ゼンカイザー/五色田介人

登録日:2021/03/14 Sun 00:00:26
更新日:2024/02/08 Thu 21:26:18
所要時間:約 5 分で読めるよ!


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45 Z ちょあー! アカレンジャー アカレンジャー「お前、赤じゃないのか!?」 カラフル カルビのパワー スーパーゼンカイザー ゼンカイザー ゼンカイジュウギア ゼンリョクゼンカイキャノン ドラゴンシーザー ドラゴンゾード ドリル ピザすき焼き ラーメンのパワー レッドじゃないリーダー レッドじゃない戦隊の主人公 ロングランス 世界初 主人公 五色田介人 全力全開 天真爛漫 恐竜戦隊ジュウレンジャー 愛すべきバカ 戦隊個別 本編より先に立った項目 機界戦隊ゼンカイジャー 歴代ホワイト 焼きそば派 片想いのパワー 生ゴミパワー 神にジャンケンで勝った男 秘密のパワー 秘密のパワーアップ 秘密戦隊ゴレンジャー 結構暗い過去持ち 駒木根葵汰 高田将司 黄金の精神



俺は世界初の、何かでっかいことがしたいんだ!

結果出すまで、全力全開だ~!


五色田介人(ごしきだかいと)とは、スーパー戦隊シリーズ第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』の登場人物である。


演:駒木根葵汰

キャラクターソング:「はじめてにBANZAI!」



概要

本作の主人公。ゼンカイザーに変身するゼンカイジャーのリーダー格。
祖母の五色田ヤツデが営む駄菓子屋カフェ「カラフル」を手伝って暮らす*1傍ら、「世界初」を目指して様々なチャレンジに精を出すごく普通の青年だったが、ある日、キカイトピア王朝トジテンドの襲撃を受ける。
それと同時に、カラフルに隠されていた父母の秘密基地の存在を知り、更にゼンカイジャーへの変身アイテムをセッちゃんから託された。
以降、仲間を集めながらトジテンドに立ち向かう闘いの日々を送ることになる。

人物像

一人称は「俺」。2000(平成12)年12月12日生まれ、星座はいて座。
第39カイ!に誕生日を迎え、21歳になった。

普段は何処かマイペースで天真爛漫な性格だが、情熱に目覚めてスイッチが入ると向こう見ずな熱血漢になる。
程度が大きいことには「○○全開!」と表現する。
上記の通り兎に角「世界初」に拘っており、周囲も巻き込んで様々な企画を考えており、常に慌ただしく動き回っている。
但し、第1カイ!で東京スカイツリーからのバンジージャンプを試みる*2等、内容によってはコンプライアンスや安全基準等の問題で止められ未遂に終わる物もある。また、世界初と言っても傍から見るとただの物々交換にしか見えないものも含んでいる等視点はやや独特で、全体的に良くも悪くも少年のような純粋かつ柔軟で真っ直ぐな心を持っている。
実際、映画では「ピザすき焼き」なる新メニューを即興で思い浮かべるような発想力も見せている。
人懐っこくて先入観や偏見とは無縁の人物でもあり、キカイノイド達が人間界に来た際にも、最初に多少驚いてはいたものの、直ぐにその手を取りに行く等見た目だけで人を判断することのない分け隔てない心も持つ。
揃いも揃って曲者しかいないキカイノイド達が一丸となって戦えているのは、その思考や行動を決して否定せず、温かく受け入れる介人の懐の深さあってこそのものと言っても過言ではない。

その一方で、身勝手に人を傷つけて平和を踏みにじる悪党には怒りを燃やし、躊躇うことなく立ち向かう勇敢さと熱さも併せ持つ。
また、「氷河期」の意味を知らない等教養面は傍から見るとかなり心配なレベル。

