BONEWORKS

【ぼーんわーくす】

ジャンル VRFPS
対応機種 Windows (SteamVR, Oculus)
対応VRヘッドセット HTC Vive*1
Oculus Rift/Quest *2
Valve Index
Windows Mixed Reality
発売・開発元 Stress Level Zero
発売日 2019年12月11日
定価 3,090円
プレイ人数 1人*3
判定 良作
ポイント 物理演算を活用したゲームプレイが特徴
Half-Life: Alyxなどに影響を与えた
システムのぎこちなさなどの問題点も多い
VR上級者向け
Stress Level Zeroシリーズ
Duck Season - BONEWORKS - BONELAB

概要

  • 本作はアメリカのカルフォルニアに拠点を置くインディーデベロッパー、Level Stress Zeroの第三作目であるVRゲームである。
    • 過去に『Hover Junkers』*4『Duck Season』*5を世にはなっており、*6本作はそれらに続く三作目である。
      • 本作は過去作と同じようにYouTuberであるNODE氏とのタイアップで本作のいくつかの動画を正式発表前に公開していて、早いものでは2017年に遡る。開発期間は3年弱とVRゲームの中では比較的長め。
  • ゲームエンジンはVRゲームに最適化がしっかり行われているUnityエンジンを採用。
    • しかし物理エンジンにいくつかチューニングが行われており、『Half-Life 2』のSource エンジンで見られたダイナミックな物理挙動を安定させた形で実装している。
  • インスパイア元のHalf-Lifeやゼルダから分かる通り、本作は物理演算をフル活用したゲームシステムやゲームプレイが最大の特徴。VRゲームでは通常採用しないプレーヤーの体の演算処理も行っている。
    • Half-Lifeシリーズからのインスパイアで、「バール」や「パイプレンチ」も武器として登場し、敵キャラクターの「クラブレット」も『Half-Life』の「ヘッドクラブ」とほぼ同じ動きをする。
      • しかし物理演算のいくつかの影響で、本作は非常に酔いやすく、また酔いやすい人に向けたテレポーテーション移動などの配慮も存在しない。
      • そのため本作はVR EXPART ONLY(VR上級者向け)とSteamストアやゲーム開始時に表示されている。
  • Valve製のゲームではないが、Valve Indexに向けた調整がしっかりしており、ハンドトラッキングや戦闘時における握力などで恩恵にあやかることができる。

ゲームモード

  • 本作には全3つのゲームモードが含まれており、それぞれ「Campaign」、「Arena」、「Sandbox」の3種が存在する。
  • 「Campaign」
    • 一般的な一本道のシューターのキャンペーンモードと同じく、全12面のマップをストーリーに添いながら攻略していく。
      • 全体的に『Half-Life』や『Portal』からの影響も強く、所々で戦闘の合間にパズルを解くことも多い。
      • 本作のアイテムやシークレットを探索することで、「Arena」や「Sandbox」用の隠し要素をアンロックできる。
  • 「Arena」
    • 2つのマップが存在し、それぞれ勝手が違う。
      • 「Fantasy Arena」では限られた弾薬や武器を手に取りながら自由になった変わる地形の中、迫りくるゾンビ・クラブレットなどから生き残るというもの。条件を満たせば、縛り要素やチャレンジ要素などを付け足したゲームモードがプレイ可能。
      • 「Zombie Warehouse」(バージョン1.5から追加)では少し勝手が異なり、弾薬を落とす敵相手にとにかく撃ちまくることや、弾薬からアイテムを買うなどしてさらに来る敵をより効率よく排除することで生き残るのが重視される。『Killing Floor 2』を彷彿とするゲームモードだが、ボスやCo-op要素、PERKなどの要素はなく、かなり簡略化されている。
  • 「Sandbox」
    • 身も蓋もない言い方をすれば、より自由になったVRで遊ぶ、『Garry's Mod』。
      • マップもいくつか用意されており、全6マップ存在する。
      • 「Museum Basement」基本的なサンドボックスマップ。基本的な要素が一通り揃っている。
      • 「Blank Box」ディティールがかなり簡素な「Museum Basement」と言える。
      • 「Redacted Chamber」(バージョン1.4) Boneworksの比較的初期のトレーラーでお披露目された際に技術デモとして物理演算をアピールするために作られたマップ。あんまり要望が多かったので、公式で実装することになった。
      • 「Handgun Range」(バージョン1.4) サンドボックスというよりはミニゲーム寄りの場所。どれだけ早くすべての敵の的を倒せるか?でクリアが決まる。
      • 「Tuscany」(バージョン1.4) 海外の村をテーマにしたサンドボックスマップ。意外と知られていないが本作は最初期のVRヘッドセットである「Oculus Rift DK1」の技術デモとして公開されたものをリメイクしたもの。Oculus版が公開されたときの時限独占マップだったが、すぐにアップデートでSteamVR版にも公開された。
      • 「Hover Junkers」(バージョン1.6) Level Stress Zeroの処女作、「Hover Junkers」をテーマにしたサンドボックスマップ。車にも乗れる。

