マヤノトップガン(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/10/31 Fri 21:00:30
更新日:2024/04/07 Sun 21:53:47
所要時間:約 20 分でテイクオーフ!


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I copy! Mayano Top Gun You copy? こんにちマヤヤ~ すくらんぶる☆ゾーン ときめきスクランブル ひらめき☆ランディング へそ へそ出し ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー サンライト・ブーケ スターブロッサム ステイヤー チャリで来た チョロかわ チームB ツーサイドアップ トップガン マーヴェリック トレセン学園中等部 バレルロール フラワリー☆マニューバ ヘソ出し マッハの衝撃波。 マヤノトップガン 今村彩夏 先行バ 初期実装組 勝利のキッス☆ 変幻自在 天才肌 寝坊 撃墜王 星谷美緒 栗東寮 無頼暗 田原成貴 純白のささやき 逃げウマ 重砲 長期ファン稼ぎ勢 騙され上手 驚きの脚質適性の広さ



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第4章「滾り、渇望す」
© Cygames・JRA



ひらめきのまんまにマヤ飛んじゃうよー!

アイ・コピー☆


マヤノトップガン(Mayano Top Gun)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物である。
CV:今村彩夏(初代)→星谷美緒(2代目)*1

モチーフ元である競走馬『マヤノトップガン』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:甘々な末っ子ガール。早く大人になりたい!
誕生日:3月24日
身長:143cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B76・W51・H73
靴のサイズ:左右ともに20.5cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:大抵のことはなんでも
苦手なこと:隠しごと
耳のこと:耳抜きがとても上手
尻尾のこと:嘘をついていると激しく揺れる
家族のこと:空港は、パイロットの父との遊び場だった
マイルール:トレーナー室入室前にポッケのグロスを塗る
スマホ壁紙:トレーナーちゃんとのツーショット♪
出走前は…:トレーナーちゃんの観戦席をロックオン☆
ヒミツ:①どんな紙を渡されてもよく飛ぶ飛行機が折れる / ②アクション映画にはうるさい
自己紹介:えへへ、マヤちんだよーっ☆ ワクワクすることとか~、シゲキのあることが大好きなんだっ♪よろしくー!

キャラクターソング:ときめきスクランブル
担当トレーナーの呼び方:トレーナーちゃん

逃げた差したG14勝 変幻自在の撃墜王

週刊100名バ No.64 マヤノトップガンより


◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第2弾「最強を競った時代」篇
© Cygames・JRA

変幻自在

レースの魔術師

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第2弾「最強を競った時代」篇より

逃げ、先行、追込なんでもござれの変幻自在の作戦で菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞(春)を制した“撃墜王”マヤノトップガンがモチーフのウマ娘
オレンジ色の髪を腰まで伸ばした小柄な美少女。一人称は「マヤ」。周囲には主に「マヤノ」と呼ばれている。
明るい性格で表情がくるくる変わる、小柄な体格も合わさって子供っぽく見える子であるが、
その実、少し見ただけで即座に物事の本質を掴める、驚異的な洞察力と理解力を持った天才肌気質。
これは現実の事柄のみならず映画やドラマなどのフィクションでも同様で、一コマ漫画では見ている作品の先の展開予想を言い合うウオッカダイワスカーレットに、
一緒に見ていたマヤノが口を挟もうとすると、彼女らに口を揃えて「マヤノは黙って、当てちゃうから」と制止されている。
一方、彼女視点ではほとんどの事柄がすぐに「わかって」しまうことが、飽きっぽいという欠点に繋がっている。

「オトナのオンナ」に憧れており、アプリのストーリーではトレーナーを恋人に見立てて接してきたりもするが、
如何せん当人の見た目と言動が幼く、加えて目の前の「ワクワクするもの」に夢中になる気質などから子ども扱いされることが多く、
うまよんやホーム画面の会話ではナイスネイチャにウソの「オトナのオンナ」の情報を吹き込まれてからかわれ、それに気付いて憤慨するも、
ネイチャに「怒る様子もカワイイ」とおだてられただけでコロッと上機嫌になるなど、ネイチャ曰く「チョロかわ」な一面がある。
また、うまよんではシンコウウインディのトイレのドアに男子用や工事中と書かれた張り紙を貼るイタズラに2回騙されていることが、ビコーペガサスのセリフで示唆されている。
オトナのオンナに憧れてはいるが、マルゼンスキーまで行くと「なんか違う?」となるらしい。
トレーナーを恋人に見立てるのも、傍から見ていると小さい子の「恋人ごっこ」程度の微笑ましいものに見える。そんなマヤの恋バナに鼻血出しちゃうウオッカって…


