- ヘロドトス『歴史』巻七に、ペルシア人の名の由来として、ペルセウスがケベウスという男の娘
アンドロメダを娶り、そこに生まれた子
ペルセスを残していった、そのペルセスが
ペルシア人の名の由来であるとする。
(もっとも、訳者注釈によれば音の類似による後付けの語源説ではないかとのこと。古代ギリシャには
その手のこじつけ語源説が頻出するので)
ペルセウスを祖に持つ我々にとってアルゴスはいわば父祖の地であるので、ギリシャ側に加担しなければ
手出しをしない旨を述べたと言い、そのためアルゴス軍は
スパルタからの援助要請に対して、
全軍の統帥権という無理難題をわざと求めて参加せぬ口実にしたとか。
参考文献
『歴史(下)』ヘロドトス
最終更新:2015年10月20日 14:57