あらすじ(Campaign)

時は1990年代。Monogon社で働くセキュリティーマネージャー兼ライバル車のGamon社のスパイであった「アーサーフォード」はMonogon社のAIによって生成されたVRメタバース、「MythOS」をこっそり持ち込んだUSBによってウイルスに感染する。
ウイルス対策ソフトが反応しMythOSに閉じ込められたフォードは、現実世界にいる同僚とともに脱出を試みるため、「タイムタワー」のリセットを試みることになる。


評価点

  • 非常に高いレベルで構成された物理演算
    • 本作はほぼすべてのオブジェクトに物理演算が実装されており、ものを投げればそれにあわせて物理演算が働くなど、現実的な挙動が多く、没入感をうまく高めてくれている。
    • それだけでなく、ほぼすべてのものに物理演算ダメージも実装されているため、重いレンガをぶつける、投げるなどすればそれに合わせて敵もダメージを食らうという、他のVRゲームでは例を見られないシステムにより高い自由度を実現している。
      • 敵も物理演算が常に効いており、足を攻撃すればそれに合わせて物理演算処理を行い地面に倒れ込む、体を引っ張って振り回せる、崖から突き落とすことができるという、自由な殺し方に一役買っている。
      • パズルにおいても物理演算を活用した技により、違ったアイテムをわざわざ持ち込んでクリアする、パズルを無視して壁をよじ登ってクリアする……など『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプレイ動画を彷彿とさせる奇想天外なパズルの解き方をすることも可能。
  • 高い精度でシミュレーションされたキャラクターの体
    • 本作はViveトラッカー、SlimeVR、HaritoraXといったボディフルトラッキングの設備を要求することなく、ヘッドセットの位置、コントローラーの位置だけで高いレベルでの体のシミュレーションを実現させている。
      • その完成度には驚く声も多かった。
  • ボリュームのあるキャンペーンモード
    • 多くの移植を除いたVR専用ゲームがアリーナタイプのゲームやすぐに終わる短編作品が多かったのに対し、本作は6~8時間のしっかりとしたボリュームがある。
      • そのマップの完成度もそこそこ高い。
      • しっかりとした完成度でボリュームのあるキャンペーンの存在するゲームは本作に加え『Half-Life: Alyx』、『ARKTIKA.1』『The Walking Dead: Saints & Sinners』とそこまで多くない。
  • 高品質なサウンドトラック
    • 本作のサウンドトラックは別名「R!OT」で知られるMichael Wyckoff氏が担当。
      • 「The House of Monogon」、「Zombo Mode」、「Opera De Ossium」などの曲は雰囲気こそ異なるがどれも本作のMonogonの異質な雰囲気と一致し且つかなり良質であるため、同じ良質なサントラで知られるAAAシューターの『DOOM (2016)』と比べても見劣りしない。
      • ちなみに、「Hover Junkers」「Duck Season」などのStress Level Zeroの過去作、続編の「BONELAB」に加え、「Pitch Perfect 3」や「Over the Moon」といった映画のサントラを手かげている他、スマホ向けリズムゲーム「Deemo 2」にも楽曲を提供しており、キャリアはかなり広い。
  • 幅広いプレイモード
    • 先ほど述べたキャンペーンモードに加え、様々な細かい難易度や縛り設定によってや飽きない限り無限に遊べるアリーナモード、本編の高品質な物理演算やアセットを用いてより好きなように遊べるサンドボックスモードなど、遊び方の幅はかなり広い。
      • それだけでなく、サンドボックスモードに関してはGarry's Modなどのように、公式でのサポートではないがModを導入することでさらに自由度が上がり、ゲーム内に存在しないAKなどの銃を追加したりすることで、 著作権的な意味でも 好き放題ができるようになるのもポイント。
      • 強いて言うなら、本作対応しているModがそんなに多くなく、Modの制作がVRChatなどのユーザー生成コンテンツに対応したUnityエンジンタイトルと比べて、かなり面倒くさいのが欠点。
      • なお、Modの人気の高まりを見て、公式もまた続編でModの正式対応を続編『BONELAB』で決定した。
  • 独特な世界観
    • 本作の舞台である『MythOS』はValveインスパイアということで『Half-Life 2』の「City 17」のディストピア感、『Portal』の殺伐とした実験室感を強く感じられる、独特の世界を組み上げた。
      • またどことなく80-90年代の不気味な雰囲気を感じられる少し粗いCGの雰囲気や、『MOTHER』や『OMORI』らしいシュールでナンセンスな雰囲気も特徴。特に後者に関しては、やたらスイカを推すあたりに共通点を感じる。
      • それだけでなく過去作の『Duck Season』からの設定を共有し、広げられ、組み上げられた世界観に惹かれるBoneworksのファンも多い。ここもまた、『Portal』と『Half-Life』との世界観の繋がりに類似している。
  • 豊富なやりこみ要素
    • 本作はキャンペーンをクリアしたら終わり……というだけではなく、キャンペーンの中に隠されたシークレットを発見することで、サンドボックスモードやアリーナモードにおける要素をアンロックすることができる。
    • そのやりこみ要素も、怪しい場所をよく覗いてみたり、登ってみたりすればしっかり見つかる物が多いため、探し甲斐があり、やりこみ要素の質は高い。

