登録日:2021/12/28 Tue 06:26:38
更新日:2024/04/23 Tue 16:34:29
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未来、襲来。
100年にわたる仮面ライダーの歴史に、抗え。
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』とは、2021年12月17日より公開された映画作品である。
【概要】
本作では1971年・2021年・2071年の世界が舞台となり、『リバイス』と『セイバー』の登場ライダーはもちろん、
「初代」となる
仮面ライダー1号の他に、本作オリジナルとなる50年後のライダー「仮面ライダーセンチュリー」が登場する。
『リバイス』本編における時系列については明言されていないが、フェニックスがギフスタンプを所有している事、バリッドレックスゲノムと仮面ライダージャンヌが存在している事、
門田ヒロミがカメレオン・デッドマンについて特に言及していない事から、第13話と第14話の間に位置すると思われる。
また、本作のゲストキャラクターに深く関わるという事から、JRとのタイアップが実現。東京駅の東海道新幹線ホームで本作公開のセレモニーが行われ、リバイとバイスが登場した。
【あらすじ】
悪魔崇拝組織
デッドマンズがギフに匹敵する大
悪魔・ディアブロを
復活させた。
そんな中、50年後の未来から「仮面ライダーセンチュリー」である百瀬龍之介がやってくる。
彼は世界を、未来を救うために息子である百瀬秀夫の力が必要だと告げるも、秀夫は頑なに父を拒否する。
そして復活したディアブロと、それによって生まれた悪魔達に仮面ライダーリバイスやセイバー達が立ち向かうが、世界各地で次々と悪魔復活のための印をつけていく。
50年後からやってきた龍之介。どうやら彼は50年前の仮面ライダー1号とも浅からぬ因縁があるようで……。
果たして仮面ライダー達はディアブロを倒し、世界を、未来を救う事が出来るのだろうか……?
【登場人物】
『セイバー』増刊号にて2作品のキャラクターが出会っているため、お互い顔見知りとなっている。
☆仮面ライダーリバイス
ご存じ五十嵐家の長男坊にして、『リバイス』の主人公の1人。
ディアブロと戦う中、偶然出会った百瀬親子の問題にもお節介を焼く。
今回はバイス抜きでの単独変身を初披露。
登場フォームは
レックスゲノム、
マンモスゲノム、
コンドルゲノム、
バリッドレックスゲノム、そして本作が初登場の
ネオバッタゲノム。
ご存じ「仮面ライダーリバイス」の片割れである悪魔。
相変わらず自由奔放で遂に
メタ発言について一輝からツッコミを入れられたが、ある場面で一輝との絆を試される事に……。
登場フォームは
レックスゲノム、
マンモスゲノム、
コンドルゲノム、そして本作が初登場の
ネオバッタゲノム。
2071年では仮面ライダーBLACK RX、仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ、仮面ライダーウォズに変身する。
一輝の妹のカラテガールで『リバイス』のヒロイン。
変身経験は浅いが、ライダーの1人として懸命に戦う。
今回はラブコフの出番はないが、本作のBlu-rayコレクターズパック豪華版に付属するB4変形サイズポスターとスリーブケースにはしっかりとその姿が写っている。
2071年では仮面ライダーバルキリー ラッシングチーター、仮面ライダーなでしこ、仮面ライダーポッピー ときめきクライシスゲーマー レベルXに変身する。
同じ女性ライダーのサーベラとは後に『
仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ withガールズリミックス』で共闘することとなる。
ご存じ、仮面ライダーオタクの発明家。
悪魔に支配された2071年の時代でも、老いてなおそのテンションは健在。
センチュリーの力でバイス達が来る事を既に知っており、未来では精神体しかない彼らのために、
『リバイス』本編オープニング映像でも描写されていた、独自の技術でレジェンドライダーを再現・培養し作り出した「クローンライダー」を貸し出し、デビルライダー軍団から龍之介の肉体を守り抜く作戦に手を貸した。
だが、慣らし運転もせずぶっつけ本番で別の仮面ライダーを装着させたためか、残念ながら本来の変身者であれば引き出せた能力を発揮するには至らなかった。