◆アニメでの活躍

Season1

OVA「BNWの誓い」で登場。
春のファン感謝祭でビワハヤヒデ率いる「チームB」の一員としてBNW駅伝に参加。
3区を担当し、チームN代表のアグネスタキオンとチームW代表のウオッカと死闘を演じた。
また、回想シーンでは阪神大賞典のナリタブライアンとのマッチレースが描かれている。

Season2

主人公の一人であるトウカイテイオーのルームメイト。
……なのだが、基本的に映るシーンは寝ているばっかりでセリフはほとんどない。

うまゆる

  • 第12話「鎖威拒宇血夷武(さいきょうちーむ)!波羅離螺(ぱらりら)!」
史実のブライアンズタイム産駒で結成された不良チーム「無頼暗(ブライアン)」のメンバーの一人として登場。
仲間のウオッカからは「変幻自在のカスタムバイク」なる異名で呼ばれていた。

自転車(チャリ)で来たよ‼」

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:E
距離 短距離:D マイル:D 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:A 先行:A 差し:B 追込:B

初期から☆2『すくらんぶる☆ゾーン』として実装され、また2021年5月28日には新衣装の☆3『サンライト・ブーケ*2』が追加。
中長距離の逃げ・先行を得意とするが、差しと追込もそれぞれB。脚質の幅は脚質が明らかになっているウマ娘中でトップ。
しかし幅広い脚質を兼ね備えているが故に、アオハル杯シナリオでは脚質や距離適性に依存して入手できるスキルヒントが散らばってしまうという弱点もある。
脚質の幅に目が行きがちだが、短距離やマイル適性もD、ダート適性もEと距離因子やバ場因子での補強も現実的な範囲であり、まさに万能と言うほかないだろう。

[すくらんぶる☆ゾーン]

ふふーん! エースパイロットって感じでしょ♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[すくらんぶる☆ゾーン]マヤノトップガン」勝負服
© Cygames・JRA

「マヤノ」冠名で知られる*3田所祐氏の勝負服「緑縦縞袖緑二本輪」をベースに名前の由来通り、映画『トップガン』の要素をふんだんに取り入れている。
黄色のチューブトップにモスグリーンのマーヴェリック風フライトジャケットを羽織り、白の極短ショートパンツを着用。
腹部あたりの露出が多めであり、おへそフェチのトレーナーには実に刺さるデザインとなっている。また気づきにくいが、ステイヤーということもあってか低い身長の割には結構脚が長い。
パラシュート用のハーネスやドッグタグも付属している他、マーヴェリックがジャケットにこれでもかと付いていたワッペンの再現度も高かったのだが、7月下旬の更新でジャケット周りのデザインが大幅に修正されることになった。
この辺りは『トップガン』との版権問題や繁体字版配信決定に伴う政治的配慮など色々推測は飛んだものの、
修正後の2021年8月28日のイベントで「『トップガン マーヴェリック』の公式宣伝パイロットにマヤノトップガンが就任し、宣伝活動を行っていく」ことが告知された。
そして、この『トップガン マーヴェリック』劇中でG-1フライトジャケットのワッペンが変更されているが*4
修正後のマヤノのジャケットはこちらに近いものであったため、「元ネタがデザイン変更したので追随した」というのが概ね正しいものとみられている。
なお、この半年前の3月24日、つまり、ウマ娘のマヤノトップガンとそのモチーフとなったマヤノトップガン号の誕生日に、
日本語版『トップガン』の公式Twitterが唐突に彼女たちの誕生日を祝福するツイートを出していたことから、これがコラボの伏線だったという声もあるとか。
また4thイベントの横浜公演では、映画公開に合わせトム・クルーズが来日することが発表。なんでウマ娘のイベントでトムの来日が発表されるんだよ。
5月13日には『トップガン』とのコラボイラストが『ウマ娘』及び『トップガン』の公式Twitterアカウントに投稿されている。

