スーパーマリオRPG

登録日:2009/09/09 Wed 02:11:09
更新日:2024/04/27 Sat 18:54:29NEW!
所要時間:約 13 分で読めます


タグ一覧
1996年 2023年 CM Nintendo Switch RPG SFC SFCが4000円安くなるクーポン付き おまめクリクリ こんぺいとう じょわ~ なにかんがえてるの ばっちいパンツ←買えるものとしてはおそらく最強防具 ぴかぴか石 カジオー クリ ゲーム コメント欄ログ化項目 サントラ絶賛高騰中 ジーノ スクウェア スーパージャンプ100回 スーパーファミコン スーパーマリオRPG スーパーマリオくん パロディの嵐 マリオ マリオRPG マリオシリーズ マロ メタネタ リメイク 下村陽子 任天堂 名作 愛すべきバカ達 戦う姫 敵も味方も変な奴 早く、行かんかい! 満足させますマリオです 濃すぎるキャラクター性 爆裂カブトムシ 神BGM 神ゲー 神曲 飲む打つ買う 高級スイートホテル無断宿泊



『スーパーマリオRPG』は、1996年3月9日に任天堂から発売されたSFCのアクションRPGである。
任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス) が共同制作した。


◆概要

スーパーマリオシリーズでは初のロールプレイングゲーム
フィールド上ではマリオシリーズらしいアクションを楽しむことができ、
戦闘ではタイミングよくボタンを押すなどで、敵に与えるダメージを増やせる「アクションコマンド」が搭載されていることが大きな特徴。

任天堂の代表作であるマリオシリーズとRPGに強みを持つスクウェアが手を組んだという奇跡のような作品であったが、
後にデジキューブや、スクウェア社長が「NINTENDO64はダメ」と公言してしまったせいで二社の関係が洒落にならんぐらい冷え込んでしまい、一時期は色々と複雑なポジションのゲームになってしまった。
しかしその後スクウェアがエニックスと合併した辺りから任天堂との関係が改善。Wii/Wii U時代にはバーチャルコンソール配信が実現し、現在では「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の内蔵ソフトにも収録されているので遊ぶことは容易となっている。
本作の主要キャラクターのマロとジーノもファイターではないがスマブラに出演している。

発売されたのがSFC末期だったこともあり(SFCが4000円安くなるクーポン券が付いてきたことからお察し)売上的にはマリオシリーズでは1ランク落ちる*1
だが温かみのあるグラや、やや黒いネタのあるセリフ回し、直感的なシステム、
そして何より冒頭のパックンフラワーが歌を歌うCMのセンスもあって今なお評価する者が多い。日本国外でも人気を博した。

本作は、後の「ペーパーマリオ」シリーズ、「マリオ&ルイージRPG」シリーズの礎となった。
(本作のゲームシステムが上記2シリーズでも一部引き継がれている。)
ピーチ姫やクッパなど、おなじみのマリオキャラに個性的な描写がされるようになったのも本作から。

また、本作のBGMは当時スクウェア社員だった下村陽子氏が担当。
氏はその後も「マリオ&ルイージRPG」シリーズのBGMを担当している。
さらに、本作の製作に関わったスタッフの一部がその後スクウェアから独立し、
ラブデリック(のちのバンプールやスキップ)や、アルファドリーム(「マリオ&ルイージRPG」シリーズの制作を担当)
などの会社を立ち上げている。

2023年11月17日にリメイク版がNintendo Switchで発売。オリジナルのオープニング映像に光が宿り、リメイク版のものに変化する演出に驚いた人は多かっただろう。
リメイク版の開発はドラゴンクエストシリーズのリメイクで定評のあるアルテピアッツァが担当。

◆おもなゲームシステム

  • ワールドマップ
本作ではワールドマップ上で行きたいエリアをえらび、冒険をしていく。
ストーリーを進めると先のエリアにルートがつながり、進めるエリアが増えていく。
Switch版ではファストトラベルが実装され、「ちず」から直接移動が可能に。
さらにブッキータワーなら直接最上階に飛べたりするなどダンジョンなら道中をある程度スキップすることも出来たりする。

  • フィールド
フィールドは「クォータービュー」形式で描かれており、マリオシリーズらしいアクションゲームの要素や仕掛けが多数盛り込まれている。
クォータービューなので、慣れないうちはちょっと操作しづらいかも。
Switch版ではいつでもワールドマップに戻れるようになった。

  • 戦闘
フィールドで敵にふれると画面が切り替わり、戦闘が開始する。
戦闘では「すばやさ」の数値の高い順にコマンドをえらんで行動をしていく。

  • スペシャルわざ
各仲間が使用できる特殊なわざ。
ほかのRPGでいう「魔法」や「特技」にあたるもので、特定のレベルに達すると新しいわざを習得できる。
スペシャルわざをつかうには「FP(フラワーポイント)」が必要で、「FP」はパーティ全員で共有する特殊なステータスとなっている。
一部を除く技の発動の際、マリオはスペード、マロはクローバー、ジーノは星*2、クッパはダイヤ、ピーチはハートとトランプのスートを意識していると思われる光が浮かび上がる。
Switch版ではマリオシリーズとトランプの接点が薄いからと判断されたのか、この演出は無くなっている。

  • アクションコマンド
戦闘で敵に攻撃するときやスペシャルわざを使用するとき、特定の操作をすると威力や効果がアップする。この機能を「アクションコマンド」という。
アクションコマンドの操作方法は技によってちがっており、タイミングよくボタンを押したり連打したりなど、4タイプある。
また、敵から攻撃を受けるときにもタイミングよくボタンを押すことで防御し、受けるダメージを減らすことができる(一部防御できない攻撃もある)。

アクションコマンドは、攻撃と防御はそれぞれ成功と大成功の二種類あり、成功の判定は緩いが大成功はジャストなので厳しい。だが、ジャストだとかなり性能が上がる。

具体的には攻撃の場合、成功なら1.5倍、ジャストで2倍。
防御の場合は成功なら軽減、ジャストで0にできる。

Switch版ではコマンドタイミングで「!」マークが出るようになりコマンドが決めやすくなった。ある程度成功しているとマークが出なくなるが、逆に失敗してると再び出るようになる。
またコマンドを決めたキャラによって追加効果が得られたり、連続で決めるとチェインを重ねることも出来る。
更に通常攻撃大成功の場合小ダメージの余波を全体に与えることが出来る。また単体魔法攻撃にも防御コマンドが用意されるようになった。

  • レベルアップボーナス
戦闘や無敵スターで敵をたおし、経験値を一定量ためると仲間がレベルアップし、能力が成長していく。
さらにレベルアップ時に好きなステータスを1つえらび、より成長させることが可能。
なお、レベルアップしても「すばやさ」は成長しない。また、本作では仲間のレベルの最大値は30。
SFC版ではドカンからレベルアップするメンバーが出てくる演出になっているが、
Switch版は一列に並んでレベルアップした仲間を周りのみんなで新宝島ステップで踊りながら祝うにぎやかな演出になった。
マロは大げさに動いて踊ったり、ジーノのステップは小さかったりと踊り方にも個性が出ている。