ご存じフェニックス分隊長にして元変身失敗おじさん。
相変わらずジョージからの扱いはぞんざいだが、ライダーとして奮闘し、漢を見せる。
映画本編では登場しないが、本作のBlu-rayコレクターズパック豪華版封入のストーリーブック『From 2071 / ある7日間の記録』では2071年でも存命している事が示唆されている。
一輝達の両親。
今作での出番は冒頭とエンディングにおけるしあわせ湯の場面がほとんど。
ご存じ『セイバー』主人公を務めた「元」
炎の剣士。
小説家として
剣を置き、剣士を引退したものの、今回の一件で再び火炎剣烈火を手に戦う。
彼の「
約束」を重んじる精神は悪魔にも響いたようで……。
登場フォームは
ブレイブドラゴン、
クロスセイバー。
2071年では仮面ライダーアクセル、仮面ライダースーパー1、仮面ライダー1号に変身する。
ご存じ、正式名称好きな
水の剣士。
芽依達としあわせ湯を訪れるが、そのためにノーザンベースにてあられもない姿を晒してしまう羽目に……。
増刊号以降、芽依との関係も多少進展した模様。
登場フォームは
ライオン戦記、
タテガミ氷獣戦記。
2071年では仮面ライダーブレイド、仮面ライダーZO、仮面ライダークウガ マイティフォームに変身する。
ご存じ飛羽真の編集担当にして『セイバー』のヒロイン。
ジョージと共にライダーを信じ、世界の命運を託す。
飛羽真の
幼馴染である
雷の剣士。
最終決戦では同じく白と黄系統のカラーリングで、形は違えど
闇堕ち経験のあるライブと共に戦う。
登場フォームは
ランプドアランジーナ、
ゴールデンアランジーナ。
ご存知『最強の子育て王』たる
土の剣士。
息子のそらと共にしあわせ湯を訪れた他、戦闘では同じくベテランのスラッシュや最光と共に奮闘していた。
ご存じ強さを追い求める
風の剣士。
戦闘では賢人や、同じく「本当の強さ」について葛藤があったジャンヌと組んで戦う。
エンディングではジョージに風双剣翠風を調べられようとして鬱陶しがっていた。
ご存じ聖剣の刀鍛冶にして
音の剣士。
バスターやブレイズと共にクリスパーと戦う。
また、エンディングでの描写からヒロミとは気が合った模様。
光の聖剣そのものの男。
ソードオブロゴスを代表してスカイベースに
不法侵入しつつ訪れ、協力を持ちかけた。
体質的にはバイスと似たようなものであるらしい。
登場フォームは
エックスソードマン。
2071年では仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー、仮面ライダーアギト グランドフォーム、仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーに変身する。
ご存じ神代兄妹。
相変わらず息の合った連携でクリスパーやギフジュニアの軍団と戦う。
玲花はエンディングでは珍しくお兄様から離れ、芽依やさくらといった女性陣と談笑する姿を見せた。
……一方、お兄様はというとパパさんの動画作成に巻き込まれていた。
ソードオブロゴスの守護者にして
闇の剣士。
今回はアクシデントで倫太郎の大切なものを見てしまった……。
後半では『セイバー』TV本編終盤やファイナルステージ同様、カリバーとしてギフジュニアの大群と戦う。
☆ゲストライダー
演:藤岡真威人
ご存じ、始まりの仮面ライダー。
悪の組織に改造され、超常的な力を手にするも心までは支配されず、正義のために戦い続けた男。
本作ゲストの龍之介とは深い因縁があるようで……。
演じるのは
長年本郷=1号を演じた藤岡弘、氏の息子である真威人氏であり、なんと撮影現場では父から演技指導を受けていた。
今回真威人氏が選ばれたのは50周年作品という事も挙げられるが、50年前の本郷猛を演じるには現在の藤岡弘、氏では貫禄がありすぎる事、もう一つは今回のテーマである「親子」を表現するためと思われる。
2071年の未来からやってきた、本作オリジナルの仮面ライダー。
その姿は真紅の
マフラーを棚引かせた1号ライダーを有機的にアレンジした雰囲気を漂わせつつも、
白と銀を基調に桃色の複眼とターコイズブルーの透明な装甲を纏ったSFチックなフォルムが特徴。
専用ベルト「サイクロトロンドライバー」で変身し、ディアブロを倒せる唯一の存在らしい。
しかし、当初はある原因により
仮面ライダーセンチュリーブレイクという不完全な暴走形態にしか変身出来ない様子だが……?
