THE HOUSE OF THE DEAD: Remake

【ざはうすおぶざでっどりめいく】

ジャンル ガンシューティング
対応機種 Nintendo Switch
Windows(Steam)
プレイステーション4
Xbox One
Xbox Series X/S
発売元 Forever Entertainment
開発元 MegaPixel Studio
発売日 【Switch】2022年4月7日
【Win/PS4/One】2022年4月28日
【XSX】2022年9月23日
定価 2,599円
レーティング CERO:D(17才以上対象)
判定 シリーズファンから不評
ポイント セガからライセンスを受けてのリメイク
まさかのBGM総とっかえ
日本語版がおま国仕様
トロくなったマジシャン
THE HOUSE OF THE DEADシリーズ


概要

1997年に稼働した、大人気ガンシューティングゲーム『THE HOUSE OF THE DEAD』をMegaPixel StudioとForever Entertainmentがセガから正式にライセンス許諾を得て開発したリメイク作品*1
稼働から相当な年月が経っており、プレイする機会が限られていること。シリーズの中でも人気作でありながら様々な事情から他ハードへの移植は中々されず*2、久々の家庭で遊べる『初代』であること。
さらに現代のグラフィックでプレイできることから、シリーズファンは期待されていたのだが…


新要素

  • Hordeモード
    • 各チャプター道中のクリーチャーの出現数が大幅増量されたモード。序盤からおびただしい数のクリーチャーが襲い掛かる。
      • 後述の特殊武器の使用を推奨した調整となっており、初期武器のハンドガンのみでの攻略は極めて困難。
  • 特殊武器
    • オリジナル版は装弾数6発のハンドガンのみだったが、本作では4種類の特殊武器が追加され、条件を満たした上で武器が入った宝箱を撃つ事で入手。どのモードでも使用可能になる。
      • 各武器の弾数制限はなく、武器切替ボタンでいつでも切り替えることができる。
+ 特殊武器一覧
  • アサルトライフル
    • フルオート連射可能なAK-47風の自動小銃。連射すると段々照準がブレていく性質があり、細かい狙撃は不向き。装弾数は32発。
      • 大量のクリーチャーとの乱戦に強く、Hordeモードとの相性が良い扱いやすい武器。
  • ステイクガン
    • 木製の杭を発射する銃。道中のクリーチャーを一撃で撃破でき、ボスに対しても比較的高火力だが連射が効きにくく、乱戦は苦手。装弾数は6発。
      • 着弾した箇所は杭が刺さったままになるほか、道中のクリーチャーは当てた部位によっては派手に吹っ飛びながら倒れる。
  • クロスボウ
    • 矢を発射する銃。使い勝手はステイクガンに近いがボスに対して1発で大ダメージを与えられる。装弾数は6発。
      • 反面、道中のクリーチャーに対する火力は並で連射性能もステイクガンと同じく遅く、対ボス戦特化武器の性格が強い。
  • グレネードランチャー
    • 着弾すると広範囲を巻き込む爆発を起こす榴弾を発射。道中のクリーチャーには爆風に巻き込めば例外なく即死だがボスへのダメージは並程度。装弾数は3発。
      • ただし、研究員も爆風に巻き込みやすいため使いどころには注意が必要。だが日本版では後述の規制の関係でほぼ無敵ともいえる凶悪性能となっている。
  • 新スコアシステム「モダン」
    • クリーチャーを連続で倒していくと最大5倍まで倍率が上昇するチェイン方式で点数が設定されてるもの*3を撃たずに一定時間経過するとチェイン終了となり、獲得した素点に倍率がかかったスコアが加算される。
      点数が設定されているものを撃つ度にチェインが切れるまでの時間がリセットされるが、倍率が上昇するのはクリーチャー撃破時のみ。
      • オリジナル版のスコアシステムも「クラシック」で搭載されており、モード選択画面で選ぶことができる。
      • ちなみに「クラシック」では1P側トーマス・ローガン、2P側Gで固定の主人公も選択可能になる。キャラ毎の性能差はなく差異はあくまで演出の違いのみ。
  • ギャラリー
    • 倒したクリーチャーや入手した武器を閲覧できる図鑑や条件を満たすと獲得できる実績を確認できるモード。
  • その他変更点
    • プレイヤー側のライフの仕様が少々変更され、本作では燭台1個がライフ2個分*4に相当する。救急箱を入手すると事実上2ライフ回復される。
      • 敵から攻撃を受けた際のダメージ量は難易度によって変化し、最高難易度の「ARCADE」では道中・ボス共にどの攻撃も1発2ライフ分のダメージ(=燭台1個消滅)となる。
    • 敵の攻撃を受けたか否かでルート分岐する箇所で敵の攻撃を受けるルートを選んだ場合、オリジナル版ではライフを減らされたが本作ではライフが減らないように変更された。
    • オリジナル版では出来なかった撃破したクリーチャーへの追い撃ちが可能になった。「モダン」スコアモードでは上記のチェイン維持のため重要な要素となる。

