闇道化マルバス

登録日:2017/08/19 sat 00:32:34
更新日:2024/02/23 Fri 23:10:22
所要時間:約 2 分で読めます






ちくりとするだけです。すぐ楽になりますよ。

───闇道化マルバス




闇道化マルバスとは、デュエル・マスターズに登場するキャラクター。

しかし初弾の《覇王ブラックモナーク》と同様にカード化はしておらず、DM-02で収録された《アンバー・ピアス》のフレーバーテキストの中でのみ触れられる存在である。


アンバー・ピアスの飼い主だと思われる。
フレーバーから読み取る限り、アンバー・ピアスの持つ針を用いようとしていることがうかがえる。
アンバー・ピアスの能力が墓地回収であることから、治療行為(或いは死者蘇生)の可能性が高い。
しかし、名前的に「道化師」が職業と思われるマルバスが治療行為をするのも不思議な話ではある。

ただし、闇文明の性質的に「すぐ楽になる=死んで楽になる」という含みを持つ恐れもある。
そうだと仮定した場合「敵に対する皮肉」なのか「味方の安楽死」なのか、また色々な意味が想定できる。

このようにブレインジャッカーを従えている事から、マルバス自身は闇文明でもそこそこ強力なクリーチャーかもしれない。
ダークロードといった闇文明の主要種族の可能性もある。


ところが、登場からいくら経ってもカード化されていない。
定期的にその存在が触れられていたブラックモナークと違い、アンバー・ピアス以外のフレーバーテキストに出てきたこともない。
とても背景ストーリー上で重要な存在と設定されていたとは思えないため、開発陣も存在自体を忘れてしまったと考えられる。

カード化される可能性も極めて低く、忘れたほうがカード化などという希望を抱かずに済むだろう。
というか、この項目にでも追記しとけば済むような存在である。


何故、こんな未カード化クリーチャーの項目が出来上がってしまったのだろうか。項目名も何か変だし……。







「ちくり(ページ保存ボタンクリック)とするだけです。すぐ楽(編集完了)になりますよ。」――闇道化マルバス
































五色の曲芸。

まずは、混乱の赤と幻惑の青…。







最初は刺激的ですが、すぐ楽になりますよ。

───闇道化マルバス







闇道化マルバスの名前が出てから15年以上の時を経た2017年。

デュエル・マスターズは未だに大人気コンテンツとして広まっていた。
一方、子供向けコンテンツである以上ユーザーの入れ替わりも激しいのが宿命でもある。
現役プレイヤーでマルバスの存在を覚えているデュエリストなどほんの一握りの時代となっていた。

そんな中で発売されたDMBD-01「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」。
キング・アルカディアスを始めとする聖鎧亜一族が主役だった。
これに収録された新規カード《炎乱と水幻の裁》において、闇道化マルバスはついにフレーバーテキストに再登場した。
当時のアンバー・ピアスのフレーバーテキストと変わらないようなノリで。

「もしや…?」と一部のデュエリストがある予感を抱いたが、マルバスはついに正体を現した。



その正体は、天罪堕将 アルカクラウンだった。











登録日:2017/08/19 sat 00:32:34
更新日:2024/02/23 Fri 23:10:22
所要時間:約 13 分で読めます




天罪堕将アルカクラウン》とは、DMBD-01「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」に収録されたクリーチャー。


解説

天罪堕将アルカクラウン P 光/闇/自然文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/ロスト・クルセイダー 12000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト7以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1枚ずつ選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

アルカ・クラウンの最大の能力は出した時の踏み倒し効果…うん?どこかで……


邪帝類五龍目 ドミティウス SR 自然文明 (9)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 12000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト7以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
T・ブレイカー

DMR-14にて収録されたドミティウスの踏み倒し効果の同型再販ではないか。
能力だけではない、パワーやT・ブレイカーなどの攻撃面もほぼ同等の性能である。
そのため、基本的な扱い方に関してはドミティウスと近いイメージを覚えていればよいだろう。

ドミティウスとは所持文明数や種族が異なるので「文明や種族が増えてドラゴンサポートがないドミティウス」というそのままのイメージで運用されると思われる。

多色クリーチャーだが、構成されている文明がなかなかに協力。
光/闇/自然の多色は、意外にもDMBD-01以前の時点で3枚しか登場していない(DMwiki情報)とのこと。
出せる場面がなくてもマナ基盤として働けるので、光/闇/自然を入れた多色デッキを組むなら投入して良い。
多色進化の進化元としても優秀で、DMBD-01の目玉《闇鎧亜キング・アルカディアス》にも繋げられる。

