ヴルカーノ島


   火山学における「ヴルカノ式噴火」の典型例としても著名。

   特にウルカヌスの名前がこの島の由来。
(zsphereコメント:つまり、火山を表す言葉の遠い語源は鍛冶神ウルカヌス=ヘパイストスだということ)

  • 神話では、この島にあるヘパイストスあるいはウルカヌスの工房にはキュクロプスたちが鍛冶仕事に従事している。

  • プリニウス『博物誌』第三巻では、「以前にはテラシアと呼ばれていた島」で、「ウルカヌスに捧げられているので、
   今では聖島(ヴルカーノ島)と呼ばれ、そこには夜に焔を噴き出す山がある」、と記されている。


      参考文献
『アエネーイス(下)』ウェルギリウス
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』



最終更新:2016年02月21日 03:21