上記の口癖の他にも攻撃の際などに「ちょあー!」「ちょわー!」といった独特な掛け声を叫ぶ癖があり、ステイシーがある事情から介人のモノマネをした際にも同じ掛け声を上げていた事から作中でも介人独自の特徴として認識されている模様。第26カイ!を見る限り、この掛け声はどうやら美都子譲りらしい。
玩具版ギアトジンガーの「ステイシーモード」でもバッチリ再現されている。

トジテンドを倒し、最終カイ!にて神と対峙。
これまでの戦いの記憶と仲間の想いを武器に戦い、最終的にジャンケンで神に勝利
全ての世界を解放させた後は、キカイノイドの仲間達やセッちゃんと共に異世界を巡る旅に出た。



周辺人物

  • 祖母:五色田ヤツデ
演:榊原郁恵
駄菓子屋カフェ・カラフルを営む介人の現在の同居相手兼雇い主。
介人からは「ヤっちゃん」と呼ばれている。
孫同様に明るい性格で、店にやって来るキカイノイドの子供達にも気さくに接するフレンドリーさは介人にも受け継がれている。
但し、還暦前後の年齢もあって流石に孫程のバイタリティは無い模様。また息子や孫の生年から、彼らとの年齢差は20歳ずつと思われる。

  • 父親:五色田功
  • 母親:五色田美都子
演:川岡大次郎(父)、甲斐まり恵(母)
介人は「父ちゃん、母ちゃん」と呼ぶ。ともに1980年生まれ。
両者ともに博士号を持つ科学者で、「並行世界」について研究していた。
その過程でセッちゃんやゼンカイジャーの変身アイテムを造ったが、2011年2月20日から行方不明になっている*4
2人とも決して諦めない根気強さの持ち主であり、それを語った「結果出すまで全力全開」「失敗も挽回!何回もトライ!」という言葉は、今でも介人の胸に刻まれている。
長らく消息不明だったが、後にトジテンドパレスにて監禁されていることが判明。
コールドスリープ下にあり、言葉を発する等自発的に意思表示する力を失っていたが、発見したステイシーが全力全開でゼンカイザーの名乗りを完コピしたことによって彼が立ち去った後一時的に覚醒。
セッちゃんにゼンカイジュウギアの設計データを送信し、逆転のきっかけとなった。
更にその後、ステイシーに手によって美都子博士が覚醒し、トジテンドパレスから脱走。第48カイ!においてスシトピアで板前修行(?)していたことが判明した。
一方、残された功博士はイジルデに目をつけられてしまい

この二人と似たような顔の人が平成ライダーの協力者だった。


ゼンカイザー



チェンジ全開!!

45バーン!

(♪♪♪)バンバーン!(♪♪♪)バンバーン!

ハァッ!!

ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!!!!

ゼ―――ンカイザ―――!

秘密のパワー!ゼンカイザー!


画像出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第1カイ!『キカイ世界はキキカイカイ!』より、(2021年3月7日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG



【身長】190cm
【体重】90㎏
【スピード】100km/h
【パワー】1500馬力

スーツアクター:高田将司

五色田介人がギアトリンガーと「センタイギア45 ゼンカイザー」で変身した姿。外見モチーフはアカレンジャー
ベースカラーは白で、中央に赤く太いラインが入っている他、両脇から両太腿にかけて桃・青・緑・黄のラインが伸びている。
胸部から両肩にかけては金のプロテクターを装着しており、中央部にはゼンカイジャーのシンボルが彫られ、その背部から短い白いマントがある。
顔はアカレンジャーを彷彿とさせる青い複眼を持つと同時に、スーパー戦隊シリーズのシンボルともいえる金のV字が角や触角のようにあり、まるで仮面ライダーにも見える。*5
また、白をベースに4色カラーな色合いから元祖ホワイトリーダービッグワンも意識していると思われる。
額にはギアの番号である「45」が書かれている。*6
アカレンジャー由来と思われる立った襟が特徴。良くも悪くもスーパーヒーロー然とした外見であることに異論を挟む余地はないだろう。

