ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル

登録日:2019/09/19 (木) 04:47:46
更新日:2024/04/28 Sun 11:16:30
所要時間:約 18 分で読めます






頑張れー! あたしがちゃーんと、みんなのかっこいいところ見ててあげるからねー?



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル』とは『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物


ピンクの髪をツインテールにし、目を引く巨乳をした美少女。天馬の節3の日(2月3日)生まれ。第一部開始時点で18歳、154㎝。

貴族による共同体『レスター諸侯同盟』において、その運営方針を合議する円卓会議の議決権を持つ五大貴族の一角・ゴネリル公爵家の令嬢。『金鹿の学級』に所属。
同家はフォドラと敵対する隣国・パルミラとの国境に築かれた『フォドラの喉元』を擁する防衛の要を担い、同盟のみならず三国にとって重要な家と言える存在。
また、兄のホルストは同盟随一の武勇を誇る勇将で、パルミラを退けて名をあげている。しかし彼は『風花雪月』本編中には名前のみしか登場せず、参戦は『無双 風花雪月』からとなる。

フォドラ十傑のゴネリルからゴネリル家に代々受け継がれてきた『ゴネリルの小紋章』を身に宿す。

一人称は「あたし」。
二人称は、先生には「先生」(散策中だと「せーんせ!」と呼びかけてくることも)。同格の相手には「くん」か「ちゃん」、目上には「様」を名前に付けて呼ぶ。

制服は、細すぎるウエストが巨乳を強調しまくっている。おっぱいが非常に大きいこともあり、3Dモデルを見るとあり得ないくらいパツパツになっている。

趣味は雑談、装飾品作り。
好きなものはお洒落、おしゃべり、おねだり、歌、舞踊、色鮮やかな花。
嫌いなものは面倒なこと、疲れること、責任を負うこと、暑さ、寒さ。

そんな名家に生まれ優秀な兄を持つヒルダだが、かなりマイペースな性格。
甘え上手かつ、めんどくさがり屋*1な性格で、めんどくさい事はサボったり他人に任せたりするなどのことから、級長であるクロードには「典型的な貴族のお嬢様」と評されている。
ヒルダはクロードとは違う意味で悪知恵が回る方で、彼は「手札を充実させてから事にあたる」が、彼女は「目の前の厄介ごとをやり過ごす」ことに長けている。
両者が互いを評して曰く、「面倒を避けさせたら(起こさせたら)右に出るものなし」とか。

だからといって他人に面倒な事を押し付けるのはヒルダの好みではない。彼女が困っているのを相手が自主的に気付いて手伝ってくれるのが理想なのだという。
そのためそういう事が苦手なカスパルには最初から甘えはせず、彼しか近くにいないのであれば自分の事は自分でする。

こういう性格になったのは、兄のホルストを見て育ったから。
彼は凄く優秀な人物だが、それ故昔から周囲の人間に期待される事が多かった。
とはいえ、ホルストとて人間なので偶に失敗し期待に応えられない時もある。そんな時は必ず周囲の人間は「期待外れ」と言わんばかりの顔をするのだ。
ヒルダは兄の境遇に自分を重ね「自分なら耐えられない」と感じ、誰かに期待され、そしてそれに応えられず他人に失望されることを過度に恐れるようになったのだ。
またその兄が優秀すぎて両親もヒルダに期待はしなかった事と、家族が甘やかしすぎたのも原因である。

+ 兄のホルストについて
同盟領屈指の勇将として同盟はおろかフォドラ全土にその名を轟かせており、東の大国パルミラとの国境は彼の手によって守られていると言っても過言ではない。
その他にも
・「英雄の遺産」を使っているわけではなく紋章を宿しているとも語られない
・15歳の頃に、ヒルダを守るために木剣を手に魔物の群れを引きつけ、バルタザールとともに撃退してしまう
・士官学校在籍時にはほぼホルスト一人の活躍で金鹿の学級を鷲獅子戦勝利に導く
・「百戦無敗」の異名を誇るパルミラの猛将ナデルを幾度となく撃退する
・そんなナデルと戦場の外で引き合わされると意気投合、義兄弟の杯を交わす
・「レスターの格闘王」を自称する自信家のバルタザールを、ホルストを敵に回したらだと怯えさせる
等々その人間離れした武勇伝は枚挙にいとまがなく、カスパルの父であるベルグリーズ伯とともに、顔も出さずこの時点ではフルネームさえ判らなかったのに異様な存在感を放つモブ……というかモブ未満のキャラとしてプレイヤーの印象に残る。

