

Soul of Vengeance
18レベル以降、君が憎悪の請願を立てる相手である権威は、君の敵を圧倒するもっと強力な力を与えてくれる。君の“憎悪の請願”の効果を受けているクリーチャーが攻撃を行なうとき、その者が君の間合いの範囲にいるのであれば、君はリアクションを使って、そのクリーチャーに対して1回の武器攻撃を行なうことができる。

神性の利用:復讐の天使

Channel Divinity: Avenging Angel
20レベル時、君は“神性の利用”を使って、天使のごとき復讐者の姿を取ることができる。アクションを使うことで、君は1時間の間、変身した姿を取る。この持続時間の間、君は下記の利益を得る:
  • 背中から翼が生え、60フィートの飛行移動速度を得る。
  • 距離30フィートの脅威のオーラを放射する。戦闘中に、任意の敵クリーチャーが初めてこのオーラの中に入ったり、その中でターンを開始したりしたとき、そのクリーチャーは【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗すると1分間か、ダメージを受けるまで恐怖状態となる。この恐怖状態のクリーチャーに対する攻撃ロールには“優位”が与えられる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年06月09日 21:54