1万3千年前に地球を植民地にしていたオリオン星人に操られる守護神的超獣で、
同作では初めて登場したヤプール直属の配下ではない超獣だが、
これはオリオン星人がアンチラ星人や宇宙仮面などと同じくヤプールの配下であり、戦力として譲り受けていたためという説が有力である。
いずれにせよ、ルナチクスと並んで超獣の中では古参の存在なのは間違いない。
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オリオン星人詳細 |
今から約1万3千年前に地球を植民地にしていた、獣のような顔を持つ宇宙人。別名「古代星人」。
突然発生した洪水でピラミッドの中に逃れ、コールドスリープで眠りに就いていたが、
本星からの指令で再び地球を自分達の手に取り戻すべく活動を再開した。
「オリオンガス」という特殊な赤いガスを定期的に摂取しなければ絶命するという弱点が存在するが、
このガスは地球人が吸引すると、血液の中の白血球が異常に増大する有害なものである。
ちなみに余談だが、名前で分かるように母星はオリオン座の方向にあるようで、劇中でもオリオン座の方向の星空に顔が浮かび上がる描写があるのだが、
実はM78星雲もほぼ同じ方向にあり、次の次の回のラストでウルトラの星に帰るウルトラ兄弟＋父の飛んでいく場面で彼らが向かう先に同じ星空が見えている。
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超獣らしく能力は多彩で、背中の翼で飛行できる他、
頭部にある角から放つ破壊閃光や、額にある蛇のレリーフから放つ1万3千度の火炎「スフィンクスファイヤー」を武器とする。
先端に蛇の頭部が付いた二本の長い尻尾も武器で、蛇の口で噛み付き攻撃などを行える。
生命力も高く、首をはねられようがダメージも感じていないかのように活動し続けることが可能。
オリオン星人ミチルがTACの新兵器であるV9の破壊計画に失敗したのに伴い、
小学校の校庭の地下から上がってきたピラミッド内から現れる。
上記の多種多様な能力でエースと互角以上に戦うが、失敗の咎で見捨てられて改心したミチルにより、
コントロール装置である笛の音を聞かされて活動が鈍る。
ミチルは司令官のオリオン星人に殺害されたが、それで生まれた隙で態勢を整えたエースにより、
エースブレードで例によって首ちょんぱされた上、なお挑もうとする胴体もタイマーショットで粉砕される。
残った頭部は万策尽きたかのようにピラミッド内部に逃げ込むが、
ピラミッドごとエースによって空中に放り投げられた後にメタリウム光線で破壊され、
スフィンクスとオリオン星人は命運を共にすることになった。
漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』では、
なんと
『ウルトラマンガイア』で地球怪獣の長扱いだったミズノエノリュウの友人という原典からは考えられない大物として登場。ただしその友情は一方通行気味。
普段は移動可能なピラミッドの中に冷凍睡眠状態で引きこもっており、同じく地底で引きこもっているミズノエノリュウを時々訪ねている。
前述のオリオンガスもしっかり登場し、ビニール袋に入れて吸っている姿を見られてドン引きされていた。
普段引きこもっているのも地上ではオリオンガスが不足して命に係わるからである模様。
コミックボンボンで連載されていた漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、ヤプール大戦編にて首領ヤプールの最側近として登場。
闘士タロウと
メフィラス大魔王の合体光線を無傷で耐える実力者で、メビウス星にてヤプールへの扉の上に像めいて立ち
門番を務める。
多分本人の言う「メビウスの鍵を持つ我が軍最強の三人」より強い
紳士的な物腰で「三本の鍵さえ揃えば無条件で扉を開き案内する」と超然とした態度を取るが、
実際の所その扉は
幾層もの次元のリング無限回廊の先にあり、ここで言われても脱出は困難であり、
鍵を揃え扉を開いた先では自分は手向かいはしないと言いつつ超獣達の怨霊が巨大な
ジャンボキングとなる空間を通り、
さらに宣言を守って静観しているように見せかけて、空間操作の能力でジャンボキングに怨念のエネルギーを集中させ無尽蔵の
体力を与えるという策士。
一方で首領ヤプールへの忠誠心は高く、最終決戦後にフラフラになりながら現れ、ヤプール王がヤプール次元にとって最後の希望であること、
今後激伝宇宙への侵略をしないと約束することを
闘士セブンへ懇願して、ヤプール王の助命を受け入れられている。
MUGENにおけるスフィンクス
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
艾斯の愿望氏提供の
スプライトを用いて作られている。
ダメージと同時に相手のゲージを減らす「オリオンガス」など、攻撃にはオリオン星人要素も入っている。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で、
飛び道具の「スフィンクスファイヤー」、ガード不可の「殺人光線」、
一定時間相手のゲージを減らす効果を持った
攻撃判定を発生させる空間を作る「オリオンゾーン」の3つ。
なお、12Pは常にオリオンゾーンを展開した状態となる。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新：2023年05月19日 12:47