◆Switch版からの追加要素

  • エンジョイモード追加
従来通りのノーマルモードの他に、新たに「エンジョイモード」が新設。
所謂イージーモードの類であり、敵のHP減少、獲得経験値増加、一度に持てるアイテム総数の増加といった恩恵を得られる。
設定でいつでも変更できるので、レベル上げの時だけエンジョイモードにするといった運用もできる。

  • 戦闘中のメンバー入れ替え
戦闘中にパーティメンバーをクイックチェンジ出来る。
これにより「なにかんがえてるの」の収集の時だけマロを出したり、ピンチの時にピーチと交代して回復したりなど戦略性が広がった。

  • 3人わざ
パーティの3人で力を合わせ、強力な攻撃や補助効果のあるわざを使う。
使用するにはゲージを100%まで貯める必要があり、アクションコマンドを成功させることで徐々に溜まっていく。
わざの効果や内容はマリオ以外のメンバー構成によって変化する。クイックチェンジで使いたいわざの編成に切り替えるのも有効。
ジーノが加わって3人になるユミンパ戦から使用可能になるが、使えるのはとどめの一撃からでなかなか凝った演出が用意されている。
なお、ジーノ加入前や味方が戦闘不能などで戦闘に参加できない時は「おたすけキノピオ」というキノピオがランダムでバフをくれるわざが使える。

+ 3人わざの一覧
  • スターライダーズ(マリオ×マロ×ジーノ)
3人がスターロードを駆け巡り、敵単体に大ダメージを与える。一番最初に覚える3人わざ。
しばらくは切り札として活躍するが、後述のシューティングスターショットに単体ダメージの期待値などで劣るのでクッパ加入後はこちらの出番は少なくなる。複数の敵を相手にしてる時、単体の敵を選んで攻撃するなど使いこなそう。
ユミンパ戦でこの技を初めてお披露目する展開は必見。

  • ビリひやファイアビッグボム(マリオ×マロ×クッパ)
3人がクッパクラウンに乗り込み、マリオとマロが炎・氷・雷の塊を投げまくり、最後にクッパクラウンからの砲撃を見舞ってフィニッシュする。敵全体に火・氷・雷属性のダメージを与える。
特定の属性ダメージ無効の敵に攻撃したとしても、他の属性の攻撃が有効か弱点ならばそちらの判定の方が優先される。
その代わり同じ3人わざのムテキこうらスパイクと比べると素のダメージは低めになっているが、弱点を突けると2倍となるので大抵はこちらの方が有効に使えることが多い。

  • シューティングスターショット(マリオ×ジーノ×クッパ)
クッパが2人を投げ、更にマリオがジーノを空高く投げ飛ばし、ジーノが弾を乱射して敵を5回攻撃する。ターゲットはランダムで決まる。
さらに攻撃後、3ターンの間味方の攻撃力・魔法攻撃力・すばやさをアップさせる。
全体技ではあるが全体攻撃に向いておらず複数戦では使いにくいものの、単体へのダメージの期待値が高くステータス強化もあるので単体のボス戦向き。
名前はジーノの元の持ち主だったトイドーが人形遊びで使っていた名称から来ていると思われる。構成メンバーも彼の人形遊びで戦っていた3人。

  • げんきいっぱいレインボー(マリオ×マロ×ピーチ)
マリオとピーチがマロにエネルギーを送り、味方全員のHPと状態異常を全て回復。戦闘不能になった控えの味方も復活させる。
パーティが全滅寸前に追い込まれた時の立て直し手段に。

  • まもってヴェール(マリオ×ジーノ×ピーチ)
巨大化した傘をピーチが振り、マリオとジーノがその下で踊って味方全員に敵の攻撃を一度だけ防ぐバリアを貼る。
アクションコマンド無効の超強力な攻撃も防げる優れもの。
この技のみ妙にショボいのは、原作の定番パーティへの皮肉だろうか。

  • ムテキこうらスパイク(マリオ×クッパ×ピーチ)
シリーズ最古参トリオによる合体技で、ピーチがクッパにスターを投げ渡し、マリオが甲羅に籠ったクッパを蹴飛ばし、スターにより無敵化したクッパが特攻し敵全体にダメージを与える。
ビリひやファイアビッグボムと違って弱点は突けないが、素のダメージはこちらの方が高いので火・氷・雷属性を弱点としない敵を複数相手にする場合に有効。
蹴り、甲羅、スターと今までの3人の集大成のような技であるが、映像を見ると各々のタイミングを熟知してるかのような完璧な流れで技を決めている辺り、3人が長年の腐れ縁故に信頼し合っているのがよく分かる技でもある。

  • ボスとの再戦
ストーリークリア後は更に手強くなった一部のボスたちとの再戦が可能となっている。
アイツも新たな姿に…?

  • モンスターリスト
いわゆるモンスター図鑑。HPや取得経験値、弱点等が記されている他、書き下ろしの解説文や「なにかんがえてるの」の内容を見ることもできる。
また、ブッキーやドルトリンクorメーテルリンクの合体相手などの状況次第では戦わない相手は自動的にリストに追加される親切仕様になっている。
調べ忘れた敵はイガ谷の谷間に隠れている謎の人物にカエルコインを払えばランダムでリストを追加してくれる。
そしてこの解説文だが、メタ発言やパロディなどのネタ要素が全開であり、あの「なにかんがえてるの」にも負けず劣らずの濃すぎる内容が大半を占めている。是非とも自分の目で確かめてみよう。

  • きょうてき
エンカウントする敵のうち1体がたまに「きょうてき」(強敵)となっており、各ステータスが大きく強化されている。
特にHPはおおよそ3倍に膨れ上がるため、強敵化するモンスター次第ではボスよりも苦戦を免れない。
が、その分経験値とコインも増え、更に確定でカエルコインを獲得できるなど見返りもそれなりに大きい。
結果的に、SFC版と比べてカエルコインが格段に集まりやすくなっている。

  • たびのアルバム
ストーリー中の随所のシーンの思い出を、マロとジーノが日記のように書き綴った思い出振り返りモード。
主にボス戦や新たな仲間が追加された際が多いが、所々隠し要素にも触れた内容もある。
あの時の勇者の青年やバウンティハンターの女性に触れた内容も…

  • サウンドプレイヤー
ゲームを一度クリアすると新たにサウンドプレイヤーが解放。ゲーム内で流れたBGMをじっくり堪能できる。
また、BGMもリメイクに合わせて新たにアレンジされているが、設定変更によりSFC版のBGMにいつでも切り替えることが可能。
勿論サウンドプレイヤーもSFC版のBGMをバッチリ網羅。SFC版の公式サウンドトラックが高騰している中で中々嬉しい機能。

