登録日：2019/10/06 Sun 21:42:46
更新日：2024/04/08 Mon 22:11:58
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KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-(キンプリSSS、スッスッス)とは、
キンプリ、
キンプラの続編にあたるアニメーション作品である。
●目次
【概要】
前々作・キンプリに続き前作・キンプラも大ヒットを記録。そして本作は１クールのテレビシリーズとして制作された。
そう、プリティーリズムが5年ぶりにテレビに帰ってきたのである。
そして前作でオバレの物語はひとまずの完結をみたため、本作はエーデルローズ新入生たちが物語の主人公となっている。
シンとタイガ以外のエーデルローズ生は3Dモデルが初披露となった。
また、2話以降のプリズムショーは全話が新曲。朝や夕方のプリティーシリーズを上回る豪華さとなった。
本作は3~5月に3話ごとにまとまった劇場編集版を公開し、その後4~6月に1話ずつのテレビ版を放送する変則的な放送スタイルとなった。
劇場編集版は週替わりでオマケ映像が付属。エンディングも専用のものとなっている。
もちろん恒例の応援上映も盛り上がりを見せた。
劇場編集版の公開スケジュールは以下の通り。
第I章 プロローグ×ユキノジョウ×タイガ
2019年3月2日公開。TV版の1~3話。
第II章 カケル×ジョージ×ミナト
3月23日公開。TV版の4~6話。
第III章 レオ×ユウ×アレク
4月13日公開。TV版の7~9話。
第IV章 ルヰ×シン×Unknown
5月4日公開。TV版の10~12話。
スタッフは、監督はおなじみの菱田正和氏。さらに、脚本家は青葉譲氏（監督の変名）のほか、プリリズに参加した坪田文氏、村上桃子氏や、初参加の白土夏海氏も参加。
そして、大のキンプリファンで知られ、キンプラでは出演も果たした現役JKアニメ監督・五城桜リルも絵コンテで参加している。ぶっちゃけ菱田かんとkうわなにをするやめろ
【ストーリー】
エーデルローズからプリズムキングカップに出場し、未来のプリズムスタァの片鱗をのぞかせた一条シンは、この春、華京院学園高等部に入学し、高校1年生となった。
Over The Rainbowのコウジ、ヒロ、カヅキはエーデルローズから独立し、新事務所を設立。
忙しい日々を送っていた。
そんな中、プリズムキングをヒロに奪われ、エーデルローズを目の敵とするシュワルツローズ・法月仁総帥は、プリズムキングに変わる新たな王を決める「PRISM.1」を提唱。
シュワルツローズVSエーデルローズの対抗戦を行うと発表する。
（テレビ東京公式サイトより引用）
【登場人物】
前作より1学年進級している。
エーデルローズ
エーデルローズ新入生 改め「セプテントリオン」
CV:寺島惇太
マイソング: プラトニックソード
11話の主役。そしてシリーズ通しての主人公といえば彼となるだろう。
前作でジャンプが飛べなくなるという苦難を乗り越えたが、本作ではそれを上回る悲劇が彼を襲う……。
CV:斉藤壮馬
マイソング:百花繚乱
2話の主役。
歌舞伎界のプリンセス。親の猛反対を押し切ってエーデルローズに入学した。
前作でシンにプリズムキングカップの出場権を譲った本当の理由が明かされる。
歌舞伎でもプリズムショーでも殻を破れない自分、そして太刀花家の逃れられない宿命に苦悩する。
主役回はどシリアスな一方、他の回では天然で世間知らずな面も見せた。
CV:畠中祐
マイソング:Fly in the sky
3話の主役。
カヅキに憧れてエーデルローズに入学した不良息子ブレイクダンサー。
実家は青森のりんご農家で、小学生の頃一時的に過ごしてきていた東京でカヅキ先輩と出会っていた。
その出会いからプリズムショーを始めるが、オバレ結成後のチャラチャラしたカヅキには怒り心頭で……！？
CV:八代拓
マイソング:Orange Flamingo
4話の主役。
総資産200兆円を誇る十王院財閥の御曹司であり高校生にして既に役員クラスのオタク。本名は一男。
本作では財閥の派閥争いに巻き込まれ、なんとマダガスカルに飛ばされてしまう。
大人の醜い権力闘争の中で育ってきた彼がプリズムショーを始めたきっかけとは――。
実は
とある女児アニメの
とある人物が好きなようだ。
CV:五十嵐雅
マイソング:Sailing!
