文字列処理





文字変数を作る

 a='chibutsu'
これでprint,aすれば「chibutsu」と表示される。

文字列を抜き出す(strmid)

 sentence2=strmid(sentence,n,length)
文字列sentenceのn何番目の文字からlengthの長さの文字列を抜き出す。sentenceが一次元配列のときはそれぞれの要素に関して同じ処理を行う。

ファイルパスのリストを作る(findfile)

条件に合うファイルを探し,名前を配列として得る方法。
例えばD:\dataというフォルダにN0730.ext、N0815.ext、N0830.ext、N0915.extという4つのファイルがあったとする。
file_path='D:\data\N08*.ext'
path_list=findfile(file_path,file_num)

path_list→[D:\data\N0815.ext,D:\data\N0830*.ext]
file_num→2
これをループで一つづつ処理すれば、一度に大量のファイルを扱える。

文字変数内で特定の文字列の位置を調べる(strpos)

file_path='D:\chibutsu\data\N0830.ext'
index=strpos(file_path,'\N') ==> index=16
file_pathの中で\Nの位置を返している。
これでファイルの保存場所が変わってもstrmidでファイル名を取りだせる。

変数を文字変数に変換する(string)

 a=50
 b=string(a)
これでbは「50」という文字を格納する。

変換した文字変数は空白や小数点以下を含む。
IDL> print,string(5)
       5
IDL> print,string(5l)
           5
IDL> print,string(5.0)
      5.00000
IDL> print,string(5.0d)
       5.0000000

文字数を数える(strlen)

IDL> print,strlen('chibtsu')
           7
中身が文字でない時は文字に変換して数える
IDL> print,strlen(7)
           8
IDL> print,strlen(7.0)
          13

文字変数の中の空白をなくす(strcompress strtrim)

 b=strcompress(b,/remove_all)
もしくは
b=strtrim(b,var)
var=0か無指定なら文字列後ろの空白を、1なら文字列前方の空白を、2なら両方を消す。

改行

図中の文字列などで改行したいときは'!C'を用いる.例えば
ytitle = 'dynamic !C pressure'
などとすればよい.

上付き/下付き文字

グラフ中などで文字を上付き/下付きにするにはそれぞれ!U, !Dを使う。またこれらの命令より後の文字はすべて上付き/下付きになってしまうので,!Nで通常の書式に戻す必要がある。以下例。
xtitile = 'F!D2!N [W/Hz/m!U2!N]'
最終更新:2012年11月30日 16:13
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