School of Abjuration
防御術系統は妨害、追放、あるいは守護を強調するものである。この系統を誹謗する者たちは、その伝統が肯定的な主張ではなく、否定や否認に関わるものばかりだと言う。しかしながら、君は有害な効果を終了させ、弱者を守護し、悪の影響を追放するという事が哲学的な空虚な行為ではないことを知っている。それは誇り高く、敬意を払われる職業である。
邪悪な霊を祓う必要があるとき、重要な場所を魔法的なスパイ行為から守護しなければならないとき、そして他の次元界へ通じる次元門を閉ざさなければならないとき、防御術士と呼ばれるこの系統のメンバーが探し求められる。
防御術の大学者
Abjuration Savant
2レベル時にこの系統を選択したとき以降、防御術呪文を呪文書に書き写す際に君が消費しなければならない金と時間は半分で済むようになる。
秘術の防護体
Arcane Ward
2レベル以降、君は守護のために自分自身の周囲に魔法を編み上げることができる。1レベル以上の防御術系統の呪文を発動するとき、君は同時にその呪文の魔法を構成して大休憩を取り終えるまで持続する君自身に対する魔法の防護体を作り出すことができる。この防護体は君のウィザード・レベルの2倍+君の【知力】修正値に等しい
ヒット・ポイントを持つ。君が
ダメージを受けるときにはいつでも、この防護体が代わりにダメージを受ける。もしこのダメージが防護体を0ヒット・ポイントにまで減少させたなら、残った分のダメージすべては君が受ける。
この防護体が0ヒット・ポイントである間、それはダメージを吸収しないが、その魔法は残存している。君が1レベル以上の防護術系統の呪文を発動するときにはいつでも、この防護物はその呪文のレベルの2倍に等しい分だけヒット・ポイントを回復する。
いったんこの防護体を作り出したなら、君は大休憩を取り終えるまで、再びそれを作ることはできない。
投射防護体
Projected Ward
6レベル以降、君の30フィート以内にいる君が見ることができる1体のクリーチャーがダメージを受けたとき、君はリアクションを使って君の“秘術の防護体”でそのダメージを吸収させることができる。もしこのダメージが防護体を0ヒット・ポイントにまで減少させたなら、残った分のダメージすべてはその防護されたクリーチャーが受ける。
防御術強化
Improved Abjuration
10レベル以降、君が呪文発動の一部として能力判定を行なう必要がある防御術系統の呪文(カウンタースペルやディスペル・マジックなど)を発動するとき、君はその能力判定に対して習熟ボーナスを加算する。
呪文抵抗
Spell Resistance
14レベル以降、君は呪文に対するセーヴィング・スローに“優位”を得る。
さらに、君は呪文のダメージに対する抵抗を得る。
出展:『Player's Handbook』
最終更新:2016年09月11日 21:57