ゴロー(ウルトラマン)

ウルトラQ』第2話「五郎とゴロー」に登場する怪獣。別名「巨大猿」。
モータルコンバット』シリーズの同名キャラはこちらを参照。

五郎という聾者(聴覚障碍者)の青年と仲の良かったクモザルが、
旧日本軍が制作した体力増強剤「青葉くるみ」を大量に食べたことで甲状腺ホルモンのバランスが崩れ、巨大化してしまった存在。
かつて太平洋戦争の戦地となったイーリアン島にも日本兵が所持していた青葉くるみを食べて、
ゴローと同様に巨大化した大猿が確認されている。

性質は大人しいが、その巨体故にかなりの怪力を誇る。
また、食欲も1日にドラム缶10本分の牛乳を飲み、りんごも好物でトラック3台分を平らげる程。

やがてゴローに食料を与えるために農作物を盗んだ五郎が村人によるリンチを経て警察に逮捕されてしまい、
ゴローは五郎を探して人里に降りてきたため存在が発覚。
警察の発砲がきっかけで興奮状態となり大暴れするが、
毎日新報の関デスクの提案で釈放された五郎から与えられた好物の牛乳に仕込まれた眠り薬で眠らされる。

五郎は障碍者かつ牛乳に眠り薬が仕込まれている事を知らされておらず、
ただゴローに餌をやりたかったため牛乳を与えただけであり、
自らの与えた牛乳で眠らされたゴローを見た五郎が言葉にならない絶叫を上げる場面で同回は終了するが、
書籍によればゴローは殺処分されることなく、五郎と共に上記のイーリアン島に送られたとのこと。
イーリアン島の大猿も現地の人間と共存する等高い知能があるとのことで、
ゴローは穏便に新天地にて平穏な暮らしを手に入れたようである。

なお、没になった『Q』のプロットには、宇宙から飛来したスペースモンスターに対抗するべく、
ゴローが日本に移送されて戦うという形で再登場するエピソードがあった事が明かされている。
「怪獣に対抗して大猿を日本に移送」…はて、どこかで聞いたような……


MUGENにおけるゴロー(ウルトラマン)

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
Gesura505氏から提供されたスプライトを用いて作られており、
性能は同氏製作のローマンに似ているが、連発不可だがライフ&ゲージ回復できる「ミルクのみ」があるなど差別化されている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「首絞め」「突撃」「パトカー投げ」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会



最終更新:2022年10月16日 23:59
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