成長率はスタミナ+20%、根性+10%。
覚醒スキルで「好転一息(「直線回復」上位スキル)」と「ノンストップガール(「垂れウマ回避」上位スキル)」を習得可能。
進化スキルは好転一息の回復効果がすごくに強化された「You copy?」に、ノンストップガールの効果に持久力がわずかに回復する効果の追加された「I copy!」に進化する。
この「You copy?」への進化条件は「〈中距離〉のスキルを4つ取得」か「〈長距離〉のスキルを4つ取得」と妙に厳しく、距離限定スキルを取れる編成を意識しておく必要がある。
成長率・固有スキルの条件・覚醒スキルの進化条件・初期スキルに「深呼吸(長距離専用の直線回復)」がある事から、長距離・逃げ/先行での育成がオススメ。



むむむ~…わかっちゃった☆


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[すくらんぶる☆ゾーン]マヤノトップガン 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは『勝利のキッス☆(☆2)→ひらめき☆ランディング(☆3以上)』。
効果は「最終コーナー以降に前の方で競り合うと、直線で(わずかに)抜け出しやすくなる」というもの。
2022年2月24日の大規模バランス調整で発動条件が「最終コーナー」→「最終コーナー以降に」に緩和された。
最終コーナーで前の方という条件通り、逃げや先行での起用を想定したものとなっている。
速度・加速の両面効果なので、全体的なデザインとは裏腹に最終コーナー付近で終盤になる&競り合いになりやすい短い距離帯で使った方が有用だったりする。

ランディーング…キーッス♪マヤちん大勝利☆

『すくらんぶる☆ゾーン』のG1勝利演出では投げキッスをしてくれる。
これは史実での主戦騎手を務めた田原成貴騎手のパフォーマンスが元ネタか。

[サンライト・ブーケ]

お色直し、完了~♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[サンライト・ブーケ]マヤノトップガン」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」に合わせて新規実装された新衣装。
白色と薄オレンジをベースにしたキュートなウェディングドレスとなっている。

こちらの成長補正はスピードとスタミナ、賢さにそれぞれ+10%。
こちらの覚醒スキルはデバフスキル「魅惑のささやき(「ささやき」上位スキル)」に加え、レベル5では「円弧のマエストロ(「コーナー回復〇」上位スキル)」を習得可能。
「魅惑のささやき」が中距離のスキルであることを考慮すると、スキルを最大限活かせる中距離がベストか。
こちらの進化スキルは魅惑のささやきが速度がわずかに上がる効果の追加された「純白のささやき」に、円弧のマエストロの回復効果がすごくに強化された「バレルロール」に進化する。



おっ待たせ~っ! マヤのハートをブーケに込めてぇ~…


ん~~~、ぎゅっ♪ 幸せ、みんなに届けー☆


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[サンライト・ブーケ]マヤノトップガン 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「フラワリー☆マニューバ」。
「最終コーナーで前の方で抜くと速度が後ろの方で抜くと加速力が上がる」というトリッキーな効果。
通常衣装との差別化やレース終盤での加速力アップが評価される傾向もあり、こちらは差しや追込での運用が多い。
演出はスカイダイビングあるいはパラシュート降下と思われ、その後ろを飛ぶ飛行機がハート型の飛行機雲を残すという演出になっている。
余談だが、同時期に実装されたエアグルーヴと比べると、あちらは正統に花嫁っぽい印象なのに対して、
見た目が幼いマヤだとどうも娘が嫁として嫁いでいくようなイメージを抱くトレーナーが結構いたそうな。
パパノトップガン大量発生

ドキドキ…♪ハートのベル、鳴りやまないね☆

固有二つ名は共通して「変幻自在」。
取得条件は「作戦「逃げ」「先行」「差し」「追込」それぞれでG1を勝利する」というもの。
特定レースでの勝利や着差を求められない珍しい二つ名。
脚質適性が影響を及ぼすのは賢さと言われており、しかもデフォルトでは差しや追込も適性Bと高く、補正によるステータス変化はあってないようなものなので、ステータスが揃っていれば十分狙うことができる。
問題があるとすればNPCやモブウマ娘のステータスが全体的に高いG1を最低4勝(目標6戦のうち、一着目標は2戦)というところか。
2.5周年で実装されたプロジェクトL'Arcは目標レースとなるG1がちょうど4戦であり、固有二つ名の獲得と強キャラ育成の両立が全ウマ娘の中で最も簡単*5

サポートカード

汎用RのほかSR【カワイイ+カワイイは~?】が実装されているほか、2021年11月29日にはSSR【フォーメーション:PARTY】が追加。そして2023年6月19日にSSR【Chill chill night*】が追加された。
デフォルトのスキル編成は「非根幹距離〇」や「臨機応変」「垂れウマ回避」など汎用スキルが揃っている。