ヒルダが期待を嫌うようになるほどの過剰な期待をかけられて育ちながらも、かつての同級生に慕われていたりと人格面にも優れ、かと思えば妹を溺愛し文通を欠かさないという愛嬌のある面も備えており、『FE』伝統のバカ兄貴とは一線を画している。「妹バカ」とは言えるかもしれないが……。

しかし、謎の体調不良で国境が危機に陥ったので助けに行ってみれば変なキノコを食べて食あたりになっているだけだったり、帝国ルートでは同盟の首都が陥落するとあっさり臣従したり*2と本当に強いのか?と疑問に思わせる描写も存在する。

同盟ルートの終盤ではそんな不安が的中、突如出現した謎の軍勢を食い止めるために出撃したホルストはラスボスでもある敵将に刃が立たず敗走、瀕死の重傷を負ってしまう。
しかしこのラスボス、配下を撃破して弱体化しないと難易度ノーマルですら攻撃94攻速51ルナティックエーデルガルトより遙かに強い。
こんなのと戦って生き延びたのか……と結局株を上げるホルストであった。

その後、『無双 風花雪月』にて満を持して『黄燎の章』限定のプレイアブルとして参戦し、容貌とフルネームも判明。
クラスはソードマスターで、紋章を持たないながらも非常に強力なユニットである。
ベルグリーズ伯との一騎打ちムービーも必見。

他人に「落胆させること」が怖くて今の人格になったことから判る様に、ヒルダは本質的には相手の事を考える面倒見の良い性格。
クロードは「後方支援で」という彼女の意向を堂々と無視して防衛隊に配置したり、最前線で奇襲をさせたりする。
からかう意図もなくはないです……が、やることはやりつつも深追いせず退けるときに退く彼女の性格を理解した上での采配でもある。
そのため帝国ルートでは最後までクロードの下で戦い続け、そして……。

父と兄に溺愛されて育てられてきたが、兄も彼女の怠惰な生活を容認している訳ではなく、
ある時彼女の将来を心配した兄はガルグ=マク大修道院に送り込む事で生活態度を変えさせようとしたため、ヒルダは士官学校へ通う事になったのだ。

渋々来る事になったヒルダだが、一応士官学校の生活を楽しむ気でいる。
ただ兄からは頻繁に手紙が届き、ヒルダはそれを面倒がりながらも、放置すると余計に面倒だからと返事を書いている。
完全に習慣になっており、『ヒーローズ』の世界に来て兄に手紙が届かないと分かっていながら兄に手紙を書いている。

1部(士官学校時代)の時点でいろいろ完成しているせいか、
2部(5年後)になっても多少大人びたくらいで身長も1cmも伸びてないほどに変化がない。その5年間も暇を持て余していたそうな。

黒鷲のヒューベルト、青獅子のドゥドゥーにあたる金鹿の副官ポジションにあたると言えばあたる。
級長クロードとの支援効果も副官同様の扱いで、命中・回避のほか威力にも補正が乗る。
本編中の会話においても無口な先生に代わりクロードの聞き手役として出番が多い。
また、上記の都合もあってクラシックモードでロストした場合は撤退扱いになるユニットでもある。
第二部の共通クエスト「物資調達」の受注も彼女から受けることになる。
しかしながら、彼女は別に忠臣キャラというわけではないのでスカウト*3が可能。
ただし黒鷲の場合、教会関係者のように
「デフォルトではスカウト不可、選択肢で教会ルートが確定するとそれ以降解禁(=帝国ルートは不可)」の扱い。それまでは何故か落とし物も返せない。ヒルダ「返して」
(厳密に言うと、教会関係者は自動加入だがヒルダはスカウトする必要がある)

演じる桑原氏は『FEif』にてエルフィオフェリアも演じている。

また、『聖戦の系譜』と『トラキア』に同じヒルダという女性が登場する。まあ、あちらは『風花雪月』で言うコルネリアのような悪役だが……。

教会ルートで未スカウトの場合再登場せず、ガルグ=マクの戦いの後の去就は不明となってしまう。第一部でロストすると、第二部開始前に病没したことがエピローグで語られる。
王国ルートで未スカウトの場合はグロンダーズの会戦で同盟軍の将として参戦し、この時点では撃破されても撤退扱いで死なない。
デアドラ救援戦で友軍ユニットとして登場する。



