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「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「総評の全面的な修正」です。 ---- 「[[検証依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ 依頼内容は「かつてこの番組のプレゼンターである石坂浩二が頭を丸めたのは、このゲームの責任をとるためだったと言われている。 の記述が事実かどうかの検証」です。 ---- *ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦 【ぎみあぶれいく しじょうさいきょうのくいずおうけっていせん】 |ジャンル|クイズ|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174003053.jpg,height=180)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ヨネザワ|~| |発売日|1991年12月13日|~| |定価|9,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|とにかく薄い上にぬるいクイズ部分&br()不釣り合いな価格設定|~| |>|>|CENTER:''[[TBSテレビ関連作品リンク>テレビ局関連作品シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 TBSにて放送されていた同名のクイズ番組をゲーム化したもの。~ 当時は「クイズ王ブーム」のまっただ中であり,「FNS1億2000万人のクイズ王決定戦」など、高レベルな問題で競い勝ち上がっていくクイズ番組が人気を博していた。 //アメリカ横断ウルトラクイズは第1回が1977年だし、この時点で人気は落ち目(92年に終了)だし、クイズ王ブームとは違うコンセプトの番組 ソフトにはパーティタップという周辺機器が同梱されている。これは6人分の早押しボタンが用意されたマルチタップであり、これを用いることで6人までの同時対戦プレイが可能。 ***ゲームの流れ ゲームモードはメインモードの「プレイヤーモード」と、練習用の「プラクティスモード」の2つのみ。人間とCOMあわせて6人まで参加可能。 まず、予選を行う。予選は全員参加の早押しクイズで、先にボタンを押した一人のみに解答権が与えられる。正解で1ポイント加点、不正解で1ポイント減点。1~9ポイント(設定で変更可)を先取した1名のみが勝者となる。 勝者はクイズ王への挑戦権を獲得する。「クイズ王に挑戦しますか?」の問いに対して「はい」を選択すると、クイズ王 (番組の顔であった[[クイズ王西村顕治:http://www.google.co.jp/search?q=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E9%A1%95%E6%B2%BB]]に酷似しているが、名前は「クイズ王」としか表示されない) との直接対決となる。 挑戦者となる勝者は自分の顔グラフィックを「若い男性」「若い女性」「扇子を持ったおっさん」の中からいずれかを選択し (クイズ王対決で初めて顔グラフィックが表示されるため)、クイズ王に挑む。早押し10ポイント先取で勝利すると、「おめでとう、きみがあたらしいクイズ王だ」と祝ってもらえる。 #region(参考プレイ動画) &nicovideo2(sm1403166) #endregion **問題点 -定価が9,800円と異様に高い。「パーティタップいらないから安くしてよ」という人もいたはず。 -モードが少ないうえ内容も非常に薄い。1人で遊んでも前述の通りの内容であり、むなしくなってくる。 -小学生でも分かるような問題が多く出題される。問題数も少ない。さらに句読点の位置がおかしく、ひらがな混じりにもほどがある。 --あくまでパーティゲームなので、問題が易しいことによってハードルが下がっているのは確か。 --以下は実際の出題例。 ---Q. 日本で作られているコイン6種類を、1まいずつあつめると、ごうけいは何えんになる? ---Q. TV番ぐみで、何かといそがしくはたらかされるADの、DはディレクターではAは何? ---Q. テレビの画めんの大きさをあらわす21や、29といえばたんいは何? ---Q. らく語家タレントで、「さんま」は「あかしや」、では「つるべい」といえばだれ? --……一体なにが史上最強なのかと小一時間問い詰めたい。 -グラフィックがファミコンの中でも地味。特に予選中の画面は無機質な問題枠や点数程度しか表示されておらず、仮にもパーティゲームとは思えないほどの地味さを極めている。 --ちなみにこの当時は既にSFCが発売されている。 -操作方法が妙ちくりん。回答はAで早押ししたあと、Aで選択肢を選び、数秒放置することで決定される。 --1ボタンしかないパーティタップでの操作が基準になっているためと思われる。 -音楽は勝利時のファンファーレのみ、効果音はビープ音のような地味なものが数種のみ。 --BGMなんていう豪華なものは一切なく、クイズ中も無音であり非常に盛り上がらない。仮にもパーティゲー(ry -早押しが前提なので、問題文を全部聞こうとしたらコンピューターが押してしまい答えられない。 --早押しクイズだから仕方が無いといってしまえばそれまでだが。 -問題と選択肢の表示領域が同一であるため、早押しボタンを押して回答に入ると問題文が読めなくなる。 --実際の早押しクイズは問題の読み上げであるため、リアルと言えばあリアルである。 -相手が答えたら答えが不明のまま次に進む。 --ただこの上記2つの仕様は続編でもそのままなため、明確な意図により組まれた仕様と思われる。 **評価点 -パーティタップにより、最大6人まで早押しクイズで対戦可能。 --この大人数で早押しの対戦ができるクイズゲームは、当時としてはこのシリーズを除き類を見ない。 --現在では『なぞなぞ&クイズ一答入魂Qメイト!』などがある。 **総評 本ソフトで本当に6人でクイズ対戦を楽しんだことがある家庭がどのぐらい存在していたかは謎である。~ 後述の続編のほうが完成度が高いため、現在あえてこちらを入手して遊ぶ必要性はほとんどない。 ---- **余談 -ファミコンで続編も出ている。こちらは初代と比べると出来も良くなっておりBGMも良質。しかし6人同時の仕様は相変わらずでモードも少ない。 -パーティタップは本ソフト専用でなく、前述の続編および、同社の『カジノダービー』『ゴリラーマン』にも対応している。 --続編はともかく、あとの2本のソフトの出来はお察しください。 -その他スーファミでも『ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦SUPER』が出ている。 -かつてこの番組のプレゼンターである石坂浩二が頭を丸めたのは、このゲームの責任をとるためだったと言われている。 -ヨネザワは1994年にセガ傘下となり、のちにセガトイズに社名を変更しているが、本作の続編やパーティタップがセガのハード向けにリリースされることはなかった。
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「総評の全面的な修正」です。 ---- 「[[検証依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ 依頼内容は「かつてこの番組のプレゼンターである石坂浩二が頭を丸めたのは、このゲームの責任をとるためだったと言われている。 の記述が事実かどうかの検証」です。 ---- *ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦 【ぎみあぶれいく しじょうさいきょうのくいずおうけっていせん】 |ジャンル|クイズ|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174003053.jpg,height=180)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ヨネザワ|~| |発売日|1991年12月13日|~| |定価|9,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|とにかく薄い上にぬるいクイズ部分&br()不釣り合いな価格設定|~| |>|>|CENTER:''[[TBSテレビ関連作品リンク>テレビ局関連作品シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 TBSにて放送されていた同名のクイズ番組をゲーム化したもの。~ 当時は「クイズ王ブーム」のまっただ中であり,「FNS1億2000万人のクイズ王決定戦」など、高レベルな問題で競い勝ち上がっていくクイズ番組が人気を博していた。 //アメリカ横断ウルトラクイズは第1回が1977年だし、この時点で人気は落ち目(92年に終了)だし、クイズ王ブームとは違うコンセプトの番組 ソフトにはパーティタップという周辺機器が同梱されている。これは6人分の早押しボタンが用意されたマルチタップであり、これを用いることで6人までの同時対戦プレイが可能。 ***ゲームの流れ ゲームモードはメインモードの「プレイヤーモード」と、練習用の「プラクティスモード」の2つのみ。人間とCOMあわせて6人まで参加可能。 まず、予選を行う。予選は全員参加の早押しクイズで、先にボタンを押した一人のみに解答権が与えられる。