元のドミティウスよりも所持種族は多く、それら全てが非常に優秀な種族なのは見ての通り。
ロスト・クルセイダーに関しては、種族間でのサポートを重視していない種族ではあるが、持ってて別に損ではない種族。
進化先の選択肢も多く、踏み倒しを活かしてアルカクラウンを進化元に出来る可能性も秘めている。
地味に光の非進化デーモン・コマンドなので《クリスティ・ゲート》の条件に引っかかったりもする。

9コストという大きな負担をどうするかが問題だが、マナブーストや踏み倒し手段は多く考えられるだろう。
本カードが収録されているDMBD-01も、そこを配慮した多色デッキ向けマナブーストカードが収録されている。

ちなみに、別カードながら同効果であるドミティウスと合わせて「4枚以上のドミティウス投入」が疑似的に可能となった。
所持文明が同じなこともあって、デッキでの共存も安易に可能だろう。重いけど。

まとめると、元のドミティウスが優秀なので、同効果のこのカードも同様に強力なカードとなっている。
重量級を扱う多色デッキにはとりあえず投入してみれば働くとは思われる。
新規デッキの目玉や15年温めた存在の正体として考えると、同型再販に近いスペックに不満を抱く声もあるにはあるが。


背景ストーリー

闇道化マルバス及び天罪堕将 アルカクラウンは、背景ストーリーでいったいどのような活躍をしたのか。

明かされたマルバスの所業は、今までの背景ストーリーでもトップレベルに畜生な行動だった
外伝要素があるDMBD-01のお話なので背景ストーリーの本筋に大きい影響は与えていないが、嫌らしい外道である。
また、DMX-01における《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》の発言は、本騒動の示唆でもあった。

◇活躍

DMBD-01は背景ストーリーの時系列において、超獣世界での覚醒編エピソード1の騒動の間の話とされる。

もっと細かく言うと「ディアボロス撃破→ハンター出現」の間の出来事だったとされる。
そのため、時系列的な余裕はなく短い期間の出来事だったと見られる。

当時の超獣世界において、キング・アルカディアスはその戦いっぷりから「獅子王」と呼ばれていた。
極神編での降臨以降も、背景ストーリーで活躍をしていたのだろう。
彼を始めとする一族は聖鎧亜一族として発展し、居城を構えていた。

彼らが住む居城に、闇道化を名乗る男が訪れてくる。
マルバスなる男は「五色の曲芸をお見せしましょう」と言い出し、聖鎧王に取り入ろうとする。
まずマルバスが王に見せたのは「栄の白」「傲慢の緑」「破滅の黒」。
その曲芸に虜となった王は、戯れとしてマルバスを傍らに置くことを決定する。

この選択が、聖鎧王家の運命を狂わせることになる

マルバスが見せた曲芸は、王及び王妃の正気を彼らに気が付かせることなく奪いつつあった。
マルバスに支配され操られた彼らは、王家以外の者を皆殺しにする殲滅思想に行き着く。
彼らは「闇鎧亜」と化して周りに無差別攻撃を開始し始めた…その姿は裏世界に存在する王家と似ているようだった。

ところが、王に至ってはついに王家の存在である王子《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》にも凶刃を向ける。
王子がスレイヤー所持なのもあってか、相打ちになって親子二人は昇天した。
愛する息子を失ってか、王妃は夫と息子の絶命を目の前にしてついに正気を取り戻す。

その時に、王家を崩壊に追いやった闇道化マルバスはついにその正体を明かした。
彼の正体は天罪堕将アルカクラウンなる、超大型多色クリーチャーだった。
親殺しかつ子殺しをするように仕向けたという、超獣世界でも屈指のド外道の男である。
正気を戻した王妃はアルカクラウンに立ち向かうが、操るだけが彼の得意技ではないのか、王妃ですら全く相手にならない。

しかし、王の死去を知った《龍仙ロマネスク》などの極神編からの老齢の好敵手が王妃の救援に参戦。
彼らの力を借りながら、王妃はアルカクラウンを撃破することに成功する。

王妃は自分達の行いを激しく後悔しながらも、王と王子と居城を失った壊滅状態の王家を守り抜くことを誓う。
聖鎧王家の今後がどうなるのか、それはいずれ語られるのだろうか。

闇道化マルバスを名乗って王家を崩壊させたアルカクラウン。
彼は謎の大爆発の古代から闇文明に存在した男だったのは間違いない。

五色の魔力を持つアルカクラウン。彼がどこから来たのかは誰も「知らない

◇謎

背景ストーリーで聖鎧王家を崩壊させたアルカクラウンだが、その行動や正体には多くの謎が残る。

まず、フレーバーテキストでも語られているように誰も正体を「知らない」ことである。
プレイヤー的な目線だと彼が古代からいるのは周知の事実だが、超獣世界においてマルバスの存在は周知されていなかったようだ。
もっともマルバスは最初期からの住民で、DMBD-01までの時点で最低10200年以上経過している訳で、極神編以降の住民が知らなくても普通ではあるが。