SR【カワイイ+カワイイは~?】

得意トレーニングはスタミナ。
完凸すればトレーニング効果が10%、ファン数ボーナスが15%も得られ、イベントを進めると「集中力」のヒントを入手できるのだが、初期絆ゲージが0というのが弱点か。

SSR【フォーメーション:PARTY】

得意トレーニングはスピード。
完凸すれば最強サポートカードと名高いSSRキタサンブラックに比肩する得意率80を所持し、
またスピードとパワーのボーナスを所持しているなど、練習性能も申し分なし。
連続イベントでは念願の先行加速スキル「真っ向勝負」を確率で入手でき、イベントを進めると確定で「じゃじゃウマ娘(「勢い任せ」上位スキル)」のスキルヒントを入手できる。
「じゃじゃウマ娘」が不要な場合は1回目で連続イベントを打ち切り可能なため、他のサポカが完走しやすくなるのも地味に嬉しい。
また最大+3のヒントレベルアップも備えているなど隙のない1枚だが、武器である得意率アップが3凸からと無・微課金トレーナーにはハードルが高いのが難点。

SSR【Chill chill night*】

得意トレーニングはパワー。
所持スキルは中距離先行主体に刷新されている。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上のとき、トレーニング効果アップ」。さらに初期絆ゲージ35、友情ボーナス35%、得意率65、パワーボーナスにより、総合的なトレ性能はかなり高め。おまけにヒント性能も高め。
連続イベントを進めると「ノンストップガール」のヒントを確定で入手可能。
しかし、登場当時のシナリオではパワータイプの価値が著しく低く、使う意義が乏しかったため、いくら性能が良好でも論外という状況であった。
3周年のU.A.Fシナリオでは久々にパワータイプを採用しやすい環境*6になったため、逃げ以外の育成でパワーの枠に迷ったらとりあえずコレを入れとけと言われるようになった。


個別ストーリー

選抜レース会場で、係員の制止も聞かずレースに出ようとするマヤノとぶつかったことで係員から見張るよう指示され、
不満ぶーぶーのマヤノと共にレースを観戦することになったトレーナー。
トレーナーの隣で観戦するマヤノは、レースの仕掛けどころを完璧に見切ったりコース取りの指摘も的確であったことからトレーナーは興味を持つ。

別の日。マヤノを探しに行くべくして会ったまではいいものの、その場にいたユキノビジンと共に訳も分からずマヤノに連れて行かれたのはレース場。
ちょうどタマモクロスゴールドシチーのレースが行われており*7、「大人のウマ娘」のレースや、マヤノも分からない「ワクワク」だらけのレースに目を輝かせていた。
しかしここで問題が発覚する。
最初の1回以来トレーニングに参加していないせいで、模擬レースも含めた全てのレースで出走禁止の処分を受けていたのである。
ユキノの弁によれば、「マヤノには苦手なことがほぼないらしく、ダートの走り方もすぐにコツを掴み、ダンスレッスンでも苦労しているところは見たことがない」という。

なぜトレーニングを嫌がるのか? 気になったトレーナーは直接聞いてみることに。


トレーニングするのはどうしてもイヤか?

……イヤ。 やらなきゃダメって言うから、ちゃんと最初の1回は出たよ?
でも、1回でぜーんぶわかることしかやらないんだもん。
わかっちゃったら、つまんないよ。

つまんないことをずーっとやる意味って、なに?

なんでもすぐに「正解」が分かってしまうマヤノ。
しかし、それは努力を重ねて何かを成し遂げたことがないのでは、と予想するトレーナー。
努力をする意味が理解できないから、トレーニングがつまらない、苦しいものになっているのではないだろうか。
さらにマヤノは、ユキノやシチー、タマモも毎日トレーニングしていることは知っており、みんなみたいにしなきゃという意識はあるのだが、
それでもやっぱり意味がない、つまんないものにしか思えないのだという。


……ねえねえ。 キミも、マヤにトレーニングしてほしいって思ってるの?

思ってるよ

ふーん……そっか。
……いいよ? キミがマヤの言うこと聞いてくれたら、トレーニングしてあげる!

それを承諾するトレーナー。


うんっ♪ あのね~……
マヤと、デートしてっ!!