性能

成長率で一番高いのはHP・速さ・魅力の50%、次いで力の45。本人は後方を望んでいるがバリバリの前衛型である。
技能資質は槍・斧術が得意で、信仰と指揮が苦手。重装の才能を秘める。
技の成長率のみ30%と低いので武器や装備品、スキル、騎士団補正、連携・支援等でカバーしたいところ。
魅力が高いことから計略も使いやすいユニットだが、指揮が苦手なので強力な騎士団の配備が遅れがちになるのが難点。
また、せっかく飛兵の資格を取っても、指揮レベルがD以上に到達していないと騎士団を配備できない点にも注意が必要。

素直に得意技能の斧術を伸ばしていった場合、最終的にはウォーリアードラゴンナイト/ドラゴンマスターあたりを目指すことになる。
才能開花を活かすならアーマー系の兵種も選択肢になる。守備のボーナス目的で資格だけ取っておくのも有効。
某皇女じゃないが、力と守備の高さがモノを言う武闘大会で勝ち抜きやすくなる恩恵もある。
斧のほか槍も得意なので、ドラゴン狙いで飛行技能を鍛えているならペガサスナイトも比較的経由しやすい。
なお、自学級にいない期間のクラスの変遷は、貴族→戦士→ブリガンド→ウォーリアー(第2部)……と進む。

格闘術は得意でも不得意でもなく、能力的にも2回攻撃&高命中の籠手との噛み合いは悪くないのだが、女性ゆえに(DLCなしの場合)ブリガンド止まりなのが少々残念。
成長率・スキルともに優秀なグラップラーやウォーマスター等の上級職に就けないため、籠手をメインウェポンにするのは若干厳しい。
戦技「瞑想」目的で格闘術を鍛えるなら、実戦での運用は中級職の段階までに留め、不足分は指導と自習で地道に稼いでいくのも一考。

得意技能だけで取得できる兵種のうち、ネックである技成長率に補正が乗るクラスは初級職の兵士しかなく、成長率の数値以上に技がヘタれやすい。
育成ルート次第ではほとんどクラス補正が受けられないため、技に関しては吟味やドーピングで補強することも検討したい。
特に自学級のときや早期にスカウトした場合は指導回数に余裕があるため、剣や弓を鍛えて盗賊アーチャーの資格を取っておくのも手。
特にアーチャーのマスタースキル「命中+20」は命中に不安がある後衛志望の彼女にとっては非常に有用。
また、剣という武器種自体の命中が安定していることに加え、剣技能はファルコンナイトの資格取得を狙う際にも無駄にならない。
斧ではなく槍をメインに使っていく場合にはこちらのルートも有力。

紋章は戦技使用時、たまに相手は反撃不可の『ゴネリルの小紋章』*4
個人スキルは隣接する男性の味方の戦闘時、味方が敵に与えるダメージ+3する『おねだり』。

ヒルダの外伝を攻略することで英雄の遺産である魔斧『フライクーゲル』を手に入れることができる。
非常に強力な斧だが、彼女自身は「物騒で可愛くない斧」「よく見るとピクピク動いている部分があって生きてるみたいで気持ち悪い」と不満げ。
紋章一致で使える戦技「劫火」は威力+15・命中+20・力-5の効果。武器自体の威力も相まって高火力を出しやすく、ヒルダの弱点である命中も補える。帝国ルートではこれを引っ提げて現れるが、できれば戦闘は回避したい……。

ちなみにだが、黒魔法の経験を積むとサンダー、トロン、そしてサンダーストームを習得できる(他にサンダーストームを覚えるのはマヌエラとDLCのコンスタンツェのみである)。
『聖戦』のヒルダは炎使いの血筋で、戦闘ではボルガノンを使うが、残念ながら炎系は一切覚えない。
しかしフリージ家(雷系)に嫁いでいる人物でもあるため繋がり自体は感じなくもない。

余談だが前述の通り女性はウォーマスターになれない。
しかし王国編でヒルダをスカウトした場合のみ、19章で味方NPCとして登場するその代替は同盟将というモブユニットになるが、なんと彼女は今作唯一の女性ウォーマスターである。
スカウトしなかった場合ヒルダがウォーリアーとして登場するが、開発途中まで女性もウォーマスターになれた名残だろうか?
なお、同盟ルートの最終マップで登場するゴネリルのクラスはウォーマスターである。
ちなみに『無双』ではドラゴンナイトの道に進む。