  • アイテムに関する変更点
原作では一度に持てるアイテムの総数が29個であり、持ち物がいっぱいの状態で宝箱を開けてその場で泣く泣く処分といったことも多かったが、リメイク版ではアイテム所持の上限が撤廃され、同種のアイテムのまとめ持ちが可能となった。
ただし各々の一度に持ち運べる総数には限度があり、キノコのような汎用アイテムは10個、レッドヨッシーエキスのような強力なアイテムは3個までといった具合に上限が設けられている。
上限を超えた場合は自動的にマリオの家にある預かりボックスへ送られる。
また、原作では売却が出来た一品もののアイテムなどの売却が不可能となっており、まちがってレアアイテムを売ってしまうという事態が回避可能となっている。それでもサイフは売れるまま。
売却不可になったアイテムの中には、ハンマー、ケロケロのつえ、ワンワン等の一度手放すと二度と手に入らない装備品も含まれている。むしろハンマーはともかく、恩師から授かった杖や部下でもあるワンワンを普通に売却出来た原作がおかしかったとも言えるのだが。
また、このシステムによってフラワー系のアイテムも売却不可能となっており、原作ではフラワーカプセル100コイン、フラワーセット300コイン、フラワーギフト500コインで売れていたため一部ユーザーは金策アイテムとしても使っていたが、それが出来なくなっている。

  • ミニゲームの難易度底上げ
バトル面が3人わざやアクションコマンドで難易度が低下した反動か、ミニゲームの難易度は全体的に底上げされている。
例えば、ワイン川くだりは魚のタイミングが分かりづらい上にルートを間違えれば回避不可能な後ろから来る魚が追加されていたり、パタパ隊の崖上りのパタパタくんしょう入手までが1秒早くされていたりする。
特に、ちくわブロック渡りや終盤のクッパ城のアクションコースは原作では端っこに少し立っていれば大丈夫だったのが、端っこに立つと滑るような仕様になっているせいで非常に落ちやすくなってしまっている。

◆あらすじ

いつものようにピーチ姫がクッパに攫われると、いつものようにマリオはクッパ城へ助けに行く。
そこでいつものようにマリオはクッパと戦ってピーチを救出しようとした瞬間、大きな衝撃と共にマリオ、ピーチ、クッパは城の外へ飛ばされてしまう。
気を取り直してクッパ城に向かったマリオが見たものは、なんとクッパ城に刺さった大きな剣であった。
またその剣によってこの世界の人々の願いを叶える星、「スターロード」が7つに割れて地上へとバラバラに落ちてしまい、「人々の願いの叶わない世界」になってしまった。
同時に、各地で武器の姿をした集団が人々を苦しめるようになる。
クッパ城を占拠しマリオワールドの征服を狙う新たな敵・カジオー軍団と戦い、スターロードのかけら「スターピース」を集めるべく、マリオは親と離ればなれになってしまったマロ、スターロードを修理する為に天空からやってきたジーノ、カジオー撃退という共通の目的で手を組んだ宿敵クッパ、そしていつもは攫われてばかりのピーチ姫とともに今までにない新たな冒険に出る。


※これ以降はゲーム内容に関わるネタバレ含むので未プレイは注意




◆登場キャラクター

★メインキャラクター


我等がヒーロー。通称「ヒゲ」。
今作では自らセリフを話す場面はないが、ジョナサンからのサシの勝負の申し込みも躊躇せず受ける熱血漢。

…と言えばかっこいいが、事あるごとにファイティングポーズを取る上に
いい年して子供相手にマジギレして殴りかかろうとするなど単に血の気が多いだけなのかもしれない。

この世界では有名人で、自身のジャンプ力が身分証になる唯一の存在。
武器はグローブとハンマーとこうら。
どのステータスも高めで、HPが高い上に物理攻撃も魔法攻撃も使いこなす(ちなみに今作の「ジャンプ」はスペシャル技であり、「まほうこうげき」でダメージが算出されるれっきとした魔法攻撃。)

覚えるスペシャル技は「ジャンプ」と「ファイアボール」、およびそれの強化版。
アクションコマンドはそれぞれタイミング入力とボタン連打。
他キャラは回復や強化、状態異常を付与するスペシャル技を何かしら持つが、マリオにはそれらが一つも無く純粋に攻撃に特化している。
また他の4人は全員最後に覚えるスペシャル技が無属性の全体攻撃なのだが、彼は唯一無属性の技を持たない。

実は「ジャンプ」には2回使うごとに威力が1上がっていくという他のスペシャル技にはない唯一の隠し熟練度が設定されていて、250回ジャンプすれば消費FP3で威力150という暴力と化す。
良く分からない人のために解説すると、最大熟練度に達したジャンプはスーパージャンプ凡そ32回分の火力となる。つまり、スーパージャンプを30回以上出す必要なく且つスーパージャンプより少ないFP消費で出せるということである。スーパージャンプを30回出すのが苦手な人でもお手軽な火力となるので、とにかく雑魚戦だろうがなんだろうがジャンプしまくって熟練度を上げると良いだろう。
なお、敵の中にはジャンプが効かない奴(0ダメージ)もいるので「かいてんシューズ」を装備させると無駄がなくて良い。

が、最強武器の「ひまんパタこうら」による通常攻撃(消費FP0)が強すぎるため、普段は目立つことはあんまりない。
しかし低レベルクリアなどの縛りプレイともなるとその低コストに反した暴力的な火力で大暴れ。
そのためにいかにジャンプの熟練度を稼ぐかが重要になる。

専用アクセサリーが凄まじい性能で、装備するだけでステータスではパーティー最強。ただし入手難易度がそれなりに高い。専用でない方はそれなりどころではない

ちなみにマリオに限らないが、Lvアップボーナスは1レベルごとにこうげき→HP→まほうこうげきの順に成長期がくるので、上がりやすいものを選んでいくと合計ステータスが高くなる(稀に例外あり)
そしてLv20を超えると成長率が悪くなり、Lv上限は30、経験値の最大は9999。
また、HPはすべて選んでいくと「ウルトラキノコ」の回復量と同じ255(マロだけなぜか254)になる。


ぼくは、ケロケロ湖から来た カエルの
「マロ」 といいます。 カエルだけど
ジャンプが まったく 苦手なんです。

白くてフカフカしたからだを持つ男の子。
「ケロケロ湖」に住むカエル仙人に育てられたため、自分を「カエル」だと思っている……が、
カエル仙人から本当のことを聞かされ、本当のパパとママを探す為、マリオとともに旅に出ることとなる。
ちょっぴり泣き虫で、泣き出すとあたりに大雨を降らす能力(?)を持つ。
魔法の才能があるがまだまだ修行中。
武器はグローブ(※マリオが使える武器とは別物)とつえとシンバル。

スペシャル技はや雨、雪といった天気のチカラをあやつる技や、味方のHPを回復する技、
そして、ある意味では本作でもっとも問題な「なにかんがえてるの」を習得する。
自力で雷や冷気の属性攻撃ができる唯一のキャラ。
特に「でんげきビリリ」は低コストの敵全体攻撃のため、戦略や装備、敵との相性次第では序盤から終盤まで第一線で活躍する魔法である。
また、まほうぼうぎょも高め。
アクションコマンドはほとんどタイミング入力になっている。

何気にレベルアップボーナスではこうげきの方がまほうこうげきより伸びる。
ステータスがやや低く、慣れないプレイヤーは(慣れたプレイヤーも)ベンチ入りさせがちだが、スペシャル技で敵の弱点を突けるステージでは大活躍が見込めるキャラクターでもある。


このヒーローの人形の名前をとって
「ジーノ」と
なのることに するよ!

