#コンパスコラボヒーロー

登録日:2023/02/11 Sat 16:15:27
更新日:2024/04/23 Tue 08:51:07
所要時間:約 69 分で読めます




本項目では、『#コンパス戦闘摂理解析システム』に登場するヒーローの内、他作品とのコラボキャラについて解説する。
コンパスのオリジナルヒーローについてはこちら

+ やってない人への簡単用語説明
ここに無い他の詳細はゲーム解説の項目を参照のこと。

  • HS(ヒーロースキル)

各ヒーローに固有に設定された、言うなれば超必殺技とでも言うべきもの。
バトル中、自陣ポータルを踏んでいるとHSゲージが溜まっていき、いっぱいになるとその都度一回使用することができる。一部の例外はあれど、試合展開を大きく動かしたり、妨害に強力な効果があったり、強力なものになるとそれだけで試合を破壊するポテンシャルもある。よほどどうでもいい性能でもない限り積極的に溜めることが推奨される戦術の鍵。基本的には各ヒーローでバトル中一回、積極的に溜めて二回が相場で、当然ながら強力なほど溜めるのに時間がかかり、弱いほどすぐに溜まる。


  • HA(ヒーローアクション)

各ヒーローに固有に設定された行動のこと。
バトル中移動判定部分を長押しすることで発動できる。基本的にはタメ攻撃や移動の補助などが発動する。スプリンターは共通して長押しでダッシュ、攻撃範囲に相手を捉えて離すとそのままダッシュアタックを繰り出す。
ヒーローによってはHAを使いこなせないと話にならず性能を半分も使いこなせない(ガンナーの自衛HA、マリアやイグニスの引き寄せ、甘色のカウンター、ポロロッチョのHAなど)ものもあり、ある意味ではHSより重要ともいえる。
一部ヒーローには、移動中即座にHAを発動させるテクニック、通称「滑りHA」が要求されることも。滑りHAの成功率によってプレイヤーの力量が図れるほど重要。


  • 通常攻撃

各ヒーローは通常攻撃射程が表示されており、この範囲に敵を捉えるとロックオン、その状態で移動入力をしていない時通常攻撃を発動し続ける。
ヒーローごとに射程、攻撃モーションは大きく異なり、攻撃間隔も一定ではない。例えば、ソーンは放置していても一定間隔で同じ攻撃を繰り返すが、リリカは4発目と5発目のモーションが異様に長いなど、そのまま自動で攻撃するだけだと大きくDPSが下がるヒーローがほとんど。そこで、1発ないし2発通常攻撃を撃ったらほんの少し移動してまた1発目から通常攻撃を始める「通常キャンセル」は必須テクニックと言える。

また、ヒーローの特徴を語る上で欠かせない通常攻撃システムに「連続攻撃補正」というものが存在する。
通常、ヒーローの攻撃によるダメージは「攻撃力-防御力」で計算されるが、一部ヒーローは通常攻撃が多段ヒットしたり、攻撃間隔が非常に短いことがあり、そのまま計算するとバカみたいなダメージが出る。実際、きららは非常に攻撃間隔が短い割に補正無しで計算するためDPSが高く出るのだが、こういった例外を除き、多段攻撃ヒーローは、「攻撃力×連続攻撃倍率-防御力」で計算される。
当然ながら、攻撃力は防御力より水準が高く設定されているため、通常計算式での通常攻撃は防御力で減算されてもある程度のダメージが出るが、多段計算式での通常攻撃は数値によってはダメージがゼロになる。よって、連続攻撃補正が重いほど、高防御の相手にダメージを与えられなくなり、酷いと一切攻撃が通用しないという状況に陥る。一方防御力が低い場合は減算も小さくなるため、多段通常攻撃の方が攻撃回数分ダメージを出せることになる。



ソル=バッドガイ】 CV中田譲治

ヒーローアクション:グランドヴァイパー/長押しで構え、ガイドが表示された後に離すと多段ヒットする突進攻撃。原作と異なり後半モーションのヴォルカニックヴァイパーがない。
ヒーロースキル:ドラゴンインストール/一定時間、自身の攻撃と防御が超強化される。解除時特殊スタン発生
アビリティ:手加減もここらが限界だ/敵を倒すと攻撃が上昇。最大5キルまで。死亡時リセット

格闘ゲーム『GUILTY GEAR』シリーズから、コンパスでは初となる追加ヒーローであり、最初のコラボヒーロー。ボイスは『Xrd』の使いまわし。出典は『Xrd -REVELATOR-』だが、後に最新作『-STRIVE-』の衣装も実装されている。
ステータスはかなり優秀で攻撃防御体力それぞれが高水準に纏まっている。一方移動速度が遅め……といっても騒ぐほどの遅さではないが。初期は体力に難があったがひたすら上方され続け、気が付けばアタッカーでも上位になっていた。
連と遠の発生速度が速い。特に遠は上から数えた方が早いレベルでフルヒットしやすいし、連に至っては全ヒーロー最速を誇る。近もそこそこ速いがヒットストップが異様なまでに重いせいで「当たったのに当たってない」状況になることが多々ある。
原作の各モーションを再現されており、評判はかなり高い。カードスキルのモーションはそれぞれ「近→ヴォルカニックヴァイパー」「遠→タイランレイヴVer.β」「周→砕けろ」「連→ガンフレイム」。実装時はヒーローとしての性能は良いとは言えず、良くも悪くもHA頼りな面はあり、原作のような初心者向けキャラではなかったが、体力上方を受けたことや通常攻撃がそこそこ優秀なことなどそれなりに使いやすく強くはなっている。HA依存は否めないが。
アビリティは死亡時にリセットされてしまうためソルに見合わず慎重な立ち回りを要するが、その代わり1人倒しただけでも攻撃力が約12%上昇するため積極的に敵を潰していきたい。逆に味方にソルがいる場合は状況に応じて譲ってあげると後の展開が少し楽になる。
HAの壁ハメ性能が高く、上手くハメれば格上相手でも殺せる性能がある。壁があるステージでは強いが、壁が無いとそこそこ高いダメージの後遠くに吹き飛ばしてしまうためキルは取れない。ただ、ソルの一番の強みはこのHAであり、これを使いこなせるかどうかで脅威度が跳ねあがる。単独で戦うというよりは、味方が転倒させた敵をどこからでもHAで拾ったり、単独であっても振り向き滑りHAで敵を吹き飛ばすなど使い道は多い。その性質上、大会シーンでも周囲カード適性ヒーローと組むことが多い。
HSも強力で、基本的には100%カットのガードを用いない限り何か攻撃が刺さっただけでまず即死する。スタンカードなど本来ダメージを稼ぐカードでなくとも必殺の威力になる。
ただし調子に乗ってると貫通攻撃などで反撃されてダメージを負うこともあるし、スタンなど状態異常も喰らう。また、ダメージが大きすぎて、遠や連で攻撃すると強烈なヒットストップがかかる。一定時間が経つと解除され大きな隙を晒す。
ちなみにHS中にバトルを終えると、リザルトでもドライン状態の姿のままになる。

因みに初期実装時は、もはや近とほぼ同じ全体速度で連カードをぶっ放すヒーローだったりした。


ディズィー】 CV藤田佳寿恵

  • テーマ曲:One Dawn(Daisuke Ishiwatari)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:(名称なし)/長押し中、ライフを回復+今いる自陣ポータルエリアの拡張速度が上昇
ヒーロースキル:感情的なガンマレイ/長時間の準備後、エリアにいる敵全員をスタンさせる
アビリティ:競うことは争うことではありません/敵ポータルキーの奪取速度が上昇

見ての通り、本ゲームの勝利条件ともいえるポータルキーの制圧に特化したヒーロー。格ゲーとは。ボイスは『Xrd』の(ry
ステータスは正直物足りない攻撃、あっても無くても変わらない防御、最低クラスの体力と全体的に低水準。しかし、そこそこの長射程を持ち通常攻撃の出も速いため低めの攻撃倍率にしてはそこそこ火力は出るのでご安心を。体力の低さは致命的で、何か刺さったら死ぬと言って良い。ガードを張っても貫通で死ぬ。代わりに移動速度はガンナー最速(キル職内でも最上位)を誇るため逃げ性能はある。いわゆる引き撃ちを上手く行えば強い。
近と周囲と連打の発生速度は速いが、本人の耐久力の都合上近距離と周囲が主。それらも大したダメージは出ず、当然相打ちをすれば一方的にディズィーだけ死ぬため使いどころは選ぶ。
アビリティはポータル制圧速度アップ。割と実感できる速度まで上がる。常時発動アビリティとしてはポータル取得は必ず行うので一定の強さは確保されているし、相手をキルした後さらに敵陣を攻めるときなんかにも復帰より先にポータル取得が可能。また変わり種ではあるが、一部のステージは段差などの関係で自陣に戻るまで時間がかかるという特徴があり、ドアを使って裏取りしてラスト10秒で逆転勝ち、なんて戦法も可能。
HAでポータル拡張を早める。ディズィーはHSの溜まりが恐ろしく遅く、自陣2つは確実に広げなければろくに戦闘に参加できないこともある。かといって自陣を両方ともディズィーが広げると時間がかかりすぎる、という状況を解決する便利HA。使用時は味方もポータルに入れれば味方のHSも早く溜まるので、独りよがりにならないようにしたい。
攻撃性能は高くない、耐久が最低クラス、自衛になるHAも無いと弱そうに見えるが、代わりにヒーロースキルが凶悪で、溜まりが遅く一発しか撃てないが全エリアが対象で強制スタン。相手からすれば同じくHSを発動させるしか回避手段がない(一部キャラクターやカードはリスポーン地点に戻ってやり過ごすこともできる)。HSを使わせてしまえばHS明けの隙が生まれるため、そこに攻撃を差し込めばそれでキルが取れる。HSを使わないなら問答無用のスタンでキルが取れる。何ならスタン中にディズィーがポータルを触れば取れる。これを利用して、隣に確殺HS持ちを引き連れてディズィーHSから人数有利をとって逆転を狙う構成(通称捲り編成)が猛威を振るった。このHSがある限りディズィーが環境から消えることは決して無いとも言われる最強HSである。
HSを抜きにしても、あくまで詰められると弱いというだけでちゃんと火力を出すことはできる。#コンパスのガンナーはイカれてるから相対的に弱い?それはそう
何か攻撃を受ければ即死するようなキャラクターなので回復を使う必要が乏しく、回復抜きでの運用が主流。2022年3月の上方修正によりHA中自己回復が可能になったので、回復無し特有の弱点はちょっとだけ解消された。


初音ミク

  • テーマ曲:Tell Your World/アイ(雪ミク2019版)/ぽかぽかの星(雪ミク2020版)/Fondant Step(雪ミク2021版)/千本桜(千本桜コス版)/君色マリンスノウ(雪ミク2022版)/SnowMix(雪ミク2023版) /ハッピーチートデー(雪ミク2024版)/ブループラネット(16thコス版)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃
ヒーロースキル:独占ライブ はっじまっるよー♪/一定時間周囲の味方を超回復&状態異常回復
アビリティ:ヒーリングボイス/周囲の味方の体力が徐々に回復 自分への効果は落ちる。

世界的に有名なバーチャルシンガーがまさかのヒーロー化。……バトル系は今までタブーだったのに本当によく許可おりたなこれ。
ステータスは平坦なものから防御を削り、その分攻撃と、何故か攻撃もちょっと盛った形。
全攻撃カードの発生が平均以下だが、主に周囲が使われる。インフレに取り残された結果、周囲の発生が速くなった……が、まあ当てやすいとはお世辞にも言い難い。
アビリティにより、少ないとはいえ自分の体力が勝手に回復していく。また、周囲にいる味方への回復量はさらに上がる。そのため、本人の体力も相まって思ったより耐久戦に向いている。スプリンターというより性質はタンクに近い。ただし、妨害カードが積みにくく、一度劣勢になると持ち直しにくいというのもタンク同様。一方タンクと違って足があるので、何もできなくても裏取りで敵を分断しやすいという強みもある。
HSの超回復は伊達ではなく、一撃で倒されない限り瞬時に回復する回復力を誇る……が、吹っ飛ばしなどは通常通り受けるため、耐久のために使ったら無敵時間明けに吹き飛ばされたなんてことも。
唯一の妨害カードである周囲カードもよほど油断していなければ当たらない発生速度なため、凌がれると本当にうろちょろすることしかできなくなることがある。野良では自己完結するヒーローの方が強いということもあり、タンク共々味方任せになりやすいミクについてもキャラとしての評価は低いと言わざるを得ない。一方、連携を取りやすい固定編成や大会シーンにおいては支援に徹する支援ミクがたまに見られる。特に、ミクが隣にいるだけで自身のデメリットアビリティを消すことができ、支援さえあれば死なないし常に相手に圧力をかけられるグスタフとの編成、グスミクは非常に強力。
なお見ての通りテーマ曲が非常に多く、多くのオリジナルヒーローのボーカルも彼女が勤めているため、「初音ミクの歌声が流れる中で彼女が戦場にいる」という不思議なことがよくある。またボカロ勢特有の挙動でダウンしない。ミクの場合ミニスカがオリジナルコスチュームなのでダウンすると不味いんだろうか。


リュウ】 CV高橋広樹

  • テーマ曲:Theme of Ryu(青木征洋 スト5版)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:タメ/次の攻撃カードスキル使用まで、移動速度上昇&カードスキル威力アップ
ヒーロースキル:真空波動拳/前方に壁を貫通する巨大な波動拳を放つ
アビリティ:この道を進むのみ!/近遠連周の威力アップ

ご存じ格ゲー界の金字塔の、発表当時最新作の『ストリートファイターV』より竜巻旋風脚の人Mr格ゲーがまた強いやつを求めて異世界にたどり着いた。声がいつもより渋い。
こちらもモーション再現がされており、「近→昇龍拳」「遠→波動拳」「周→竜巻旋風脚(動かないので実質真空竜巻旋風脚)」「連→ターゲットコンボ」となっている。
ステータスは優秀の一言。全てが高水準で、唯一足が遅いのだが、それもHAで補える。通常攻撃も出が早く優秀。
適性カードは初期は近と遠、遠カードの根本の弱さから近カードが主流だった。後述のアップデートにより連と周についても適性を持つようになり、どこからどんな攻撃が飛んでくるか解らない、というのもリュウの強み。
アビリティで常時攻撃カードの威力が上がった状態ではあるのだが、それに加えてHAをすると次の攻撃カードの威力が上がる。これらが重複するため、攻撃倍率の割に物凄いダメージが出る。また移動速度上昇もかなりの割合であるため、基本的にはHA強化状態を維持して戦うことが求められる。HA自体は一瞬でできるためやり得。
HSは非常に軽いわりに即死級の威力を持つ。発動までの時間もかなり短めで弾速も速い。カウンター能力が高く、敵のカード発動に見てから合わせるだけでも当たる。100%ガードこそ貫通しないが、あらゆるスタンカードから真空波動拳が確定するため、時々HSしかキル手段を持たないリュウすらいるほど……これは流石にネタデッキではあるが。
一時期HSが軽すぎて1試合に平均3発も撃てた時期が数か月も続いた(普通HSは一部を除いて2発が限度)……のだが2022年のアップデートでまた戻された。元に戻らなかった辺り多分大丈夫なんだろう。
……とか言ってたら何を血迷ったのか24年1月のアプデで更に短縮されて割とバンバン撃ててしまうようになってしまった。 ただのバカでは?
ストリートファイターコラボはかなり初期に行われた上、コラボカードがあまり性能的によろしくなかったことや、リュウも後述の春麗も何故かグラフィックが………包み隠さずいうとひどいことが相まって、使用率がいつまでも上がらず、アタッカーの中ではかなり優秀な部類にもかかわらず上方され続けるという状態にある。2023年には「カードの多様性が無い(意訳)」というよく解らない理由でほぼ全カードに適性を持つようになった。なお復刻はその調整以前にはしてないので使用率はお察しレベル。
……まぁⅣの頃のギョロ目眼力よりかは人によってはましかもしれない。

余談だが、初期実装時はHAの移動速度アップはなく、その上タメ時間も1秒と長いくせに適用した状態でも臣の近火力には負ける、通常攻撃も大ゴスを初段にしちゃったために非常に遅い、不具合とは言えHSの攻撃範囲がバレていた、等とかなり悲惨な性能だった。