問題点

  • BGMが全て似たような別物に変更された
    • 理由は不明*5だが、デモからエンディングまでの全てのBGMが「それっぽい」ものに変えられている。
      • BGM自体はそこまで質が悪いわけではないものの、求められていたのはあくまで良質なアレンジであり、クオリティ云々で注目していたユーザーを最悪の形で裏切ってしまった。
      • 特にラスボス「マジシャン」戦のBGMはイントロ以外はオリジナルの面影をほぼ感じさせない原曲破壊色の強いもので、ファンからの批判が相次いだ。
  • 効果音が安っぽい
    • ハンドガンからして発射音やリロード音が軽く、オリジナル版と比べても撃った時の爽快感が削られている。
      • オリジナル版では1P側と2P側で発射音が異なる芸が細かい演出があったが、本作では特殊武器追加の関係か1P側、2P側共に同じ発射音となっている。
    • スコア加点の時の効果音もかなりポップなイメージであり、グラフィックが強化されてスプラッタホラーに回帰したような画面の雰囲気とは合っていない。しかも加点するたびに鳴るのでオプションで下げないとやかましい。
  • ゲームバランスに影響する規制
    • 日本版のみCEROの審査のため登場するクリーチャーの四肢切断及び研究員の誤射が出来ない仕様となっている*6
    • 規制が入るのは元のシリーズでも度々あったのだが、問題は日本版だけ遊ぶ上で悪影響を及ぼしているほか買う意義を無くしている点である。
      • 四肢が切断されない代わりに、切断された判定の部分は緑色に変色して無敵判定になるという仕様となっているのだが、本作では全体的に暗くなって緑色に変色した部分は判別しにくく、ダメージこそ入っているものの当然のように変色した部分でも攻撃はしてくるのでオリジナル版における「四肢を吹き飛ばして攻撃を外させる」という戦法が使えず、更に無敵判定のついた部分で弾を防がれてしまう場合もある。
      • チャプター1ボス「チャリオット」戦で鎧脱衣後の本体の色が黄色になっており、こちらも撃った部位が緑色に変色して判定がなくなる仕様が適用されている影響で、残っている部位と判定がなくなっている部位の判別がつきにくくなっている*7
      • この規制が入ることが発表されたのはSwitch版発売の2日前。予約したユーザーは既にキャンセルが出来ない状態であり、更に海外版でも言語設定を日本語にすれば「規制無しの日本版」としてプレイが出来るため、オリジナルに近いプレイをしたいユーザーにとっては日本版を買う意味が全く無くなってしまっている。
      • なお、この規制の影響で海外版には存在している研究員誤射関連の実績が削除されている。
    • そのため、下記の『Zバージョン』発売前に無規制の仕様でプレイしたい場合は、海外版を購入するかSteamで配信されているWin版を購入するほかない状況であった。
  • 普通に遊ぶ上での違和感
    • ガンシューティングという覚えゲーのジャンルにもかかわらず、ゾンビの耐久力が乱数で変わる仕様になっている。
      • この影響で序盤にもかかわらず、異様に高耐久のゾンビが出てきて攻撃を止められずダメージを受けるパターンが出てくるようになった。
      • 頭を吹き飛ばしても普通に行動することもままあり*8、特にサルゾウはこの現象がよく起きる。
    • 目玉である特殊武器解禁までのノルマが長い
      • 研究員を全て救助すると入れる隠し部屋に入ると、次周で特殊武器が入った箱が開くようになるのだが、慣れたプレイヤーならともかく全員救助してクリアするのは初心者には厳しい。日本版では前述の規制によって難度は低くなっているのだが…
    • 「クラシックスコア」モードの名前に反して加点、リザルト時のランク基準等がオリジナル版から大幅に変わっている。
      1の桁も普通に加算される*9ほか、全モードでリザルトランクの基準スコアが共通しているため、「クラシック」かつ「オリジナル」モードでは高ランク獲得のために必要スコアが非常に高い。