初期メンバーでは唯一人間が変身した姿であり、第30カイ!にて、ゼンリョクゼンカイキャノンをハカイザーから奪い取るまでは、他の面々のような個別武器は持っていなかった。
また本作ではキカイノイドの4人が巨大戦をそのまま担当する関係上、当初はゼンリョクゼンカイキャノンが変形した巨大戦闘機・ゼンリョクイーグルが登場するまではスーパー戦隊ヒーローには珍しく自分が乗る専用メカが存在しなかった。*7
戦闘ではチームを先導するセンターパフォーマンスで戦い、どんなピンチでも諦めず全力全開で逆転を導く奇跡の戦士。

当初はレッドにする予定であったが、ジュランをレッドにしたことから白をベースに真ん中の赤成分を多くした。
アカレンジャーのデザインには存在しなかったのぞき穴がデザインの意匠として成立しており、その名乗りもアカレンジャーの後期の名乗りをモチーフとしている。

ゼンリョクゼンカイキャノン


音声:銀河万丈、レニー・ハート

五色田博士夫婦が開発した銃型アイテム。
詳しくは個別項目参照。


  • ゼンカイフィニッシュバスター

ヒーロー! スーパーゼンカイタイム!!

(♪♪♪)ゴッゴー!(♪♪♪)バンバーン!

ダイゼンカイ!!

ギアトリンガーで発動する必殺技。
高出力の光弾を放ち、続けて具現化した巨大なゼンカイジャーのロゴマークで頭上から敵を叩き潰して粉砕する。仲間と同時に撃つとその威力はかさ増しされる。因みにメイン変身アイテムの必殺技であり、初期からずっと使用し続けているが、本編では撃破率100%を叩き出した近年では珍しい技でもある。

センタイギアの力

  • 野生解放
動物戦隊ジュウオウジャーの力をイメージした「センタイギア40 ジュウオウジャー」で発動する。
マントの下からジュウオウイーグルの羽を生やして飛行し、猛スピードで敵を攪乱する。
ジュウオウジャーとは「5人中4人が非人間」という繋がりがある。
うおー!?飛んだぁー!?

  • ゴーグルリボン
大戦隊ゴーグルファイブの力をイメージした「センタイギア06 ゴーグルファイブ」で発動。
白いリボンで敵を翻弄し、結び付けた敵を電撃で攻撃する。
第2カイでゼンカイジュランと同時使用、縄跳び遊び戦法でキノコワルドを攻撃した。

  • 超忍法・影の舞
忍風戦隊ハリケンジャーの力をイメージした「センタイギア26 ハリケンジャー」で発動。
その名の通り、ハリケンジャーの実際に使った技をその場にいるゼンカイジャー全員で使用する。
厳密には、ゼンカイザーが発動した効果を他メンバーに付加したというべきか。
超忍法、影の舞!

  • 連結突撃
烈車戦隊トッキュウジャーの力をイメージした「センタイギア38 トッキュウジャー」で発動。
仲間達で電車ごっこのように連結し、そのまま高速で敵に体当たりする。
厳密には、先述の影の舞と同様、ゼンカイザーが発動した効果を他メンバーに付加したもの。
出発、進行ー!

  • ダイレンロッド
五星戦隊ダイレンジャーの力をイメージした「センタイギア17 ダイレンジャー」で発動。
ダイレンジャーが実際に使っていた武器であるダイレンロッドを召喚する。
ゼンカイザーが使用するロッドの先端にはリュウレンジャー用の薙刀状のヤイバー(刃部)が施されている。
これまたゼンカイザーが発動した効果を他メンバーに付加したもので、5人で一斉に囲んで棒で叩きのめす。
ちょわー!

