オリュンピア競技会

  • 古代ギリシャで開催されていた競技会。言わずと知れた、オリンピックの前身。



  • 同盟・敵対関係などで複雑に離合集散していたギリシャの諸ポリス間が互いに接触・交渉を行う上でも重要な、
   いわゆる「国際聖域」の形成に大きく貢献していたと考えられている。

  • 競技の優勝者にはオリーブの冠が与えられた。
   直接の賞品自体は質素だが、それだけにオリュンピア競技優勝がもたらすポリスでの名声と栄誉が想像されると云々。

  • 競技会の開催期間中およびその前後には、ポリス間で争いが起こっている場合でも休戦する慣行があったとか。




      参考文献

『図説ギリシア』周藤芳幸
『古代ギリシアの歴史』伊藤貞夫


最終更新:2014年12月19日 20:46