- サトウキビの知られていなかった古代ローマでは、甘味の供給源として主に蜂蜜が用いられていたという。
- ただし、ミツバチのつくる蜜は花の蜜から作られており、花の種類によって味は変われど基本的に甘いが、
ハリナシバチやスズメバチの作る蜜は花の蜜の他に樹液、人間の汗、糞尿、腐肉なども
餌として集めて来ている場合もあり、苦味を伴ったり、口にすると吐き気を催す場合もあるという。
- ヘロドトスは、バビロンの葬送習慣として、死者を蜂蜜に漬けて埋葬していた、と記している。
参考文献
『炭素文明論』佐藤健太郎
『歴史(上)』ヘロドトス
最終更新:2015年08月08日 00:48