今作でソルなどのギルティギア組とは恐らく初の顔合わせとなっている。現代の格闘ゲームを代表する作品の主人公同士が顔を合わせるというのは大きな話題を呼んだかもしれない。
またスーパー格ゲー大戦に一歩近づいたな……


春麗】 CV折笠富美子

  • テーマ曲:Theme of Chun-Li(小林啓樹 スト5版)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃。通常よりも射程範囲がやや広い。
ヒーロースキル:鳳翼扇/前方近距離にガード貫通多段攻撃
アビリティ:さぁ行くわよ!/連の威力上昇&クールタイム短縮

リュウと共にやってきたMs格ゲーヒロイン。ケン? リュウとの差別化が難しかったんだよきっとモーション再現は「近→天空脚」「遠→気功拳」「周→スピニングバードキック」「連→百裂脚」。
ステータスは上方の結果キルスプとしてはかなり優秀になった。春麗は例外的に貫通でない連撃カードを使うことが多いため、キル職としては低めの攻撃力も問題にならない。
アビリティからして連が得意だが実際は周も速い。本人の耐久が低く連とは相性が良くないため、実装からしばらくは取り回しの悪い連よりこっちを採用している人が多かった。ただし、カードプールの増加や上位陣の研究により、回復まで捨てて連でとにかく相手を殺す型(連3春麗)も増えつつある。
典型的なキルスプ。周も連も得意としているため、周スタンで足止めして連でとどめを刺すのが一番解りやすい。相手にダメージを与えライフを吸収する連攻撃カードが出てからは、相手の攻撃に合わせてそれを撃つと相手だけ死ぬという状況も起こるようになった。ただし、相手ヒーローによっては一撃で殺されるため注意は必要。
HSは発生も速く、ガードも無視して攻撃ができる使い勝手のいいものとなっている。ただしダメージは確殺ではなく、一発掠っただけでは死なないことも多い。(とはいえ瀕死にはなるが)リュウと同様カウンター力が高く、ディズィー、春麗、リュウ(アダム)で組んでHSで全てを薙ぎ払うHS捲り編成が完成した。

なお前述した通り顔のグラフィックがあんまりなので採用率がかなり低い。また、2022年実装のアスナがほぼ上位互換ということで輪をかけて使われなくなってしまった。
お株を奪われた状態だったが、アップデートで防御体力が上がって(アスナは逆に下がった)ある程度のダメージ覚悟での殴り合いには参加できるようになった、どころかほぼアスナの上位互換と化した。これが貫禄か……。
特に上述のライフ吸収連撃カードの相打ち戦法はある程度の体力と高い連適性が必要になるため、春麗はアスナよりも圧倒的に安定している。


エミリア】 CV高橋李依

  • テーマ曲:STYX HELIX(MYTH&ROID)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:前方の味方ライフ回復
ヒーロースキル:火を司る大精霊パック/パックが一時自動攻撃+自身のライフ持続回復
アビリティ:ぎったんぎったんにしちゃうから/自拠点内で通常攻撃速度アップ

Re:ゼロから始める異世界生活』よりメインヒロイン、エミリア。定期的に行われるライトノベル系作品とのコラボの最初の一人。一定ランク以上の全プレイヤーに無償配布された。なお、ライトノベル、アニメ作品とのコラボでは長らく主人公が実装されなかった。まあスバルが単体で来ても何の役にも立たないと思うけど
ステータスはガンナーとしては低い攻撃、やたらと高い防御、貫通で生き残るギリギリの体力。一応移動速度はそれなり。
近と遠が速く、特に遠が実用的。ただし攻撃倍率が低いため、カードによるダメージはお察し。
攻撃力の低さもさることながら、通常攻撃が連続攻撃であり高防御ヒーロー相手には悲しみを背負っている。自陣にいればかなりDPSも上がるため殴り合いも可能だが、所詮攻撃間隔が上がるだけで固い相手には変わらずどうしようもないまま。ステータスによっては火力面での貢献がし辛くなってしまうこともしばしば。
一方、HAによる回復量は凄まじく、ある程度の体力のあるヒーローであれば基本的に死ななくなる(秒間30%ほど)。味方の戦闘をサポートするという意味で試合に貢献する力は十分にある。また、連続攻撃ヒーローのお供おかあさんだーいすき(防御力を0にする)を使うか、そもそもステータスで圧倒していれば火力としての活躍もできる。基本的に真っ先にエミリアを潰すか重い一撃で前線を崩壊させるかしないとエミリア編成は突破できない。一部ステージにおいては裏のエミリアにたどり着くのが困難であることもあり強力。もちろん、簡単にエミリアにたどり着けるため全く仕事ができないステージもあるが。
HSはかなりの火力で周囲の敵を一人ずつロックオンして絶え間なく攻撃を加えるというもの。対策無しでは容易に3タテも狙える火力を誇る一方、攻撃対象を任意に選ぶことができず、対策しようと思えばある程度簡単にできる。
また、やはりこれも連続攻撃であり、ある程度の防御と回復があるヒーローには普通に受け切られる場合もある。具体的にはHAを張っているジャスティスやアリスなど。またオカリン相手には終盤に近付くにつれて素で耐えられてしまうことも多々あるし、体力回復があるとはいえHS明けに殺されればそれまでという一面も。


レム】 CV水瀬いのり

  • テーマ曲:STRAIGHT BET(MYTH&ROID)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:鉄球叩きつけ/長押しで円状のガイドが奥へ進む。限界距離到達か離すことでその位置に突進し着地点にダウン判定のダメージ
ヒーロースキル:レムは鬼がかってます!/鬼化して敵に超ダメージ自動攻撃(ガード破壊)
アビリティ:レムは英雄の介添え人!/残りライフが少ないほど攻撃力アップ

同じく『Re:ゼロから始める異世界生活』より参戦。こちらは通常通りガチャから入手する。エミリアに輪をかけてスバルのことを口にするし、バトル中のアピールでもスバルの名を出す。誰もスバル君の邪魔しないって
ステータスは攻撃が十分に高く、耐久も及第点と言ったところ。移動速度はそこそこだが、移動だけならHAがあるため何とかならないことはない。
近、周が速い。特に周囲発生はかなりのもの。ただしどちらも後隙がかなり長く、おいそれと出せるようなものではない。
攻撃力が高いうえ、通常攻撃範囲もガンナーを除き最長と攻撃性能に優れている。アビリティによる攻撃力強化も侮れず、最大で約1.8倍まで上がる。追い込まれてからの暴れ周囲の性能はロマンで、単純な殴り合い中も火力が上がるため敵のダメージ計算を狂わせることもできる。
HAは突進系で移動にも使えるほか、ある程度段差を乗り越えることもできる。ダメージもそこそこ出るが単発なのでダウンさせる効果が本体感も。もちろん範囲攻撃なので纏めてダウンさせることもできるし、問題無くあらゆる攻撃カードが繋がる。
HSは鬼化して暴走し、一番近い敵に自動で攻撃、キルしたら次の敵……と時間いっぱい繰り返す。攻撃力、移動速度が大幅に上がるほか、ガードも割って攻撃するため逆転性能はかなり高い。一方、自動で動きカードは切れないため敵のカードに無力、敵がHSの無敵時間中でも近ければ攻撃してしまいそこからターゲットが切り替わらないなど明確な弱点もある。変わったところでは、テスラのコイルで完全に道が封鎖されると棒立ちになる。また、そもそも#コンパスの勝利条件はキルをとることではないため、残り時間ギリギリで自分しかいない状態でHSを発動して3タテしてもポータルをとれずに負けることがままある。

なお、実装当初はアビリティが壊れ性能であり、誰もレムに近付けないという事態も発生した。ツイッターのサジェストもレムへのヘイトで埋められるなど問題にもなった。


カイ=キスク】 CV草尾毅

  • テーマ曲:Magnolia Éclair(Daisuke Ishiwatari)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:スタンディッパー/長いタメの後にガイド表示された後に離すと長距離を突進して敵を巻き込み、限界距離に到達後に薙ぎ払い攻撃。原作と全く違う
ヒーロースキル:ライジングフォース/前方に長距離突進攻撃。ヒットした相手にダメージ+強制スタン。一撃技じゃないのか?
アビリティ:迅雷の所以をお教えしよう/カードスキルのスタンを無効化 

最初のギルティギアコラボ後、のちに追加されたヒーロー。離れすぎてる?いやだって1年も経ってるし出典は『Xrd REV 2』。
『Xrd』が元のためかテーマ曲が『Xrd』のもの。ボイスは『Xrb』の(ry) 後に『-STRIVE-』衣装が追加。
ステータスは結果的にはソルよりちょっと耐久が落ちた形になる。移動速度も徒歩で比較したら微かにソルの方が上。本家ギルティギアと違い初心者が使いやすいのは恐らくソルだし、攻撃性能はカイの方が上。
全てのカード攻撃の発生が速く、カスタマイズが非常に広い。遠はソルとほぼ同じ発生速度。全カード適性持ちには珍しく、全カードが最前線で使われる。#コンパス1デッキが読めないという強みになっている。
アビリティによりカードによるスタンが効かないというのが明確かつ大きい長所。ただし、カードによらないスタンは受けてしまう。ちなみにアクセラレータにスタンを撃つとどちらもスタンせず終わる。
カードでの戦闘は強力だが、実装から数年は通常攻撃の発生が遅いわ、移動速度遅いわ、HAのタメが長いわで非常に使いにくかった。一応HAはハメができる程度にはなったが、通常の遅さ(通称チャンバラ)は相変わらず。横を駆け抜けられただけで一撃も入れることができないと散々だった。
しかしなぜか余計に弱体化までされたためプレイヤーからはその弱さがネタにされている。アビリティとHS以外カイにしかできないことというのが基本的に存在しない。そのアビリティも他全ての不利をひっくり返せるかと言うと……。原作だとどんなに悪くても中堅なのに……。
……さすがにあんまりなためか、遅すぎるような気がするが実装から数年たってようやく通常攻撃の攻撃間隔が高速化してマトモに振れるようになり、ついでにHSの溜まる速度も速くなった。後に移動速度も上昇。アタッカーとして一角を表すことになることに。今では安定して使いやすいアタッカーになっている。足は遅いが遠カードを組み込んだりすれば割と誤魔化しやすい。
でもプレイヤー達から「また変な下方される」と不安もあった……が、そんなことはなかったぜ。
散々言ったがHSはずっと強い。発生が速く範囲もそこそこ、ガードの上からスタンが入るため暴れ、カウンター、防衛と使い勝手が良い。しかも溜まるのが速く直接ダメージも結構出ると掛け値無く優秀といえる。競合は後に実装されたアスナのHSだが、キル力と安定性のトレードオフとなっている。
HAもタメが長いままではあるが、比較的早い突進速度と後隙の短さは良好で、ヒットさえさせれば盤面が有利に働くためそれに見合った強さを持っていると言える。原作プレイヤーには違和感しかないだろうけど
カードスキルのそれぞれのモーションは「近→ヴェイパースラスト」「遠→スタンエッジ」「周→グリードセバー」「連→セイクリッドエッジ」となっており、原作モーションをしっかり再現している点に関しては評判は高め。
398だの痴○エ○チだの空耳が散々。まぁ昔から草尾氏の活舌はアレだったけど……


【鏡音リン】

  • テーマ曲:右肩の蝶feat.鏡音リン(のりP)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:前方の味方の攻撃、防御力アップ
ヒーロースキル:リンちゃんのトリコになっちゃえ♪/一時周囲味方の攻撃力と防御力を超アップ
アビリティ:双鏡のキズナ~レン~/レンが近くにいるとヒーロースキルパワーが自動で溜まる

初音ミクコラボ復刻と同時に開催された『鏡音リン・レン』コラボの追加キャラクターとして実装。双子のバーチャルシンガーの女の子の方。
ステータスが優秀であり、特に防御倍率体力倍率ともにかなり高水準、足も遅くなく射程も一般的で使いやすい。ただし攻撃力は少し控えめ。通常攻撃の3、4発目の間隔が短く、ここまでキャンセル無く撃っても良い。なお3発目が当たると4発目は射程外まで追尾する。これはミク、レンにも見られるボカロ勢特有の挙動である。
近と遠が速い。近は一線級かと言われると疑問視、遠もべらぼうに速いというわけではないが、使える性能。
通常火力もそこそこ出せるが、リンの強みはHA。前方のかなりの広範囲にわたって味方をバフすることができる。その倍率はかなり高く、特に防御バフによって味方が受けるダメージが激減する場面も見られる。範囲も驚くほど長く、前に出る味方さえいれば非常に強力。
HSでは自分の周囲にバフエリアを展開する。味方強化とあるが自分も強化される。これだけでも強いが、味方バフはさらにその倍という高い倍率で行われる。エリア範囲も決して小さくはなく、これだけ強化すれば連続攻撃補正のかかった攻撃は受けないと言っても過言ではないし、単発攻撃無効すら可能。強化中も自由に行動できるのも強いし、効果範囲的に難しいがHAの強化と重複する。
リリカのHSと比較すると、こちらの方が強化倍率が高いもののリンが生存かつ近くにいなければバフがかからない。そのため闇雲の暴れHSは無意味になりやすい。
アビリティはレンとのシナジー。HSを余裕をもって2度撃つことができるため、初手劣勢スタートから1回目で優勢を取り、2回目で守り切るなんて芸当が可能。リンレン+誰かという固定編成が強力。
ガンナー部屋だと割と冗談抜きにリンがいるチームが勝つ……だが、それ以外だと敵味方問わず貫通には補助が乗らない(乗ったら乗ったらでぶっ壊れ待ったなしだが)うえ自衛手段の無さはかなり痛く、環境には合わずレン共々総合下位に鎮座している固定向けヒーロー。


【鏡音レン】

  • テーマ曲:右肩の蝶feat.鏡音レン(のりP)
  • ロール:タンク
ヒーローアクション:自身の体力回復+味方移動速度アップ
ヒーロースキル:ソウルビートについてこれるかい?/周囲敵を吹き飛ばすエリア展開/移動速度アップ
アビリティ:双鏡のキズナ~リン~/リンが近くにいるとヒーロースキルパワーが自動で溜まる

初音ミクコラボ復刻と同時に開催された『鏡音リン・レン』コラボの追加キャラクターとして実装。双子のバーチャルシンガーの男の子の方。
防御、体力ともに高水準で使いやすいステータスのタンク。地味に通常攻撃の射程が長く攻撃倍率もほぼ等倍なのでステータスで勝る場合ガンナーを返り討ちにできることが稀にある。特にディズィーなど耐久が低く瞬間火力も出ず回復も無いことが多いガンナーには強く出られる。自己回復があるというのも大きい。
適性カードは周囲のみで、実戦でも周しか使われない。意外にも連はあのモノクマと同速……だから何だよとという話だが。
HAで味方に移動速度バフを送れるという唯一無二の性能を持つ。上がり幅こそ極端に高いものではないが実感できる速さで、かつ遠隔でも送れる、HAを止めても一定時間バフが持続するという強みもある。
HSで自分の周囲に吹き飛ばしエリアを作り出す。基本的には吹き飛ばすだけのHSだが、壁等があるとそのままハメて殺すこともできる程度のダメージもある。ダメージカットで防がれるが、密着していれば持続的に攻撃できるうえ、移動速度も上がるため逃げられにくい。
アビリティはリンとのシナジー。リンもそうだが、敵陣を攻め続けながら自分達だけHSを溜めるという動きが強い。


【ザック&レイチェル】 CV岡本信彦&千菅春香

  • テーマ曲:Vital(じん・遠藤正明)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ攻撃(長押し:ダッシュ)/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃
ヒーロースキル:殺されると誓え/次のダッシュアタックが超ダメージ(ガード貫通)
アビリティ:ザック、動いちゃダメ/移動していない時レイチェルの手当てでライフ回復

