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伝承におけるドラゴン |
語源はギリシア語由来のラテン語「draco」。
世界各地に伝承が存在するが、 火や 風等といった自然現象の擬獣化という側面が強い物が多い。
火炎ブレスのイメージが強いのは、 山火事や 火山噴火といった火災への根源的な恐怖から邪悪な蛇=ドラゴンの仕業とされてきたからかもしれない。
その姿が 蛇や トカゲといった爬虫類を元に描かれる事が多いのは、
鱗に覆われた皮膚や鋭い鉤爪、くねくね畝る動作等が本能的に恐怖心を引き出してきたためとされる。
その一方で神格化される事もあり、日本の 龍神は水神として、ウェールズでは 赤い竜が守護神として、
アメリカの ケツァルコアトルは人類の創造神として崇められている。
おとぎ話は子供にお化けの最初の観念を与えるものではない。 おとぎ話が子供に与えるのは、お化けはやっつけられるという最初のはっきりした観念である。 赤ん坊は、想像力を持つようになった時から龍のことはよく知っている。 おとぎ話が教えてくれるのは、龍を退治する聖ジョージである。
―G・K・チェスタトン『赤い天使』
(参考資料:『ドラゴンの教科書 神話と伝説と物語』)
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参考:ニコニコMUGENwikiに存在する「ドラゴン」のタグが付けられたページ一覧 |
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1980年にアタリからリリースされたアタリ2600用ゲーム『Adventure』に登場する敵キャラクター。
『
ワールドヒーローズ』に登場する同名の拳法使いについては
こちらを参照。
言うまでもないが、ドラゴンとは個人名ではなく種族全体を指す名前であり、
作中に登場する個体はYorgle(
黄色)、Grundle(
緑色)、Rhindle(
赤色)の3匹がいる。
ドットの解像度が低いためか、ドラゴンと言うよりはアヒルかタツノオトシゴのように見えなくもない。
手は生えているが、足が無く胴長な所を見ると
ワームなのだろうか。
マップ各地でプレイヤーを食べようと徘徊している。
MUGENにおけるDragon
RoySquadRocks氏による原作ドットを拡大して作られたものが存在。
キャラ名は「Atari Dragon」となっている。
操作方法は6ボタン方式で、相手に噛み付いたり、剣で攻撃するなど原作を意識した技の他、
チャック・ノリス(『Chuck Norris Superkicks』)の回し蹴りや
スヌーピー(『Snoopy & The Red Baron』)の犬小屋に乗っての突進、
『ジャウスト』(1982年のゲーム)の敵キャラを召喚するなど、他のアタリ2600用ゲームのネタを取り入れたカオスなキャラに仕上がっている。
なお、一部の技や演出には激しい点滅も含まれているので注意。
AIはデフォルトで搭載されており、defファイルを使い分ける事で3段階に調整可能。
なお、最高レベルのものは
MUGEN1.0以降専用となっているので注意。
出場大会
最終更新:2024年04月20日 18:50