6話の主役。
寮の料理担当。心はでっかい太平洋なみんなの兄貴分。いつも季節の食材を使った絶品料理を振舞ってくれる。
コウジのことを深く尊敬している。
実家は静岡の大家族で、民宿を営んでいる。
他の新入生に比べてプリズムショーの才能がないことに悩んでいたが……。
余談だが、家族のキャストは実際に静岡出身の声優で固められている。桃山みらいもいるよ！
CV:永塚拓馬
マイソング:Twinkle☆Twinkle
7話の主役。
男らしくなりたいと修行中の妹系男子。衣装担当。
フェミニンな彼が男らしさを求める理由には、ある悲しい過去があった……。華京院祭のミスコンをきっかけに自分を見つめ直す。
どこかで見たような見た目と声を持つ双子の姉、きらりとゆらりがいる。
CV:内田雄馬
マイソング:Shiny Stellar
8話の主役。
中二ネームを名乗る、生意気だけど素直ないとちゃんの弟。作曲担当。
実家については
レインボーライブを見てください。
PRISM.1を控えスランプ気味になり、気分転換に新入生のみんなで遠い島(多分沖縄)に行くことに。
そんな彼の悩みとは……。
新入生唯一のレインボーライブからの続投組として、彼のプリズムショーは必見。
Over The Rainbow
本作では出番は控えめ。後輩を時に見守り、時に導く。
CV:前野智昭
前作でプリズムキングとなった。
精神的にもすっかり安定し、よき先輩に。
彼がオバレで一番まともと言われる日が来るなんて、レインボーライブ当時に誰が想像しただろうか……。
CV:柿原徹也
悪魔的な作曲センスで人々を魅了する天才アーティスト。
1話でのプリズムジャンプでの寸劇では、スッポン鍋を用意したりと、いとちゃんとの夜の生活を露骨に連想させるもので、観客・視聴者をドン引きさせた。どうしてこんなことに……
CV:増田俊樹
ストリートのカリスマにして1200億浮かせた男。
人格者ぶりと人たらしぶりは相変わらず。
一方で福原あんと
森園わかなからは相変わらず逃げ続けている。
エーデルローズ寮
CV:
浪川大輔
エーデルローズの寮管理人にして元プリズムキング。前作でその濡れ衣のスキャンダルが晴らされた。
掃除から車の運転、指導まで料理以外はなんでもこなす。
彼にも憧れのスタァがいたようだが……？
CV:
関俊彦
エーデルローズ現主宰。
経営は下手だがプリズムショーを誰よりも強く愛する。
前作で借金を返済し、勢いに乗ってエーデルローズの新校舎を作るも……。
腹違いの兄である仁には、昔のように純粋な心を取り戻してほしいと思っている。
CV:宍戸留美
エーデルローズ敷地内にある教会のシスターにて元プリズムの使者。
前作終盤で記憶を取り戻し、本作までの期間に晴れて聖と婚約。
Dear Crownのプロデュース業にも復帰。あの髪型も復活している。
なにか得体の知れない不安を覚えているようだが……？
シュワルツローズ
CV:蒼井翔太
マイソング:I know Shangri-La
10話の主役。
謎多き美少年。前々作・前作での活躍は項目参照。
これまで不可解な行動が多かった彼だが、主役回ではその理由がついに明かされることに。その一途さには涙した者も多いことだろう。
さらに、10話から始まるIV章では、レインボーライブ・キンプリ世界はおろか、
オーロラドリーム・ディアマイフューチャー世界、さらに下手すれば
プリパラ世界・
プリチャン世界の根幹まで揺るがしかねない真実が明かされる……。
CV:武内駿輔
マイソング:survival dAnce 〜no no cry more〜 (TRFのカバー)
9話の主役。
プリズムショーの破壊者、暴君。前々作・前作での活躍は項目参照。
やたらイケボな母は元プロレスラーで現在はスナックを経営。父はおそらく海上自衛官と思われる。
彼がプリズムスタァを志した理由には黒川冷との出会いがあった。その初心に立ち返り、新たなショーを見せる。
CV:
杉田智和 歌:小林竜之
マイソング:JOKER KISS!