翌日。「デート」に行くことになったマヤノに街中を連れ回され、何度か倒れかけたがトレーナーは最後までついていった。
そんなトレーナーにマヤノは疑問を持った。


なんでマヤとデートしてくれたの?
それってやっぱり、言うこと聞いたらマヤがトレーニングするーって約束だから?

ちょっと違うかな
トレーナーは続ける。
君に夢を諦めないでほしいから

マヤノはしばらく考え込むように静かになった。そして。


……そっかぁ。
うん……今日は、ほんとにありがとー!
明日は、一緒にトレーニングしようねっ!

翌日からトレーニングをつけることなり、地味なトレーニングにも辛抱強く真面目に取り組んでいることが認められ、ついに模擬レースの参加許可が下りたのだった。
最初のレース相手はナリタブライアン
終始レースを支配し、マヤノも食らいつくが追いつくことはできなかった。
レースにこそ負けたものの、終盤の追い込みは目を見張るものがあった。

レースを終え、満足気なマヤノ。


さっきの、ほんとにほんとに楽しかった……!
だって、初めてだったんだよ! レース中に新しいことがわかっちゃったの!
なのにブライアンさんには届かなくて、わかんないことがもっと増えて……。
そのぶん、もっともっとワクワクした!

……ね。あのね。 もしかしてだけど、これって……トレーニングのおかげ?
新しいことをわかるようにする……。 それが、トレーニングをやる意味なの?

マヤノはトレーニングの意義に自分で気付いてくれたようだった。
つまんないことは嫌い。でも、やる意味はちゃんとあったのだ。


ならマヤ、キミとだったらがんばれる! つまんなくても、ガマンできるよ。
だからね、あのね……これからも、マヤと一緒にいてくれない?
マヤ、絶対キラキラな大人のウマ娘になるから……1番近くで、マヤのこと見ててください!

言い方がもはや愛の告白に近いものだが断る理由などどこにもない。


もちろんだ! ぜひスカウトさせてくれ!

やっ……たあああああー!!
よろしくねっ、トレーナーちゃん!!



かくして専属トレーナー契約が結ばれ、トゥインクル・シリーズの舞台へとテイクオフすることになるのだった。


育成シナリオ

育成目標ではメイクデビューの次、ファン数10000人を集めるイベントがあるが、クラシック級7月前半までと非常に期間が長い。
この間にあるG1レースではホープフルSや皐月賞、日本ダービーにオークスなど、ステータスに合わせて幅広いレース計画を練ることができる。
しかし、当然ながらそれらのレースは目標レース扱いではないため、コンテニューをする事が一切できない。
ファン集めを終えた後も菊花賞や有馬記念、天皇賞(春)といった難関の長距離レースが控えていることもあり、育成はやや難しい部類。

またクラシック級6月まで未勝利のまま育成を進めると*8、たづなさんから強制ゲームオーバーを示唆するイベントが発生する仕様がある。
ちなみに、現実においても夏の地方開催終了を以って3歳、つまりクラシック級の未勝利戦は打ち切りとなり、その場合未勝利の馬は各地方競馬場へ移籍、
もしくは中央競馬には籍を置けるが、東京・中山・阪神・京都以外の競馬場開催での一勝クラスを勝利できないと前述の4場の出走は不可能ということになり、そのまま登録抹消となってしまうケースも。

メイクデビューと未勝利以外のレースは1度でも勝利しないと出走出来ないので、このイベントはマヤやハルウララのような「メイクデビューの後の育成目標がファン集めで、次の目標レースまでの期間がやたら長い」ウマ娘でしか起きない。その為に初期はマヤとウララ以外では発生しないイベントとなっていた。
現在ではメイショウドトウマーベラスサンデーなど、発生可能なウマ娘がわずかだが増えてしまっている。*9

特殊実況は菊花賞に設定されているが、史実から見るとかなり条件が緩和されている*10
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
勝ったのはマヤノトップガンだー!
ついにこの菊の舞台で大輪を制しました!