セテスとの支援では怠け癖を遠回しに責められる。
以降逃げ出したくなるほど苦手意識を持ったが、そんな折セテスが童話を書いてヒルダに持ってくる。
厳格な印象だった人物が童話を書く、というギャップにセテスを見る目が変わっていき……。

カスパルとの支援では喧嘩っ早い彼に、「少しは見守る事も覚えたら」と助言する。
けれどやはり彼は我慢できず喧嘩をしてしまうが、以降ヒルダは彼の喧嘩を止める事はせず、カスパルはそれを不思議がる。
ヒルダが喧嘩を止めなかったのは「窮屈な常識に縛られないで自由でいてほしい」と自らの生き方からの考えであり、
カスパルはこの考え方を大いに賛同し、ヒルダはこんなに褒められた事はなかったかもと照れながらも喜ぶ。

フェルディナントとの支援では彼の『貴族の中の貴族』な性格を上手く利用し、適切な場面で頼る・ベタ褒めを駆使して怠惰に過ごした。

マリアンヌとの支援では無口で消極的かつ不器用な彼女を気に掛ける姿を見せており、支援を進める毎に親密な間柄が描写されていく。彼女とはペアエンドも可能。
なお、マリアンヌとは支援会話の他、グループ課題や食事、帝国ルートでの敵対時に専用会話が用意されている。

ドロテアとは、歌劇団の団員の引退後のセカンドキャリアについて「芸術センスを活かし装飾品の意匠を手掛けるのはどうか」といった意見を交わし合う。


台詞

  • クロードくん、楽しかったよ……ありがと……お先……にぃ……。
  • じゃあ、さっそく……。あたしの部屋まで来て欲しいなー。一人じゃできないこと、したいかなって……ダメ?
  • あたしがやるしかないみたいねー
  • みんなには幸せになってほしいけど、それよりまず、自分が幸せになりたいのよ。のんびり気軽に暮らしたいの。
  • 兄さんに手紙を書いてたんだー。届かないのはわかってるんだけど、もう習慣になっちゃっててー。
  • 兄さんを見てきたから知ってるんです。そんな時、周りがどんな反応をするか。
    勝手に期待して押しつけて、失敗するとがっかりした顔でこう言うんですよ。
    あーあ、期待外れだったなって。
    そういう時の兄さんは、すごくつらそうだった。
    ね、だからあたしには何も期待しないで。応えるつもりもありませんからー。
  • ……またそうやって。あたしに勝手な期待をして。
    でも、そんなふうにされたら……受け取るしかないじゃないですか……。
    ……でもー、一つだけ、条件をつけてもいいですか?
    先生の期待に応えるのは、これが最後です。これからは、あたしがやりたいって思ったことしかやりませんから!
    あたしが先生を支えたいと思う限りは、どんな苦労してでも支えますけどー。
    あたしのこと、大切にしなかったらー、その時は、わかりませんからね?
  • ふふ、では、謹んでお受けしてあげますか。
    この先もずーっと、あたしのこと見守って、想い続けてくれるって、信じてますからね。

  • お散歩? あ、見回りかー。もしかして特務機関って、見張りの兵も足りてないのー?
  • ねー、エクラ? あたしのこと、ただの怠け者って思ってるでしょー。半分は当たりだけど、半分はハズレ。
    怠けたいっていうのもあるんだけどー、誰かに期待されるのが重いのよねー。
    過大評価されて、期待されて、それにあたしが応えられなかったら、がっかりされちゃうわけじゃない? そういうの想像すると……怖くって。
    だけど、やっぱり逃げてばっかりじゃダメなのかなー。
    これからは、もっとやる気出して怠けないで頑張ってみるよ。あなたの役に立ちたいし、ね!
  • セフェランさんやベルナデッタちゃんもお祭りのお手伝いしてるんだー? 向こうも苦戦してそうだねー。
  • エクラさんの欲しいプレゼント、当ててみようかなー? ずばり、休暇が欲しい! ……違った?
  • マリアンヌちゃんって笑うと可愛いんだからさー。もっと自分を出していこうよ、ね?



あたし? ヒルダよー。

なんで呼ばれたのかわからないけど、面倒なことは他の人に頼んでねー?