  • 究極のラッキー
宇宙戦隊キュウレンジャーをイメージした「センタイギア41 キュウレンジャー」で発動。
原典の主人公ばりの幸運を「ヨッシャラッキー!!」と引き起こす。
作中では「うっかりゼンカイザーギアとキュウレンジャーギアを間違え、気付かずに撃った弾が近くの消火栓に当たって水が吹き出し、そのまま吹き飛ばされ、偶然にも風船が身体に絡まり上空まで浮かび上がり、何故か飛んできたカラスが激突!丁度下で戦っていたゼンカイジャー達のもとに着地する」というラッキーを引き起こした。
なおこのカラスと称するやたら手抜きデザインの生物、頭頂部が赤いのでどう見てもクマゲラである…またキツツキか。

  • ディーノスラッシュ
騎士竜戦隊リュウソウジャーをイメージした「センタイギア43 リュウソウジャー」で発動。
リュウソウケンを召喚し、原典の技を繰り出す。ケボーンも鳴るよ!
リュウソウジャー公式Twitter「本物のケボーンは回転寿司のレーンをリュウソウケンなどで破壊せずアスナさんが寿司ネタを全てきっちり食べ切った後に素手でレーンごと破壊します。」

  • 消え身の術
忍者戦隊カクレンジャーをイメージした「センタイギア18 カクレンジャー」で発動。
忍術を発動し、敵の眼前からドロンと逃亡する。
これまたゼンカイザーが発動した効果を他メンバーにも付加したもの。

  • ゼンカイジャーハリケーン:消しゴム
秘密戦隊ゴレンジャーをイメージした「センタイギア01 ゴレンジャー」で発動。
ゴレンジャーハリケーンと同じ要領で爆弾をパスし、最後にゼンカイザーがキックすることで敵の苦手なものに変えて突撃させる。もう消しゴム程度じゃ驚かんぞ。
これまたゼンカイザーが発動した効果を全員で共有したもの。

  • キラメイ魔進
魔進戦隊キラメイジャーをイメージした「センタイギア44 キラメイジャー」で発動。
「ひらめキーング!」の掛け声とともにギアトリンガーからミニサイズのキラメイ魔進を撃ち出す。

  • デンジパンチ
電子戦隊デンジマンをイメージした「センタイギア04 デンジマン」で発動。
両手にグローブを装着してデンジパンチを繰り出す。
戦いの海はキバで漕げ!ハハハ!

  • サーフィン
電磁戦隊メガレンジャーをイメージした「センタイギア21 メガレンジャー」で発動。
サイバースライダー…ではなくジュランの投げたジュランシールドに乗って空中遊泳ができる。

  • 天装術
天装戦隊ゴセイジャーをイメージした「センタイギア34 ゴセイジャー」で発動。
テンソウダーとゴセイカードを召喚して天装術を発動できる。
劇中ではウィンドライブカードを発動し、オニゴッコワルドにより鬼にされた人々を上空に吹き飛ばした。

  • ターボ
高速戦隊ターボレンジャーをイメージした「センタイギア13 ターボレンジャー」で発動。
ターボ能力を付加してスピードをアップする。「あれ? そんな技あったかチュン?」
劇中ではカタツムリワルドの能力でスローになってしまったジュラン、マジーヌ、ゾックスを元に戻したほか、その後ゼンカイザー自身に能力を付加してカタツムリワルドのスロー攻撃を打ち消すのに使用した。

  • ファルコンセイバー
超獣戦隊ライブマンをイメージした「センタイギア12 ライブマン」で発動。
レッドファルコンの剣、ファルコンセイバーを召喚し捨て身の剣技を繰り出す。
青春爆発!ファイヤー!!

  • ダンス
バトルフィーバーJをイメージした「センタイギア03 バトルフィーバーJ」で発動。
世界各国のダンスを踊る。というか、体が勝手に踊ってしまう。
劇中では決闘相手のツーカイザーが「ダンスなら負けねえ」と豪語し踊り出したため、ダンス対決となった。

  • オーラパワー
光戦隊マスクマンをイメージした「センタイギア11 マスクマン」で発動。
オーラパワーを宿し、空中に浮いて座禅が組める。
劇中ではステイシーの作戦を破るため、巨大ツーカイザーの攻撃を食らった(と思わせた)際に使用した。

  • 理科の知識
地球戦隊ファイブマンをイメージした「センタイギア14 ファイブマン」で発動。
ファイブレッドの変身者にして、理科の教師である星川学の科学の知識を得られる。
劇中ではジシャクワルド戦で使用し、相手の弱点が炎だと見破った。介人が…賢い!?