殺戮の天使』より主人公レイチェルとその相棒ザック。ザックを操作し、レイはその後ろに着いてくる。当たり判定は無く基本的には飾りだが、上手く扱う必要のあるザックの生命線。戦闘という意味では原作再現
因みに、何らかの原因で崖の下に落ちたり大きく離されたりしたら何事もなく上から降ってくる親方! 空から女の子が!!
近が速い。通常攻撃が優秀なため、ガードを割る目的での使用が主か。
生粋のキルスプリンターであり、使用者も多くは回復まで抜いて暴れ回る運用をする。攻撃倍率こそキル型にしては控えめだが、通常攻撃の速度が速くかつ単発扱い。ダッシュアタックのモーションがやや遅いという欠点を抱えているため、通常攻撃の方が優先される場面も多い。その分アビリティも含め通常攻撃の殴り合いにはめっぽう強い。なお耐久自体は非常に低い。
アビリティで常時回復し続ける。回復間隔がやや長い代わりに回復量が大きい。ただし、傍にレイがいるかつレイが動いていないとき限定。レイの方がザックより足が遅いので、大きく移動してからだと追いつけずに回復されないこともある。なおレイが動いてなければいいのでザックがレイの周りをグルグル回ってるだけでも回復してくれる。「動かないで。ブレる」
HSは正確には「次のダッシュアタックが確殺になる」状態を自分に付与するという自己強化の一種で、自分が死ぬと解除されてしまう欠点を持つ代わりに発動中も次のHSを溜めることが可能。発動中はザックがうるせえ防ぐ手段はHSかカウンターのみで強力だが、耐久が低いため何も考えずに使うとキルする前に殺されがち。
実装当初は遅いダッシュアタック、使いやすいわけでもない近、それほど尖ってもいない通常攻撃と産廃同然の扱いを受けていたが、魔改造を受けトップメタに。敵の目の前でスタンしても死なない耐久と超強力な通常で環境をひっくり返したが、数日後の下方によって体力を下げられ今度は弱すぎる、なんて運営に踊らされた悲しきヒーロー。一応原作はニコニコゲームの出身なのに。
あと通常攻撃の高速化は「ザックあんなに高速で鎌振り回してたっけ……?」と原作知ってる人からすれば微妙に評価が良くないらしい。


モノクマ】 CV TARAKO

  • テーマ曲:DANGANRONPA*1(高田雅史)
  • ロール:タンク
ヒーローアクション:デバフ空間展開/自身の周囲に攻防速低下デバフを発生させるエリアを展開。長押しで拡大化可能。1つまで設置可能で空間から離れて数秒後には消滅。
ヒーロースキル:超高校級の絶望的宇宙旅行/前方敵に絶望的おしおき(ヒット時確定で死亡)
アビリティ:暴力は校則違反だよ/死亡時ミニモノクマを生成し敵を一定時間追跡後に爆散

『ダンガンロンパ』シリーズから参戦。まあ主役級は軒並み戦闘能力が無いから仕方無いけどラスボスともあろう存在が来てしまった。『ダンガンロンパ 1・2 Reload』とのコラボだが、声優は後任であるTARAKO氏が務める。
妨害に特化したタンクであり、耐久もキルも十分可能なポテンシャルを持つ。特にHAの存在により、一部ステージでは無類の強さを誇る。攻撃が高く通常攻撃も速いので結構殴り合えるが、防御が高く体力が低いため純粋な耐久力については多少他のタンクに劣るので注意。
近、遠、連と実用レベルに速い。周も使えないというほどでもない。特にHAの関係で引き寄せ系のカードとの相性が良い。
各種攻撃カードスキルでは原作でやっていた『おしおき』を再現している。今まで学園長におびえていたプレイヤーだが、今度は君たちが操作しておしおきする番だ
HAでは、Cポータル程度なら覆える広さまで攻撃力、防御力デバフの空間を展開する。基本的にはこの中に引きずり込むか、入らざるを得ない状況を作り戦うのが主な戦い方。防御力は高いので、連続攻撃系の敵にならHA無しでも太刀打ちできる……かもしれない。何にせよHAを展開してからが本番であり、そこから離れると解除されてしまうので長射程のガンナーや吹き飛ばし系には弱い。
あと長押ししている間はダンスをしているので、長押しし続けて見せびらかすのもいいかもしれない。攻撃飛んできてもすぐにカード使えるし。
HSは発生の速い拘束+確殺。放射状に広がるHS範囲の敵一人を捕まえる。範囲内にいる限りHS以外での対策が不可能だが、近過ぎると当たらない、障害物で避けられるなど弱点も多い。持続も短い。
因みに失敗したときのモーションも作られているため、ある意味必見。「先生は……悲しいです」
一応タンクなのだが、アプデで耐久面自体はあまりいじられず、逆に攻撃面が伸びていることから「むしろこれアタッカーじゃ」と言われることも。……原作で彼がやってることといえば生徒への拷問と虐殺なので、原作再現……なのだろうか。


アクア】 CV雨宮天

  • テーマ曲:fantastic dreamer(Machico)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ&ガードブレイク/ゴッドブロー/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃。敵がガードを張っていないならダメージ低下
ヒーロースキル:セイクリッド・ブレイクスペル/全敵ガードブレイク+カードのバフ&持続回復消去
アビリティ:この駄女神に祝福を!/状態異常を受けた時の効果1.5倍

この素晴らしい世界に祝福を!』よりヒロイン……ヒロイン?の参戦。スバルはともかくカズマは戦えるだろ原作の汚い声、超ミニスカートからのはいてない感もそのまま。
アタリや勇者のように統一ステータスを持つが、なんと倍率1.1倍で統一されている。#コンパスにおいてこの違いは大きく、キルに寄せればキル型、体力に寄せれば耐久型と非常に優秀。通常攻撃はそこまでなので、キルであればカードが主になる。
適性カードは近と遠。近についてはとりたい作戦によって攻撃カードも妨害カードも扱える。遠はやはり攻撃目的だと弱いが、妨害カードであれば耐久があるため足を止めてもある程度問題は無い。
ダッシュアタックで敵のガードを割ることができる。実装当初はルルカがいなかったため、全プレイヤーに衝撃を与えた。ただし調整によって、ガードブレイクが発生しなかった際のダメージが1倍(通常のスプリンターなら2倍)になった。でも強い。
HSも強力で、溜まりやすく何度か使える。バフや回復を打ち消し、ガードを割り、そのうえ転倒までさせる使い勝手のいいもの。当然ポータル取得の妨害もできる。
以上のようにスプリンターとしての性能は良く、原作通り女神らしい高性能で纏まったヒーローと言える。

……が、そう上手い話は無く、アビリティによって状態異常の被害を1.5倍で受けるという駄女神要素まで持ってきた。4秒スタンが6秒スタンになると言えば問題児ぶりが解るだろうか。後に調整が入ったアングリフ(遠距離70%ポイズン)に至っては掠った瞬間回復が間に合わなければ死ぬ。まあそれ込みでも普通に使えるヒーローなのでバランス調整は成功しているとも言えるが。

ちなみに見ての通りジャンヌと声優が一緒。神に仕える者と神そのものである。アクアは日本担当らしいので、ジャンヌも幻滅しないで済むかも


めぐみん】 CV高橋李依

  • テーマ曲:TOMORROW(Machico)
  • ロール:タンク
ヒーローアクション:ヒーロースキルゲージ増加+ライフ(体力)回復
ヒーロースキル:爆裂魔法/前方拠点周囲に超ダメージ貫通攻撃(終了後ライフ1)
アビリティ:爆裂魔法だけは負けたくないのです/残りライフが多いほどヒーロースキル範囲拡大(最大4倍)

同じく『このすば』よりヒロインのめぐみん。爆裂魔法以外何もできないという原作を反映してか、魔法使いの癖にガンナーではなくタンクで実装されたまあカード使うと魔法っぽいことしてるけど
おかげで「これめぐみんの皮を被ったダクネスじゃ」とか言われることに。後にマジでCV茅野愛衣のタンクキャラが実装されるとはこの時誰も思うまい。
ステータスはしっかり体力に振り、それなりの防御、何故か低くない攻撃と高水準。
近、周が速め。周は十分な速さ。近はアプデのおかげでまともに振れるレベル。
性能としては体力寄りのタンクであり、キル手段も無くひたすら耐久するというお手本通りのタンク。実装当初は文字通り爆裂魔法しかできないタンクだったが、上方修正によって移動速度と周の発生が速くなったため妨害もこなせる。
HAでの体力回復が強化により半端ではなくなり、並大抵の攻撃なら突っ立って耐えることができる。自己回復系のHAの中では1秒当たりの回復はトップであり、ガードを増やすなりすればタンクにもかかわらず回復を抜くという選択肢も取れるレベル。ただしアーマーが無いので相手によっては何もできない。
HA中は同時にHSも溜まる。よって、ステータスとの相談にはなるが、敵陣を踏みながらHAをすると自分だけHSを溜めることも可能。
そしてHSがめぐみんの代名詞、爆裂魔法。なんと回避方法は範囲外に出るか、HSを使うかしか存在しない。範囲内でHSを使っていない相手なら問答無用で爆殺する。範囲も凄まじく、ステージによってはどのポータルにいても当たる。少なくとも発動を見てから範囲外に逃げられるかはかなり怪しい。
代わりに、HSが溜まるのが全ヒーロー中でも最遅。HSゲージ吸収カードを使うかひたすら溜め続ければ理論上2回撃てる……らしいが、そんなことをやる意味があるのかは微妙。また、発動後体力が1になる。よって、どんなダメージでも死ぬ。発動前に持続回復を使っていればその限りではないし、自己回復ができるのでアレだが。
なお発動演出中に戦闘終了すると、ベスプレ時の演出自体が変わる。姿が変わるヒーローは何人かいたが、演出自体が変わるのはめぐみんが初。d

なおエミリアと声優が同じ。こちらは別作品でも共演しているが、汚いエミリア/綺麗なめぐみんと散々な言われよう。アクアといいめぐみんといいこのすば勢ってやっぱ頭おかしいわ


リヴァイ】 CV神谷浩史

  • テーマ曲:紅蓮の弓矢(Linked Horizon)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:立体機動装置/スナップブレード/一定時間長押しで範囲表示(射程は一定)、放すと飛び上がって強襲、ダウン判定の攻撃
ヒーロースキル:お前の肉を綺麗に削げねぇだろうが/前方に超ダメージ回転斬り突進攻撃
アビリティ:人類最強の兵士/敵を攻撃する度に攻撃力アップ(最大1.7倍/6秒でリセット)

進撃の巨人』より人類最強の兵士が登場。よくコラボできたな……と言いたいところだが、意外とアプリゲーコラボでは顔出す機会は多い。エレンでない理由は色々と憶測があるが、やはり主人公だからだろうか。尤もエレンはしょっちゅう省かれることが多いが。
ステータスは攻撃力が高く、耐久力はいまいち。とはいえ攻撃極振りで耐久力がないヒーローがよくいる#コンパス環境ではある程度バランスはとれているかも。移動速度も速いし。
連が速い。アビリティとの相性も良く基本的に連のみが採用される。近の攻撃ボイスが「遅いッ!」だが使い物にならないくらい遅い
大きくジャンプするHAは勇者同様特定のステージで非常に強力。ダウンするためアビリティも込みで当たれば殺せる性能を持つ。一方射程を調節することができず、溜め始めたらどこかしらに飛ぶしかない。狙われているかどうかも注意していれば気付けるため、攻撃カードの有無によってはどうしようもない、なんて事態にもなる。一方ポータル引っ掛け等のフェイント技術の介入余地があり、強襲を始めるとかなり追尾するなど強いときは強い。逆に見られていると余裕でカード切られて迎撃されるので、とにかくタイミングを考えないとかなりしんどい。
HSは前方突進、壁に当たるか一定時間進むとその場で周囲に攻撃。どの段階でも触れれば確殺ダメージになる。ガードは貫通しないが、ポータルに引っ掛ける等のテクニックなどでフィニッシュ攻撃の位置もある程度制御でき、合わせ性能はそこそこ。
攻撃する度に攻撃力が上がるというアビリティは強力で、連カードの火力や通常攻撃でのダメージなど過剰ともいえるレベル。総じて攻撃面は非常に優秀な一方、耐久面はガンナー並と低い。誰が言ったか「人類の中では最強の兵士」HAの性能的にも最前線で戦うようなヒーローではない。兵士長とは……
兎にも角にも「連(もしくはきてるちゃん)を当てて、通常攻撃で追撃する」というやや単調な動きしかできなかったが年月をかけて通常攻撃周りが改善されている。そのためある程度普通の立ち回りも出来るようになっている。


【猫宮ひなた】

  • テーマ曲:Nekomiya Days(GYARI)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:閃光弾タメ攻撃/長押しで円状のガイドが奥へ進む。限界距離到達か離すことでその位置にフラッシュ攻撃
ヒーロースキル:支援物資「ロケットランチャー」投下/前方拠点に支援物資投下(入手で一時超ダメージ攻撃)
アビリティ:武器チェーンジ!/アピールで武器を換装する(攻撃威力&射程&移動速度変更)

Vtuberとして活動中のFPSの上手い猫じゃない子。ガンアクションゲームにおいてトッププレイヤーレベルの実力を持つ。勝手に公式プレイヤーを名乗っていたら公式大会のゲストにお呼ばれされた上そのしばらく後に勝手にヒーロー化が決定された。
きららはVtuber歴では半年後輩になる。ニコニコのゲームに何故Youtuberが……?
テーマ曲はこちらではリンが歌唱を務めているが、本人の動画チャンネルで本人が歌ってるのもある。
本人のガンアクション適性を反映してか、コンパス内でも圧倒的な攻撃極振り性能を誇る。攻撃は最大値であり、二種類ある通常攻撃で大抵の相手に立ち向かうことができる。特にショットガン装備時のDPSは圧巻。是非大会シーンなどを見ていただけるといかに壊れた攻撃性能かが解ると思われます。代わりに防御はともかく体力が低く、何か刺さったら死ぬ。
適性カードは近と遠だが、耐久が低いので遠は採用しにくい。
アピールによってアサルトライフル(AR)とショットガン(SG)を切り替えることができる。ARは攻撃範囲が広い代わりに連続攻撃補正がかかり、高防御ヒーローに弱い。攻撃速度はかなりのものなので、ステータスによってはこれでも脅威。SGは攻撃範囲がアタッカー並に狭くなるものの移動速度が上がり、非常に速い速度での単発攻撃になり、コンパス最高峰のDPSを叩き出す。ただ、どちらにせよ耐久が低すぎるので殴り合いは厳しい。
HAは閃光手榴弾(通称『お茶』)を投げるというもので、ヒットするとスタンを奪いつつ一定時間視界を奪う。またダメージも馬鹿にならないうえ射程も長く、暇なときは投げ得。それなのに何故か威力が更に上がった。すぐ元に戻ったけど
HSで第三の武装、ロケットランチャーを前方ポータルに落とす。それを拾うと一定時間だが通常攻撃が即死攻撃になる。ただし、射程が短く拾っている最中は無防備になる、近付くと勝手に拾ってしまうなど使い勝手は良くない。
HS発動時、テーマ曲も手掛けるGYARI氏の代表作「何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン」のパロディ花火が撃ちあがる。

猫宮ひなた本人は絶賛活動中で、#コンパスのシーズンも走っている。


岡部倫太郎】 CV宮野真守

  • テーマ曲:Hacking to the Gate(いとうかなこ)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:通常攻撃性能強化/粒子砲チャージ/長押しで溜め、一定時間経過後放すと一定時間通常攻撃強化&周囲プッシュ
ヒーロースキル:シュタインズゲートの選択/前方敵拠点の最大エリアサイズを縮小する
アビリティ:リーディングシュタイナー/残り時間が少ないほど防御力アップ(残り120秒以下で発動)

名作ゲーム『Steins;Gate』から主人公登場。原作が原作なので再現度もクソもないが、モーションで未来ガジェットが登場したり、終盤になるほど防御力が上がるアビリティなどでオカリンらしいと言えばらしいか。
尤も、以前には助手未来ガジェット持ち込んで格ゲーに蹴り込んでいるので、ある意味ではこれが恐らく二度目。
全く戦闘描写のないゲームからの参戦だけでも驚いた人もいるが、このコラボ以降の他作品では初めて出てきた男性キャラになったり唯一男性にCVがある上にフルボイスだったりとこれでもまだ序の口。
ステータスはガンナーとして標準か、体力に関しては高い分類。移動速度もありかなり使いやすいガンナーとなっている。
近、遠、連が速い。採用は近がほとんどか。
使用しているのは『通常攻撃&遠→ビット粒子砲』『近→サイリウムセーバー』『周→モアッド・スネーク』『連→またつまらぬものを繋げてしまったby五右衛門』
運営によると#コンパスは「ビット粒子砲が撃てる世界線です」とのこと。
アビリティにより、バトル後半であれば防御力が非常に高くなる。どれだけ硬くなるのかというと、後半になればなるにつれてエミリアのHSを素で耐えてしまうぐらい。なにこの一般人……。
攻撃性能は並だが、真価はHA発動後。1発の通常攻撃につき、5発の追撃が発生するようになる。これらは連続攻撃補正が掛かるものの、発動中は特に低防御ヒーローに対して驚くべきダメージが出る。まあHAしなくても一部のガンナー並の火力出るけど13くんがまた泣いてる火力に関してはインフレ後の#コンパスにおいても高火力の筆頭である。
因みにHAのセリフから、どうもこれは究極の知的飲料の力らしい。凄ェ!!
HSはどこからともなく『電話レンジ(仮)』を持ち出してDメールを送信する。解りやすく逆転を狙えるもので、ポータルを縮めることができる。当然縮んだポータルの方が奪いやすくなるし、広げていないポータルに打てばHSを溜めるのを妨害する効果もある。縮める効果は奪うと無くなる。また、HS発動演出が異様に長く、その分当然無敵時間も長くなる。本人の防御も含めて終盤の耐久ができるガンナーでもある。
演出中はダイバージェンスメーターが表示されるなど、かなり気合の入った再現となっている。