(元ネタ:1995年菊花賞 関西テレビ 杉本清アナ)

また育成イベントでは全員に複数個用意されているやる気が下がるイベントのほか、それとは別にやる気が下がるorやる気が上がるイベントがあり、
非常に気分屋なマヤノトップガンらしい仕様ではあるが、それだけに他のウマ娘よりもやる気管理が難しいという特徴がある。
とはいえ、やる気管理自体はプレイヤースキルで補える範疇なので、慣れてくればあまり気にならないかもしれない。
というかそれ以外の方法はランダム性が強過ぎてほぼあてにならない。
育成の自由度の高さもあり、まさにトレーナーの腕が問われるウマ娘と言えるだろう。
また、切れ者イベントも別に用意されており、そのイベントが発生した際に賢さが500を超えていれば何と確定で切れ者を獲得する。イベントが来るのが早すぎて切れ者獲得に失敗したり、賢さが500を超えたのになかなかイベントが来ないのはよくある話。

2022年2月24日のアップデートでは上述したスキルの大規模バランス調整のほか、一部のウマ娘の育成イベントに新しい分岐が追加。
マヤノもその一人で、「G1を4つ全ての脚質で勝利する」、すなわち固有二つ名「変幻自在」取得の条件を満たすと、
シニア級12月後半に全ステータス上昇に加えて「押し切り準備〈逃げ〉」「真っ向勝負〈先行〉」「差し切り体勢〈差し〉」「直線一気〈追込〉」と各脚質に対応した加速スキルのヒントレベル+1を入手可能。

◆関連キャラクター

寮のルームメイトで友人。
同じく天真爛漫な天才肌気質だが、テイオーがマヤノの抑え役になる。

史実では鞍上を田原成貴騎手に据え、有馬記念を制した騎手繋がりか。

ライバルの先輩。
「日常に物足りなさを感じている」という共通点があり、ブライアンの走りにワクワクを感じたことがマヤノにとってレースへの大きなモチベーションとなっている。
好意を隠さずなついて距離をぐいぐい詰めてくるマヤノに対して、ブライアンは塩対応で突き放したり、突拍子の無さに困惑させられがちだが、
自分をまっすぐライバルとして見据え、挑んでくるマヤノの姿勢などには好感を持っており、ブライアンの方も彼女をライバルの一人と認めている。

育成シナリオでは、途中からブライアンを目標に、そして(史実通り)怪我による不調のため引退を決意したブライアンのためにも走るレースを決めたりと、中心人物として描かれ、
レースではクラシック級有馬記念以降度々対決することになり、グッドエンドではマヤノとの並走が順番待ちなのを不満そうにしている姿も見れる。
ブライアンが主人公であるブライアン側の育成シナリオでは、ハードモードでハヤヒデと共に実質のラスボスとして立ちはだかり、
またメインストーリー第4章では再起を図るべく阪神大賞典で対決することになる。

史実では父が同じブライアンズタイムで1つ上の先輩。3歳の時に年度代表馬となったという点も共通している。

栗東寮の寮長を務める先輩。
マヤノの育成シナリオには登場しないが、後に実装されたフジキセキの育成シナリオに登場。
クラシック三冠路線を選択したトレーナーとフジの前に菊花賞で立ちはだかることになるほか、育成最終目標であるシニア級有馬記念でも対決することになる。

史実では同期なのだが、フジキセキはクラシック戦線前に屈腱炎で引退しており、マヤノの方も別の路線を進んでいたため対戦経験はない。

同期の親友。
オフの日にはよく遊びに行っているのだが、マヤノとマーベラスのハイテンションに周りがついていくことが出来ておらず、
キャラクターシナリオでも「マヤについてこれるのはマベちんくらい」と言っている。
それについていけたトレーナーの体力とは一体……
また、「こんにちマヤヤ~」の挨拶を考えた張本人。

またアニバーサリーに合わせて新しく追加された1コマ「マヤノトップガン2:ふたりの世界」では、
マーベラスサンデーに加え、この直前に発表された新ウマ娘・サクラローレルが登場している。
マヤノとマーベラスが謎の会話を繰り広げており、案の定と言うべきかローレルの理解は及ばなかったようだ。

史実でも同期であり、マヤノトップガンやサクラローレルと共に97年古馬三強の時代を形成している。

サポートカードのイベントで登場。
オフの日にオシャレになるための流行を追うために缶バッジを買いに来ていたと思いきや、
また別の日にはヘアゴムを買いに来ており*11、常にオシャレの最先端を行こうとしている。

「オトナのオンナに憧れる」マヤノのように「シチーガールに憧れる」ということで、
ファッション雑誌を一緒に見たりと親交があり、1コマ漫画でもマフラーづくりを手伝っている。
ただ、なんでもわかっちゃうマヤノでも南部弁はわからないものもあるようだ。
だすけよ~*12
だす…?