  • バルカンボール
太陽戦隊サンバルカンをイメージした「センタイギア05 サンバルカン」で発動。
サンバルカンの武器であるサンバルカンボールを敵に向けてキックする。
劇中ではトウメイワルド戦で使用。透明化されたクダックに対し、マジーヌが地面から五寸釘を生やして炙り出したところをボールで一掃した。
その後第24カイ!では、バカンスワルド達とビーチバレーをする際に使用された。
ちなみにサンバルカン本編では、ヤツデの演者の持ち歌が挿入歌として使われたことがあった
アターック!

鳥人戦隊ジェットマンをイメージした「センタイギア15 ジェットマン」で発動。
その効果は何と本家ジェットマンの最終回、その中の結婚式~が引ったくりに刺されるシーンをそのまま再現するというひときわトンチキなもの。
その中でゼンカイザーは変身後の姿のまま、原典の主人公ことを演じていた。
みんな…幸せ全開だよ!

  • 火炎剣烈火
仮面ライダーセイバーをイメージした「ライダーギア令和02 仮面ライダーセイバー」で発動。
聖剣・火炎剣烈火を召喚し、火炎十字斬を発動できる。
物語の結末は、俺が決める!

  • マグマギャラクシー
電撃戦隊チェンジマンをイメージした「センタイギア09 チェンジマン」で発動。
チェンジグリフォンの必殺技である、グリフォンマグマギャラクシーを発動できる。

  • バベルアタック
恐竜戦隊ジュウレンジャーをイメージした「センタイギア16 ジュウレンジャー」で発動。
やぐらを組み、ジュウレンジャーの必殺技であるバベルアタックを発射する。
冒険してラッパピーヤ!!

  • バラ・フィナーレ
科学戦隊ダイナマンをイメージした「センタイギア07 ダイナマン」で発動。
バラを投げつけてダイナピンクのバラ・フィナーレを発動できる。

  • サンバ
獣電戦隊キョウリュウジャーをイメージした「センタイギア37 キョウリュウジャー」で発動。
サンバのリズムで敵を攻撃する。

  • トマト
鳥人戦隊ジェットマンをイメージした「センタイギア15 ジェットマン」で発動。
以前に使用したことがあるギアだが、こちらはイエローオウルのみが登場し、敵にトマトを投げつけるという効果。
劇中ではメンワルドをパスタ派に見立てることで、そば派とうどん派に分かれていたジュラン達を再団結させた。
ちょっと何言ってるかわからない。

  • 融合
警察戦隊パトレンジャーをイメージした「センタイギア42 パトレンジャー」で発動。
スピンオフで一度使用したことのあるギアだが、今回は通常版(金色)のギア。
こちらではパトレンU号の力を宿し、対象物を融合させるという効果。
劇中ではコタツワルドの能力で生み出された介人たち4人のコタツを1つにし、遠くへ運搬できるようにした。

  • ドンモモタロウ&エンヤライドン
ゼンカイジャーに続く46番目のスーパー戦隊『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』をイメージした「センタイギア46 ドンブラザーズ」で発動。
エンヤライドンに乗ったドンモモタロウ本人が登場し、ゼンカイジャーと共闘する。
劇中では巨大戦であるダイコタツワルド戦まで居座り、ジュランティラノとエンヤライドンによる世代を超えた合体をも披露した。
(ツーカイザー曰く「やたら長居する幻影」

  • 幻相鉄線
五星戦隊ダイレンジャーをイメージした「センタイギア17 ダイレンジャー」で発動。
以前に使用したことのあるギアだが、こちらはシシレンジャーのみが登場し、幻影で作った相鉄線を召喚できるという効果。
劇中では戦闘から離脱するのに使用した。