ローズタウンの宿屋の息子、トイドーが持っている木製人形。
しかしある時、雲よりもはるか彼方の天空の世界から「スターピース」を地上まで追いかけてきた「天空の使者」が乗り移り、人間サイズになり動き出した。
本名は4文字の「スター語」だが、これは地上界では発音が難しい言葉らしく、乗り移った人形の名前「ジーノ」をそのまま借りて名乗ることになる。

武器は、指や腕に仕込まれた銃とロケットパンチ
スペシャル技は敵単体や全体を攻撃する無属性技のほか、仲間の能力を一時的に強化できる「ジーノウェーヴ」を習得する。
巨大なビームを発射するなど派手なエフェクトの技が多く、タメ押し系のアクションコマンドを唯一使用する。
また、敵単体を攻撃する「ジーノカッター」はアクションコマンドを成功させると9999の即死ダメージを与えることができるが、
一部の敵にはアクションコマンドを入力して即死ダメージを与えられず、通常のダメージとなる。
そして 説明書に書いてあるタイミングが間違っているため 即死効果を出せなかった人多数。
すばやさが全キャラ中トップで、こうげき、まほうこうげきが高いが、耐久力は低い。

……のは最初だけで、やたらめったら成長率が高く、レベルアップボーナスの振り方によってはHPは途中でクッパを抜き(直後に全く成長しなくなるが)
成長率の高い項目を選び続けるバランス振り同士で比べると最終的にはクッパ以上の素手、マロ以上のまほうこうげき、装備込みで見ればクッパ以上の防御力と言う怪物になる。
上述の「ジーノウェーヴ」が非常に強力で、アイテムを使わずに仲間を強化できるのはこの技だけという事もあり、ボス戦に是非連れて行きたいキャラクターの一人。


とくべつ ダイサービスとして、
ワガハイの「クッパぐんだん」に
キミたちを いれてやろう!

数多くのマリオシリーズで、マリオと敵対する悪の大魔王。
一人称は“ワガハイ”。
今回はカジオー軍団に乗っ取られたクッパ城を取り戻す為、残ったクリボー軍団・ノコへい軍団・カメック軍団を引き連れるが、徐々に数が減ってゆき、
最終的にブッキータワーを見上げて、ヒトリ途方に暮れてしまう。
そこへマリオ一行が現れ……。
単純な悪役ではなく、以後のシリーズにおける憎めないコミカルなライバルというキャラクターは本作で確立されたと言ってもよく、プレイヤーからも「かわいい」と好評する声が多い。

戦闘パーティにクッパを入れておくと、敵の中にクリボーやパタパタといったマリオシリーズおなじみの敵がいた場合、クッパに恐れをなして逃げ出すことがある。
武器はグローブ(※マリオやマロが使える武器とはやっぱり別物)とワンワン
圧倒的なHPとこうげき、ぼうぎょをもつ、いわゆる物理型。
特に加入当初は対物理防御に関しては凄まじい性能を誇り、無敵にすら思える。
しかし、まほうぼうぎょとすばやさがかなり低いため、調子に乗りすぎると痛い目に遭うことも。
また、レベルアップボーナスが低く、振り方次第では素手でさえジーノに抜かれる。
さらに装備品の性能が極めて弱く、 最強の武器と防具がいずれもピーチの初期装備と同じ性能
最終的なステータスはHP以外は見るも無残でベンチ入りしがち。攻撃特化同士に至っては武器を含めた攻撃力でマロにさえ追いつかれパーティー最弱。
なおHPの成長値そのものは本当に高く、レベルアップボーナスを除いても219と他キャラが成長期にHPボーナスを引いた時の数値を上回る。
さらにレベル21で他キャラが1レベルにつき2しかHPが上がらなくなる(ジーノは防御+1と引き換えにHPが1しか上がらない)中クッパだけ4も上がり続ける。
その早熟型と晩成型の違いを利用してレベルアップ時のステータス上昇を他キャラの物を参照できるバグを利用すれば、クッパの序盤を他キャラの物で・他キャラの後半をクッパの物で補う事でマリオ以外の4人を強力なキャラに育成できる。受けた恩はきちんと返すあたり流石のカリスマ

ちなみに事実上の最強防具は加入前にそのへんで売っている ばっちいパンツ
ぶっちゃけ彼の場合、本来の最強防具のヒールシェルを装備するより汚いパンツ一丁で戦った方がよっぽど強い。

覚えるスペシャル技は4つと少なく、部下に攻撃させるような技が多い。
まほうこうげきが低いため威力はあまり期待できないが、注目すべきはむしろ技の追加効果。
敵全体を「きょうふ(攻撃力・防御力を大きく下げる状態異常)」や「どく」のステータス異常にすることができ、
特にきょうふは敵を大幅に弱体化させることができる。ボスにも意外と効く者が少なくない。
と言うよりきょうふのしょうげき以外のスペシャル技の性能は終わっている
世の凡百の脳筋どもとは一線を画す、この男もまた「魔」王なのだとわからせる一面を持っているのだ。
実はレベルアップボーナスはまほうこうげきが一番伸びやすい。
それでも低いのだが、ばっちいパンツには魔力+10があるためそこそこの水準にはなったりする。

おなじみの得意技である火炎放射は、今回はEDでしか見ることができない。
アクションコマンドはタイミング・連打・十字キーのガチャ入力を揃えている。


リメイク版では相変わらず装備は貧弱なままだが、クリア後に戦うことが出来る強化されたペパットを倒すとドリルクローを大きく上回る攻撃力を持った「すごいワンワン」を入手することが出来、入手時期は遅いものの物理攻撃に関しては上位へと返り咲いた。


じゃあ、行きましょう!
私もガンバルから、よろしくね♡

毎度おなじみ、攫われ姫様。
ゲームのOPでいつものようにクッパに攫われたが空から降ってきたの衝撃で、クッパ城からブッキータワーにふっ飛ばされた。
一連のブッキー騒動が終わった後、なんと仲間になってくれる。