ちなみにバトル中は凶真だったり倫太郎だったりする。


セイバーオルタ】 CV川澄綾子

  • テーマ曲:she rules the battlefield(梶浦由記)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:多段式突進タメ攻撃/卑王鉄槌/溜め段階によって性能が変化する突進攻撃
ヒーロースキル:約束された勝利の剣/聖剣の一撃で前方超遠距離に貫通絶大ダメージ
アビリティ:マキリの器のサーヴァント/敵を倒す毎にヒーロースキルパワー増加

Fate/stay night(Heaven's Feel)』よりサーヴァント、セイバーオルタ。黒セイバーと言った方が解る人もいるかも。映画『Heaven's Feel』からの出演なのでこの姿になっている。
攻撃性能に優れたアタッカー。インフレに取り残され気味だが移動速度も速く、通常攻撃の出も速い。また、キルさえとっていれば自陣に居なくてもHSが溜まることから、ひたすら前線で攻撃力を押し付けて戦い続ける原作再現戦法が可能。代わりに体力が低い。上方のたびになぜか防御力が上げられることに定評があり、いつの間にかカンスト間近になっている。
近、周が速い。ダウン属性の攻撃だとそのままHAに繋がるので相性が良い。
HAが特殊で、出が非常に速い1段目(怯ませ)、多少の溜め時間で打てる2段目(打ち上げ)、かなり長い溜め時間で打てる3段目(大ダメージ叩きつけ)を使い分けることになる。2段目で少しジャンプするため多少の段差も登れる。1段目の発動が非常に速く、相手のカードをキャンセルすることも可能。ただし、発動が速すぎて構えをキャンセルすることが難しい。
HSは非常に長射程に即死攻撃を行うというもの。ガードも貫通するため、避けるかHSでしか対応できない。ステージのどこにいても基本的に届く実質射程無限という点もさることながら、その攻撃判定が多少持続する、というのも差別化ポイント。精密にタイミングを合わせずとも、敵のHS明けを狙うことができる。

2022年、コラボキャラとしてキリトが実装。当初は控えめに言って上位互換であり、また、Fateコラボは一度も復刻されていない(入手手段が無い)ということでお株を奪われている状態。運営がセイバーの代わりにキリト使えって言ってるんだ、なんて意見も見られる。テーマ曲の作曲者同じだし
とはいえ、2023年4月以降の環境では防御倍率が高くて被弾覚悟で戦える相手がそれなりにいる、近の速度が速い、というのはキリトには真似できないためある程度は差別化されている。それ以降も調整の功もあってはっきりと違いが分かるようになっている。
2023年11月にはクー・シーの実装とカードのぶれどらの下方でとうとうお役御免……かと思われたが、そこまで痛手の下方ではないこと、どころか相性のいいカードが増えたのとクーシーがアタッカー最弱レベルの弱さだったので寧ろ結構強化されている。
更に2022年には「数年間復刻しなかった」ため、ギルガメッシュ共々公式大会での使用が不可能になった。


ギルガメッシュ】 CV関智一

  • テーマ曲:the outbreak of war(梶浦由記)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:天の鎖/長押しで円状のガイドが奥へ進む。限界距離到達か離すことでその位置にデバフ空間展開
ヒーロースキル:天地乖離す開闢の星/前方敵に時空断層エリア展開(ヒット時確定で死亡)
アビリティ:人類最古の英雄王/制圧拠点で不利なほど通常攻撃回数増加

同じく『Fate stay/night』よりギルガメッシュ。『Heaven's Feel』からの登場なためおもしろ金ぴかお兄さんではなく学ランライダースーツを着ている。彼だけコンパスキャラの中で唯一衣装が一種類しか存在しないことから、恐らく今も慢心している。
ステータスはガンナーとしては破格。防御力は飾りなのでともかく、高い攻撃力と等倍以上の体力は既にアタッカーの域である。ただ、嘘みたいに足が遅い。
連と遠が速い。遠適性自体は高いとはいえ長距離戦なら通常で良いというのもあり、自衛用の連を積むのが一般的。相打ちライフ吸収連撃戦法使いでは最も体力が高く安定する。
リリカ、ソーン、ぶれどらと並びコンパス内最長射程を持つガンナー。足が遅い以外は非常に優秀なキャラスペックを持つ。一応通常攻撃は連続攻撃判定なので高防御には刺さらないが、これはステータス次第。最長射程から削り、突破して近接を挑まれたら連を使って返り討ち、と戦い方も非常に解りやすい。
HAのデバフエリアは防御力、移動速度を低下させるもので優秀なのだが、ただ殴った方が早い時期が続いていた。上方があり2023年現在では優秀なHAである。
HSでは乖離剣エアを抜き、指定した敵の下に一定時間引き寄せた後、穴を開けて落とす。落ちる先はステージに関わらず奈落(死亡エリア)であるため、即死攻撃ということになる。ただ、溜まるのが遅く、引き寄せもそう強くないため時間に見合う性能かは微妙。敵のHSを見てから発動させるのが良い。正確には範囲外から引き寄せる力は弱いだけで、中心から抜け出すのは非常に厳しい。
もはやギルガメッシュのお約束ともなった舐めプ慢心が随所に見受けられる。その最たる例がアビリティであり、なんと自分が勝っているときは通常攻撃の数が減る。負けていれば増えるがこれはあんまりである。そのくせ連撃攻撃補正は変わらないため、特に4-1ともなると置物同然となる。そのため、連携をしっかり行えるのであれば、小さく逆転されやすいCポータルは最初から捨てて戦う戦法も取られる。
移動速度が遅いのも、そういう調整というのはともかく他のヒーローがまがりなりにも走っているのに対し、彼と芥川ポケットに手を突っ込んで歩いているから。手ぇ出せ。

なおセイバーオルタ同様、上述の通り2023年11月現在まで一度も復刻が来ていないため、入手する手段が無い。セイバーはともかくギルガメッシュは理想デッキを組んでステータスでゴリ押しするだけで強いので持っている人は使ってみよう。


【佐藤四郎兵衛忠信】 CV中村獅童

  • テーマ曲:千本桜(超歌舞伎アレンジ)/超歌舞伎 今昔饗宴千本桜より
  • ロール:タンク
ヒーローアクション:被ダメージ上乗せ攻撃/鉄石心の構え/長押しで構え、放すと構え中受けたダメージ+自身の攻撃力を上乗せした攻撃
ヒーロースキル:今昔饗宴千本桜/千本桜を咲かせ味方のクールダウン短縮エリアを設置
アビリティ:言の葉の灯火/周囲に味方がいると持続回復(人数が多いほど回復量アップ)

『超歌舞伎』×『千本桜』コラボから実装。いくらニコニコ関連とはいえすげーところとコラボしたものである。ちなみに今昔饗宴は「はなくらべ」と読む。忠信本人は神々の時代から千本桜を守護している白虎の生まれ変わりである。
近と連が速いが、多くは近を主体に立ち回ることになる。
ステータスに優れたタンクであり、攻撃と体力が高い。防御は低いが後述のHAに関わるのでむしろある程度低い方が良い。耐久も攻撃もできる優秀なタンクであり、甘色ほどではないが理論値では最強格になりうる。
移動速度こそ遅めなものの通常攻撃の出が速く攻撃倍率も高いため、タンクの中では比較的無視されづらい。特にガンナーにはめっぽう強く出られる。
HAは構え中スーパーアーマーになり、スタン以外で中断されず一か所に居座ることができる。構え中に1でもダメージを受けた(毒によるスリップダメージにも反応する)場合、放したタイミングで前方に受けたダメージ+自分の通常攻撃1発分の攻撃を行いダウンさせる。死ななければ反撃が可能なため、格上相手にもある程度戦える。ダメージが嵩むたびにHAの射程も伸びるが、反面、構え中は地味に遅い方向転換しかできないうえ、最大射程でも最長射程ガンナーには届かない。
HSは周囲にカードクールダウン短縮エリアを張る……が、逆転を狙えるかと言うと微妙。クールダウンを3倍で消化できるという性能は間違いなく強いが。
一方、やはりどこまで行っても所詮はタンクであり、居座る能力は高くとも歩かされると途端に弱い。HAもスタンで止まるうえ、HA中の旋回はお世辞にも速いとは言えず回りながら攻撃されると棒立ちと変わらなくなる。積極的に攻撃しながら要所要所でカウンターを決める精度が要求される上級者向けのヒーロー。
一方で性能自体は元から完成されており、実装からかなり経過してはいるが、調整は通常攻撃の初段速度上昇とワープ攻撃の発生速度上昇のみに留まっていた……のだが23年9月には下の理由からか色々強化された。
使用率は低いが、その分職人向けのキャラということもあって勝率はタンクとしては比較的高い。ただある時だけルチアーノとアインズと並んで勝率のデータ消えたんじゃね? ってぐらいに落ち込んだことがあった。次の週では復権したけど。

因みに中の人の本業は歌舞伎役者。声優としてもたまに出ることもあり、有名どころでは某死神だろう。他に挙げるとこの映画の主役の一人とか、龍が如く3のこの人とか。


アイズ・ヴァレンシュタイン】 CV大西沙織

  • テーマ曲:RE-ILLUSION(井口裕香)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:エアリエル/突進可変攻撃/長押しで一定距離にガイド発生、放すとそこへ向けて斬り抜け攻撃
ヒーロースキル:リル・ラファーガ/前方敵に多段吹き飛ばしダメージ+ガードブレイク
アビリティ:剣姫/ヒーローアクション攻撃時一時移動速度アップ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』よりヒロインの一人、アイズ。実質『ソード・オラトリア』コラボだが。
実装当初は他のヒーロー同様原作の強さに恥じないぶっ壊れた強さで環境を破壊した。
ステータスは攻撃がしっかりと高く、次いで防御、そして体力が低いといういつもの低耐久アタッカー配分。移動速度はそれなり。
連、周が速い。近は表記は速だが絶妙に遅いので使われず、基本的には連と周が使われる。
高火力低耐久のアタッカーだが、火力や耐久に言及されることは少ない。というのも、アタッカーでありながら自分でキルをとるよりもサポートとして敵をかく乱する戦法が多く取られているから。その理由がHAの性能にある。
HA、エアリアルは射程固定の突進攻撃で、攻撃範囲に敵がいなければ単なる移動、敵がいれば攻撃して少し先へ斬り抜けていく。これが凶悪で、まず攻撃範囲が非常に解りにくい、近、連カードでは対応はほぼできない、周カードもエアリアルのダメージが先行しキャンセルされることがある、そして何より、「範囲内の敵」に攻撃ではなく、「範囲内を攻撃」する。つまり当たり前のように複数人ヒットする。そして、ヒットした場合ダウンさせ、少し距離をとる。技術にもよるがそこからもう一度HAを繋ぐことができる。そして、外したときは隙だが、ガードで透かされる分には攻撃後大きく抜けていくため追撃を受けにくい。
すぐに下方修正されたものの、実装当初は一度HAを決めれば死ぬまでお手軽にハメが可能だった。調整以降はかなりシビア。
また攻撃が出た場合はアビリティも発動するので距離を調整したり、ミリ残りした敵との距離を詰めやすくなるなどなかなか便利。
『復讐姫』じゃなくてほっとしたような、ちょっと残念だったような。なおリムルとかに対しても発動しないので安心?を
HSは大きく浮いた後突進し、そこにいる敵をガードを割りながら吹き飛ばす。一応即死するようなダメージではないが、複数ヒットすると死ぬ。浮くということでステージによっては移動手段にもなる。非常に溜まりが早く、2回撃つことも現実的に入る。
あとアピールの煽り力がアタリ、13、輪廻並みに高い。「戦い方を……教えてあげようか?」……他に採用できるセリフあっただろうに。


【ノクティス=ルシス=チェラム】 CV鈴木達央

  • テーマ曲:Stand Your Ground(下村陽子)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:シフト/シフトブレイク/ワープ+敵捕捉時は追撃/長押しで円状のガイドが奥へ進む。限界距離到達か離すことでその位置にワープ、敵がいれば攻撃。移動距離によって性能が変化
ヒーロースキル:エンド・オブ・ワールド/前方円範囲にファントムソードによる連続攻撃 前半部分がオミットされて、後半の乱舞から開始
アビリティ:ファントムソード召喚/ヒーロースキルパワーが最大時通常攻撃に追撃が発生

FINAL FANTASY XV』より主人公ノクト。また凄いゲームから来てしまった。出身こそFF15だが演出やアビリティなど、所々DFFNTを意識しているところも。
モーションの原作再現がかなり忠実。ただ、その代償に移動モーションが他と浮きすぎてもっさりしているように見えるが、原作でも戦闘中の通常移動がこんなものなのでこれもある意味原作再現ではある。
当時最新作の主人公のクラウドじゃないのは多分、現代風の世界観にあっているからだろう。あとは版権料の都合。ボイスは原作の使い回し。
安定した性能を持つアタッカーで、攻撃、耐久ともに十分。移動面も、本人の移動速度は速くないがワープが扱える。他の多くのアタッカーが持つ突進系HAと違い、ごく近距離でも発動できるのが強み。
近、遠が速い。基本的には近を扱うのが強い。またワープ攻撃が速く、遠距離攻撃のヒットより早い。
使用武器は『近&HA1段階目→エンジンブレード』『遠&HA2段階目→伏龍王の投剣』『周&HA3段階目→覇王の大剣』『連→獅子王の双剣』。ファントムソードを使っているが、体力は減らないので安心。
HSが溜まり切った状態ではアビリティが発動し、通常攻撃に追撃が発生する。シンプルに強いが、これも連続攻撃判定であるため高防御ヒーローには弱い。
HAは指定した場所にワープ。高低差や障害物は無視できない代わりに、テスラのHSの壁は貫通できるうえ、タイミングによっては遠距離のターゲットを切れる。溜め段階によって性能が変化し、1、2段階目は攻撃が怯み判定、3段階目はダウンになる。1段階目の発生の速さ、2段階目の後隙の少なさが段違いであり、近接戦闘においても1段階目を連打するだけでダメージを稼げてしまう。HAの練度で強みが変わると言っても過言ではない。
またマルコス同様に『攻撃の直後に移動する』という性質のためか、甘色のHAの範囲外から投げればカウンターは受けずにダメージだけを与えることが可能。この仕様を覚えておけばいつか役に立つ、かも?
HSは自分の前方に連続攻撃で、最後の一撃だけ即死判定。他はガードで凌げる。攻撃は全てダウン属性なため、一撃でも喰らえばそのまま最後まで喰らって死ぬ。一応範囲ギリギリだと助かる場合もあるが。何より発生が速く、見てから避けるのは非常に困難。一方、HSゲージが火力に直結しているのでそう簡単には撃てない。
反面尖ったところが無く、乱戦で一気に持っていく力は無い。あくまで1on1では無類の強さを誇るが、複数相手だと途端に厳しくなる。

2020年の追加ヒーローの中では割と環境破壊レベルのキャラが多かった(特に後半)が、ノクトは実装当時から理不尽な強さもないが目立った微妙さも見当たらない、高水準のバランスの良さだった。何故か攻撃倍率があがったのだが。そのためかなり好評を持って迎え入れられている。
しかしどこを見てそう判断したのか、勝率が中間上位ぐらいにもかかわらず「勝率が高い」とされてHAが目の前に当たらなくなる下方がされてしまった。
当初は他に暴れてるヒーローがいるはずなのにもかかわらず、不可解としか言わざるを得ない。
とはいえ、結構貴重な「ガンナー相手に有利を取れるアタッカー」なこともあり、下方以降でもそこそこの勝率を見せている。