  • フィードバックセミシグレ
科学戦隊ダイナマンをイメージした「センタイギア07 ダイナマン」で発動。
以前に使用したことのあるギアだが、こちらではダイナマンの発明品「フィードバックセミシグレ」を召喚し、敵の音波攻撃を無効化するという効果。
劇中ではコウモリワルドへの対策として使用した。*8

  • モヂカラ
侍戦隊シンケンジャーをイメージした「センタイギア33 シンケンジャー」で発動。
モヂカラを発動し、ショドウフォンで書いた文字の効果を得られる。
劇中ではセッちゃんに「大」の文字を使用し、ゲゲと同等まで巨大化させた。

  • イタダキストライク
快盗戦隊ルパンレンジャーをイメージした「センタイギア42 ルパンレンジャー」で発動。
ルパンレンジャーの必殺技であるイタダキストライクを発射する。
アデュー!

  • イチゲキストライク
警察戦隊パトレンジャーをイメージした「センタイギア42 パトレンジャー」で発動。
厳密にはゼンカイザーではなくスピンオフ限定の番外戦士・ゼンカイレッドが使用した。*9
パトレンジャーの必殺技であるイチゲキストライクを発射する。
上記のイタダキストライクと同時に撃つことで更なる威力が得られる。
任務完了!

  • 強制死亡フラグ
非公認戦隊アキバレンジャーをイメージした「センタイギア非 アキバレンジャー」で発動。
メタの力で敵の死亡フラグを成立させて撃滅する。
痛さは強さ全開!

  • ゴレンジャーハリケーン・食いしん坊
秘密戦隊ゴレンジャーをイメージした「センタイギア01 ゴレンジャー」で発動。
TV本編と同じ技を発動するが、こちらは食いしん坊代表としてもえのあずき女氏を召喚するという効果。
劇中ではカルビワルドの無限焼肉に対抗するために使用した。


スーパーゼンカイザー



ZEN-KAIJU GEAR

スーパーチェンジ全開!!

KAIJU…KAIJU…

ス―――パ―――!!!

(♪♪♪)バンバーン!(♪♪♪)バンバーン!

ハァッ!!

ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!!!!

超!ゼ―――ンカ―――イ!

秘密のパワーアップ!

スーパーゼンカイザー!


画像出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第19カイ!『ゼンカイ改め、超ゼンカイ!』より(2021年7月11日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG

【身長】210cm、50.0m(巨大)
【全幅】28.0m(巨大)
【胸厚】14.7m(巨大)
【体重】410㎏、28.0m(巨大)
【スピード】120㎞/h、2000km/h(巨大)
【パワー】2000万馬力
【出力】1100万馬力(巨大)

第19カイ!から登場。
ゼンカイザーが「ゼンカイジュウギア」で秘密のパワーアップを果たし全身がメタル化した強化形態。
その姿は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の追加メカ・ドラゴンシーザーを模しており、スタイリッシュだったゼンカイザーから一変、鎧を着こんだようなマッシブかつ重々しい外見へと変貌している。遠目からだと別人にしか見えない
なお白倉Pによれば、厳密なモチーフは「パワーレンジャー」のドラゴンゾードの模様。*10

ドラゴンシーザーに食べられているような頭部には口の部分に辛うじてゼンカイザーの頭部が残っている他、額と肩には「Z」の文字がある*11
スーパー戦隊の強化形態は、スーツデザインが少し変わったり追加武装が施されるのが常だが、これほどまでの大胆な変化を遂げたのは他に例がない。

ちなみに初変身時には「強化形態のデビュー戦」という晴れ舞台ではあるが、
  • 強化のきっかけになる窮地を介人が自力で突破
  • 強敵(バラシタラ)と戦ってピンチになっていたのはツーカイザーの方
  • ゼンカイジュウギアを受け取り、カブトムシワルドの攻撃から逃げながら変身する
と、とことんお約束をハズしている。