  • 父親
通称「パパノトップガン」。仕事は航空機のパイロット。
名前のイメージから軍人で戦闘機乗りと思われがちだが、マヤノにとって飛行場は父親との遊び場でもあったことから民間機のパイロットらしい。*13
それに影響されたのか、マヤノは会話でも「ユーコピー?」(訳:理解したか?)や「アイ・コピー!」(訳:了解!)などの航空機用語をよく使っている。
なお、二次創作では大体トム・クルーズに似た姿で描かれる。



◆余談

  • リアルの交流が広すぎる娘
前述の通り『トップガン マーヴェリック』の宣伝パイロットに就任した結果の副産物としてトム・クルーズと並ぶことになったが、事態はそれだけでは済まなかった。
宣伝の一環としてゴルシのぱかチューブにて『トップガン』の主題歌「Danger Zone」を披露した結果、その返礼に洋楽のレジェンドでありグラミー賞歌手のケニー・ロギンスから応援メッセージが届いた
トップガンコラボの結果とんでもない所に認知されたものである。そして中の人は超大物相手に固まっていた。

また、マヤを育てた有名人プレイヤーの中に「オレ流」で知られる福嗣の親父こと元・中日ドラゴンズ監督の落合博満氏がいる。プレイを始めた経緯は「孫の勧め」で、実際にプレイする様子が氏の公式YouTubeにて公開されている。
手厳しい「オレ流」のトレーニング方針は「練習あるのみ」。体力が減ってきても休憩させずに練習させることらしく、視聴者からは「落合の練習に耐えたのは井端*14、荒木*15、森野*16、マヤノトップガンくらい」というコメントを引き出させ、回り回って落合本人の所まで届いてスポーツ新聞の記事になった。
なお氏の推しはマルゼンスキーとのこと。

  • 配信者
作中では「マヤのワクワク☆配信!」「マヤのルンルン☆配信!」のイベントがあるように動画配信者というキャラ付けがされている。
これはモデル馬・マヤノトップガン号の主戦騎手を務めていた田原成貴氏の動画配信が元ネタ…ではなく、イマドキの女子であることが反映されているのだろう。

田原氏は、ウマ娘プロジェクトがスタートした時期は過去の数々の不祥事が原因で競馬界から事実上追放され、「名前を言ってはいけない人」扱いであった*17
その後も公の場に出てこない時期が続いたが*18、2020年12月に東京スポーツの独占インタビューに応じるという形で久々にメディア上に姿を現した。
その後はインタビューで語りつくせなかったことを動画で語る東スポの企画に出たり、解説者としてG1や重賞レースの前日予想を行うという形で徐々に活躍の場を広げ、遂には2022年には出所後勤めていた企業を円満退職し東京スポーツに入社、同社の専属解説者という形で再び競馬の世界に携わるようになった。
そして、その流れでレース後に反省会の動画配信も開始するようになったのだが、それを見て劇中のマヤノの配信エピソードを思い出すプレーヤーが続出したのだ。

だが、田原氏は記事においては「真っ白なソダシが俺の黒い人生を救ってくれる」「ガッキーごめんよ(グランアレグリア)」など妙に癖のある怪文章を連発。
動画配信では特定の馬を自身に降ろしてイタコ芸を披露するなど、中々のやりたい放題っぷりを見せている。
マヤノにとっては全くの貰い事故である

一方でかつて「天才」と呼ばれた騎手だけあり、予想やレース後における騎手目線での解説・感想は「参考になる」と称賛されることも多い。
更に「心の本命」*19という馬券師の心に刺さるワードを生み出すなど、決して怪文書を連発しているだけの存在ではない。なおこのワードの初出は上記「ガッキー怪文章」である
元々田原氏は原作を手掛けた漫画がベストセラーになったりドラマになったりするなど著述家としても優れた人物であり、その文才は予想を寄稿するようになった現在でも遺憾なく発揮されている。怪文書といってもスルスル読めるしね

そんな田原氏であるが、かつてはマヤノトップガン号について「もう二度と会いたくない」とコメントしていたが、その死後は「もう一度会っておけばよかった」と後悔を口にしている。

  • ソロ曲「ときめきスクランブル」
マヤノのキャラソンは当初『STARTING GATE』シリーズの第12弾にて収録される予定だったが、
当時の声優の活動引退により見送られ、アプリリリース後の2022年発売『WINNING LIVE』第7弾にようやく入ったという経緯がある。