【中島敦】 CV上村裕翔

  • テーマ曲:TRASH CANDY(GRANRODEO)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:異能を切り裂く爪撃/ダッシュ&HSゲージブレイク/長押しで白虎に変身してから前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃。ヒット時敵のヒーロースキルパワーを削る
ヒーロースキル:月下獣・半人半虎/一時攻撃力&移動速度アップ+自身のライフ持続回復
アビリティ:新たなる力・人虎/芥川龍之介が近くにいると防御力大アップ

文豪ストレイドッグス』から、アニメ発としてはついに主人公中島敦。原作通りだが芥川共々ボイスに非常に熱が入っており、特に絶叫交じりの「人」が「ちん」に聞こえるという風評被害空耳が発生した。
攻撃倍率は他キルスプと比較しても若干低めだが体力はそこそこ高いスプリンターであり、キルも耐久も可能。
近、連が速い。時間制限付きで戦う場面が多いため、時間がかかる上にヒットストップで危ない連は使われにくい。近が扱えるというのはスプリンター的にはそれだけで価値であり、非常に扱いやすい。ただし、ダッシュ開始時に溜めが入るためその点だけやや注意。通常攻撃もそこそこ使える。
真価はHS使用時にあり、自信のキル性能を大幅に強化することができる。デスか一定時間経過で解除されてしまうものの、攻撃が大幅に上昇し、攻撃カードは限りなく必殺の威力に変わる。しかもこのHS、1試合中に何回か撃てる。その分持続は短いが、逆転のチャンスを孕んでいる。
またHAの追加効果が非常に強力。単純に逆転の可能性を潰せる手段になり、隙あらばダッシュアタックをHSの厄介な相手にぶつけたいところ。範囲も他スプのダッシュアタックに比べて広いため逃がしにくく当てやすい。
近くに芥川がいると防御力が上がる。上がり幅は非常に大きく、連続攻撃にめっぽう強くなれるが、味方芥川を範囲内に捉え続けると機動力が活かせず、敵芥川で発動させても芥川の攻撃は単発攻撃と噛み合わないことも多い。火力アップだったらもっと強かった

長らくただのキルスプだったが、HAに上方が入り加速力が高くなるなど他スプリンターの差別化が為されより強く、より面白い性能になっている。


【芥川龍之介】 CV小野賢章

  • テーマ曲:Reason Living(SCREEN mode)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:羅生門・早蕨/多段タメ攻撃/長押しで前方にガイドが伸びていき、放すとその地点までプッシュ攻撃
ヒーロースキル:羅生門・獄門顎/前方敵に超ダメージ攻撃(ガード貫通)
アビリティ:新たなる力・禍狗/中島敦が近くにいると通常攻撃速度アップ

同じく『文豪ストレイドッグス』から主人公を敵視している芥川龍之介。中島敦との関係性で実装されたと思われるライバルのような相棒のような宿敵のようなマフィア。口元を押さえるポーズが多いが、これは単純に肺を病んでいて咳き込む癖があるから。
典型的な高火力低耐久ガンナー。非常に高い攻撃倍率から繰り出される単発型の通常攻撃は強力。ただし体力は低いうえ移動速度も遅いので貫通に弱く、殴り合えるようなものではない。防御は高いがいかんせん体力が低いのであまり意味を成していない。原作で言及された通り、前衛は他に任せて後衛になった方が強いということか。
遠、周が速い。ただし周はともかく本人の耐久の低さから遠は採用されづらい。
モーションはそれぞれ『近→羅生門・叢』『周→羅生門・彼岸桜』『連→羅生門・連門顎』。黒波濤と天魔纏鎧はなし。黒波濤はともかく、天魔纏鎧は敦とかと若干被りそうだしね。
火力は十分なのだが実装当初はHA、HSともに弱い(特にHSは産廃とまで言われた)ことから評価は上がらず。上方修正によって改善されてから頭角を現している(それ以前も使いようではあったが)。
通常攻撃は原作ファンにはお馴染みの顎を飛ばす攻撃。アビなしでも2段目まではそこそこ早いが3発目以降は遅いため2段目、あるいは1段目の際に移動するなどしてキャンセルすると火力が出しやすくなる。また敵味方問わず中島敦が近くにいるとアビリティで通常攻撃速度が上がる。敦のそれと違い純粋に攻撃回数が増え火力に直結するため強力。こうなるとキャンセルなしでも大丈夫。
HA、早蕨は前方に大きく押し出す攻撃を放つ溜め攻撃。溜め時間によって射程が伸びるが、最短射程で繰り出しても大きく相手を吹き飛ばす接近拒否技として優秀。発動が速くなり、相手のカードに対しても振れるようになった。
HS、獄門顎は強化前は溜まるのが遅い、射程が比較的短い、ガードで防がれると悲しみを背負っていた。特に同じく前方ガード非貫通即死であるリュウの真空波動拳との差は歴然。上方によってガードを貫通するようになり、広い横判定を活かして逃さない使い方ができるようになった。

実装当初は御覧の通り微妙だったが、アプデを得てガンナーとして高バランスなヒーローとなった。
強さと弱さのバランスが上手い具合に取れているためか周りからのヘイトは低く、賛否両論の激しいガンナーの中で数少ないマトモなガンナーとして君臨している。
割と冗談抜きにガンナーとしての立場を学びやすくてオススメなので復刻の際に狙ってみるのも大いにアリ。


【ライザリン・シュタウト】 CVのぐちゆり

  • テーマ曲:It’s all uphill from here(アサノハヤト)
  • ロール:タンク
ヒーローアクション:投擲アイテム錬金+ライフ回復/長押し中ライフ回復。一定間隔ごとに、前方ガイドに以下をランダムで投擲。フラム/ダメージ、プラジク/スタン、茨の抱擁/サイレント、ゆらぎの毒煙/ポイズン
ヒーロースキル:グランシャリオ/前方遠距離に大ダメージビーム+着弾地点に大爆発ダメージ 剣射出がなくなってビームから発動する
アビリティ:全力系錬金術士/投擲アイテムヒット時ヒーロースキルパワー増加

ライザのアトリエ』より主人公ライザ。少なくともコンパスでは誰も本名で呼ばない。あと体がエロ過ぎるでしょやられボイスもエロい
スタンと圧倒的相性を誇るタンク。ステータスはタンクとしては控えめで何故か攻撃力が等倍以上などアンバランスだが、ことライザに関しては火力を出す場面というのが存在してくるので嬉しい。
近、遠、周が速い。どれも実用レベルだが、タンクなので妨害カードを積むのが一般的。スタンとの相性が良い。
攻撃カードモーションは『近→ブレイズラッシュ++』『遠→クリスタライズオーラ++』『連→シャイニングブラスト+』『周→ウィールウィンド+』と格ゲー組並みに再現度が非常に高い。それ以外にも原作を意識した演出が非常に多く、原作プレイヤーならニヤリと出来ること間違いない。
通常攻撃が少し特殊。原作通常攻撃の『ライザスマッシュ』からの一連のモーションになっているが、2段目までは割と早く3段目が実質3ヒットするにかかわらず連続補正がかからない特殊仕様。なので押し付けられるときは押し付けるといいかもしれない。
代わりに4段目以降がものすっごく遅いので3段目まで出したら一回移動しておこう。
HAで行う錬金がメイン。四種類の中から3秒ほどかけてランダムに一つ前方に投げる。敵の移動速度にもよるが、少なくとも壁際ならハメることも可能。スタン、ダメージはともかくポイズンとサイレントに関しては既存のカードを使うより効果が強力。回復効果も高く、めぐみんと並び回復を入れないデッキ編成も可能。
実装初期は吹き飛ばす距離と投げる感覚が短かったため、スタンを引かない限り当てるだけで複数回ヒット確定、最悪ハメが可能だったが。前のイグニスでも同じことしてた
HSは前方一直線に多段攻撃のビーム。強烈なノックバックが入るため、触れたら死ぬ。また、一定距離進んだ先に爆発を起こし、これは一撃で確殺となる。障害物等をすべて無視して同じ軌道で攻撃するため、使いこなすとどこからでも合わせられる。目の前でスタンさせれば直接繋がる。
こっちは逆に実装初期はビームの威力がめちゃくちゃ低いうえにノックバックなし、爆発の威力も並みな上に真上へ思いっきり吹っ飛ばしてしまうので逆に時間稼ぎに使われるなどぶっちぎりの産廃だった。
一方、別段タンクとしての能力が優れているわけではなく、HA中ならまだしもスタンすればタンクとしては並の体力倍率が効いてくる。回復を抜けばなおさら。

なお『アトリエシリーズ』は開発こそガストだが、現在の販売はコーエーが行っている。
そのため仲が悪いことで有名なCAPCONの『ストリートファイター』や『ロックマンエグゼ』のキャラと並んでいることにいろんな思いを抱いた人もいるとかいないとか。
……ただ実はリュウは『スマブラSP』にて別のコーエーテクモのキャラと共演しているのでリュウにとってはこれが2度目だったりするが。ロックマンは……一応最後の切り札としての演出に含まれているがなんとも言えないところ。

ちなみに、「ちゅら島リゾート」のステージ上にある樽に触れると……?


ジョーカー】 CV福山潤

  • テーマ曲:Life Will Change(Lyn・目黒将司)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:回転斬り/ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃。通常よりも攻撃倍率とダッシュアタックに必要な時間が悪化。
ヒーロースキル:ペルソナ/アルセーヌを召喚し、1分10秒間攻撃が強制的に弱点属性化&攻撃カードスキルの威力上昇。死亡しても解除されない。
アビリティ:1MORE/ダッシュアタックで弱点属性ヒット時、相手をダウンさせる

ペルソナ5』より、いろんな異世界に派遣されることに定評のある心の怪盗団リーダーが電脳世界にもやってきた。
他ヒーローに比べやけにエフェクトが凝っている。特にHS中の攻撃カードやDAの弱点ヒット時、ポータルキーの制圧時など必見級。カラチェンはほぼ『スマブラSP』から。
シンプルなキル型のスプリンター。ステ配分は防御がスプにしてはやけに高い以外可もなく不可もなくと言ったところ。
近、遠、周が速いが遠はジョーカーとは相性が良くない。取り回しに優れる近か、隙が大きいがHSとの併用で一掃できる周が主。また原作のアクション再現のためか移動攻撃もノホ、ノクト並みに速く、HS中はこれも威力が強化されるようになった。
強みはアビリティによるダウン効果。一度ダウンを奪えればそのままもう一発ダッシュアタックを当てることも可能。当てられそうになったら属性を切り替える、カードスキル発動によるアーマー効果を利用すること。最悪ハメを避けるために下手に動かずに静止するのもあり。まぁその後ほぼ死ぬけどね。
そうした強力な効果があるせいで他のスプリンターよりダッシュアタックに必要なダッシュ時間が長いという弱点を持つため距離によっては時間が足りずに走って止まるだけになってしまうことも。オマケに威力も低い。
HSはアルセーヌを召喚する強化型。溜まるまでの時間は短いので大抵は2回召喚できる。召喚中はカードスキルの威力が上がるがそれよりも強みは強制弱点化。これにより、相手の属性に合わせなくてもダッシュアタックで強制ダウンを奪えるので脅威が増す。
また強制弱点化とカード威力上昇の組み合わせは強力で、周で「一掃する!」して文字通り敵をまとめてキルすることも可能。大体のカードが必殺の威力になるため、適当周囲でも何とかなってしまう。
ただ、この戦法を行うには攻撃ステータスの優秀な周囲カードが必要であり、今のところコラボカードが必須。特に、『文スト』コラボの武装探偵社や『転スラ』コラボの集う者たちはぜひ欲しい。そのためフルスペックへの要求値は高い。別に恒常の近カードを使ってもちゃんと強いが。
なおアルセーヌは見方によっては添えるだけ。『スマブラSP』とかのように攻撃に参加してくださいアルセーヌさん
このHSの解除条件は、発動してから動けるようになってから時間経過での解除のみ。たとえ死亡してリスポーンしてもアルセーヌは召喚したまま。
当然、リスポーンにも時間を消費するのでキルされないことが重要だが。良くも悪くもHSを発動してからが本番であるため、スプリンターではあるがHSを溜める動きも必要。

中の人はポロロッチョとしてすでに出演済み。ひたすらクールなジョーカーとめっちゃハイテンションなポロロッチョとの使い分けは「本当に同じ人?」と疑わざるを得ない。


アインズ・ウール・ゴウン】 CV日野聡

  • テーマ曲:Clattanoia(OxT)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:グレーター・テレポーテーション/長押しすると円状のガイドがゆっくり進む。離すとその位置へワープする
ヒーロースキル:The Goal of All Life is Death/一定時間後に、入っていた相手を即死させる陣を形成する。形成中自身にサイレント効果
アビリティ:課金アイテム/カードスキルの準備時間が「無」になる。発動回数制限はない

オーバーロード』より参戦したチョロイン主人公であるナザリック地下大墳墓の統治者。『オーバーロードⅣ』コラボだが、テーマ曲は1期のもの。
これでとうとう『異世界かるてっと』初期組から『幼女戦記』の主人公を待つだけになった。中の人はすでに出演済みだけど
アインズ様本体の能力だが、かなり鈍足なガンナーでHAも移動系だがそれでも並程度にとどまる。耐久も低い。攻撃はちゃんと高いので安心。
近、遠の発生が速い。推奨はしないが罠の設置時間もアビリティのおかげで相対的に短い。攻撃カードモーションは『近→《グラビティメイルシュトローム/重力渦》』『遠→《ヘルフレイム/獄炎》』『連→《サウザンドボーンランス/千本骨槍》』『周→《ネガティブバースト/負の爆裂》』になっている。
やはり目に行くのがアビリティによるカードスキルの発動時間の消滅。これにより準備時間が全て無になるので、連切りの手間が省けるし、そもそも連切り用のカードをデッキに組み込む必要が無くなる。
準備時間のある遠距離貫通攻撃や遠距離スタン攻撃がいきなり飛んできたり、硬いうえに持続時間がそこそこあるガードを瞬時に張れたり、一瞬で完全回復したりとまさに羨ましいアビリティである。
なお発動回数制限はないのでBM等を取られる心配はないのでそこはご安心を。カード自体、ある意味課金アイテムみたいなものだが。その性質上、カードを使った戦法……特に、遠距離貫通カードをぶっ放す戦法が強力。
それ以外の攻撃性能としては通常攻撃の射程が長く、攻撃が非常に高いためかなり痛い。攻撃は1発射につき3段だが、初段に補正がかからず、残り2発に大幅な補正がかかる仕様なためこの手にありがちな高防御に弱いということはない。代わりに追撃が本当にオマケ程度の威力。
HAのワープには高さ制限がなく、一部のステージをショートカットできる。勇者や兵長と同様にグレートウォールステージでは自陣1番目からポンとCに移動することが可能。代わりに前後の隙がやや大きめ。
HSは即死になったボイドHSで、使い方はほぼ同じ。あちらと違ってダッシュはなく、カードも切れなくなるために脆さが響くが、この状態でもHAと通常攻撃は可能なので上手くタイミングを合わせて相手の近くにワープできれば逃げ道はほぼない。ただ秒数がとても解りにくい。
また、処理が『ダメージのない即死』のためかカウンター系のカードを張ってもそれすらも突き破って問答無用で即死させるため、対処するにはこちらもHSを使うか陣に入らないように動き回るしかない。

実装初期はガンナーの例によってぶっ壊れで『オカリンのHAが常時かかっている上にデルミンのHAの上位互換を持ち、ステータスを強化した芥川』みたいな性能だったのでガンナーという名の万能ロールと化していた。
原作のアインズ様を敵に回したらどんだけ恐ろしいか、プレイヤー達はその身をもって体験することになったが、流石に派遣先の世界をぶっ壊すのはまずかったので今は全体的に落ち着いている……24年2月までは。
意図的かグリッチかは不明だが、アインズは通常キャンセルを適切なタイミングで行うことで、信じられない速度で通常攻撃を放つことができる。通称「骨キャン」。補正無しの初段を連発できるため、安定すればDPSが跳ね上がっていた……のだがその2月に通常攻撃間隔が骨キャン並みに短くされたので誰でもお手軽に使えるようになってしまった。その代わり素の攻撃力と射程は下方されてしまったが。
因みに調整文は手抜きと言わんばかりの内容に定評のある運営にしては信じられないぐらいまともに書かれていた。その熱意を他のヒーローにも分けられないものか……。