他にも、とある場面で歴代レジェンドライダー達が登場する。
〇ゲストキャラクター
演:中尾明慶
過去から未来、そして現代にやってきた謎の青年。
ある目的から成長した息子に会うために奮闘する。
そして、仮面ライダーとは因縁深い
「あの組織」とも繋がりがあるようで……。
演:古田新太
しあわせ湯の常連の1人で、新幹線の整備士をしている中年男性。
最近仕事が忙しく、息子の真一にあまり構ってやれない模様。
父・龍之介が長年行方不明になっていた事には複雑な感情を抱いており、突然やってきた若かりし日の父に辛く当たってしまう。
なお、演じた古田新太氏は過去に『
忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』で宇宙忍者ヒザール役の声を演じていたが、
顔出し俳優としての東映特撮への出演は1999年の『
燃えろ!!ロボコン』第19話のゲストキャラ「満点さん」以来、実に22年ぶりの事だったりする。
☆敵キャラクター
ご存じ
デッドマンズの幹部陣。
ディアブロを復活させ、その下につく。
冒頭にて野球グラウンドで暴れていたが、リバイスにより退治された。
時系列からして
灰谷天彦が生み出した個体と思われる。
CV:上田燿司
ギフと肩を並べるとされる悪魔。
その肩書きに恥じぬは強さの持ち主で、ディアブロ特攻のセンチュリーとクロスセイバー、そしてリバイスコンビの4人がかりでようやく同じ土俵に立てる程。
50年前、
「あの組織」によって自身が
封印されたディアブロスタンプを研究されていたものの、とある事がきっかけで現代に蘇り、破壊の限りを尽くした。
その後は再びスタンプ共々封印されていたが、デッドマンズにより復活し、過去・現在・未来を股にかけて暴虐の限りを尽くす。
CV:
玄田哲章
ディアブロによりクリスパースタンプから生み出された、偉大なる「
王」の遺伝子を持つ悪魔達。
あくまで偉人の複製である為、『
仮面ライダーゴースト』とは一切の関連性はない。
ちなみにクリスパーのキャスト陣は東映特撮で主要人物の声を務めた経験のある出演者で構成されており、
中でも松本氏は『
仮面ライダー龍騎』の主題歌「Alive A life」を歌唱していた事でも知られているが、声優としてのシリーズ参加は今回が初となった。
また、玄田氏も仮面ライダーシリーズには1980年の『
仮面ライダー(新)』で、ネオショッカー怪人・黄金ジャガーのCVを担当して以来、実に41年ぶりに同シリーズへの参加を果たしている。
演:
立木文彦
ゾル大佐と似た服装を身に纏ったショッカーの幹部。
ディアブロスタンプを研究しており、
回想シーンにてある人物にそのスタンプを押印し、ディアブロを復活させてしまった。
その後の去就は不明だが、恐らくはディアブロの攻撃を受けて死亡したと思われる。
演じる立木文彦氏は仮面ライダーシリーズには声優としての出演が多かったが、今作では俳優として出演した。
あくまで名称の通り幹部格であり、過去の大幹部達とは一切関係ない。
Wiki篭りがこのWIkiで追記・修正する限り、荒らしが蔓延る事はない!!
- crisprがライダー怪人の元ネタになる日が来るとは思いもしなかった -- 名無しさん (2021-12-29 21:55:52)
- デビルライダーの内、王蛇とデュークを除いた者らは劇場版において2度目の登場となる。その内、4号は初登場でデュークにいたっては劇場版初のレモンエナジーアームズの見せ場が描かれている。 -- 名無しさん (2021-12-29 23:56:19)
- 王蛇の腹が細く感じたのは次郎さんがRX優先されたせいかな… -- 名無しさん (2021-12-29 23:57:49)
- 真威人君の貫禄が凄かったですね -- 名無しさん (2021-12-30 02:39:18)
- >センチュリーはムカデ なるほど「百足」か、確かに「百年の物語」の今作に相応しいモチーフだ -- 名無しさん (2021-12-30 07:48:28)
- ↑ムカデは親子で行動するからまさしくセンチュリーのモデルにピッタリと言える 製作陣凄いわ -- 名無しさん (2021-12-30 09:29:11)
- ↑↑↑ 父親(藤岡弘、氏)に聞いたり教わるだけじゃなく、漫画含むあらゆる「本郷猛」が出てる作品を徹底的に見た上で自分なりの本郷猛を演じるよう努力したと言ってたし見事だった。なおその過程で一緒に当時の映像を見る事になったお父さんは「今更だけどリテイクしたい所が結構ある(意訳)」とやっぱりちょっと一緒に見るのは恥ずかしかったそうな -- 名無しさん (2021-12-30 10:08:15)
- 真威人くんの1号ライダーもっと見たかったなぁ…スピンオフとか出来ないかな?……と思ったけど、スピンオフといっても配役を息子に変えただけの初代仮面ライダーになるだけだから無理かな… -- 名無しさん (2021-12-30 10:11:23)