5話の主役。
The シャッフルのリーダー。
前作ではコメディリリーフとして登場した彼にもまさかの主役回が。
本名は本川則之で岡山の田舎出身。どんな手段を使っても勝とうとする仁に憧れスタァを志した。
PRISM.1にはとある事情からどん底の心情のまま挑むこととなり、さらにアクシデントにも見舞われるが！？
CV:小林竜之
前作では裏設定のみの存在だったがついに登場。
ジョージのゴーストシンガー。自らは表舞台に立つことを望んでいるが仁からは裏方に徹するよう命令されており、現状への不満と横柄なジョージへのイライラは募るばかり。
しかし、そんな彼もジョージの姿を見るうち、心情に変化が……。
- 御徒町ツルギ、五反田ココロ、鶯谷モンド、神田ミツバ
CV:橋本晃太朗、浦田わたる、長谷徳人、T.K.Hero
The シャッフルのバックメンバー。クローズアップはされないがそれぞれPRISM.1に出場した。
ジョージとは反りが合わない反面、エィスとは仲が良いようだ。
CV:
三木眞一郎
シュワルツローズ主宰。エーデルローズと聖への復讐を企む。
今度こそエーデルローズを潰そうとたくらみ、エーデルローズ周辺の土地を地上げし、その支援者である四谷信金に1000億の負債を抱えさせる。
その状況でPRISM.1を開催。エーデルローズが負ければ潰される状況に追い込む。
しかし、大会でのシュワルツローズ生の奮闘に心を揺り動かされる。
……彼もまた、親の愛を感じられずに育ち、性格に歪みを生じてしまった者のひとりである。
その他
CV:森久保祥太郎
初代ストリートのカリスマにして、現在はプリズムストーンの運営兼MC。
聖や仁とともに三強と呼ばれていた。
現役時にアレクと出会い、彼の憧れとなっていた。現在において再びアレクと対面し、あるアドバイスを伝える。
CV:遊佐浩二
十王院ホールディングス常務。財閥の反主流派である九曜会に所属し、十王院家を失脚させようと目論む。
仁とも協力し、プリズムショーでの不正・背信・隠蔽・謀略を行う。
本作では仁に代わって顔芸を担当。
CV:斎賀みつき
前作では回想のみに登場した謎の存在。どうやらシン、そしてルヰと深いかかわりがあるようだが……。
その正体はかつて響ワタルとして活動していた、男性型(M型)プリズムの使者。表舞台に立つという禁忌を犯したため世界滅亡の危機を招き、りんねに封印されるも、シンの深層意識に潜んでいた。
プリズムの煌めきを吸収し、復活。シンの身体を乗っ取り、前代未聞のプリズムショーを行う……。
【主題歌】
OP:Shiny Seven Stars!
落ち込んだときに聴きたい、元気が出る曲になっている。
劇場版ED:366LOVEダイアリー
テレビ版のEDはなんと1話ごとに異なる。レインボーライブのOPが途中までTRF祭りだったオマージュからか、TRFの名曲をその回の主役がカバーする。
2話ED:寒い夜だから…
3話ED:masquerade
4話ED:Unite! The Night!
5話ED:JOY
6話ED:LEGEND OF WIND
7話ED:Love & Peace Forever
8話ED:Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜
9話ED:Silver and Gold dance
10話ED:愛がもう少し欲しいよ
11話ED:BRAND NEW TOMORROW
12話ED:BOY MEETS GIRL
【余談】
本作の放送を記念し、レインボーライブがYoutubeで全話無料公開された。タダなのになぜ見ない！？
TV版の放送が迫る4月1日(エイプリルフール)、本作と『
ヒプノシスマイク』がコラボ。タイガ・カケル・アレクのストリート系スタァと、向こうの山田三兄弟が双方のTwitterアカウントでラップバトルを繰り広げた。
さらに劇場編集版に期間限定でコラボ動画が付属。
中には、当時小学生でプリリズをリアルタイム視聴し、成長しヒプマイファンとなり、今回のコラボでプリリズがスピンオフで今でも続いていることを知った者もいたとか。
TV版1話の放送に先立ち、特別企画「『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』30分でわかるキンプリ」が放送された。
内容はキンプリエリートの芸能人たちがキンプリを全く知らないサンシャイン池崎氏に内容をレクチャーするものだが、プリズムジャンプの予想で「超巨大化し太陽と月を鷲掴みし、盾として使う」など、非常に世界観が一致。「彼は実は記憶を失ったプリズムの使者なのでは……？」とも言われた。
その後、池崎氏は劇場編集版III章を鑑賞したり、TV版を(時にはリアタイで)視聴するなどし、感想ツイートでも非常に高い理解度を見せた。
2020年1月10日、シリーズおなじみの減価償却総集編+一部新作の映画『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー ベストテン』が公開された。
これまでのプリズムショーの中から投票で選ばれた1～10位がランキング形式で披露される。圏外だったものは週代わりのパート映像で一部見ることができる。
そして、シンが本編で披露できなかった、PRISM.1で本来やりたかった新曲プリズムショー、「ダイスキリフレイン」が初公開。
私は誓う！追記・修正することを！！
- プリリズ項目が増えて嬉しい。作成ありがとう！ -- 名無しさん (2019-10-06 23:29:22)
- OP映像で悲劇のヒロインみたいな拘束されてる○○○○の図が面白すぎる -- 名無しさん (2019-10-07 22:21:03)
- 特番はサンシャイン池崎は勿論寺島さんもノリノリでキンプリワールドにどっぷり状態だったのも面白かった。 -- 名無しさん (2019-10-29 11:48:07)
最終更新：2024年04月08日 22:11
