オリュンピア



  • 戦争や離合集散の繰り返されたポリスが、一堂に会し相互交渉を行う場ともなり得た重要な都市。
   いわゆる「国際聖域」の一つ。

  • 都市内にはギリシャのドーリス式神殿としては最大規模にあたるゼウス神殿があった。
   紀元前五世紀前半ごろの建築で、中には彫刻家フェイディアスによって作られた
   黄金と象牙で装飾された祭神像が安置されていたという。

  • また都市の北側にはヘラを祀る神殿も所在した。

  • 都市の北東側には、アテネをはじめ各ポリスからの奉納品を納めた宝庫が建ち並び、隆盛を物語る。



      参考文献

『図説ギリシア』周藤芳幸

最終更新:2014年12月12日 16:49