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ヒーローズには2019年8月に参戦。イラストはNoy氏。
緑属性の斧使いであり、歩兵ユニット。

武器スキルは速さ+3がつく『フライクーゲル』
加えて自分が戦闘開始時、周囲2マス以内に自分より高い守備を持つ味方がいなければ、戦闘中、自分の攻撃、速さ+6。
もしくは周囲2マス以内の味方が戦闘開始時、その味方の守備が自分より高ければ戦闘中、その味方の攻撃、速さ+4する。

Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ+6される『攻撃速さの孤軍3』
Bスキルに戦闘中、敵の絶対追撃を無効、かつ、自分の追撃不可を無効にする『見切り・追撃効果3』
Cスキルにはターン開始時、自分を除く最も守備が高い味方の守備+6する『守備の開放3』

斧装備のキャラにしては複雑で扱いに難点はあるがハマると強い。
彼女の性格を表すかのように自分の守備より高い味方がいないと自分が強化して逆の場合は味方を強化する渋々と戦う、後衛望むような武器スキル。そんな彼女の守備は28とやや平均寄りで発動もしやすいかも。

攻撃は53とやや高い。
武器スキルと組み合わせて+12と原作で見せた彼女のパワーを拝見できる。当然のように速さ高い上に見切り・追撃効果のおかげで封じられる心配は無い。
とはいえ、魔防は低めでマムクートのみならず魔道相手は弱くなる。守備も固いとは言えないので一回の戦闘で倒す事を意識した方が戦いやすいだろう。

級長がネタバレ考慮なのか独自の専用武器を設定されているため、先生以外では初めて英雄の遺産を武器スキルとして持ってきたキャラである。

2022年8月のアップデートで風花雪月勢で最初の錬成武器に選ばれた。
「あんまり期待しないでよねー」と言った割りには級長達よりも突っ走った。
彼女が周囲一マス以内に味方がいない時でも戦闘中、攻撃、速さ+6が発動可能に。しかも与えるダメージに自分の速さ10%を加える大幅強化。
そして味方には戦闘開始時、味方の守備がヒルダより高い時か現在の各軍ターン(自軍ターンor敵軍ターン)で戦闘を行っていない時、戦闘中、その味方の攻撃、速さ、守備、魔防+4と敵は追撃不可
問答無用で追撃不可にする後方支援としては豪華。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減。
これでもかと味方と自分で両方得する効果になった。


「想いを集めて」では、自身のもの以外では主に総選挙クロードやマリアンヌのほか、バルタザールやマリスの個別シナリオで登場。
兄がいないのをいい事に博打に負けてはしょっちゅう金を借りに来るバルタザールにはこっちでもかなり手を焼いている。
バルタザールの翌月に登場したマリスのシナリオはその続きで、金を借りようとするバルタザールを止めた彼女に博打をやめさせられないか相談する。
同じように博打で金をスッている父を持つマリスからは「無理」との答えが返ってくるが、そう言うのには納得の理由があった。
こらそこ、中の人同士が小林さんちとか言わない!


ヒルダちゃんに何かご用ですかー? 

んんっ? 冬祭りのお手伝い……。やってはみるけど、期待しないでねー。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2020年12月には超英雄として冬祭りヒルダが参戦。☆4でも入手可能。イラストは羽公氏。
青属性の槍・重装ユニット。
アスク王国の冬祭りに召喚され、めんどくさがりつつもプレゼントを配っている。
フォドラでの冬祭りでは兄からのプレゼントを楽しみにしていたらしく、アスクの冬祭りを兄に見せれない事を残念がっていた。


武器スキルは『キャンディケイン+』
周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5。かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1。

Aスキルに周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、守備が周囲2マス以内の味方の人数×2+1だけ上昇する『攻撃守備の密集3』
Bスキルは偶数ターンの時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可となる『追撃隊形・偶数3』

ステータスもお得意の速さは若干減るが守備力は強化。
ヒルダ+重装の組み合わせは両方扱いやすく汎用性が高い事からスキル継承で環境に合った効果を駆使して戦闘可能。
比較的入手率も高めなだけあって超英雄で限界突破も簡単。
その弱点も通常版と似通るが機動力が低下、重装特攻の問題を背負うデメリット。


今日は海水浴気分のヒルダちゃん!