なお勝利演出時に玉座に座るのだが、この時『PVN衣装』か『スライム風呂衣装』の時に座る椅子が異なるようになっている。『スライム風呂衣装』の演出は必見。カポーン……


キリト】 CV松岡禎丞

  • テーマ曲:swordland(梶浦由記)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:突進タメ連撃/長押ししてガイド表示後に多段ヒットする突進後、タメ時間に応じて追撃が加わる(最大3段階)
ヒーロースキル:スターバースト・ストリーム/ゆっくり進みながら前方円範囲に16連撃を浴びせる。一撃ごとに攻撃範囲が広がっていく。
アビリティ:黒と白の剣舞/アスナが近くにいると攻撃アップ

ソードアート・オンライン』より参戦した主人公。電撃文庫系列からは5年目にして初の参戦作品。デフォではいつものSAO服だがALOやGGO、UW衣装が実装されており使用武器のグラフィックも衣装ごとに異なる。ボイスはゲームを楽しんでいたり楽しんでいなかったりする。
攻撃が高水準であり、それでいて耐久も高いクセのないアタッカーとして仕上がっている。唯一の欠点といえばやや低めの移動速度ぐらい……だったが調整で結構快適な速度になっている。あと上にも書いてあった通り控えめに言って初期はオルタの上位互換。24年1月の環境下以降では結構差別化が図られたこともあり、どちらが優れているかは良い意味でつきにくくなっている。
近、周、連が速い。特に周の硬直が非常に短く、HAにつなげやすいことから採用されやすい。次点で連。
各種モーションはどうやら『近→ソニックリープ』『周→ライトニングフォール』『連→ホリゾンタルスクエア』となっているようだ。
通常攻撃速度も悪くないが主力はカード戦闘とHA。攻撃に必要なタメ時間がかなり短く(『スラント』)、さらに溜めることでそこから追撃がさらに加わり(『バーチカル・アーク』)、最大まで溜めるとまた追撃が加わり、(『メテオブレイク』)巻き込んだ敵を一撃で仕留められるぐらいの高威力と化す。あまりに強すぎて下方を受け後隙が伸び、2段階目なんかは目に見えて固まる。原作の硬直再現かな?
基本的に自身の攻撃から追撃できるのが2段階までぐらいで、3段階目を狙うなら相手や味方に合わせて事前に溜める、もしくは周スタンをセットする必要がある。
また3段階目で飛び上がるので低い段差なら飛び越えてショートカットすることが可能。オルタ涙目。一応あっちは2段階目で飛び上がるので昇る速さだけはあっちの方が上。
HSはいつもの16連撃。ガードで軽減されるがそれすらも許さない威力の高さを持ちつつ、すべてダウン属性なのでまともに喰らったら脱出不能。
またノクトHS同様に高台の敵にも当たる……が、なぜかグレートウォールのC地点の高さにいる相手にも普通に当たる。ノクトの時は不具合って言ってたのに何故?
但し前進しながらの連撃という都合上、下手に明後日の方向に向かって発動してしまうとその間に鍵を奪われてしまうので狙うときは慎重に。この手のタイプ同様に上手く鍵に詰まらせるように発動させればその場での連撃になるので活用したい。


アスナ】 CV戸松遥

  • テーマ曲:luminous sword(梶浦由記)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すと3ヒットする高威力ダッシュ攻撃
ヒーロースキル:マザーズ・ロザリオ/神速の10連突進突きの後、必殺級の突進突きを放つ。(全段ガード貫通)
アビリティ:白と黒の剣舞/キリトが近くにいると攻撃アップ

キリト同様に『SAO』より参戦したキリトの正妻ヒロイン。こちらもデフォはSAO衣装だがALOの妖精版衣装、GGO、UW、SAOの別バージョンがある。
アタッカー並みの攻撃倍率を持つが、他スプリンターより比較してやや脆い、攻撃型のステータスを持つ。実装当時はほぼ春麗と零夜の上位互換
連と遠に適性を持つが、例に漏れず他があれば遠は使われないの法則により連が主力。
HAはスプリンター共通のダッシュ。零夜からそれまで何かしらにクセのあったHAだったが久々にシンプルなダッシュ及びダッシュアタックとなっており、ダッシュアタックは一回で3ヒットする高威力のもの。またサークルも広いので他のスプリンターより逃がすようなことは少なめ。
HSはこれまたお馴染みの必殺技だが、全段ガードを貫通し、威力も高い。最後の一撃こそ相手を即死させる威力だがその前に倒せるぐらいに前半も結構強く、ダウン属性なので素で受けてしまうとそのままフルヒットすることも。
ただ突進速度が速いせいで相手との距離が近いとたまに初段だけ当たってすっぽ抜けてしまう上、明後日の方向に放ってしまうとその間にポータルキーを奪われることも。キリトと違って演出は短いが距離が長いので復帰に時間かかる。
ガードを割るカードが使いにくいという欠点こそあるが貫通が使えるためマルコスやマリアほど致命的ではない。だが最近のスプと比較すると近と周囲が振れない=ガードを割れないというのはかなり致命的。
耐久力も初期はまぁまぁあったのだが2023年現在は若干落とされている。遠と連が主流なため相対的に足が止まる時間が長いアスナにとっては割と痛い。
その後は対抗馬だった春麗に性能がほぼ劣ってしまい、実装当時とは逆にほぼ下位互換になってしまっている。一応調整はされてるが相変わらずの的外れ調整なので良くてキリトの強化パーツ、それ以外なら春麗で良いという評価。キリトは割と良調整されてる分理不尽さが目立つ。


ラム】 CV村川梨衣

  • テーマ曲:あなたの知らないこと(村川梨衣)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとダッシュ攻撃
ヒーロースキル:ラムはロズワール様を愛しています。/一定時間攻撃力と全行動速度が上昇+通常攻撃にガードブレイク効果。効果終了後、ライフが1になり、短時間行動不能。
アビリティ:ラムはレムの姉様だもの/レムが近くにいないとき、カードスキル使用時にライフが10%低下

リゼロコラボから数年経ち、ヒーロー参戦の見込みが薄かったラムだったが2022年4月に実装された。ついでにレムとエミリアのモデルのクオリティも上がっている。
何かとコラボの際に配布キャラだったり実装されてなかったりと妹より不遇だったが、コンパスでは妹と同じくガチャ産。
攻撃倍率がアタッカー並みに高く、体力も1.2倍と高い方どうせ防御はほぼお飾りだしなのでステータスだけ見れば一般的なキルスプどころか下手なアタッカーより優秀。
が、原作再現の一環なのかアビリティでレムが近くにいないとカード使用時にライフが減るという欠点を持ち、正面切っての殴り合いはやや苦手。近で「殴り合いでラムに勝つ気?」と言ってるのはそっとしておこう。
グスタフと違ってアビリティのライフ低下で自滅することはないので回復カードさえあれば立て直し等は容易。エミリアやジャンヌとも相性は良い。
近と遠と周が速い。主力は近と周囲。周囲がもう少し早かったらぶっ壊れだった可能性があった。
通常攻撃が杖を使用した風魔法による攻撃なため、通常攻撃の射程がガンナー以外のヒーローより長い。逆にダッシュ攻撃は非常にシンプルで相対的に範囲が狭く見える。
因みにカードスキルでもしっかり魔法を使用しているモーション……だが、近ではアッパーカット。
HSは早い話がレムのHSを自身で制御できるようにしたもの。割と前から「レムのHSは自動で動くんじゃなくて自身で動かさせてくれ」と声があったが、ようやく念願がかなうことになった。
通常攻撃の射程はそのままでガードブレイク効果が付き、威力も大幅に上がる。カードスキルに至っては何か刺さればほぼワンパンとかなり強力。にも拘わらずうまく立ち回れば1試合に2度の発動も見込めるぐらい軽い。発動演出もそこそこ長いので終盤の耐久にも使えるかも。
その代わり効果時間は短く(約6秒しかない)、デメリットが非常に重い。うっかり敵の目の前で効果が切れたらまず死ぬ。イデアやきてる等、ダメージが1でもある攻撃でも死ぬ。一応効果時間中に死んだ場合、ライフ減少は免れるが。
紹介PVで中の人繋がりでイグニスをこれでボッコボコにした。

なお、2023年2月まではヒーローの実装によるテーマカードの新追加が皆無である。普通のアプリゲーなら批判モノだが逆に「ぶっ壊れ級のカードが実装されなかった!」と他のアプリゲーでは考えられないような理由で好意的に受け止められていたりする。
リゼロのテーマカードは有用なのばかりなのでまぁ分からんでもないが……。
後にシノン追加後でもカード実装はされなかったので唯一というわけではなくなった。


ヨルハ二号B型】 CV石川由依

  • テーマ曲:双極ノ悪夢(帆足圭吾)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:突進タメ攻撃/長押ししてガイド表示後に離すと多段ヒットして最後にダウンさせる攻撃。
ヒーロースキル:R050・スピアー/8方向に向かって攻撃を放つ。強制スタン効果。
アビリティ:ポッド・プログラム変更/アピールを使用するごとにガトリング→リペア→ブレード→ガトリング……と切り替える。

7月に差し掛かる6月下旬に『NieR:Automata』より主人公の1人、2Bがコンパスの世界にもやってきた。当然お供のポッド042(CV安元洋貴)も一緒。Appleが参戦をバラしてしまったが。
スクエニからは2人目の参戦。FFXVとは武器だけのコラボをしていたり、FFBEやLoV4にて共演していたりと交流も多い。あとはバンナムの格ゲーにそれぞれ出張していたり。
ボイスは原作の使い回しのせいで死亡時がアクア並みにやかましいことになってしまった
衣装変えは原作にあった重装アーマー(ヘルメットのない方)とヴィオレッタ、甘色衣装、『SC6』から見かけるようになった白黒反転した褐色肌の通称2Pのもの。
機動力が低い以外はいつものアタッカー。通常攻撃もそれなりで攻撃カードの発生速度も振れないレベルではない。攻撃倍率もアタッカーとして普通、と一通り揃えられている。
近、連が速い。遠は表記上は並だがそんなに遅くない。採用は近がほとんど。
武器グラは原作にあったいわゆる白シリーズだが、ヴィオ衣装と甘色衣装時のみ、片手剣がそれぞれのキャラモチーフのオリジナルのものになる。是非とも武器物語が見てみたいものだ。
内訳としては『近→格闘』『遠→大剣&格闘』『連→槍』『周→片手剣&槍』、それ以外は大体片手剣。
特徴としてアビリティのポッドプログラムが存在する。ある操作を行わない限りはアピールを使うことで切り替えられる。
ガトリングは近くの敵に自動的に低倍率の連射攻撃。リペアは自身のライフをゆっくりと回復。ブレードはほぼ密着する必要があるが威力はそこそこある周囲攻撃。
実装時は回復なしのデッキも割と現実的に組めることができ、デッキカスタマイズが非常に広かった。
また切り替え自体はノーモーションで行えるが、サイレントやダウン時等、カードを使うことができないタイミングでは切り替えることが不可能。
HAは大剣による回転攻撃。原作の大剣強タメ攻撃のアレ。必要なタメ時間が2秒近くかかり、とっさには使用できない上に移動距離も割と短い。その代わり横の範囲が広く、敵を複数巻き込みやすい。また、普通に使うと最終地点でピタッと止まるが、移動入力があればそのまま進んでいける。
HSはポッドによるスピアー攻撃。威力は低いが発生がかなり早く、近距離で発動されたらまず回避不能な上、結構効果範囲が広い。
ヒットしたら強制的にスタンが発生するため、無防備なところを思いっきり殴ってやろう。
なお実装直後は予兆が見えずに事故当たりが起きやすく、使用までの時間も短かったので非常に強力だった。
また、本体のスペックもかなり高かったゆえに当時の大会ではほとんどが2Bを採用してしまっている。
+ それ以降の不遇……というか冷遇
問題になったためか全ステータスの低下から始まり、更にアビリティのブレード以外を全部下方、超速だった近が目に見えて遅くなるなど正直やりすぎなレベルで下方されまくった
この時点ですでに強みを奪われてる状態だったのだが、暴れてないのに下方された時期が何回もあり、出来る限りマイルドな表現をするとかなり悪い意味で器用貧乏。
流石にこの悲惨さがやっと届いたのか、近距離速度がある程度戻されてリペアの回復量が実装初期に近くなった。他はそのままだが、デッキが組みやすくなったのはプラスだろう。
……とか言ってたらその次には何故かリペアの回復量がまた落とされ、トドメと言わんばかりに更に下げてしまい、当然ながらユーザーには呆れられている。

何度か酷すぎる下方をされた2Bだが、唯一の使う理由かつ初期からの強みとしてあるのが「防御力を0にするおかあさんだーいすきを用いてガトリングのダメージを上げガンナーを付け狙い、適宜カウンターとガード対策をもって対応する」……というもうそれ2Bいる意味がほとんどない害悪型。確かに強いんだけどさあ……
この戦法だけは初期の時からずっと存在したが何故か下方は免れ、別の方向が下方しまくられ、これしか無くなったところでとうとう射程を下げられる下方がようやく行われてしまった。補填? ほとんどないよ。

2023年12月現在では足遅い耐久力低い、近が微妙に遅いので他に比べて当てにくい、連は倍率低いので使いにくい……などアタッカーの中でも低性能で害悪型以外話にならない、害悪型も絵面が最悪……等という有様になってしまった。運営は2Bが嫌いなのだろうか。
原作や他世界に出張した際のスタイリッシュな見栄えは微塵も感じらないのが非常に残念で仕方ない。
……こんな性能でも成績は高いというのでよく分からないものである。また下方されそう。←されました。

2B使用時のみ、設定に自爆の項目が追加される。これをオンにしてホーム画面でタップするか戦闘中にアピールを使用するといつものモーションで自爆する。
戦闘中にこれをやったらライフが1になる上に約13秒もの間行動不能になる。敵へのダメージ? そんなものないよ。
完全に死に技だが原作か2P衣装でこれやると当然のようにスカートが吹っ飛んでレオタードになる。当然美尻も拝めるようになるステリアの時と言い、よく審査通ったものだ


リムル=テンペスト】 CV岡咲美保

  • テーマ曲:Nameless Story(寺島拓篤)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:黒稲妻/長押しで円状のガイドが奥へ進む。限界距離到達か離すことで範囲内の敵に短時間のスタン+ダメージ HS効果中は威力と範囲が強化される
ヒーロースキル:暴食之王(ベルゼビュード)/前方範囲内の敵一人を捕食し確殺ダメージを与え、相手の攻撃/防御/移動速度/行動速度ステータス強化を自身に加算
アビリティ:智慧之王(ラファエル)/カード効果によるステータスダウンを無効化
システムボイスを智慧之王(ラファエル)CV豊口めぐみに変更

転生したらスライムだった件」よりラファエルさんと共に主人公が参戦した。元日本人のスライムだが、スライム形態を披露するのはバトル前後とホーム、ヒーローガチャ画面くらいである。デフォルトは青コートだがゴブリン族の服、半袖ラフスタイル(+仮面)、ドワルゴン滞在時の衣装、魔王化したときの衣装に変更可能。
ほぼ上限に近い攻撃倍率を持つが、耐久力はアタッカーとしてはやや低め。
近と周囲が速い。どちらも前隙、後隙ともにかなり短く、構築の幅はかなり広いと言える。しかし足はかなり遅く、カイやキリト等に比べると自分から攻めに行くのは苦手。
アビリティはシンプルに強力で、特に防御力をゼロにしてくるおかあさんだーいすき、全行動速度を落としてくれるマジカルスクエアと無効化できるのがアド。
HAは黒稲妻を落とし、微量のダメージと1秒ほどのスタンを与える。多少操作に難を要するが発生の速さを活かしてある程度はハメも可能。後述するHSの効果時間中は稲妻が3本に増えてハメやすくなり、ダメージも向上する。ついでにエフェクトとSEがうるさくなる。
HSは前方の敵一体を捕食し、力を吸収してステータスを向上させるというもの。具体的には元々のリムルの攻撃力、防御力に捕食した敵の攻撃力、防御力がそのまま上乗せされ、ついでに移動速度上昇などの強化も貰える。この時捕食された敵は当然ながら即死する。恐ろしいことにこのHS、カード効果やHA、HSによるステータスバフもそのまま吸収できてしまう。よってリリカやリンのバフが乗ったヒーロー、もしくはHS中のソルや乃保でも捕食しようものなら諸々のステータスが爆増したスーパーリムルが爆誕する。範囲の狭さと約9秒という効果時間の短さを考えてもロマン溢れる代物である。
余談だが、このヒーローの使用時はシステムボイスがラファエルの物になる。AIモードの時は智慧之王さんに操作権を明け渡し、目も赤くなる。それならもうちょっと強くなっててもいいんじゃ……
更に余談だが、魔王コスチュームと他のコスチュームでは微妙に等身が違う。

