みんなで空気読み。コロコロコミックVer. コロコロコミック読みますか?それとも空気読みますか?

【みんなでくうきよみ ころころこみっくばーじょん ころころこみっくよみますか それともくうきよみますか】

ジャンル 空気読めてる度診断ゲーム
対応機種 Nintendo Switch
発売・開発元 ジー・モード
発売日 ダウンロード版:2023年7月20日
パッケージ版:2023年11月30日
定価 ダウンロード版:2,480円(税込)
パッケージ版:3,980円(税込)
プレイ人数 1~2人
レーティング ダウンロード版:IARC:3+
パッケージ版:CERO:A
判定 なし
ポイント 『空気読み。』とコロコロのコラボ
史上初のコロコロオールスターゲーム
定価が高めなのがややネック
空気読み。シリーズ
DS / みんなで / コロコロ
コロコロコミックシリーズ


概要

空気読み。』シリーズとコロコロコミックのコラボ作品。
本作は読者からゲームのアイデアを募る「コロゲープロジェクト」という企画において、大賞を受賞したアイデアが元となり、作成されたゲームである。


特徴

※基本的なゲーム内容は『みんなで空気読み。』シリーズと同様なので、そちらのページも参照。

  • ゲームプレイ中に「コロドラゴン」が隠れていることがあり、見つけ出すと高得点が得られる。
  • 作品図鑑
    • 原作漫画の簡易的な情報や登場人物紹介が見られる。

登場作品一覧

  • 発売当初から収録されている作品
    • なんと!でんぢゃらすじーさん
    • ケシカスくん
    • ブラックチャンネル
    • デカ杉デッカくん
    • デュエル・マスターズ
    • デュエル・マスターズV
    • 新章デュエル・マスターズ
    • デュエル・マスターズWIN
    • オレだけはマトモくん
    • 運命の巻戻士
    • ぷにるはかわいいスライム
    • リッチ警官キャッシュ!
    • 逆襲スパイXキャリバー
    • カシバトル
    • ウソツキ!ゴクオーくん
    • コロッケ!
    • 怪盗ジョーカー

無料アップデートで追加された作品

  • 2023年8月17日追加
    • うちゅう人 田中太郎
    • おぼっちゃまくん
    • 爆走兄弟レッツ&ゴー!!
    • ダッシュ!四駆郎
  • 2023年10月18日追加
    • ペンギンの問題
    • 学級王ヤマザキ
  • 2023年11月15日追加
    • つるピカハゲ丸
    • 炎の闘球児 ドッジ弾平
    • 炎の闘球女 ドッジ弾子

評価点

  • 史上初のコロコロコミックオールスターゲーム。
    • 登場作品は『でんぢゃらすじーさん』などの発売当時連載中の作品以外にも、『コロッケ!』といった連載を終えた過去の作品や、Web連載の『ぷにるはかわいいスライム』まで含まれており、人気作品がバランスよく選出されている。
    • 無料アップデートで『うちゅう人 田中太郎』『おぼっちゃまくん』などの過去のコロコロ作品も追加されている。過去にコロコロコミックを読んでいた大人のプレイヤーにとっては懐かしいだろう。
    • 何故か、登場作品の中に高橋名人がしれっと混ざっている。確かに、過去に高橋名人を題材にした漫画がコロコロで連載されていたことはあるが…。
      • ちなみにその高橋名人の漫画が原作というわけではなく、作品名と作者名が表記されるクレジットにも、作品名の位置に高橋名人、作者名の位置に本名の高橋利幸と載っている。

問題点

  • 定価が高い。
    • 『空気読み。』シリーズは大体500円~1,000円未満の低価格で展開されてきたシリーズだが、大勢のコロコロキャラクターたちとコラボしている弊害か、定価2,480円とシリーズの中ではかなり高めの値段となっている。
    • 発売当初はセールで500円OFFの1,980円で売られていたが、それでも高めである。
  • 原作を知らないと空気を読みづらい問題がある。
    • これもコラボ作品故の弊害なのだが、原作漫画を知らないと何をしたら正解なのかわかりづらいという問題点がある。
      • もちろん、原作リスペクトという観点で言えば評価点にもなるのだが、新旧揃ったオールスターという性質上、現在コロコロを読んでいる読者が昔の作品を知らなかったり、過去にコロコロを読んでいた読者が今の作品を知らないという状況に陥ることも充分にあり得る。
        というか全ての作品に精通している人の方が稀だろう。連載開始が最も古い作品は1979年の『ゲームセンターあらし』、新しい作品は2022年の『運命の巻戻士』及び『ぷにるはかわいいスライム』、その間43年にも及ぶ歴史の中からも作品が選出されているため、相当なコロコロフリークでなければ全て追えているとは考えにくい。
      • 一応、原作の概要やキャラクターたちの解説もゲーム内で見られるが、これが一度ゲームをプレイしないと見ることができない。
    • また、コロコロコミックという雑誌の性質上、どうしてもギャグ作品が多く、故に奇想天外な回答が高得点だったりすることも、空気を読みづらい一因となっている。
    • 高橋名人の問題に至っては、コロコロ以前に高橋名人出演の映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』を知らないと、どうしようもない問題がある。
      • 一応、高橋名人がゲスト出演している『スーパー野田ゲーWORLD』でも、映画の1シーンを再現していたため、知名度はそれなりにあるようだが…。

総評

「コロコロコミック」と「空気読み。シリーズ」、その両方のファンであるならば、これ以上に嬉しいコラボはないことだろう。
何より史上初のコロコロコミックオールスターゲームというのも、注目すべき点である。
注意点としては基本的なゲームデザイン・評価点・問題点は『空気読み。』シリーズを引き継いでおり、その上でコロコロコミック関連の知識やノリが求められることである。
そのため、「コロコロコミックは読んだことはあるが、空気読みは知らない」もしくは「空気読みシリーズのファンではあるが、コロコロコミックを読んだことはない」のどちらかの場合、本作に対する評価は一段下がってしまうと思われる。


余談

  • 概要にて、本作は「コロゲープロジェクト」という企画において、大賞を受賞したアイデアが元となったことを説明したが、同じくコロゲープロジェクトの特別賞として選ばれたのが、あの『カブトクワガタ』である。
  • 発売に合わせ、コロコロコミック初の複数の漫画家によるリレー漫画形式のギャグ漫画が連載開始。
+ タグ編集
  • タグ:
  • コロコロコミック
  • ダウンロード専売

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最終更新:2024年01月29日 22:11