盗作検証C様 追加

※管理人注※

ラレ元様、翡翠氏共に引用元は一つの作品で、どちらも神威夢小説です。

「検証B-1~2」は元々掲載されておりましたが、「検証B-3」以降は新しい検証です。
途中の場面は多少違いますが、冒頭からの流れは

路地で神威が主人公の逃亡を手助け

神威が手助けの報酬として主人公に子作りを迫り、主人公は拒否

主人公に神威が付き纏う

神威が主人公に本気になる

主人公を神威が攘夷から助ける

主人公が神威を受け入れる

と全く同じです。

※文中の◆◆は名前変換です


検証B-1

■冒頭・血の匂いを嗅ぎ取り路地を進む神威


<ラレ元様>

青年は沸き起こる飢えを抑え込もうと思い、深呼吸をする為に深く息を吸い込んだ。

「……あ」

そして、己の鼻が捉えた匂いに瞳を輝かせた。
久し振りに嗅ぐ匂いでも、何度も嗅いだ匂いだからすぐにわかる。
これは、血の匂いだ。
それも、まだ新しい血の匂い。
微かな香りでも方角や距離まで把握することが出来、青年は視線を路地裏の入口へと向けた。
明るく照らされた大通りとは違い、深い闇に包まれた世界への入口。

この街にも、濃い闇はあるんだ。

青年の足はすでにその闇へと進んで行っている。血を求め、戦場を求め、前へ前へと。

<翡翠氏>

あの侍と同じ匂いを纏った新たな獲物との出会いがあるんじゃないかと心が弾む

ピクっ…

「ん?これは…血の匂い…?」

僅かに鼻に漂ってきた鉄の匂い
神威は足を止めて辺りを見回す
どうやら近くで血生臭い事が起きているらしい
神威は軽い足取りで匂いの後を追って路地裏へと駆けて行った


検証B-2

■敵から逃げている途中のヒロインと神威の出会いのシーン


<ラレ元様>

作られた光が届かず、月の光だけに照らされた路地裏。

(中略)

青年のカウントダウンと共に、角から飛び出して来た影。その姿を目に捉え、青年は少し表情を変えた。

女……か。

飛び出して来た影の性別は男ではなく女。
それも華奢な身体に、幼い顔の少女。
肉体的強さは一切無いことは見てわかる、ちっぽけな身体の少女だ。

期待外れだよ、これは。

<翡翠氏>

路地裏を抜ければさっきのメイン通りとは違い、人通りが無く物騒な雰囲気

うん、いい雰囲気だ♪

キョロキョロと血の匂いをたどり歩いていれば、パタパタと言う足音と共に匂いが近づいてきた

………あれ?

その匂いを纏い現れたのは女。軽く遊女の様な黒い着物に身を包み、暗くて見えにくいがその着物にベットリと血がついている

あ―…ハズレだ


検証B-3

■追手から逃げる為に、擬似性行為を神威に頼むヒロイン


<ラレ元様>

青年は抵抗せず、少女に身を任せる。
2人の人間が並んでギリギリ通ることの出来る通路に連れ込まれた所で、少女は青年から手を離した。
助けを乞われるのだろうか、と青年は予想を立てるが。

「……あれ?」

少女は青年に助けを求める様子も見せず、またまた予想外の行動に出る。
青年の目の前で、少女は己の衣服を脱ぎ始めたのだ。
黒の上着を堂々と脱ぎ捨て、スカーフやベストも次々に物影に放り投げる。
さらに腰に差していた刀を外し、黒のズボンまで脱ぎ、白のシャツ1枚だけの姿になったのだ。

「……」

目の前で繰り広げられたストリップショーに、青年は目を丸くさせた。

(中略)

「すみません、少しの間お相手してください……!」

少女は頭を深く下げると、そのまま青年に身体を寄せて抱き付く。
そして、青年の身体を己へと引き寄せて、自ら進んで壁際へと移動した。
少女がその体勢に持ち込んだとはいえ、周囲から見れば、青年が少女を壁に追い詰めたように見える体勢である。

(中略)

「あの、出来れば……私に合わせて頂けますか?」
「……何を?」

少女の言葉に、青年は固く閉じていた口をようやく開く。
問わなくても、すでに少女の意図に青年は気付いているのだが、あえて聞き返したのだ。
う……と、少女は言葉に詰まるが胸に顔を埋めたまま、小さな声で男の問いに答えた。
擬似セックスをして欲しい、と。