ほらほら、マリアンヌちゃんも可愛い水着を見てもらお?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年6月にはマリアンヌとの比翼英雄として水着姿で登場。イラストはニジハヤシ氏。
無属性の杖使いであり、飛行ユニット。
水着を恥ずかしがるマリアンヌと一緒に海水浴を楽しんでいる。
原作制服の時点で強すぎる自己主張をしていたおっぱいがその力をついに解放したイラスト。ヒルダほど主張は強くないが同じく存在感をもっていたマリアンヌと共に、10代としては発育の良すぎる巨乳を見事に披露している。
被弾絵は上記の通りヒルダがマリアンヌへの攻撃を全て庇っているという漢らしいイラスト。
ヒルダとはどういう女の子なのかこの一枚で分かる名イラストである。

武器スキルは杖は他の武器同様のダメージ計算になる『夏陰の霊杖』
周囲2マスの味方は、戦闘中、攻撃+6、戦闘中、敵の攻撃によりダメージを受けた時、奥義発動カウント変動量+1。
(同系統効果複数時、最大値適用)(この効果は受けたダメージが0の場合も発動する)
周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ+6。

補助スキルは対象を攻撃の50%回復(最低8)し、対象を自分と反対方向に1マス移動させる『プッシュ+』
対象か自分が、移動先の地形に侵入できない場合(移動先に味方や敵がいる場合を含む)は、移動しない。
(このスキル使用時の奥義発動カウント変動量は常に0、経験値、SPも入手できない)
(移動が発生する場合のみ、このスキルは移動系補助として扱う)

Aスキルは戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら攻撃、速さ+7、
その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージ『攻撃速さの渾身4』
Bスキルは敵は反撃不可『幻惑の杖3』
Cスキルには偶数ターン開始時、自分を除く周囲2マス以内の味方の【不利な状態異常】を解除、かつ、HP20回復する『快癒・偶数3』
【不利な状態異常】
「敵の次回行動終了まで」継続する効果全般。
(弱化、移動制限、パニック、反撃不可、相性激化、キャンセル等)


いつもみんなを引っ張ってくれるクロード君が大変そうだから、

あたしも頑張らなきゃな―って思ったのよ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2022年9月には風花雪月勢初の開花英雄で登場。イラストはエシュアル氏。
この月は無双風花雪月勢の初登場月であり、彼女もそれに合わせて無双の二年後の姿になっている。
珍しくやる気を出しているのが特徴。むしろ無双での金鹿ルートの地獄ぶりを知っていれば無理もないか。
更に大英雄戦では兄ホルストが登場するなど、彼女絡みが盛りだくさん。

斧・歩行ユニットという点では通常版と同じ。ステータスは通常版からHPのみ1だけ下がった以外は全て上回る。

武器スキルは奥義が発動しやすい。
戦闘開始時、周囲2マス以内に自分より高い守備を持つ味方がいない時、または、周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、自分の攻撃、速さ+6かつ戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減。さらに奥義発動時にはダメージに速さの(20+自分の奥義の発動カウントの最大値×10)%を上乗せ。
更に周囲2マス以内の味方が戦闘開始時、その味方の守備がスキル所持者より高い時またはスキル所持者が現在の各軍ターン(自軍ターンまたは敵軍ターン)で戦闘を行っていない時、戦闘中、その味方の攻撃、速さ、守備、魔防+3かつ戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを20%軽減の『劫火フライクーゲル』。

Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中攻撃速さを+7する『攻撃速さの孤軍4』。
Bスキルは速さが敵より高い時、受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを速さの差×4(最大40)%軽減し、自身へのキャンセル効果を無効にする『回避・拍節3』。
Cスキルは周囲2マス以内に味方がいる時、自身及びその味方の速さを+4する『速さの相互大紋章』。

劫火フライクーゲルの効果は通常版のフライクーゲルの錬成時の効果と似通っている。
ダメージの上乗せが大きくなるなど自身への強化のほうにウェイトを置いており、一方で他の味方への強化では敵に追撃不可を付与しなくなるなど弱化している。
武器スキルとBスキルで最大64%のダメージ軽減が可能で奥義が出しにくくなってしまうキャンセル効果も効かないので速さの遅い相手を攻めるのに有効。
ダメージ軽減を貫通される狙撃や滅殺などの奥義を持つ相手は総じて苦手。
速かろうと絶対追撃は逃れず、通常版の持つ見切り追撃効果での対策が消えた事で追撃を無効になる欠点が増えている。


追記・修正は誰かに甘えてからお願いします。

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最終更新:2024年04月28日 11:16

*1 実際、必殺発動セリフでもそうしたことを叫ぶときがある。

*2 ただしこれは被害を最小限にするためのクロードの根回しでもある。

*3 要求される技能・能力は斧術と魅力。

*4 30%の確率で反撃を封じる。