攻撃力が(パーティに加入当初は)低く戦闘面では非力だが、強力な回復魔法の使い手。
武器はグローブとと扇子、そして「フライパン」。
スペシャル技の「いたいのとんでけ」が低コストでHPと状態異常も同時に回復できる。マロの回復魔法の完全上位互換である。
「みんなげんきになあれ」なら、味方全体のHPとステータス異常を同時に回復可能。
味方のHP半分の状態で復活させる「おねがいカムバック」をも低コストで気軽に使えるなど、
なかなかぶっ壊れた回復能力を持つ。マロと一緒に組ませた場合、マロの回復魔法が完全に死に技となってしまうので注意。
レベルアップで「ねむれよいこよ」や「おくちにチャック」といった状態異常も使えるようになり、「ねむれよいこよ」を先手を取って使う事で、雑魚の大群とのバトルが格段に楽になる。
これを活かすならアクセサリですばやさを高めておきたい。

さらに、素のこうげきこそ低いものの、装備できる武器の攻撃力が実は優秀。
また、最後の最後で最高クラスの威力を持つ無属性のスペシャル技「ヒステリックボム」を覚える。
レベルアップ時の成長率はかなり高い。Lv20に上がる際は驚異のHP+14が見られるぐらい。
装備さえ揃えば、物理魔法両面で殴れるバーサクヒーラーと化す。
ついでにまほうぼうぎょが素でトップの上に装備の補正まで優れるため、総合的に言えば、ぶっちゃけチートキャラである。「ピーチ姫をパーティーに組み込むか否かで難易度が激変する」と言っても過言ではない。

彼女が「セーフティリング」を装備した時点でマリオRPGはヌルゲーと化し、トドメとばかりに「ひまんパタこうら(防具)」を装備させたら攻撃は下がるものの鉄壁の防御を持つ無敵の回復役となり、ひたすた全体回復かけるだけで全滅がほぼ有り得なくなる。
「ひまんパタこうら(防具)」と「セーフティリング」の二つを装備したらどれほどのぶっ壊れかと言うと、鉄壁の回復役として味方をひたすら回復と蘇生のみに徹したら、隠しボスをごり押しで倒すことすら可能となる程のチート級である

★特徴的なサブキャラクター

  • キノピオ
いつものキノコの人。
ただし、「キノピオ」という名前がメッセージウィンドウで表示されるのは、最初から最後までたった一人のみ。
最終決戦直前の場所にも現れ、マリオたちのために強力なアイテムを…………販売してくれる。通常の半額で。……おカネ取るの?
この他にも、サムいギャグをかましてくる「そうこばん」などが登場する。
実は隠しコマンドで無意味に出現させられる。

  • カエル仙人
ケロケロ湖に住む、物知りなカエルのおじいさん。マロの育ての親。
話しかけると、ゲームの攻略ヒントを教えてくれたりする。

  • トイドー
ローズタウンの宿屋の息子。
「ジーノごっこ」でヒゲに強烈なダメージを与える。
ヒゲを過小評価している。
ジーノのことは大好きであるが、皿を割った際には彼のせいにしてしまったとか。

ちなみに、ジーノを仲間にして宿屋に向かうと「マリオは弱いし~」と言って、マリオが怒って殴ろうとしそれをマロが止めるという、世界的に有名なスーパーヒーローなのに実に大人気ないことをする貴重なシーンが見れる。必見です。
また別れ際にも怒りが収まらない様子を見せていた。リメイク版でもそのままである。
というかこのスーパーヒーローはトイドーと遊ぶ時も割りと彼を躊躇なくふっとばしているし…。

紛うごと無きクソガキであるが、人形の攻撃で気絶させてしまったマリオが目覚めた時には謝罪したり、大好きなジーノが旅に出ることを素直に受け入れ武器を渡してくれたりする一面もある。

  • キノコフスキー
ケロケロ湖にいる作曲家。
「いわいのメロディー」を作った。
彼の作曲活動を手伝うと、ケロケロ湖で強力な回復アイテムが買えるようになる。

最後のパレードに登場。取扱説明書では彼がゲーム紹介をしている。
とある場所で彼の願い事を見ることができる。内容は「兄さんの役に立ちたい」
これだけなら「誰の弟(妹)の願いなのかわからない」という反論もあるだろうが、
英語版では内容こそ異なるものの「I wannabe a great plumber like my brother Mario.」(訳:マリオ兄さんみたいな偉大な配管工になりたい)となっており、
ほぼ間違いなくルイージの願いである事がわかる。

ヨースター島でかけっこをしている。ご存じ、でっていう。
アイテム「ヨッシーのクッキー」を使うと戦闘中にも登場する。

本筋とは関わりが薄いのだが、パッケージにパーティーメンバーの5人と共に並んでいることをよくツッコまれる。そのせいか、リメイク版のパッケージでは削除された

原作では『スーパーマリオワールド』の頃のSEが鳴き声として使われていたが、リメイク版では『ヨッシーストーリー』以降の作品と同じく戸高一生氏のボイスに差し替えられている。

  • ワッシー
グラサンとトゲ首輪をつけた、ガラの悪いヨッシー族。かけっこが速い。
「大人数でかけっこをする事が楽しみ」なヨッシー一族では異端である一騎打ち至上主義者であり、実際に島一番の早さでもある。
とはいえ不正を働いたりはせず、勝った際も「まだまだだな」とは言うが相手を嘲笑ったりはしない。
悪事自体もクッキーを巻き上げる為に弱い奴を狙ったりする程度であり、侮っていた相手に負けた際は素直にその事を認めるなど、ちょっとヤンチャではあるが極悪人とは言えない。
他のヨッシー達も「かけっこを皆で楽しめない」と不満を口にはするがワッシーが早い事は素直に認めており、仲間はずれにはしていない。
エンディングでも彼の隠しきれてない善性が見られる。
なお、ふとましくてお宝大好きな彼そいつの相棒のヒョロ長い長身の彼とは特に関係は無い。いずれ共演して欲しいものである。
上述のようにリメイク版ではヨッシー達の声は戸高氏のボイスに差し替えられたが、彼のみは原作でのマリオワールド時のヨッシーのSEを加工したものが引き続き使用されている。そのため、話しかけた時の声が若干浮いた感じとなってしまっている。

  • ガロ
マシュマロの国の銅像職人。
マルガリータの陰謀を暴くため、「弟をたずねて四千里」という傑作を制作する。

  • ヒノピオ
バーレル火山の奥で「ヒノマート」なるお店を経営している。
見た目はちょっと怖いけど(ついでにオネエキャラだけど)いい人。

お馴染み緑の勇者。ローズタウンの宿屋で寝ている。
話しかけるとあの効果音を鳴らす。

お馴染み銀河最強の戦士。キノコ城の客室でパワードスーツのまま寝ている。
「オモロイド…。」

  • ゲームをする子供
キノコ城の宿屋でゲームをしている。
話しかけると、やられちゃったと八つ当たりされるが、
しばらくすると「ばくれつカブトムシ」を売ってくれる。
リメイク版によると、このゲームはブッキーから100コインで買った中古ソフトということが明らかになった。
このガキ買値の5倍の値段で転売しやがった…

★個性溢れる敵キャラクター

中ボス

最初のボス。
フィールドには1体しかいないが、戦闘画面では何故か2体も登場。
マリオ1人で相手をすることになるので、けっこうてごわい。
このキャラの「なにかんがえてるの」で見れるメッセージは通常プレイでは確認できず、ファミ通の攻略本にのみ掲載されていたがSwitch版では正規の手段で確認できるように。
ハンマーバラバラ。