「……いいよ」


<翡翠氏>

「もし!お願いします!助けてもらえませんか?」

いきなり女に手を掴まれ助けを求められてしまった

う―ん…別にいいんだけど面倒起こしたら阿伏兎が五月蝿いんだけどな―

何も言わずただ笑顔で女を見下ろしていた神威の返事も聞かぬまま、
女は神威の腕を引っ張り物陰へと連れ込む

その力は見た目とは違って大分強い

そしてその次にグイっと血の付着した着物を脱ぎ捨て真っ白い襦袢だけの姿になると、
さらに胸元をはだけさせ、身体をピッタリと密着させてきた

「お願い…、面倒事には巻き込みません…
ただ、追っ手から逃れるまでやり過ごす為に協力して貰えませんか?」

柔らかく抱き心地のよさそうな身体

甘い香りが血の匂いと交ざり耳元で囁く声は色っぽく耳触りがいい

成る程、道端で情事を行う男と女の振りをしろとの事らしい

「いいよ」



検証B-4

■主人公に迫る神威


<ラレ元様>

「ご協力、ありがとうございました」

少女は青年に向けて、丁寧に頭を下げると。
そのまま、何事も無かったかのように衣服を拾い上げ、その身に纏っていく。
ズボンを穿き、刀を腰に差し、ベストを纏い、スカーフを巻き。
最後に黒の上着に腕を通そうと手を伸ばした。

「ねぇ、もう終わるつもり?」

その伸ばされた手を、笑みを浮かべた青年は掴み取る。

「……あの、手を離してください」

青年を見上げ、少女は静かに言った。
僅かに苛立ちが込められた声だが、青年は気にすることなく。

「折角、君のお手伝いをしてあげたのに……お礼も無し?」

ニッコリと微笑む。


<翡翠氏>

こんな敵の血が染み込んだ着物等一度脱ぎ捨てればもう着る気等起きない
仕方なくはだけさせていた胸元を戻し、このままの姿でその場を立ち去ろうとすると……

グ……っ!

ドン…!

「待ってよ」

少年に手首を軽く掴まれ先程の様に軽く壁に押し付けられた

「お礼位してくれてもいいんじゃないの?…さっきの続きしようか」


検証B-5

■神威への礼をお金で済まそうとする主人公


<ラレ元様>

「……お礼なら、後日しますので……」
「今がいいな、俺は」
「……持ち合わせは少ないデスが……」

少女はもう片方の手をズボンのポケットに運ぶ。
指先に当たった財布を取り出す前に、その手は青年の手に掴まれた。

「……あの…」

少女の顔色が曇る。
そんなことを気にする様子も見せず、青年は少女の身体に手を絡めた。
怪しく、淫らに動かす手。
少女の柔らかな胸を掴み、そっと包み込むように揉み上げる。

「お金なんていらないヨ?」
「……」
「さっきの続きで、充分だから」

血に飢えていた青年だったが、せっかくの獲物はすでに何処か遠くへ。
ならば、この埋め合わせは目の前の少女にしてもらうしかない。
セックスをすることで、その渇きが潤う訳ではないが、少しくらいは足しになるだろう。


<翡翠氏>

一瞬戦いの予感で興奮した心
その心に完全に肩透かしを食らわされたんだ
神威はこの興奮を目の前にいる女に収めてもらう事にした

「…やめてください、協力して貰ったのには感謝しています。
お礼が欲しいなら後日真選組に来て下さい。謝礼金を払い……」

淡々と動じもせずむしろ呆れた様に女は言う
神威は片手をツツツ―と胸元に忍び込ませ、整えたばかりの胸元を先程の様に崩しながら続けた


検証B-6

■背後から止められ、神威だと思って振り向くと、攘夷浪士達だった場面


<ラレ元様>

後ろを見なくても、首輪を引っ張る人間の予想は付く。
どれだけ罵声を浴びせようが、どれだけ逃げようが、ずっと追い掛けて来る男だ。
先程の件があろうとも、諦めの悪い男は己を付けて来る。
わかっていたことではないか。
◆◆は逃げることを諦め、慣れてしまった溜め息を吐き出す。

