フェルミニア王国の宰相
チェルシュの父、
フェリルの弟。
「知長け、策謀多くが平等成る事、天下一」と称され、各国歴代の宰相を探しても彼ほど完璧に宰相職を行った者は無いとされている。
「
ガルーシャを継ぐ者」としてその任を兄
フェリルから渇望されるが、
目の発現が遅い事からそれを苦にして
ガルーシャ(組織)を飛び出してしまう。
以後、依然実験として使った
バカルドを売り物にして、各地を旅した経緯がある。
だが「生命の矢」と「命脈の秤」が指名した者はトルシャであり、
フェリルはそれを疑う事をせず、常にトルシャを上位に置いた。
目の暴走寸前を
シャルに救われるが、実はそれも保険として行われた物である節が伺える。
目の力を利用して、嘘を見抜き真偽が正しく見える事から、誤まった判断は一切無くそれ故に平等なる政治が行えた。
ただしそれが見えてしまう為に、女性不審に成ってしまい結婚は晩年に成ってからに成る。
最終更新:2012年09月04日 11:44