      • その一方で、エンディングの条件分岐に関わる基準スコアはオリジナル版そのまま*10。3種類あるエンディングの内、ノーマルとバッドの条件の違いは「1の桁が0か0以外か」となっているが、上述の通り1の桁がコンティニューしなくとも加算されてしまうため、スコアの調整が難しくなってしまっている。
  • プレイヤーに不利な不具合
    • 過去作でもまれに発生した「攻撃をキャンセルしたと思ったらダメージを受けた」「特定の位置で進行不能になる」バグも確認されている。
      • 発生する確率は人によってまちまちだが、後者はHordeモードで起こりやすく、調整不足感は否めない。
    • Hordeモードでは大量のゾンビが横に広がって襲い掛かってくるのだが、一旦攻撃態勢に入ったゾンビが画面外(視界の外)に出ても攻撃が当たることがある。
  • その他
    • マジシャン戦での演出面の劣化
      • マジシャンの代名詞といえる残像を伴う高速移動のスピードが遅くなっており、オリジナル版の魅力だったスピード感のある戦闘がスポイルされている。
        シリーズ内でも屈指の人気ボスだけに、上記のBGMの件も合わせて残念がるファンは多い。
      • また、一度ダメージを受けると無敵になる仕様になっており、スムーズに倒してもオリジナル版よりも数分は長く戦うことになる。
      • 何故かオリジナル版と両腕の弱点の部位が逆になっている。
      • ちなみにマジシャン以外のボス3体は上記のチャリオット戦での規制部分を除けば、再現度はそこそこ頑張っている方。
    • オリジナル版の特徴的なスタッフロールの演出が簡略化
      • 「辿ってきた道を引き返していく」流れはオリジナル版と同じだが、実際に引き返していく様子が描かれたオリジナル版と比べてスタッフロールと共に写真が表示されるだけというかなり簡素なものになっている。もっともスタッフロールの尺の関係でオリジナル版と同じ演出は難しかったのかもしれないが…。
      • マジシャン撃破後の天候が晴れる演出もカットされており、スタッフロールの最後でもゲーム開始時の悪天候のまま。
    • UIや翻訳に難あり
      • マルチプレイ時の選択項目は「無効」「competitive(競争)」「cooperative(協力)」と、翻訳されてない上に微妙に遠回しな表現になっている。
      • 操作説明のコントローラー図はボタンと対応した操作が血管のように繋げられているのだが、遠回りで他の線と重なっているためどの操作とボタンが繋がっているかわかりにくい。
      • Steam版では、オプションの「ゲームプレイ」タブに「クロスヘアを表示」という項目があるが、これを有効にするとクロスヘア(照準)が消えてしまう。
      • 英語表示では「Toggle Crosshair(クロスヘアの切り替え)」なので、明らかな誤訳かつ真逆の意味となってしまっている。
      • チャプター名表示時の画面では本来「Tragedy 惨劇」と日本語も併記されるはずなのだが、日本版でも日本語のチャプタータイトルが存在しない。
+ アップデートで改善された問題点
  • チャプタークリア時のライフボーナスが加算されない
    • オリジナル版では救出した研究員の数によってライフが増えるのだが、本作では何故か一切貰えない。そのためオリジナルよりもライフを増やす機会がかなり減っている。
      • アップデートによりライフが正常に増えるようになった。
  • Switch版ではジャイロ操作をすることで、疑似的にガンコントローラー操作が出来るのだが、照準に問題があり何もしなくても勝手にズレる。
    • 動かしていけばより悪化するため、照準リセットをこまめに押していかないとプレイがまともに出来ない。
    • ジャイロ操作を切り、スティック操作にすれば解決できるが、それではジャイロ操作の意味が無い。
      • アップデートによりジャイロの精度が改善された。
  • 弾切れ時のリロードボイスがうるさい
    • 従来では、弾切れしてなおかつ射撃ボタンを押すとボイスが流れるのだが、今作では弾切れした時点で流れる。
      • そのため、弾の数を管理できても毎回リロードボイスが流れるため鬱陶しくなっている。
      • アップデートによりリロードボイスをオフに出来る設定項目が追加された。