パワーアップの名は伊達ではなく、超装甲とハイパワーを持つカブトムシワルドの攻撃をものともせずに圧倒する等、重厚なボディから繰り出す格闘戦は非常に強力な物。
武器は2.8mにもなるドリル状のロングランス「ゼンカイテンランス」
鍔の部分にあるブレストラーの部分がないことを除けば、ジュウレンジャーの二号ロボ・剛龍神の必殺武器・剛龍槍ドラゴンアントラーを思わせる。

また、この姿になると、キカイノイド達と同様に巨大化できる。

最終カイ!ではなんと神がスーパーゼンカイザーの姿となり、介人=ゼンカイザーと対決。今作のラスボスも務めた。

必殺技

  • 超ゼンカイスーパーバスター

超! スーパーゼンカイタイム!!

(♪♪♪)ゴッゴー!(♪♪♪)バンバーン!

ダイゼンカイ!!

ゼンカイテンランスを一度放り投げてゼンカイフィニッシュバスター発射の体勢を取った後、降って来たランスを光弾に乗せて発射し、敵を貫く。

  • スーパーゼンカイキック

巨大化時の必殺技。ゼンカイテンランスを放り投げて空中に跳び上がり、急降下キックで勢いよくランスを蹴り出し、敵を貫く。

余談

リーダーまたはセンターが赤ではないケースはこれまでも散見されたものの、その中でも主人公は必ず赤だった為、スーパー戦隊シリーズ史上初の「赤ではない主人公」である。また、男性ホワイトが初期から登場するケースも彼が初。
演じる駒木根も、オーディションの際「赤を演じられる」とワクワクしてキャラクターボードを見たら「白」だったうえ、他のキャストがまさかのロボットであることに驚いたという。
放送前に公開された劇場版では姿が似ているアカレンジャーに「お前、赤じゃないのか!?」と突っ込まれた。

ちなみに名前を





と縦書きにすると、田と介で「界」になる。『五色』の戦隊メンバー・様々な異世『界』・メンバー唯一の『人』という作品のコンセプトを反映させている。
ついでに言うなら「介」の字を上下逆にするとゼンカイジャーの番組ロゴマークになる(ページ上記のゼンカイザー名乗り画像参照)

駒木根氏は幼少期からスーパー戦隊を見ていたファンであり、『爆竜戦隊アバレンジャー』をリアタイしていたとのこと。




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最終更新:2024年02月08日 21:26

*1 時折商品を持ち出すことがあるが、ヤツデ曰く代金は介人の給料から取っているらしい。

*2 第3カイ!で出禁になっていたことも発覚。彼の言葉を借りるなら、出禁を喰らった戦隊戦士と言う不名誉な「世界初」を達成した事になる。

*3 東映公式HPの第41カイ!の「見どころカイ説!」より。

*4 スタッフによると「両親を協力者にしてしまうと物語を左右させてしまうためわざと行方不明にした」という

*5 ゴレンジャーの原案は『仮面ライダーストロンガー』の没案のアレンジであるため、ある意味先祖がえりと言える。

*6 他のメンバーがモチーフとなった戦隊のナンバリングであるのに対し、唯一本作自身の番号になっている。

*7 昭和期のスーパー戦隊には散見されたが、平成以降では珍しい。

*8 なおこのフィードバックセミシグレ、ダイナマン本編では27話のセミシンカ戦のみで使われた、かなりマニアックな装備品である。

*9 なのでスーパーレッド仕様のギアである。

*10 ドラゴンゾードの乗り手であるトミー・オリバーはグリーンレンジャーから始まり、ホワイトレンジャーを経て多くの色を経験した「パワーレンジャーの生き字引」である。色々な色を持つという意味ではゼンカイザーに通じるものがあると言え、その部分のオマージュも含まれているのかもしれない。

*11 「Zenkaiger」「Zenkaiser」「Zyuranger」「Zord」の頭文字であり、分解して「77」に見えなくもない