実装当初から極端な下方はされずに済んでいる、バランスの取れたヒーローの一人。2Bは本当に何でだろうね?
だがやはり足の遅さはかなり致命的で総合的にはちょっと微妙な立場にいる。アタッカーとしての性能はしっかりある上にリムルにしかやれないこともあるので悲惨というわけでもない。


御坂美琴】 CV佐藤利奈

  • テーマ曲:only my railgun(fripSide・八木沼悟志)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:放電タメ攻撃/放電現象/周囲にスタンを発生させる攻撃。タメ時間に応じて範囲とスタン時間が強化される。
ヒーロースキル:超電磁砲/前方に一定時間何故か残る壁貫通の射撃攻撃。中心部の相手に絶大ダメージを与え、それ以外の部分に触れた相手にもダメージを与えてスタンさせる(スタンのみガード貫通)。
アビリティ:電撃使い(エレクトロマスター)/自身のカードスキルによるスタン時間を微増加+スタン中の相手に対するダメージが1.7倍増加

2022年12月に『とある科学の超電磁砲T』の主人公のビリビリ中学生が実装。
近、遠、周の発生速度が速い。またワープ攻撃のヒットも少し速い。黒子がどっかでスタンバってるんだろうか。
アタッカーとしては攻撃が控えめだが、その代わり通常移動速度が速く、更に通常攻撃もそこそこの広さを持っている上に間隔も短いとカードを使わない立ち回りでも支障ないレベルの軽快さを持つ。
ただ通常攻撃が連撃補正のかかるものなので高防御の相手は苦手……なのだがアビリティの効果でスタン中の相手には攻撃が増加する。こうなると通常攻撃だけでもまともに通るようになるためスタン中の相手は積極的に狙っていきたい。また、スタンなら何でも反応するのでそれこそ味方の撃ったアバカンやHA、HSによるスタン等でも増加する。強い。ただ調整でアビの威力倍率が悪くなったのでいわゆるカチコチ型には耐えられることも増えてきてしまっている。
……まぁわざわざスタンをかけなくても『おかあさん』などで防御力0になった相手に通常攻撃当てるだけでもまぁまぁ強いのだが。
HAは自衛や、味方の護衛と活躍できる。一瞬だけ溜めても追撃できないが発生が速いためカードキャンセルが狙え、追撃できるレベルになるまで溜めると隙をさらす。周囲攻撃のように見えて壁や鍵を貫通しないという欠点を持つため、この仕様を知らないと結構ビックリする。
HSはお馴染みのコイン発射。溜まる時間も短いうえに発動から攻撃発生までも速くてコイン弾いてるだけなのに短時間攻撃判定が残る。オマケに演出の都合上、遠くでぶっ放されると位置が確認できずに事故当たりもよくあるレベルの超性能。2BHSの再来……どころか場合によっては悪化してる。
実装当初は同時に実装された一方通行のアビリティの影に隠れてあまり目立たなかったが、あっちが弱体化された途端明らかにおかしい性能が露呈、実装から3か月後の調整で溜まるまでの時間が大幅に伸び、更にアビリティの性能も下方され、見かけるのが珍しいレベルまで強みが落とされた。やっぱり2Bの再来じゃねーか!

天敵は一方通行とカイ。カイはアビリティでカードのスタン効果を無効化されるためアビリティが(HAや仲間の助け等を借りなければ)死にアビになる。一方通行はそれに加えて高防御のために通常攻撃も有効打になりにくい。いろんな意味で原作を再現している。一方通行が弱体化する、あるいは幻想殺しを用いると途端に美琴が勝てるようになるのも含めて

戦闘には関係ない余談だが、プライムラウンジで美琴操作時にその辺に設置されてる自動販売機に近付くと「!」マークが出現し……?


一方通行】 CV岡本信彦

  • テーマ曲:sister’s noise(fripSide・八木沼悟志)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:前方ジャンプ&ガードブレイク/ベクトルジャンプ攻撃/前方に向かってタメ時間に飛距離が伸びる大跳躍。着地時に周囲にダメージを与え、ガード中の敵をブレイクしてダウンさせる。
ヒーロースキル:高電離気体(プラズマ)/前方に一定時間、広範囲の敵を引き寄せて触れた相手に特大ダメージを与えるプラズマを設置する。
アビリティ:一方通行(アクセラレータ)/直接攻撃系カードスキルの状態異常を反射。効果時間は半減され、自身のHSゲージが一定量減る。

同じく『とある科学の超電磁砲T』より学園都市第1位の彼がやってきた。アクセラレータ、と読む。
ニコニコ全盛期の頃の人気キャラの1人だったのである意味コンパスコラボヒーローの中ではこれ以上にない適任。MADムービーでよく見たであろうあの演出ご苦労なポーズもあるよ。
……上条さん異能を全て打ち消す右手持ちとかゲームが破綻しかねないので流石に不味い。
ステータス面では攻撃防御と共に最高峰。しかも足もそこまで遅くない。ただ原作再現の一環として体力が最低クラス(24年1月で何故か下方されたコクリコと同率だった。あっちはすぐに戻されたが)。貫通攻撃どころかちょっと叩かれただけで即死しかねない。また通常攻撃の射程も短いためガンナーどころか全ヒーローの中でも非常に脆いヒーローと言える。
近、周、連が速い。近は動作の短さと発生速度で優秀、周も硬直が短め。連はややロマン気味か。
服装は白の長袖ストライプの他、初登場時の黒半そで、ロシア衣装の他、トマスと零夜のコスがあるのだが、零夜のみ、白黒のオリジナルのカラバリになっている。またロシア衣装のみ、勝利演出が違う。
代名詞ともいえる反射はアビリティとして引っ提げている。が、そっくりそのまま実装されるとお手軽狂キャラ待ったなしのため、攻撃判定付きの状態異常のみを反射し、HSゲージを消費するようになっている。攻撃カードスキルは勿論、きてる等の鍵やヒーロー指定のカードの状態異常すらも反射する。
ただ攻撃を介さない弱体系は普通に受けるし、罠は踏んでしまうと反射出来ずに普通に受けてしまう。(ちなみにカイはスタンのみだが、スタン罠も無効化する)
また反射するのはあくまで状態異常のみのため、遠等でダウン判定のある攻撃はそのままダウンしてしまう。木原神拳?
更にHSゲージも減ってしまうため、終盤ではこれが意外と響くことも。なおHSゲージが0でも反射する。……ズルくね?
通常攻撃は3発目が2発同時に飛ばすというもの。すぐに4発目を撃ってるともいえるため基本的には出し切りたい。ただ、射程がガンナーの中でも短く、ちょっとでも踏み込まれると周で死にかねない。発生も少し物足りず、一発小突いて逃げることが難しい。
HAはどちらかというと移動系。着地時に周囲にガードブレイクありの攻撃を出すが、最低タメ時間は調整で早くなったが、大きく飛び上がるので能動的に狙うにはある程度先読みで出す必要がある。
なお滞空時間は距離に関わらずほぼ一定。移動として使うなら最大まで伸ばしておくとお得かも。
HSは(あくまでTの時系列の一方通行のためか)黒翼ではなく、上条vs一方通行の初戦のときのプラズマ。空気.zipといえば伝わりやすいかもしれない。相手を引き寄せて大ダメージを与えるという点ではマリアやギルに似てるが、吸引はかなり弱く、最も遅いステリアですらも流れに逆らえる。
但し発動後は一方通行が動けるようになるため、逃げ惑う相手に自身が追撃を加えることが可能。ダウンさせて引き込ませるのも一興だろう。
なおPV時点では触れたらカンストダメージが入っていたのだが、実装に当たって流石に強すぎるのとマリアHSの上位互換になると判断されたためか特大ダメージに変更されており、ヒーローによっては一発は耐えられてしまうことも。

実装当時は射程が長く体力もほんのちょっと高かったので、毎度の如く他のガンナーの例に漏れずに最強キャラだった。だがたった2か月で瞬く間に最弱クラスまで落とし込まれてしまった。
火力はほぼそのままだが、射程の低下と体力の低下は許容しにくく、いつの間にか死ぬこともよくあるので結果的に火力まで落とされることに……。
流石に問題視されたか、射程だけは返された(SGひなた以外の短射程ガンナーと同射程)ので事故死は気持ち程度だが減っている。後に使いどころの非常に薄いHAも全体動作が早まったので使える場面は多少は増えてきている。
そして体力が(未だ最低値とはいえ)上方されたことで事故死が減ったためか環境に再び戻ってくることになった。ガンナーがやたら優遇されるので早々下方されることはないだろう。なお美琴は下方以降は一切上方なし。どちらも環境を壊したのにこの差は一体。

中の人はザックと一緒。色々と共通する点があるからか、2人が揃った時には戦場が岡本氏の声でやかましくなること間違いなし。


ベル・クラネル】 CV松岡禎丞

  • テーマ曲:天灯(sajou no hana)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/長押しで前方に高速移動。サークルに捉えた状態で離すとファイアボルトによるダッシュ攻撃。ヒット時にHSゲージが一定量溜まる
ヒーロースキル:聖火の英斬(アルゴ・ウェスタ)/前方に向かって突進攻撃(ガードブレイク)
アビリティ:憧憬一途(リアリス・フレーゼ)/アイズが近くにいるとHSゲージが自動的に溜まる

2023年3月下旬、『ダンまち』よりアイズに遅れて主人公のベル君がこっちの世界にやってきた。今回はアニメの『Ⅳ』コラボからであり、珍しくデフォ衣装やテーマ曲もⅣ基準になっている。
ステータスは攻撃が高く、防御、体力の順とアイズとお揃い。
近と遠が早い。特に遠の発生速度や全体硬直はトップクラスのためにスプリンターにしては組み込みやすい。でもやはりスプリンターのため近の採用が基本。
彼の代名詞ともいえるファイアボルトはHAのダッシュ攻撃(と遠&周モーション)に採用されている。DAの射程がガンナー並みに広く、また遠隔判定なのか段差の上の敵にすらも射程内に捉えることができれば当てることができる。更にダッシュ中は視点切り替えがほぼ起きないので視界を広く確保しやすい。
一方で通常のDAよりも威力は控えめで、攻撃までの前後の隙もかなり長い。慣れてる相手にはあっさり迎撃されることもある。ある意味原作のファイアボルトの性質(威力が低い、格下にはめっぽう強いが格上にはほとんど通用しない)をよく再現しているともいえる。
ダッシュ攻撃が主体なのかと言われたら否であり、通常攻撃もきらら並みに手早い連続攻撃になっている。しかし微かに連撃補正がかかる(通常の0.75倍)ため通常より1発ごとのダメージが控えめ。とはいえ手数の多さと元々の高攻撃力からダメージを通しやすく、状況によってはDAよりこっちの場合が稼げる。
HSは非常にシンプルな突進攻撃。溜まるまでに必要な量の短さやHAやアビリティの効果も相まって気が付けばいつの間にか溜まってるほど。
代わりに一発でキル出来るような威力はよほどの低体力相手ではないかぎり持っていない。勿体ぶるよりは連発のしやすさから狙える時にしっかり狙っていきたい。ガードブレイク+転倒はシンプルに味方へのトスにもなりえる。

因みに中の人の出演はアダム、キリトに次いで3人目。そういえば一部の台詞もキリトとどこか似ている……初々しさが残るのがベル、若干楽しさを滲ませているのがキリト、あらゆる意味で「ガチ」なのがアダムと演じ分けの妙が光る。


【ロキシー・ミグルディア】 CV小原好美

  • テーマ曲:旅人の唄(大原ゆい子)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:氷弾発射+スロウエリア展開/氷霜撃(アイシクルブレイク)/前方に氷弾を発射、ヒットした相手を怯ませる。何かに着弾するか限界距離到達で移動速度低下デバフのフィールド(氷結領域(アイシクルフィールド)だろうか)を数秒間発生させる
ヒーロースキル:豪雷積層雲(キュムロニンバス)/全ての敵ヒーローを数秒間、発動時に向いている方向に強く押し出し続ける
アビリティ:水王級魔術師/デバフ状態への相手へのダメージが上昇

2023年5月、リゼロやこのすば、オバロや転スラなどのなろう作品の偉大なる大先輩とも言える作品『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』より主人公と他のヒロイン差し置いて先生がやってきた。まぁ一応スピンオフで主人公してるけど……。
スカートの下は暗黒空間。おのれ林檎!!
ステータスは全体的にガンナーとしては気持ち高い程度。体力は貫通ワンパンラインスレスレではあるが低体力というほどでもない。移動速度はかなり遅く逃げ性能に乏しい。
遠と周が早い。周囲は言わずもがな自衛に便利であり、遠はあまり使うスペースはないが転倒からHAが繋がると結構取り回しは良好。ただぶれどら同様に攻撃カードを使わない立ち回りも一応出来る。
アビリティは水属性強化……だとアダムと被るのでデバフがかかっている相手に対してダメージアップ、というシンプルな効果になっている。デバフなら何でも反応するのでモノクマ等のHAでもダメージが上がる。一方でスタンやサイレント等の状態異常に関しては無反応なのでそこは気を付けたい。
芥川と同様に、移動速度とキャンセルなしの攻撃間隔が遅い代わりに単発長射程の通常攻撃を持つ。自衛力が高くない先生にとって遠目から安全に攻撃可能で、相手の防御力にあまり影響を受けにくいのは嬉しいところ。
HAはノックバックが弱くて自衛にはあまり使えない、密着されてると何故か当たらない、ちょっとした上り坂に引っ掛かるので段差の上にいる敵に当たらない等欠点が目立つ。一方で着弾時の火力はそれなりで連射が効きやすく、移動速度低下デバフが発生するフィールドが展開されるのでセットプレイに使っていきたい。ただこの手の攻撃にしては珍しく、高所から発射した場合何故かその下にフィールドが展開されない。
HSは一見すると「それだけ?」と思うかもしれないが、その押し出しがとんでもなく強い。スプリンターがダッシュしても工夫がなければゆっくり押し出されるほどプッシュ力であり、これが何を意味するのはコンパスプレイヤーには言うまでもないだろう。
ただ押し出す方向はその時向いていた方向になるため場合によってはあまり意味が無かったり、最悪敵を手助けする手段にもなりえる。また溜まるのがとんでもなく遅いため、かなり意識して自陣を踏み続けないといざって時に使えない……なんてことも起こりがち。
あと流石に長々と詠唱するわけにはいかないので発動時の詠唱文を何分割かしてそこからランダムに言う形になっている。

コンパスガンナーと言えば雑に扱っても普通に戦えたり、近寄ってきた相手から平気な顔で逃げたりそのまま倒せたり等長射程キャラがやっちゃいけないようなことばかりしているヒーローばかりだが、
ロキシーの場合は操作自体は素直だが総合的な自衛力の低さ、瞬間火力こそ高いが単独キルまで持っていくための時間効率はそこまで高くはないこと、HSは非常に強力だが味方がいないと真価を発揮できないこと、などから仲間たちと足並みを揃えるガンナーのお手本とも言える丁寧な立ち回りを要求される。あれ、このゲームロキシーの実装まで約6年継続してるはずなのだが。
そのためほぼ毎回ぶっ壊れか、微妙な性能からいきなり壊れるかで極端になるガンナーにしてはとんでもなく珍しいことに強みと弱みのバランスが釣り合って良い塩梅、という意見がそこそこ多く、それまで2年以上も優遇されるガンナーの中ではかなり……というかトップクラスに好意的に受け止められている。
運営のことだから変な調整されて環境入りからの最悪初期性能より弱体化される可能性はガンナーである以上否定できない。