正解で1ポイント加点、不正解で1ポイント減点。1~9ポイント(設定で変更可)を先取した1名のみが勝者となる。 勝者はクイズ王への挑戦権を獲得する。「クイズ王に挑戦しますか?」の問いに対して「はい」を選択すると、クイズ王 (番組の顔であった[[クイズ王西村顕治:http://www.google.co.jp/search?q=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E9%A1%95%E6%B2%BB]]に酷似しているが、名前は「クイズ王」としか表示されない) との直接対決となる。 挑戦者となる勝者は自分の顔グラフィックを「若い男性」「若い女性」「扇子を持ったおっさん」の中からいずれかを選択し (クイズ王対決で初めて顔グラフィックが表示されるため)、クイズ王に挑む。早押し10ポイント先取で勝利すると、「おめでとう、きみがあたらしいクイズ王だ」と祝ってもらえる。 #region(参考プレイ動画) &nicovideo2(sm1403166) #endregion **問題点 -定価が9,800円と異様に高い。「パーティタップいらないから安くしてよ」という人もいたはず。 -モードが少ないうえ内容も非常に薄い。1人で遊んでも前述の通りの内容であり、むなしくなってくる。 -小学生でも分かるような問題が多く出題される。問題数も少ない。さらに句読点の位置がおかしく、ひらがな混じりにもほどがある。 --あくまでパーティゲームなので、問題が易しいことによってハードルが下がっているのは確か。 --以下は実際の出題例。 ---Q. 日本で作られているコイン6種類を、1まいずつあつめると、ごうけいは何えんになる? ---Q. TV番ぐみで、何かといそがしくはたらかされるADの、DはディレクターではAは何? ---Q. テレビの画めんの大きさをあらわす21や、29といえばたんいは何? ---Q. らく語家タレントで、「さんま」は「あかしや」、では「つるべい」といえばだれ? --……一体なにが史上最強なのかと小一時間問い詰めたい。 -グラフィックがファミコンの中でも地味。特に予選中の画面は無機質な問題枠や点数程度しか表示されておらず、仮にもパーティゲームとは思えないほどの地味さを極めている。 --ちなみにこの当時は既にSFCが発売されている。 -操作方法が妙ちくりん。回答はAで早押ししたあと、Aで選択肢を選び、数秒放置することで決定される。 --1ボタンしかないパーティタップでの操作が基準になっているためと思われる。 -音楽は勝利時のファンファーレのみ、効果音はビープ音のような地味なものが数種のみ。 --BGMなんていう豪華なものは一切なく、クイズ中も無音であり非常に盛り上がらない。仮にもパーティゲー(ry -早押しが前提なので、問題文を全部聞こうとしたらコンピューターが押してしまい答えられない。 --早押しクイズだから仕方が無いといってしまえばそれまでだが。 -問題と選択肢の表示領域が同一であるため、早押しボタンを押して回答に入ると問題文が読めなくなる。 --実際の早押しクイズは問題の読み上げであるため、リアルと言えばあリアルである。 -相手が答えたら答えが不明のまま次に進む。 --ただこの上記2つの仕様は続編でもそのままなため、明確な意図により組まれた仕様と思われる。 **評価点 -パーティタップにより、最大6人まで早押しクイズで対戦可能。 --この大人数で早押しの対戦ができるクイズゲームは、当時としてはこのシリーズを除き類を見ない。 --現在では『なぞなぞ&クイズ一答入魂Qメイト!』などがある。 **総評 本ソフトで本当に6人でクイズ対戦を楽しんだことがある家庭がどのぐらい存在していたかは謎である。~ 後述の続編のほうが完成度が高いため、現在あえてこちらを入手して遊ぶ必要性はほとんどない。 ---- **余談 -ファミコンで続編も出ている。こちらは初代と比べると出来も良くなっておりBGMも良質。しかし6人同時の仕様は相変わらずでモードも少ない。 -パーティタップは本ソフト専用でなく、前述の続編および、同社の『カジノダービー』『ゴリラーマン』にも対応している。 --続編はともかく、あとの2本のソフトの出来はお察しください。 -その他スーファミでも『ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦SUPER』が出ている。 -かつてこの番組のプレゼンターである石坂浩二が頭を丸めたのは、このゲームの責任をとるためだったと言われている。 -ヨネザワは1994年にセガ傘下となり、のちにセガトイズに社名を変更しているが、本作の続編やパーティタップがセガのハード向けにリリースされることはなかった。

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