そして2023年末期に『ぱかチューブっ!』にて乱闘ゲーム『Gang Beasts』をプレイする企画が行われそこにマヤノも参加していた*20のだが、
マヤノの操作するキャラがゲーム開始から間もなくして妨害されていないにもかかわらず自ら場外へ落下して脱落という事態が発生し、
加えてその直後に「ときめきスクランブル」をBGMに落ちる瞬間がスロー再生されたテイクオフってそういう…
この文字通りの出オチ展開及びこの後の「マヤ先に行ってるね…」の台詞もあいまって視聴者間の笑いを誘う結果となり、
「この曲聴くたび思い出し笑いしそうになる」という声も挙がっているとか…。
なおこの企画では他にも「サメさんどうぞ」「すり身にしちゃう?」「一流のパンチ」などなど、主にキングヘイローが原因の迷台詞迷場面が目白押しなので、興味がある方は一度ご覧になっていただきたい


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最終更新:2024年04月07日 21:53

*1 今村彩夏氏が2018年に声優活動を引退したため

*2 通称「嫁マヤ」、「ヨメノトップガン」

*3 「マックス」冠も使用

*4 『トップガン』でのデザインはマーヴェリック父の参加したFAR EAST CRUISE 63-64のパッチであったが、『トップガン マーヴェリック』ではマーヴェリック自身が参加した=「トップガン」での作戦行動であるINDIAN OCEAN CRUISE 85-86のパッチに変わっている。つまりワッペン自体が別物に変わっており、政治的配慮でもなんでもない。

*5 日本ダービー、宝塚記念、凱旋門賞×2。詳細は個別記事に譲るが、固有二つ名のために他のレースに出る必要が全く無いのはマヤノトップガンただ一人。次点はジャパンカップに出走することになるサイレンススズカの大逃げ育成。

*6 スピードトレーニングだけでパワーを伸ばすことがほぼ不可能に近く、パワーを抜くと殆どパワーが伸びなくなってしまう

*7 元になったのは1987年鳴尾記念ではないかと言われている

*8 狙ってやらないとまず不可能

*9 しかしそのウマ娘たちは「未勝利戦に敗北し続けてファンを集める」というややこしい事をしなければならないため、メイクデビューで負けてその後レースに出ない…という方法だけで見れるのは現在でもマヤ・ウララの二人だけ。

*10 詳細は個別項目を見ていただければ分かるのだが、史実再現するなら神戸新聞杯と京都新聞杯に出走したうえで菊花賞を勝つというかなりハードな日程になる

*11 マヤノ曰く「流行は振り返っても仕方ない(意訳)」らしい

*12 南部弁で了解、わかったの意

*13 ただし現実では加齢による肉体的限界や昇進、戦闘機部隊から救難部隊など他部署への転属辞令(いわゆる「F転」)などの諸事情で戦闘機に乗ることが出来なくなって、それを期に軍を辞めて民間航空会社でパイロットを続けるケースは少なくない。だがそれにより軍が人材不足に陥ってるケースもあり、実際航空自衛隊では問題になっている

*14 井端弘和。現役時のポジションは遊撃手。中日だけでなく日本代表チームでもいぶし銀の活躍を見せた名選手。2023年時点でU-12野球日本代表監督。

*15 荒木雅博。現役時のポジションは二塁手。前述の井端との「アライバコンビ」は球史に残る鉄壁の二遊間として語られることが多い。2023年時点で中日・一軍内野守備走塁コーチ。

*16 森野将彦。現役時は主に外野手・三塁手・一塁手。中日の打の中心として長年活躍した。2023年時点で中日・一軍打撃コーチ。

*17 厳密には今でもJRAから無期限の関与停止処分が通達されている。しかし騎手や調教師、関係者から今でも名前が挙がることがある程度には関係者で彼を慕う者は少なくない

*18 本人によるとちょくちょく「何か書いてほしい」との依頼はあったが、「元ジョッキーで悪い事をした」ダーティーな人物に仕事を依頼している...というイメージが依頼元に付いてしまい、「それは競馬界に申し訳ない」という気持ちが強かったことから断っていたという。

*19 「推しではあるものの出走レースの条件がきつく馬券を買う気にはなれないが好走することを期待している」馬のこと。

*20 他はゴールドシップ、トウカイテイオー、キングヘイローの3人