賛否両論点

  • ステージ進行とストーリー部分はあくまでオリジナル版に準拠した作りで、新規ルートや新規ストーリーデモといった追加要素はない。
    • III』にて難病に侵されたキュリアンの息子が登場*11し、本作でのキュリアン暴走の原因と関係しているのだが、それらの設定は反映されていない。
      ストーリーデモも下記の細かい部分での演出の変更こそあれど、内容自体はオリジナル版そのままである。
    • ただ元がテンポが重視されるアーケード向け作品であり、下手に手を加えるとテンポが崩れて蛇足になる可能性もあるため、難しい所かもしれない。
    • 新規ルートこそないが「Horde」モードにて道中のクリーチャー大増量の関係で、既存のクリーチャー撃破後にカメラが反転して後ろから来た大量のクリーチャーを迎撃するといった新たなシチュエーションは用意されている。

評価点

  • キャラクターを除いたグラフィックはよく出来ている
    • 現代向けにリメイクされているだけあって屋敷内の廃墟然とした雰囲気はよく出ており、研究所になってからのキュリアンの狂気性が見えてくる禍々しさはちゃんと出ている。
      チャプター3後半等大きくイメージが変わった箇所もあるが概ねオリジナル版の雰囲気を尊重した作りであり、ファンは懐かしさを感じるだろう。
      • キャラクターはローガン、G、キュリアンは原作の面影を残しつつ上手く出来てる一方、ソフィーは元の可愛らしさがなくなった、研究員は表情が怖くなったという意見も。
  • 色々と粗はあるが新要素そのものは悪くない
    • 特殊武器を使ってHordeモードをプレイすることで現在家庭用未移植の『SCARLET DAWN』に近い感覚で遊べる。
      • スコアアタックは好評で、単にグレネードで殲滅すればいいわけではなく、チェインを維持するために死体撃ちを続ける必要があり、スコアルートのためにあえて研究員を見殺しにするなど、他シリーズではまず無かった遊び方が出来る。
    • クリーチャー図鑑はキャラのイメージを崩さない程度にユーモアな動きを見せて中々見ごたえがある。まさかモゥラーを可愛いと感じる日が来るとは…。
      • ちなみにオリジナル版では名前が付けられてなかった一部クリーチャーも本作で新たに名前が設定されている。
    • 削られた演出がある一方で中間デモで演出が強化された部分もわずかにある。
      • 中には「隠し通路を塞ぐ本棚をオリジナル版と同じく蹴り壊すローガンに対して本棚を横へずらすG」と主人公の性格の違いが分かるものもあり、ファンならニヤリとなるかも。
  • 道中のクリーチャーからの飛び道具攻撃がマイルド化
    • オリジナル版よりも全体的に飛び道具の命中判定が大きくなっており、撃ち落としやすく調整されている。特にシリルからの投げ斧攻撃はオリジナル版では放物線を描くような対処しづらい軌道で飛んできたが、本作では『2』以降の真っすぐ飛ぶ軌道に改善された。
      • またハリスの鉄球飛ばし攻撃も、鉄球を飛ばされた後でも撃ち返せれるように変更されている。
    • 代わりに直接攻撃はダメージを受けるタイミングや攻撃速度が相当に早くなっている。

総評

『1』待望のリメイクということで期待(と不安)が寄せられていた本作だが、日本版特有の規制やBGMの変更、マジシャン戦などリメイクで重要視されていた部分が悉く劣化しており、オールドファンのみならず新規ファンからも不評を買ってしまった。
ゲーム自体は普通に遊べる出来にはなっており、表現規制も後の『Zバージョン』の発売で一応は改善されたものの、それでもオリジナル版へのリスペクトも中途半端でとてもオリジナル版を超える部分があったとは言い難く総じて残念な結果になってしまった。


余談

  • リメイク版のパブリッシャーであるForever Entertainmentは続編の『2』もリメイクする予定がある旨を発表しているが、本作の評判から不安視する声も多い。
    • またデベロッパーのMegaPixel Studioは本作以前にパンツァードラグーンのリメイクを手掛けており、ファンを落胆させたことが一部で知られている。
      • 同じくフロントミッションのリメイクを手掛け…結果は察してほしい。更にこちらは2以降の企画から外されるにまで至っている。

その後の展開

  • 2023年6月15日にSwitch/PS4/PS5で『THE HOUSE OF THE DEAD:Remake Zバージョン』が発売された。こちらはレーティングがCERO:Z(18歳以上のみ対象)になり、上記の日本版特有の表現規制がなくなったバージョンとなる。
    • ダウンロード販売のみだった前バージョンと異なり、今回はパッケージ版も用意される。パッケージ版の発売元はレイニーフロッグ。
      • 前バージョン所持者は通常の半額の値段で購入可能だが、セーブデータの引継ぎはできない。
+ タグ編集
  • タグ:
  • ガンシューティング
  • THE HOUSE OF THE DEADシリーズ
  • リメイク

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月20日 22:37

*1 同社は過去に『Panzer Dragoon Remake』も手掛けている。こちらもセガからの正式許諾を受けて開発された。

*2 AC版稼働の翌年に出たSS版とWin版以降は一切移植がない。

*3 クリーチャー(追い撃ち含む)、背景の破壊可能オブジェクト、点数アイテム。

*4 敵の攻撃を受けると燭台の炎が小さくなり、そこから更に攻撃を受けると燭台が消滅する。

*5 一部では、BGMに関するライセンスが取れなかったという意見もあるが、ソースが見当たらないため結局のところは不明。

*6 後述にあるようにSteamで配信されているWin版は日本のSteamストアからの購入でも規制無し。

*7 オリジナル版及び海外版では撃った部位は肉がなくなり骨だけが残る仕様であるため、撃った部位の判別が容易。

*8 それを見越してなのか、ヘッドショットによる加点ボーナスは「最初に撃った時のみ」となっている。

*9 原作では1の桁はコンティニューでしか加算されない。

*10 62000点以上でグッド、62000点未満でノーマルorバッドに分岐。

*11 息子の存在自体はオリジナル版の時点であった。