解説:checkmated

 チェックメイトが生じた場合、ゲームを終了します。
 プレイヤーの特定の駒が攻撃(チェック)され、手番中に解除できない場合、trueになります。

 チェックメイトは、実際にキャプチャされるのと結果的に同じことですが、実際のゲームでは異なる動作をします。

①特定の駒が攻撃(チェック)されているのを見逃すことはできません。
(チェックになる移動やチェックを解除しない移動は、非合法手となります)

②駒が実際に取られる前に、ゲームが早く終了します。

  • (checkmated <piece>)
 駒<piece>がチェックメイトされた場合

  • (checkmated <piece1>...<pieceN>)
 駒<piece1>または・・・または駒<pieceN>がチェックメイトされた場合
 (orと同じ結果になります)

※「checkmated」には、orやandは使用できません。

  • checkmated

 「win-condition」または「draw-condition」または「loss-condition」内で使用します。

  • (win-condition (<player1>...<playerN>) (checkmated King))

※キングをチェックメイトされたプレイヤーは、勝ちになります。

  • (draw-condition (<player1>...<playerN>) (checkmated King))

※キングをチェックメイトされたプレイヤーは、引き分けになります。

  • (loss-condition (<player1>...<playerN>) (checkmated King))

※キングをチェックメイトされたプレイヤーは、負けになります。

 「stalmated」「captured」「repetition」と同様、最上位のgoalでなければなりません。

  • 「checkmated」は指定された駒が取られる前の状態(ステイルメイトかつ指定された駒が攻撃されている)で判定されるため、指定された駒が取られた後に判定される「captured」の手前で発生します。

  • もし指定された駒が取られた場合(「captured」の状態)であっても、「checkmated」は発生します。
(「captured」を追加する必要はありません)
→二手指し将棋のように、自分の手番が連続する場合、1手番目では「checkmated」判定が行われず、「captured」判定のみ行われます。


最終更新:2020年09月07日 13:00