賛否両論点

  • ボディトラッキング非対応
    • せっかく体の動きをシミュレーション出来ているのに、フルトラ環境が使えないのは惜しむ声が多かった。
      • しかし、SteamVRの開発コードは仕様がかなり扱いづらく対応に断念した話があるため、しょうがないといえばしょうがないのだろう。
        そもそもVR環境を持っている人が少なく、さらにボディトラッキング環境を持っている人はそのまたほんの一握りしかいないので、あってもなくても関係ない人のほうが多いのだが……。
      • ちなみに、フルトラッキングに対応した代表的なVRソフトとして『Beat Saber』、『Blade and Sorcery』、『VRChat』、『ChilloutVR』、『NeosVR』と少数であるうえ、このうち3つはVRSNS/メタバースアプリであるので、純粋なゲームだけに限ると更に少ない。
  • ストーリーが浅い
    • 本作の世界観は『Portal』から強いインスパイアを受けた作品であり、Portalの世界観は魅力あふれるGLaDOSやWheatlyあってこそ語られるストーリーも話題となった作品であったが、本作に登場するキャラクターは主人公のフォードを含めても掘り下げや心情が浅く、彼がスパイであることもムービーなどを見ても説明が分かりづらく、他の同僚二人についてはモニター越しに登場する程度でストーリーの語り手にはなるものの、本筋にはあまり関わらず、そもそもプレーヤーが色々と忙しい中、まともに聞き取る余裕もない中で字幕が存在しない。
      • 世界観もいまいち説明や構成が足りないところが多く、説明の足りないVoidエナジーやゾンビの存在など、興味をそそられる点は多いもののその程度で終わってしまっている。
      • Hotline Miami』のような電波ストーリーとして読み取っても、それでも説明などに足りない点や、演出がかっこいいだけで深い意味が読み取れないなど、そのようなストーリーとみても完成度は高いとは言えない。
      • 一応、キャンペーンの物理アクションの完成度が高く、そこが話題になったタイトルのため、あまり気にしないプレーヤーのほうが多い。

問題点

  • 操作性が悪い
    • インベントリシステムは肩越しに重火器や鈍器やって手を放すことによって収納が可能で、その逆は肩などに手を伸ばして掴むことで武器を持てるのだが、その精度がかなり甘く、収納したかと思ったら投げ捨てていた、取ったと思ったらスカし、そもそも収納しているかどうかも分からない様。
    • はしごを登るときも『Half-Life: Alyx』の安定した感じとはかけ離れた、常に物理演算の慣性ではしごを掴みづらい……果てには手が挟まって動かせない……といったトラブルも多い。
      • 銃の操作性にも問題があり、トリガーを押すことでボルトストップがかかるハンドガンや、マガジンをリリースするボタンが存在せず、マガジンを手動で取り外すか、別のマガジンを引き寄せることでしか外せない*7
      • Vive Wandsだと問題が一層深刻になり、ずっと物を持ち続けるゲームなのに対し、物を持つボタンがやたら押しにくいサイドボタン。ものを持つことさえ一苦労するため、操作性の悪さに拍車がかかる。
      • Vive Wandsと同じLight Houseトラッキングの互換性のあるIndexコントローラーに乗り換えれば、操作性がかなり改善する。
  • VR酔い
    • 本作は物理演算をあちらこちらに適用させた弊害としてかなり酔い易い。特に歩くときやぶつかったときに過剰なくらい激しく揺さぶるため、酔いにつながるパターンが多い。
      • そして最も酔うであろう最初のミュージアム面(チュートリアル)がお世辞にも面白いと言えるものではなく、その辺でギブアップするプレーヤーも多い。
      • おまけに、酔いを軽減してくれるテレポーテーション機能などの配慮は一切存在しない。
      • プレイしているうちに慣れていくものでもあるが、このへんは覚悟が必要。スティックで歩くのになれて且つ、スムースターンで視点を変更することができるプレーヤー向けである。
  • シューターとしての粗さ
    • VR FPSシューターとしてみた場合、『Half-Life: Alyx』や『ARKTIKA.1』のようなVRの制限を考慮したカバーを行うことなどを念頭としたシングルプレイヤーキャンペーンゲームと比べるとデザインがやや粗く、全体的に他のシューターともペースが早いため、現状のVR技術を考えるとやや無理をした内容になってしまっている。
      • 前述の銃やインベントリ周りの操作性の悪さに加え、マップデザインの雑さ、敵の種類が「ゾンビ」とほぼその他の見た目違い、「クラブレット」、銃を持った「オムニプロジェクター」、強力なエネルギー弾を発射する「ゾンビスロワー」とほぼ片手で数えられる程度しかなく、その上かなり弱いため、そこに重い期待をするとがっかりしてしまうかもしれない。
      • 自由度の高い戦闘も、その辺の物理オブジェクトを投げたり、空のマガジンを投げたり……ということで戦闘も可能だが、どうしても効率が悪いため、結局殴るにも撃つにも銃で対処することが一番楽で効率的なため、ゲームバランスの悪さも感じられる。
    • また、銃撃戦パートの気分転換として『Portal』のようなパズルを解く場面が挿入されるが、銃撃戦パートがすぐ突破できるがために、銃撃戦に飽きる前に突入してしまうのでやや多く感じてしまう場面も多い。
      • パズル場面はパズルゲームとしての出来は結構高いので、そう感じてしまうペース配分が勿体ない。