紫色のどろぼうのワニ。
一人称は「ミー」。マリオたちを「アミーゴ」と呼ぶ。
2回も戦い、最終的にクッパ城(2回目)でアイテムを売ってくれる。デレ疑惑あり。
あやしいキノコ。

大喰らいな黄色いカイブツ。
山下清な口調で喋る。
二回目の戦いでは食べた味方のコピーを生み出すんだな〜
マリオはざらざらしてしょっぱいんだな〜

  • ぺパット
語尾に「ゲス」をつける爆弾魔。
某攻略本にはカジオー軍団の一人……という記述があるが、ゲーム中でそれを示す描写は特に無く、戦闘BGMも通常ボスのものである。
爆弾で有名になるために上京してきており、マリオ達を倒して有名になろうとしてバトルを挑んでくる。
出現タイミング的に大変ややこしいがカジオー軍団の一員でもなければ、炭鉱の落盤事故の主犯ということもなく、たまたまそこにいただけである。
非常にHPが高いが、FPは魔法1回で切れるほど低い。
すなあらし。

ブッキータワーの7代目当主で、ブッカーという、文字通りの部下を引き連れている。
ツラがWの人にどことなく似ているけど、とくに関係は無い……はず。
一人称は「ボキ」。言葉遣いが独特で、マリオを「たびのひと」と呼ぶ。
カブトムシが大好きで、カブト虫買い取りセンターの経営者は多分、彼。
ピーチと結婚しようとするが、「結婚」の意味を履き違えていた。
破天荒で自己中心的でどこか子供っぽいが、先代を大切にする一面も持っている。
ばくれつきかんしゃ。

ピエロの兄弟。ブッキータワーでなぜかマリオたちと戦う。
見た目にたがわず曲芸じみた合体技も使ってくる。
弟はとある場所でカジノを経営している。
キラリりゅうせいぐん。

メリーマリー村の結婚式場で突如暴れだした、ウェディングケーキ。
ストロベリーがケーキの上段で、ラズベリーが下段。
ストロベリーの倒し方はちょっと特殊。
ブッキーはこれを美味しくいただいて、晴れて結婚式を成功させた。
スイートソング。「オメデト~ゴザイマ~ス。」

  • たこつぼゲッソー
ちんぼつ船にいるイカの魔物。船を襲って沈めた張本人らしい。
マリオシリーズでおなじみのゲッソーだが、雑魚のゲッソーとは比べ物にならないくらい身体がデカい。
なぜたこつぼに入っているかは謎。戦闘中に出てくる足を数えると8本。ホントはタコなんじゃ…
こいつのあし共の恐怖攻撃は作中唯一の耐性無視。
かんけつせん。

海賊の長にして
スターピースをかけてちんぼつ船の最深部で戦う。
「サメはだきょうか」を使うと防御力がアップ。
さらに、部下のバンダナブルーが全滅すると、マリオとサシの勝負をすることになってしまう。
サシで勝負するとかなり強いが、マリオを戦闘不能にして放置するかバンダナブルーを1体以上残しておけば、サシの勝負は回避可能。
しかも経験値も多く貰える。
ダイヤモンドカッター。

モンスタウンの「ジャッキー道場」の師範。
ちっちゃいが強い。本作最強との声も多い。
3回も戦う。
強敵と書いて(とも)。
しょうげきだん。

ノムリッシュ。
出るゲームを間違えちゃった、ちょっと場違いな奴。
裏ボス的存在。
厚みのあるグラフィックに憧れている。
引き連れてくるクリスタルの猛攻がヤバい。
勝利後のBGMが……。
なおコイツのドットを打ったのは、まだ一介のスタッフだったノヴィラ=テティーダである。

  • クィーンフラワー
マシュマロの国への入国を防ぐため、トンダリヤが育てたパックンフラワー
さくらふぶき

  • キャサリン
マリオシリーズおなじみの敵。どういうわけか、マシュマロ宮殿にいる。
マルガリータの刺客だろうか。
熱いタマゴ。

マロの故郷であるマシュマロの国を、バーディ軍団を使い占領していたナゾの女性。
このゲーム一番の巨乳であり乳揺れ担当。鳥頭の下にも顔がある(というか、髪が鳥)。
戦闘ではマリオたちを色々なステータス異常にする技でガンガン攻めてくる。
カチカッチン。
マリオ達に倒された後は、なぜかブッキーと結婚する。

  • ドド
マルガリータの手下で、黒い鈍感な大鳥。だがコイツの羽は作中トップレベルの素早さ+20である、鈍感とは
ミニゲームの緊張感は異常。
れんぞくこうげき。

  • カイザードラゴン&ドラゴンゾンビ
ヒノマート」の先に住む、バーレル火山のヌシ。
「カイザードラゴン」を倒すと「ドラゴンゾンビ」となって復活する。
がんせきガラガラ。

  • カメザード
「キイイイイウッキイィィ!あの時の赤ん坊!?」
クッパ配下のカメック軍団筆頭。魔法担当。
カジオーに操られていたが、正気に戻った後は、コインが無限に湧く宝箱を召還してくれる(隣の部屋にいるクロコ涙目)。
「なにかんがえてるの」のメッセージによると、どうやら彼が
ヨッシーアイランドのベビークッパの守役だったようだ。
キングボムを召喚して自爆させると一切(カメザードが)行動できなくなる恐ろしいバグの使い手。

  • クリジェンヌ
クッパ配下のクリボー軍団筆頭。色仕掛け担当。
クッパとはぐれた後、モンスタウンで3匹の子供と共に店を経営している。

  • ノコヤン
クッパ軍団のノコ兵軍団筆頭。武術担当。
クッパとはぐれた後、モンスタウンでジャッキーの弟子になる。
ビートアタック。

●印象的なザコ敵

名前が秀逸すぎるザコ。容姿はアイツに似ている気もするが、フィクションです。
バーレル火山から登場する……のは、上位種の「バーレルコング」である。

ボスなのかどうかわからない、謎の敵。
BGMがボス戦のものであるにもかかわらず、不規則に現れて何回でも戦える。
絶対にFP切れ状態で勝負を挑まないように。

宝箱の罠。
ボスキャラ扱いではないが、「ボスより強い」と言われるほどの強敵揃い。
踏んで倒そう。

逃げ足の速いヤツ。
是非一度倒してみよう。

★カジオー軍団

  • ケンゾール
のボス。
ピョンピョンと非常に跳ねるヤツ。
ヘイパーを引き連れて挑んでくる。
RTAやTASで毎回存在を消される悲しい奴。
ほのおのかべ。

  • ユミンパ
のボス。
こちらのコマンドを封じる攻撃をする、非常に姑息なヤツ。
と思いきや自分もそのルールに従う、非常に律義なヤツ。
回復したい時にXボタンのアイテムを封印されたり、FP切れの時にアタック(通常攻撃)を封印されたりすると厄介。
マリオがジーノを助けるシーンは屈指の名場面。
ほうでんげんしょう。

のボス。
人質を取り星を奪う、非常に卑怯なヤツ。
出世のことをいつも考えている。
選択肢によっては長老をくすぐり攻めにするテクニシャン。
すいじょうきばくはつ

のボス。愛すべきバカ達。
「戦隊」「レンジャー」ということで、5人と巨大メカがいる。
てごわいけど、統率力はほとんどない。
ジャスティスブレイカ

オノレッド
リーダー……力尽きると、目が回ったと言い離脱する。
今ので目が回った…少し休ませてくれ。

オノブラック
力尽きると、サングラスが割れたと言い離脱。
買ったばかりのグラサンに、ヒビが入っちまったぜ!
だから、安物なンか買うなと言っただろう!!