この「知らない=unknown」という見方から「マルバスはアンノウンだったのではないか?」という説が挙がっている。
また、言われているように王家を操って崩壊に導くという手段はアンノウンである《偽りの名 ゾルゲ》のパンドラ王家に対する手法と酷似している。
時系列的にもエイリアン襲撃直前の話でもあり、アンノウン勢力が後の侵略において障害になる聖鎧王家を排除するのもおかしくない。
アルカクラウンの巨大な容姿など、外見もアンノウンらしき要素がある。

しかし「マルバス=アンノウン」説は大きな矛盾点も抱えている。

まず、プレイヤーが認知しているように闇道化の存在は謎の大爆発時代から確認されている事。
アンノウンの上司であるゼニスの誕生時期は神化編覚醒編時期と思われており、アンノウンもこの時期に生まれた可能性が高い。
マルバスがアンノウンだとすると、アンノウンが古代から超獣世界に潜入していることになり、この時代の設定と矛盾が生じる。
仮にアンノウンが古代からいたとしても、超次元ゾーンが存在しないため侵入する術がない*1

ちなみに「多色を操る力」に関しても、多色が存在しないDM-02の時期とは矛盾する。
ただし、こちらはマルバスが生き延びている間に多色の力を手に入れたとすれば一応説明できるか。

一部では「元の闇道化マルバスが何らかの手段でアンノウンのアルカクラウンに成り済まされた」という見方もある。
これなら、上記の矛盾点に対しての説明も一応つく。
また、漫画「デュエル・マスターズSX」でもザキラの手下であるX(キサナドゥ)なる人物がいつのまにか化け物に入れ替わられていたという展開がある。

ただし、成りすまされているならその事に関する伏線的描写もありそうだが、そういう文章は一切存在しない。
それどころか《炎乱と水幻の裁》のフレーバーテキストでは決め台詞が同じであり、同一人物であることを強調するかのようである。

何より、正体とされるアルカクラウン自身がアンノウンを種族として所持していないのも不思議な話になる。
彼が持つ種族は全て極神編までにおける古参種族である。
なお、DM-02の時代からの闇文明クリーチャーと想定すると、元の種族はデーモン・コマンド単一だったと思われる。
他の種族に関しては、アルカクラウンが王家を征服したことでエンジェル・コマンドとロスト・クルセイダーを後天的に取得した可能性もある。

他にも以下のような説もある。

  • ゼニス配下のアンノウンとは違う存在・または異なる目的を持つ存在としての<unknown>説
  • 古くからいたマルバスが時代を経る中で「ゼニス配下のアンノウン」としての姿を得た説
  • アンノウン一味にマルバスが協力したor洗脳された説
  • 全部シーザーさんのせい説

ともあれ、今のところ真相は闇の中である。
本筋の背景ストーリーの舞台ではない世界での過去話な上に、アルカクラウン自身がちゃっかり死んだっぽいので、真相解明には時間がかかるかもしれない。
ただし、フレーバーテキストではパンドラ王家との関連性などが強調されている。
そのため、アルカクラウンが何者であれどもゼニスやアンノウンの一味と何かがあった可能性は高い。

また、更に謎な点としてアルカクラウンの近くに新章で登場した「世界をつなぐ柱」と酷似した柱が確認できる。

ところが、背景ストーリーでのアルカクラウンの登場時期は覚醒編とエピソード1の間。
そもそも「世界をつなぐ柱」とは遙か未来の別世界に在る存在であり、何故似たような物が超獣世界にあるのか。

◇開発主任Kによる解説

登場から1年ほど経過した時期、開発主任KのTwitterにてアルカクラウンの正体に関する説明が行われた。

アルカクラウンはアンノウンの一味である事が明かされた。
ちなみに、何故アンノウンを種族に所持していないのかは「アンノウンをアンノウンと呼ぶことすらアンノウンな時代」の存在だからな模様。
偽りの名を名乗らないのも「真の偽りの名(矛盾)」を持っているらしいが…。

エピソード1でのパンドラ王家への策略も、アルカディアス王家に対するアルカクウランの戦略の成功と失敗を元にしている。
アルカクラウンがアルカディアス王家の完全攻略に失敗したことで、アンノウン勢力は「親子を戦わせてはいけない」と学習。
しかし、アンノウンはアルカディアス王家では存在しなかった「兄弟の絆」に対して敗北を迎えるという事になる。
だが、後のエピソード3では、ゼニスに通じるオラクルが師弟の絆を見せ、ある意味アンノウン達はここで勝つのである。
アルカクラウンは、エピソードシリーズで描かれた「人間(超獣)関係の絆」に敗北する最初の役割を担ったのだと言える。