「あのね、本当にいい加減にしないと斬るからね……!」

小言を言いながら、◆◆は振り返る。

「このド変態ッ……お、と…………こ…………」

ヘラヘラとした笑顔を睨み付けようと思っていた◆◆は、ゆっくりと言葉を失っていく。
怒りの込めた瞳には、あの笑顔は映ってはおらず。
数人の男が、映っていた。

「ッ……」

◆◆の表情がピシリと固まる。

「よう、真選組の姉ちゃん……いいモン付けてんじゃねーか?」
「わんちゃんは散歩中ですか?飼い主はいないな~?」

◆◆の後ろに立ち、鎖を握るのは神威ではない。
だが、見覚えはあった。
神威と出会った晩に、◆◆を追い掛け回していた攘夷浪士達だ。


<翡翠氏>

気分が重くなにもやる気が起きずぼーっと歩いているといきなり後ろから肩をつかまれた

『お姉さん、一発ヤラセてよ』

脳内で神威のいつものセリフが流れる

「神…」

◆◆の顔が自然に緩み振り向くと……

「よぉ―!真選組の女隊士さんよォ―…」

「あ…あれ?」

それはいつぞやの攘夷浪士の男達だった



検証B-7

■攘夷に路地裏に連れ込まれたところを、神威が助けに来る場面


<ラレ元様>

聞き覚えのある声が現実世界で聞こえていることに◆◆は気付き、逸らしていた目を声のする方へと向けた。
◆◆の視界に映るのは、数メートル先の汚いゴミ箱の上にちょこんと座った1人の男。
男の笑顔と、揺れるおさげ、男の手に持たれた大きな日傘。
全部に、見覚えがある。

(中略)

いつの間にか、ゴミ箱の上に座っていた神威の存在に攘夷浪士達は動きを止めた。
声を聞くまで、その気配は一切感じられなかったのだ。
いくら◆◆に夢中になっていたとはいえ、いくらなんでも気付かない訳がない距離だった。

「……ねェ、君達」

神威は傘を閉じると、ゴミ箱の上からピョンッと飛び降りる。
閉じた傘を地面に勢い良く突き刺し、片手を攘夷浪士達に向けて伸ばした。
まるで、ハロウィンの日に子供達が大人からお菓子をもらう時のように。
だが、神威のその行為には子供のような可愛らしさはなく、あるのは妙な覇気だけで。
攘夷浪士達は身を震わせ、唾を飲み込んだ。


<翡翠氏>

ちょっとキツいが逃げれない数じゃない

笑って誤魔化しながら◆◆は強行突破の為、腰の刀に触れようとした時だった

「その女は俺の獲物だ、手を出さないでよ」

後方から声がし◆◆は振り向き、男達が◆◆の後ろに目をやると、

「神威…?」

いつのまにかゴミ箱の上に足を組んでいつもの様に座っていた神威の姿があった

(中略)

神威はいつもの張り付けた様な笑顔でピョンっとゴミ箱の上から飛び下り、◆◆の隣をすり抜けて前に立つ

え…?マジで神威?

◆◆が目を見開き固まったまますり抜けて行く神威から目を離せないでいると

「大丈夫、あんたの前では殺しはしない」

一言そう言うと襲いかかってきた男達へと向かって行った


検証B-8

■類似点箇条書き

  • 冒頭・神威が血の匂いを追ってかぶき町の路地を進むと、追われている主人公と出会い、擬似性行為という方法での協力を求められる
  • 主人公の身のこなしから普通の女とは違うと感じ、神威は主人公に自分の子供を産んでほしい(=性交渉だけの関係)と迫る
  • 主人公に礼を求める台詞が、「一発ヤラせて」
  • 主人公は真選組の一員
  • 阿伏兎に相談する神威だが、主人公に子供を産んでもらう方法が全て犯罪行為。まず「拉致」
  • 神威の要求を最初は拒否し続けるが、攘夷に襲われたところを助けられた後、神威があっさり帰ろうとすると、主人公が引き止める(または引き止めようとする)
  • 攘夷から主人公を助ける(二回目)時、神威は「殺しはしない」と告げる
  • 神威は最初は子供を産んでもらう目的で主人公に付き纏うが、徐々に主人公の人間性に惹かれる
  • 神威の嫉妬の対象が土方
  • 神威の初めての恋愛を阿伏兎がフォロー又は助言する(主人公を諦めかける神威を、阿伏兎が諭す)


最終更新:2012年01月17日 13:42
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