オノイエロー
力尽きると、腹がへったと言い離脱。
はらがへって動けないでゴワス!!
さっき、カレーを食べただろうが!カレーを!!

オノグリーン
力尽きると、貧血と言い離脱。
私、ひんけつで倒れそうよ!!
お前は、運動不足なんだよ!運動不足!!

オノピンク
力尽きると、化粧が崩れたと言い離脱。
今ので、おけしょうがくずれちゃったわ!!私、おけしょうのノリが悪いのよ、も~~う!!
前から あつげしょうするなと言っているだろう!

オノフォース
巨大戦艦……必殺技「ジャスティスブレイカ」を撃ってくる。
マロの「なにかんがえてるの」を使うと、戦隊ヒーロー物のタブーに触れるセリフを聞ける。

  • ブーマー
終盤のクッパ城で登場。硬骨のサムライ。
シャンデリアに散る漢。でもホントは散ってない
決して阪急ブレーブスに在籍した外国人選手ではない。
つばめがえし。

  • カリバー
長剣のボス(二本目)。
冒頭でクッパ城に突き刺さった、例の巨大な剣である。
右目・左目・口が有るが、本体は剣の柄の先の小さな顔らしき部分。
目を攻撃して「メノ・バリアー」を解除すれば本体に攻撃が可能となる。
まともに戦うとかなりの強敵だが、ボスのくせに即死耐性がないので
本体に「ジーノカッター」のMAXダメージ9999を叩きこめるため、ある意味本作最弱のボスに成り下がっている。
明らかに設定ミスっぽいがリメイク版ではあえてなのか修正されていない。
コロナ。

「武器世界」の中盤で登場する巨大な時計(&ベル×2)。
時間(ターン)経過で様々な魔法を繰り出してくる。
きょうふのルーレット。

武器世界の終盤でやや唐突に登場する、アラビアン風な剣士&魔法使いの二人組。
片方を倒すと、もう片方が巨大なヘビ型モンスターと合体する。

  • コウジョウチョウ&ラスダーン
武器工場の責任者(?)と、彼が作り出した最終兵器。
責任者と最終兵器の割に、眠りやら沈黙やら恐怖が有効で、フルボッコ可能とか言ってはいけない。
キノコばり。

悪の元凶。
武器の王様で武器世界からマリオワールドを狙っていた。
高血圧に悩まされている。なのに癇癪持ち。
メガトンハンマー。

  • 真カジオー
カジオーの本当の姿。キモい。
自身のアタマを色々なカタチに作り変えて、さまざまな攻撃をしかけてくる。
ミルキりゅうせいぐん。

奥にもう1人いるとか言っちゃダメ
絶対に言っちゃダメ 


ちなみにこのゲーム後半ボスの経験値がやたら少ないのはバグ?が原因であり*3、設定上は
オノレンジャーは17→64、カリバーは34→67、ドルトリンク一行は40→107が本来の数値だったりする。
なおメビウスは最後に倒さないと経験値が増えず(コインももらえず)、マルガリータはドドを倒すと経験値が 減る

◆ワールドマップ

項目のある町とダンジョンは各項目を参照。

  • マリオの家
本作におけるマリオの一軒家。
キノピオからアイテムの使い方やバトルについてのチュートリアルを受ける事になるが前者は断るとキノコを1つ節約できる小ワザがある。
無料で回復できるもののローズタウンなど無料で回復できる町も少なくないため以降は寄る機会がなくなるが、だいぶ遠くの土地まで進んだらたまには懐かしの我が家に帰ってくるのもありかもしれない。
クッパ城の見える丘と繋がっているのもあり、歴代シリーズでもご近所レベルの近さで取扱説明書でもいつものやり取りで今回はあっという間とネタにされている。
ちなみにベッドの色は緑。(黄緑に近いけど)
あきらかに一人暮らし用の一軒家であるが、弟は一緒に住んでいないのだろうか…?

  • クッパ城の見える丘
詳細はクッパ城を参照。
マリオが序盤に再びクッパ城に行こうとすると橋が崩れ、以降はマリオの家側からはここまでしか行けなくなる。

最初のダンジョン。
お馴染みクリボー、防御力が高めのパタパタ、ジャンプ無効のトゲへいなどここで操作やバトルに慣れておこう。最後にハンマーブロスが待ち受ける。
途中でキノピオが何度か敵に襲われているため助けるといい事があるが、スルーすると…。

クロコとの追いかけっこを繰り広げるダンジョン。
途中でスターが入った宝箱を開けるとしばらく無敵になって触れた敵をバトルなしで経験値を獲得する事ができる。
全回復できるケロケロドリンクが入った宝箱がどこかに隠されている。

リフトで水辺を渡るダンジョン。
ヘイホーのパチンコは慣れないとガードが難しい。
出口手前で久しぶりにクッパが登場して軍団を率いるイベントが発生する。
無限に復活する宝箱があり、序盤の金策に使える場所でもある。

起伏が激しい短めのダンジョン。
ブッキータワーでスイッチを踏むとエリアが拡張される。
たびたび姿を現していたジュゲムと戦える数少ないダンジョンでもある。
リメイク版では岩影に隠れた場所にモンスター図鑑の記入代行をしてくれる謎の人が居る。モンスター図鑑を100%フルコンプして彼に話しかけると…

詳細はちんぼつ船を参照。
ちんぼつ船に向かうためのダンジョン。
水上にある渦に近づくと沈んで水の中を移動する事が可能。
スペールが初めて登場して買い物するとちんぼつ船について教えてくれる。

  • クラウンカジノ
詳細はクラウンブロスを参照。
クラウンブロスが経営するカジノ。
ビーンズバレーのどこかに入口があるがブリリアントカードがないと入れない。
ルーレットやブラックジャックに勝てばカエルコインを貰えるが効率が良いかといえば…。
リメイク版では昨今のギャンブル情勢を配慮して、ブラックジャックが別のゲームに変更されている。