また、アルカクラウンが本当に闇道化マルバスなのかは不明とのこと。
超獣世界で名前の知られる闇道化マルバスの名前を利用した訪問販売的手法で、アルカディアス王家に近づいた可能性も示唆された。

仮にアルカクラウンがマルバスではなかったとした場合、逆に王家に招き入れられ程には知名度がある元の闇道化マルバスの正体が更に謎になるのだが…。
ついでに言うと、何故アンノウンであるアルカクラウンがマルバスの名前を知っていた(そして使った)のかも不思議ではある。
これでは闇道化マルバスが真の「unknown」と言える。
デュエル・マスターズ プレイス』版背景ストーリーでは、闇の参謀として《悪魔神ロックデウス》を呼び出した結果、一夜で殺戮の限りを尽くした所業を引き起こして歴史の闇に葬られるというとんでもない事態を起こしている。

デュエチューブではかつての闇道化マルバスがパンドラ・スペースへと次元飛ばしで追放され、アンノウンへと変貌した姿ではないかと言う説が提唱されている。
この説を採用した場合、多色の力が無い時代の人物だったマルバスが多色の力を扱えていることに関する説明にはなっている。


結局のところ闇道化マルバスこと天罪堕将 アルカクラウンとは一体何者なのか───その答えは、誰も「知らない」。


関連カード

炎乱と水幻の裁 P(R) 水/火文明 (8)
呪文
S・トリガー
相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。

アルカクラウンとセットになっているカード。
炎槍と水剣の裁》のリファイン版とも言える性能で、パワー3000以下の相手クリーチャーを破壊した上でその数だけドロー出来る。

「五色の曲芸とか言っておきながら三色クリーチャーじゃん!」というツッコミへの回答でもあり、アルカクラウンからあぶれた火文明水文明をこの一枚が担っている。
この「足りない組み合わせを別のカードで補完する」という方式は後に《Volzeos-Balamord》と《新世界秩序》でも取り入れられている。

ウシミツ童子 <マルバス.鬼> R 闇文明 (4)
スター進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 6000
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
自分のタマシードが出た時、そのタマシードから進化できるコスト4以下の進化クリーチャーを1体、自分の墓地からその上に置いてもよい。

王来MAXに登場した、アルカクラウンの力を継承した鬼レクスターズ

王来篇でのディスペクター化は免れていたと思われていたが今度はウシミツ童子なるデモニオに取り込まれてしまった。
しかしそこはアルカクラウン、ただではやられないとばかりに「マルバス」の名を名乗らせているのが何とも嫌らしい。

効果の方は山札の上から三枚を墓地に送り、タマシードが場に出た際には墓地からコスト4以下の進化クリーチャーを踏み倒せるというもの。
第一の効果で墓地肥やしした上で、そこから攻撃要員として進化クリーチャーを呼び出す事が出来る。


鎧道接続キング・マルバディアス SR /闇/自然文明 (7) 
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アンノウン 9000
EXライフ
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト6以下のディスタスを2枚まで出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
相手の、多色ではないカードの使うコストを2多くする。

レジェンドスーパーデッキ 「禁王創来」に新規収録された、聖鎧亜キング・アルカディアスとアルカクラウンがディスペクター化した存在。
鬼の歴史におけるディスペクターとされており(これの後にウシミツ童子に屈服すると見られる)、こちらもアルカクラウンの抵抗か「マルバス」の名前が使われている。…が、種族にアルカクラウンがこれまで隠していたアンノウンが追加されており鬼魂珠の嫌らしさが窺える。
ちなみに鬼魂珠はマルバスを名乗っていた時代のアルカクラウンを合成元にしたため、このような合成結果となったらしい。
見た目も自分の手足として置いたばかりにアルカクラウンの思うが儘となってしまったキング・アルカディアスに対するディスペクトととっても違和感がない。

その能力は、まず場に出した時山札の上から五枚の中にコスト6以下のディスタスが在れば二枚までタダ出しできる。
零獄接続王 ロマノグリラ0世》とはあちらのATでマナに置いていた自身を出して二枚を並べる手段があるので、相性はまずまず。
そしてこのカードの売りとなるコスト増加は単色にしか効果がないものの、呪文やクリーチャーといったカードタイプを問わないのは優秀。相手の除去札が単色であれば一定の効果は見込める。




五回の追記・修正。
まずは、混乱の取り消し線と幻惑のアスキーアート…。
最初は刺激的ですが、すぐ楽になりますよ。 

───闇道化マルバス

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最終更新:2024年02月23日 23:10

*1 この時点で超獣世界が持つ外部との交通ルートは、大爆発によるサバイバー居住空間の惑星地下との経路しか確認されていない。