ロックマン.EXE&光熱斗】 CV木村亜希子&比嘉久美子

  • テーマ曲:シューティングエネミー*2(青木佳乃)
  • ロール:アタッカー ガンナー
ヒーローアクション:多段式タメ攻撃/バリアブルソード/長押しで構え、ソニックブームを発射する。タメ時間に応じて飛距離と衝撃波回数(最大4回)増加
ヒーロースキル:P.A《ゼータキャノン》/一定時間、ヒーロースキルアイコンが専用カードに変化する
アビリティ:バトルチップ《クイックゲージ》/自身で敵をキル時、攻撃カードスキルのクールタイムを15秒短縮

23年9月。この時期にはゲームとのコラボが行われているが、23年は平成のゲームを代表する1つ『ロックマンエグゼ』シリーズから主人公とその相棒がまさかの参戦をした。ロックマンはともかく、熱斗君の新規ボイスとか果たして何年ぶりだろうか? 基本的にはゲーム同様にロックマンを操作し、熱斗は掛け合いでロックマンをサポートする。
エグゼシリーズは漫画、アニメ、ゲームそれぞれで設定がやや異なるが、今回はセリフの1つから明確にゲーム版の設定ということが分かる。ヒント→コレ。 傾向としては3の要素が強め(3にしかないフミコミクロスやBGM、3まであったゼータキャノン等)だがコスチュームにはそれ以降の作品も含まれている。特にグレイガビーストコスは戦闘開始時モーションが他と異なるものになっている。
ステータスは体力>防御のうえどちらも低くないと優秀。攻撃もしっかりある。
アビリティとの兼ね合いからか、全ての攻撃カードの発生速度が早い。特に移動カードは最速クラス組に入る。連以外なら大体候補に入るためデッキプールは結構広い。キルをガンガン奪える悪い言い方すればハイエナアビリティの存在から、キルを率先して奪っていきたい。
モーションはそれぞれ『近→ソード』『遠→バルカン』『周→バンブーランス』『連→トルネード』『移→フミコミクロス』。因みに移動攻撃モーションが他のキャラと違い、他のキャラは宙に浮きながら攻撃するが、ロックマンのみ地面に足をつけたままで行うため、カメラワークも他と異なる。
通常攻撃は勿論ロックバスター。射程はやや短いが攻撃間隔も短く、カード無しでも十分なダメージを与えられる。アドコレのバスターMAXモード適用済み。移動速度もガンナーにしては早いのでひたすら追いかけまわすのも手。流石にチャージショットはないが、そこはポータルキー取得時に見られる。またグレイガビーストコスでは腰を低くして撃つモーションに変化するが、見た目だけで性能に変わりはない。当然マシンガン並みの爆速連射になるわけでもない。
HAはアニヲタwikiにも項目としてあるバリアブルソード。知らない人は項目を参考にしてもらいたいが、こちらでは流石にコマンド入力の必要はなく、タメ時間に応じてソニックブームを連射する。弾速は速めで横の範囲もそこそこ、更にポータルキーを貫通するため引きこもっている相手をつり出したり、味方がポータルキー習得できるように溜めて時間稼ぎ等使い幅は非常に広い。地味に属性に応じて衝撃波の色が変化するが、相手からも視認されるので見てから属性切り替えられてしまう欠点もある。
HSはありそうでなかった、『5枚目のカードを使用可能』にする強化系。使用するとヒーローアイコンがゼータキャノン(イラストは普通のキャノン)のカードに変化する。使用するとタメの後に壁を貫通するキャノンを発射し、ヒットで即死させる。当たれば強いが、全体動作が長めで銃口補正が一切利かず、横の範囲も狭い。原作にあった無敵も当然ない。クールタイムは短いのでモノを言わせた連射か、敢えて発動だけして他の方法でキルを取る等も考えられる。因みに扱いとしてはカードなので下にスライドすれば普通に属性を切り替えられる。

そして最大の目玉が、アビリティのクイックゲージ。キルをとると、近遠連周カードと移動カードのクールタイムが短縮されるというもの。ご存じの通り……というか#コンパスに限らず常識だが、強いカードはクールタイムが重く、弱いカードは軽い、というのがゲームの基本である。#コンパスでもこれは徹底されており、スタンカードなんかはクールが長いし、追加効果の無いフルークなんかは短い。それに、どのカードも20秒から30秒台のクールタイムが設定されているため、ガードのクールタイムが間に合うようになっている。
が、ロックマンの場合この根底を覆し、むしろ強カードほどキルしやすいためクールタイムが短い、という逆転現象が起きる。例えば、『ペルソナ』コラボのTAKE YOUR HEART、通称「赤テレ」は背後ワープという避けにくさ、ターゲット範囲の広さ、威力の高さ、たとえ耐えても転倒属性なのでどの道助からない、という強さを持つためクールタイムも重めの36秒となっている。これをロックマンが使うと、15秒短縮されるため、発動時間も合わせると15秒程度で再発動できることになる。当の『ロックマン』コラボでも、近距離カードでありながら遠距離攻撃がくっついてきてしかもある程度追尾するというショックウェーブが実装。こちらも強いからフルークの20秒に比べ28秒に設定されているわけだが、ロックマンが使うと10秒ぽっちで戻ってくる。バカじゃん
その他にも周囲カノーネだの極大ぶれどらだのとにかく強い攻撃カードを振り回して暴れ回るという凶悪な性能を誇り、例に挙げたカードなどはデッキに入れるとロックマンが数段強くなるぶっ壊れアビリティである。

総評するとガンナーと言うより、寧ろ射程の長いアタッカー、それも一部のアタッカーよりも高性能なヒーローとも言うべきだろう。守りの面が少々不安面もあるが、貫通&母(防御0デバフ)が飛び交う環境の中でガンナーの中では体力が高めなので割と打たれ強く、それらを帳消しにしてしまえるぐらい攻撃面が非常に高い。自身のコラボカードも強力なものばかりとかなり恵まれている。
流石にアビリティは下方された(といっても5秒なのでそこまで支障あるわけではない)が、微妙だったHSが強化されて何故か他はそのまま放置されており、24年に入った環境下でも環境トップクラスのまま。要はいつものコンパスのガンナー。


デンジ】 CV戸谷菊之介

  • テーマ曲:刃渡り2億センチ(マキシマム ザ ホルモン)
  • ロール:アタッカー
ヒーローアクション:敵指定突進タメ攻撃/斬撃/前方扇範囲内にいる敵単体をロックオンし、突進後に単発攻撃
ヒーロースキル:ギャアーハッハハァ!!/ヒットした相手に断続的にダメージを与えながら前方に突進し、一定時間経過後に周囲に確殺ダメージを与える。障害物に引っ掛かると突進時間短縮
アビリティ:大丈Vでしょう!/カードスキル以外で与えたダメージ分自身のライフ回復

23年12月。とうとう漫画界の金字塔である週刊少年ジャンプから、連載していた作品である『チェンソーマン』より主人公がやってきた。ジャンプ相手に流石に無理をしてしまったのか、PVにはボイスがなく、ガチャ演出もないとかなり寂しいものになってしまったが。その代わりアニメ以上に生き生きとしたデンジの声は必聴の価値あり。
攻撃倍率は最大と非常に高い。また地味な点として防御倍率が(例外除けば)これまで最低と思われていた0.5倍を下回っている……が、防御はお飾りなのがコンパスあるあるであり、体力はそれなりにある+アビリティのおかげであんまり気にはならない。露骨すぎる桃鍋対策
近と連が早い。小回りの利く近と、足を止めた相手に絶大な効果のある連とどちらも十分採用できるレベル。
アビリティの効果で素の殴り合いにはめっぽう強い。しかし通常攻撃は連撃補正がかかるので高防御相手には通りが悪いという欠点がある。カードスキルはアビリティが乗らないが、あった方がかなり便利なので入れておくべきだろう。どうでもいいが、アビリティ名は「永久機関が完成しちまったなアア~~!!」とか「いちごジャムみてえだぜええええ!!」の方が良かったんじゃ……。明らかに血が出ないロボとかもいるから仕方ないのかも。
HAはイグニスとクーシーを足して2で割って射程を減らしたような性能。突進速度は速く、奇襲性能が高い。当然アビリティも乗るので隙を晒した相手を斬って回復する、と言う芸当も出来る。欠点として似たようなソルやオルタ等と違い、必ず相手を捕捉しないと突進しないため、所謂『置く』使い方が出来ない。また相手の目の前に突進してから攻撃するので逆に置かれるのも弱い。また横の攻撃範囲が狭すぎて、ちょっと避けられただけで当たらなくなる。他にも、ヒットすると前に大きく吹き飛ばしてしまいダウンも無いため追撃がHAでしか繋がらないというのも弱点と言えば弱点。
HSは触れた相手を引きずり回し、最後に即死ダメージを与えるというもの。兵長のHSに似ているが、突進中は微かにしかダメージが入らない。その代わり一気に曲がるわけではないが方向転換可能であり、相手の逃げる方向を先読みして当てて複数人殺る芸当もできると言えばできる。ただガードで凌がれるとそのままスルーしてしまうので開けたところでは意外と弱かったり。HSはアビリティがしっかり乗るため最終段を当てれば巻き込んだ敵のライフ分をそのまま回復出来る。

一見非常に高い攻撃倍率とアビリティ、攻撃カードが振れるなど強い要素が多い……と見せかけて足はそこまで速いわけではなく、攻撃カードスキルにはアビリティが乗らない、HAは刺し合いには強いが動かれると当たりにくい、と欠点もある。言い換えれば「不器用」なヒーローであり、多少のダメージや小器用な戦法は考えず、突っ込んでいって相手を攻撃して回復すれば勝てるじゃん!という、ある意味最高にデンジらしい戦いができるとプレイヤーからも好評。まあ原作デンジは結構頭使ったうえで脳筋戦法をとるんだけどね


【パワー】 CVファイルーズあい

  • テーマ曲:錠剤(TOOBOE)
  • ロール:スプリンター
ヒーローアクション:ダッシュ/血のハンマー/長押しで前方に向かって高速移動。一定時間以上経過して放すと前に向かって円範囲攻撃
ヒーロースキル:勝負じゃ!勝負じゃ!戦いじゃ!/一定範囲内にいる一番近い敵をサーチし、捕捉した相手に向かって円範囲強襲攻撃を3回繰り返す
アビリティ:ワシの名はパワー!/ライフ75%以上の時に攻撃が1.3倍アップ

同じく『チェンソーマン』よりデンジのバディである悪魔が参戦。プレイヤーが操作するので強敵相手に逃げたりはしないので安心(?)を。別にデンジとのシナジーとかは無く、お互い力こそパワーで暴れるだけなのがらしいっちゃらしい。
素の攻撃倍率自体は1.25倍と控えめだがアビリティが起動しているならデンジ等の1.5倍族を上回り、攻撃が約1.6倍になる。ただライフ75%以上維持は割と至難。
近と周が早く、どちらも主力となりうる。ダメージの少なさをアビリティで補う周、アビリティ込みで馬鹿げたダメージを出す近、と使い分けていこう。
一見バリッバリの、近も周も振れるいつものキルスプ……と見せかけて最大のポイントでありパワーを厄介たらしめるのがHA。言い換えれば勇者のHAに近く、たとえ敵を捕捉していようがいまいが前方に向かってDAを放つ。これが非常にクセが強く、他のスプでは範囲さえ捉えればターゲティングして間違いなく当たるのだが、パワーのそれは一切ターゲットを取らないため、そのままの使い方で使うと間違いなく誰もいない空間に振り下ろすことになる。当然横に動かれるだけでも当たらない。一方で範囲内に敵が複数いた場合はその敵全員にヒットし、更に通常のDAよりも威力は高い。アビリティが乗ってるなら一撃粉砕すらもあり得る。
因みに地形にひっかけてから放すと振り下ろさないので、もしダッシュする必要はあるがDAは使いたくない場合はこの仕様を覚えておくといつか役に立つ、かも。
そしてHSも文面だけなら普通のように見えるが、一発ごとのダメージは高く、更に相手がダウンするため一度刺さったらほぼ間違いなくそのままパワーに潰される。じゃあ逃げれば……と思うかもしれないが、この円範囲がスプ以外の普通のヒーローの足では逃げる前に引っ掛かるため他に対抗手段がなければ確実にキルを取れる、最低でもカードやHSを切らせることができると非常に強力である。ただロックオンはその都度行われるためたまに「敵Aにヒットして瀕死にさせる→敵Bを捕捉してしまいAが攻撃範囲から逃れる」ということもあるなんともパワーらしい難儀な面も。

他のキルスプとは立ち回りが異なることになるであろうヒーローであり、デンジ同様に性格に難のあるパワーらしさが光っている。


シノン】 CV沢城みゆき

  • テーマ曲:she has to overcome her fear(梶浦由記)
  • ロール:ガンナー
ヒーローアクション:狙撃タメ攻撃/長距離まで届くヒット時ノックバックの単発射撃(自身のバフデバフ無視)
ヒーロースキル:敗北を告げる弾丸の味/単体のターゲットに向かって、短時間残る地形を貫通する確殺ダメージ射撃
アビリティ:氷の狙撃手/敵との距離が離れているほどダメージアップ(最大3倍)

24年2月。運営から「コラボしているタイトルから新ヒーローが登場する」と告知され、出てきたのはSAOのファントム・バレット編におけるヒロインだった。ちーちゃんヒーロー化の望みは絶たれた。デフォはGGO衣装で武器も基本的にスナイパーライフルだがALOとUW衣装だと得物が弓に変わるので演出が色々変わる。
遠が早いがそれ以外は遅く、近距離での殴り合いには難がある狙撃特化型のヒーロー。正直それ以外言うことがない。ガンナーなのに攻撃が等倍よりちょっと下な上に通常攻撃間隔が長いので接近されたら逃げることしかできない。そのため接近される前に倒す、ないし削って味方に助けてもらう必要がある。尤も、体力防御、加えて移動速度は何故か一般的なアタッカー並にあるのでアタッカーのタイマン程度なら思った以上に耐えれてしまう。やっぱコンパスのガンナーおかしいよ
通常攻撃は上記に挙げた通り攻撃間隔が長い分、射程が最長クラス。射程ギリギリで当てればダメージが通常の2倍に増える。また間隔自体は長いが移動やHA構えでキャンセルできるのでDPS自体はそこまで遅くない。
HAは手動でヒットさせる必要があり、単発の分誤魔化しが利かない。また攻撃判定が相手からも視認出来る(原作で言うバレットライン。弓でもしっかり出る)ので攻撃がバレやすいが射程が非常に長い。これも射程ギリギリで当てればアビリティが最大まで乗るので低耐久のヒーローが死ぬ。耐久力自体は高いが足が遅いヒーローでもノックバックされてしまうので鈍足ヒーローもシノンの精度によっては何も出来ずに死ぬ。ただ真っすぐにしか飛ばないので上の敵や下の敵とかには全くと言っていいほど当たらないためステージによっては生かせない状況になることも。
そしてHSなのだが……非常に強い。発生が速く、どこにいても(流石に垂直に近い角度までは無理だが、45度ぐらい高低差ぐらいなら普通に)ロックオンした敵に向かって撃たれるのでちょっとした硬直で即死しかねない。しかも銃弾なのに攻撃判定が短時間真っすぐ残るので射線内にいた敵もまとめて倒すことが出来、その上何故か必要ゲージも短いので2回ぐらいなら発射出来てしまう。美琴HSからスタン抜いた分射程延長つまりまた悪化と言えばいいだろうか。唯一の欠点と言えばちょっと横に動かれただけで当たらなくなることぐらい。なおALOorUW衣装でもどこからともなくヘカートⅡを持ち出して打ち出す。

24年に入っても相変わらずのガンナーなので強いと言えば強いが、結構極端に走っているためか接近されてしまうと割とキツく、ガンナーとして見るなら(HSの性能はともかくとして)意外とスタンダードな性能。相手側でもある程度対策出来るのでマシと言えてしまう分コンパスのガンナーはイカれた連中が多いのがよく分かる。シノンも十分やってる方ではあるが



追記・修正は好きなコラボヒーローで10000回以上バトルし、伝説のプロフィールラベルを手に入れた方にお願いします。


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最終更新:2024年04月23日 08:51

*1 正確にはダンロン2の『DANGANRONPA SUPER MIX』

*2 イントロは『THEME OF ROCKMAN EXE3』の前奏部分&3の戦闘突入時のSEが使われている