◆その他

★Wiki内に項目のある用語など


◆余談

  • サントラ
本作のBGMが収録されたサントラが販売されている。
……が、現在はプレミア度が高く恐ろしい値段になっており、再販が望まれている。

  • BGM
本作の一部BGMは過去作のアレンジとなっている。
中にはマリオシリーズが出典じゃないものまであったり。
お花畑にて→スーパーマリオブラザーズ3・ステージ1「草原の国」
Super Pipe House(マリオの家)→スーパーマリオブラザーズ3・ステージ1「草原の国」+スーパーマリオブラザーズ地上BGM
対クッパ戦→スーパーマリオブラザーズ3・クッパ戦
土管からコンニチハ(パイプダンジョン)、オノレンジャー参上!→スーパーマリオブラザーズ・地下BGM
ねぇねぇジーノごっこしようよ→スーパーマリオワールド・地上BGM
Long Long ago→スーパーマリオブラザーズ・地上BGM
対クリスタラー戦→FF4・バトル2
クリスタラー戦での勝利→FF4・勝利のファンファーレ
クリスタラーの会話→FF4・プレリュード

中にはゲーム中一度しか聞けないものもある。
リメイク版ではサウンドプレイヤーで好きなだけ聞くことができる。

  • FFパロディ
開発にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が絡んでいる事から、クリスタラーを筆頭にFFに関連するネタがある。
クッパ城のクイズにも、不正解の選択肢としてFFのキャラクターが紛れ込んでいる。

Q.パイプダンジョンに入って最初に現れるモンスターは?

エクスデスとはFF5のラスボスである。
彼が雑魚モンスターだったら原作プレイヤーは腰を抜かすどころではなかっただろう。

Q.今回の冒険の敵は?

ケフカとはFF6のラスボスである。
彼がラスボスだったらマリオワールドは崩壊していただろう。勿論不正解。
つまりこの選択肢で唯一ラスボスでないのはルイージである…が、後に登場したスーパーディメーンをルイージと解釈するならば全員ラスボス経験があるという解釈もできる。

なお、前述した通りこのゲームが発売された後任天堂とスクウェアは険悪な関係となってしまい、スクウェアとのコラボゲームは10年後の『マリオバスケ 3on3』まで待つこととなってしまう。
・・・まさか、遥か20年以上も後にあるゲームFFの主人公及び同ラスボスとマリオ達が対峙する日が来るとは、この時点では誰も思わなかっただろう。
しかし未だに「この2名」との対面は果たされていない。

  • ゲームバランスについて
本作はほかのRPGと比べると難易度はそれほど高くはなく、人によってはかなりのヌルゲーである。
難易度の低さが唯一の欠点と言われるほど。

難易度を低くしている要因のひとつが、ピーチ姫の性能(特に回復技)が良すぎることである。
回復手段に乏しい序盤は苦戦し易いが、彼女の加入後は大半の回復アイテムがいらない子になってしまうレベル。
また、戦闘不能から HP満タンで 完全復活できる「ふっかつドリンク」が、多くのショップで5コインという低価格で販売されていることも挙げられる。
更に、一部の装備の性能が非常に高く「セーフティリング」「ひまんパタこうら」などの強装備を集めればほとんどの戦闘で無双できてしまう。
前述のピーチも、加入当初はお姫様らしい貧弱さが弱点となっているのだが、
異様に成長率が高いため、レベルが上がり装備が整ってくるとそれも解消されてしまう。

しかも、本作では全滅時のペナルティが「セーブポイントに戻されるだけ」と、無いに等しい。
そのうえ宝箱の中身が復活するという仕様なので、
(一応、裏技的な扱いではあるが)それを活用することで、ワザと全滅をくりかえし無限に経験値を稼げる場所が結構ある。

Switch版では各アイテムに所持上限が設定され、例えば「ふっかつドリンク」は6個、「こんぺいとう」は3個に。特定のアイテム頼りでごり押しといったことは難しくなった。
加えてオートセーブの採用により全滅経験値引き継ぎも無くなってしまったため、上記のレベル上げ手段は使えなくなった。
とはいえ合計での所持数は大きく増えていて、さらに初心者向けの「エンジョイモード」にすれば所持数制限が緩和されるため、難度がそこまで上昇したわけではない。

ただ、すいじょうきばくはつさくらふぶきジャスティスブレイカなど、ボス戦などで苦戦するポイントはちゃんと存在している。
キャラ育成もレベルUP時に好きなステータスを更に強化できるシステムな為、ある程度は自由にキャラ作り可能(キャラごとに向き不向きはあるが)。

コロコロコミック、学年誌共に本作を基にしたストーリーが連載されたが、前者連載ではあまりにも駆け足気味なストーリー進行となってしまい、マリオ達がヤリドヴィッヒを討伐した所で あっけなく物語が終了してしまった。 そしてその終わり方も残りの2ページでピーチ姫、ルイージ、ヨッシーが残りのスターピースを持ってきて終了というあんまりなラストであった。素通りで連載すらされなかったボンボン版のことを思えばまだ良い方…かも?*4
学年誌版も連載期間はかなり短かったが、こちらではラスボスであるカジオーもしっかり登場し、マリオ達がそのカジオーを討伐して完結という、コロコロ版と比べてまだまともな終わり方であった。
その後は大人の事情で本作は単行本に掲載できない所謂封印作品のような扱いになっていたが連載25周年記念の50巻~51巻と2023年4月に発売されたスペシャルセレクションで無事に収録された。























































ありゃ、みつかっちゃった。
項目を充実させたいのなら、追記・修正をしたほうが みのためよのためひとのため だよ。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • マリオ
  • スーパーマリオRPG
  • RPG
  • マリオRPG
  • SFC
  • Nintendo Switch
  • リメイク
  • 任天堂
  • スクウェア
  • 神ゲー
  • 神曲
  • 神BGM
  • SFCが4000円安くなるクーポン付き
  • メタネタ
  • 下村陽子
  • CM
  • ばっちいパンツ←買えるものとしてはおそらく最強防具
  • 爆裂カブトムシ
  • ぴかぴか石
  • こんぺいとう
  • スーパーマリオくん
  • クリ
  • じょわ~
  • マロ
  • ジーノ
  • なにかんがえてるの
  • サントラ絶賛高騰中
  • カジオー
  • マリオシリーズ
  • スーパーファミコン
  • ゲーム
  • パロディの嵐
  • コメント欄ログ化項目
  • 敵も味方も変な奴
  • 愛すべきバカ達
  • 濃すぎるキャラクター性
  • 名作
  • おまめクリクリ
  • 飲む打つ買う
  • 満足させますマリオです
  • 高級スイートホテル無断宿泊
  • スーパージャンプ100回
  • 1996年
  • 2023年
  • 戦う姫
  • 早く、行かんかい!

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月27日 18:54

*1 CESAの統計によると全世界で約214万本

*2 おそらくジョーカーを意識していると思われる

*3 倒したのに消えてないボスの経験値がなぜかカウントされていない

*4 ヨッシーアイランド編終了+64編開始の回にて1コマで打ち切りになった。「※すみません!マリオRPG編はゲームのみで楽しんでね!」