水の都エネミー

ギルマン

この地域特有の、他で言うゴブリンのような種族である。
一般的に魚人と称されるが、魚ばかりでなく様々な水棲生物の姿を取る。
知性は低いが皆無ではなく、人里に現れては悪事を働き、ゴブリンら小鬼と活動内容に大差はない。
多くは日が当たらずじめじめした場所を好み、例外なく水に適応している。
但し必ずしも水気を操る事を得意で火気に弱いといった特性を持つ訳ではなく、属性適応の度合いは個体に寄る。

多くは海に、稀に陸に馴染んだ種族は広い土地に集まる。
そこに”失地帯”と呼ばれる小さな水場の異界を営巣し、群れを作る。
知能が高めの個体は魔術や呪具を扱う事もあるという。
大きな群れになると、「ロード」と呼ばれる武力に特化した上位種か、「チーフ」と呼ばれる知性に特化した上位種が束ねている事がある。

嘗ては海王島にて多く見られていたが、近年になって増加傾向にあるとの調査報告が寄せられている。
また、滅多にないはずの陸に上がる個体も多く確認されている模様。
このため近年ギルドは被害対応に忙しなく追われている。


怪人

初夏以降に諸島で見られ始めた、怪異に近い謎の種族。
個体としての強さが高まるほどその姿に変化が及び、木っ端ならば影や泥のような姿をしているが
ある程度強い個体はきぐるみや人形のようなはっきりした姿を取る。
特に強力な上位個体はほとんど人に近い姿を取っていたり、
実際に人間が何者かの精神操作によって変質しているケースもあるが、共通して精神状態が正気でない。

判明しているのは「都市伝説から生まれた怪異」ではなく、「生まれて都市伝説を発生させる存在」である事。
また各々何らかの独特の嗜好を持ちながら、それを踏まえた上で人類に敵対的な存在である事である。

なぜこのような種が発生したかは謎が多いが、先日とあるギルドが接触した
「守り人」と名乗る存在が関与している可能性があるという。



守り人

とある事件においてヴェスペリアの瑞星たちが接触した謎の存在。
人形を扱う少女、護りに優れた大男の二人が現在確認されている。
行方不明の土地神であるアメノミを捜索しているようだがその目的は不明。

……双二附属中学校に篠国異夢という少女が転校して来ているが、その正体は誰も気づいていない。



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最終更新:2016年06月03日 04:48