総評

本作の物理演算の汎用度や自由度の完成度の高さなどから、総合的に見てVR体験の完成度は非常に高く、発売からそこまで経っていない中、『Half-Life: Alyx』などのBoneworksから影響を受けた数々の作品がすでにリリース・現在進行形で開発されており、本作の完成度の高さが窺え、VRゲーム業界に新たな風を起こした。
一方で荒削りなゲームバランスや、極めて酔いやすい体験など、かなり粗い点も多く、所々の完成度においては首を傾げる点が多く、癖もほかのゲームよりやや強い。
初めてのVRゲームには絶対お勧めできる作品ではないが、VRゲームにある程度慣れている人や、何らかのVRゲームのサブでVRを買う動機づけになるならば、多少酔ってでも本作を手に取る価値はあると断言できる。


余談

  • 2022年のMeta Questショーケースによって本作の続編「BONELAB」がSteamVRおよびOculusストアによって公開、2022年9月30日に発売された。「Valve Index*8、Meta Quest 2(スタンドアロン)、Oculus Rift/Rift S」での動作を想定している。
    • よって「HTC VIVE/Vive Wand」系列はサポート対象外であり、最低限でも「Indexコントローラー」以降への移行が推奨されている。
      • 同じくWindows Mixed Realityヘッドセットもコントローラー種類やトラッキング精度がほとんど一定しないためサポート対象外としている。
      • 物理シミュレーションされたアバターシステムと、正式なModサポートが評価されたが、前作と比べて短くマップデザインが劣化したキャンペーンモード、不安定で増えたバグ、長すぎるローディング、不親切すぎる案内など、本作の抱えていた問題点は悪化し、評価も不安定になっている。
  • Oculusストアでも本作は販売されているが、Mod関連に関するバグが非常に多いことと、当然ヘッドセットをOculus以外のもの買い替えた場合、起動する際「Revive」などのツールを使わないとプレイができないので何らかの事情でSteamにアクセスできない限りはSteam版が推奨される。
    • Oculus版の場合SteamVRを噛ませなければいいのでパフォーマンスがSteamVRより良いという話があるが、「OculusKiller」というアプリを使うことでOculusLinkから直でSteamVRに転送し、SteamVRアプリケーションのパフォーマンスを改善するツールもあるため*9、その上わざわざOculus版を選ぶ意味は無いと言える。
  • 本作はインディーゲームとしては珍しく、Origin PCというBTOパソコン販売会社からのスポンサーを全面的に受けており、本作に出てくる小物にOriginのロゴが入っている。
    • 過去作『Hover Junkers』も同様にスポンサーを受けている。
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  • SteamVR

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最終更新:2023年11月03日 21:54

*1 一部操作に難あり。問題点にて後述

*2 PCとのOculus Link接続などが必要

*3 非公式ながらマルチプレーヤーModは存在する

*4 Borderlandsのような世界観で車に乗りながら撃ち合うマルチプレーヤーVRFPS

*5 ダックハントをパロディーしたVRホラーゲーム。本作とその続編『BONELAB』と世界観を共有している

*6 それ以外にもYouTubeでGoogle Cardboard(スマホVR)の技術デモ動画をいくつか公開していた。

*7 ちなみに、Mod導入前提Mod、マイクラで言うところのForgeであるModThatIsNotModを導入することでそれは改善される

*8 正式対応なのだがなぜか動作不安定

*9 その分不安定になることも多いが……