- 「許さんぞショッカー!」がまんまお父さん。あの一連のシーンは、「龍之介の回想」である事実を忘れかけるくらい濃すぎた。 -- 名無しさん (2021-12-30 15:59:48)
- デュランダルなんで時間潜航使わなかったんだろう -- 名無しさん (2021-12-30 17:02:12)
- デビルライダーに花を持たせたのか、クローンライダーが勝利する展開は描かれなかった。欲を言えば、エデンとファルシオンのクローンに誰か変身してエデンインパクト、不死鳥無双斬りも見たかった。 -- 名無しさん (2021-12-30 17:13:03)
- 百瀬親子の和解から連なるセンチュリー覚醒とラストの1号=本郷が百瀬への激励で泣いた。彼が改造したからこそショッカーを倒すことができ、自分の魂を継ぐ者達が現れたと語る様はまるで「正義の系譜」。 -- 名無しさん (2021-12-30 21:13:56)
- バイスRXがリボルケインを剣呼びした直後に殴りに来るバールクスで耐えられなかった -- 名無しさん (2021-12-30 21:58:47)
- ↑4 界時の能力は敵味方無差別のフィールド魔法だから、能力を知らないヒロミさんと共闘してる時点で使えなかったんじゃないかな。あの乱戦じゃ(敵側も条件が一緒とはいえ)一瞬の戸惑いも命取りになりそうだし -- 名無しさん (2021-12-31 02:25:14)
- 最後に語りかけてくる1号だけは弘、パパを、シュワちゃんが近年のターミネーターでやってるように顔面だけ合成するとかいった具合にはできなかったのかしらん -- 名無しさん (2021-12-31 06:44:30)
- ラストシーンでまるで本郷猛が幽霊みたいに出てきたけど、あれ生き霊かな? -- 名無しさん (2021-12-31 17:49:38)
- むしろ平行世界とかじゃないんならこれまでの生存してる昭和・平成ライダー達がどうなってるのか気になる -- 名無しさん (2021-12-31 18:00:38)
- ↑2 龍之介が最後に見た幻とも解釈できる。 -- 名無しさん (2022-01-01 18:42:48)
- ディアブロスタンプの存在がはフェニックス上層部だけの秘匿事項だけど、まぁ奴が潜伏してたから情報の入手は容易だっただろう。 -- 名無しさん (2022-01-01 19:18:49)
- 何気に4号が客演するのって初めてか…? -- 名無しさん (2022-01-03 13:52:50)
- 倫太郎の水勢剣流水はタテガミもフサフサだったのかな…… -- 名無しさん (2022-01-07 14:17:12)
- 映画に出てきたメンバー以外にデビルライダーが出せるなら空中から一方的に襲ってくるサイガとか逃げ惑う民衆目掛けて銃撃するネオアルファとか恐ろしい光景が描かれてない裏で起きてそうである -- 名無しさん (2022-01-18 22:34:44)
- ラストの歴代ライダー、クウガ以降のフォーム選定基準が謎すぎる 通常揃えでも最強揃えでもないし -- 名無しさん (2022-05-11 23:39:06)
- コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-07-13 20:46:28)
- フェニックストップの正体を踏まえると、ディアブロスタンプは「強奪に見せかけた譲渡」の可能性も? -- 名無しさん (2022-07-22 10:42:25)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2022-07-29 00:01:40
- センチュリーでしかディアブロ倒せないって事から考えると2071年の未来はリバイス、セイバーも含めて歴代ライダーが全員敗北して戦死した未来って事何だろうな。 -- (名無しさん) 2023-01-29 02:32:37
- クローンライダーはそのライダーが強いのはその人物が変身しているからこそでありレジェンドの力を上手く使うには自身の変身システムに合わせる事が前提ってのが良く現れてたな。それこそセイバー以前のライダー達でクローンライダーで上手く戦闘出来そうなのは士位な気がする。 -- (名無しさん) 2023-07-27 04:11:05
- デモンライダーじゃなくてデビルライダーでは? -- (名無しさん) 2024-02-08 04:37:48
- ↑名称に関しては最近追加された仮面ライダー図鑑のリバイスのページで「デモンライダー」と表記されていたため、そちらに合わせました。 -- (名無しさん) 2024-02-08 18:34:31
最終更新:2024年04月23日 16:34