君のヒット・ポイントが0になったとき、君は即死するか、あるいは気絶状態に陥るかどちらかである。
即死
大規模ダメージは君を即死させることがある。ダメージによって0ヒット・ポイントにまで減少し、かつまだダメージが残っているなら、その残ダメージが君のヒット・ポイントの最大値を超えている場合、君は死亡する。
君が6ヒット・ポイントを持ち、ある攻撃から18ダメージを受けたとする。君を0ヒット・ポイントにまで減少させた後、12ダメージが残されている、もし君のヒット・ポイントの最大値が12以下であるなら、君は死亡する。
気絶状態に陥る
ダメージによって0ヒット・ポイントにまで減少されたが、死なずに済んだなら、君は気絶状態に陥る(「状態」参照)。この気絶状態は君がいくばくかでもヒット・ポイントを回復したなら終了する。
死亡セーヴィング・スロー
0ヒット・ポイントでターンを開始したときにはいつでも、死亡セーヴィング・スローと呼ばれる特殊な【耐久力】セーヴィング・スローを行い、死亡に近づいたか、あるいは生にしがみ付けたかを決定しなければならない。
難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローを行う。この成否はそれ自体には何の効果もないが、いずれか3回の結果が影響を及ぼす。
3回成功したなら、君は容態安定状態になる(下記参照)。3回失敗したなら、君は死亡する。この成否は連続している必要はなく、またどちらの回数も、いくばくかのヒット・ポイントを回復して容態安定化したときには、ゼロにリセットされる。
出目1。もし修正値を加える前のd20ロールの結果が1であったなら、君のセーヴィング・スローは2回失敗したものとみなす。
出目20。もし修正値を加える前のd20ロールの結果が20であったなら、君は1ヒット・ポイントを回復する。
0ヒット・ポイントでダメージを受ける
0ヒット・ポイントのクリーチャーがダメージを受ける毎に、死亡セーヴィング・スローを1回失敗したものと見なされる。もしそのダメージがクリーチャーのヒット・ポイントの最大値と等しいなら、その者は死亡する。
モンスターと死亡状態
ほとんどのDMはヒット・ポイントが0になったモンスターについて、気絶状態になって瀕死状態のプロセスを始めるのではなく、即座に死ぬものとする。
一般的にその例外となるのは、強力な悪役や特殊なノンプレイヤー・キャラクターである;DMは彼らが気絶状態になったなら、プレイヤー・キャラクターと同様のルールに従って処理をすることもある。