ギガザウルス


円谷プロの特撮作品『ウルトラマングレート』に登場する怪獣
別名「古代怪獣」。第2話「凍てついた龍」に登場。

南極大陸の氷山で仮死状態のまま冬眠しつつ、白亜紀以降も進化を続けていた古代恐竜ブロントザウルスが変異した生物。
氷山の中にいてもなお生き続けるほどの凄まじい生命力を持ちゴーデス細胞の浸食ですら受け付けない程。
武器は口から吐く冷凍ガス「アイスガス」と長い首を生かした殴打。普段は四足歩行だが、戦闘時には二本足で立ち上がる事もある。
長期間氷の中で眠っていたためか熱を苦手としており、炎はおろか太陽光程度の熱すらも嫌がる。

第1話で成層圏を埋め尽くしたゴーデス細胞が温室効果を生み出した事により、南極の氷が溶けてしまった事で発見される。
当初は冷却システムにより休眠状態を保たれていたが、ゴーデスの僕となったスタンレーの暗躍で冷却装置を破壊されたため、
氷が溶けて蘇生・覚醒させられた。
結果、上記の体質により日光の熱により不快感を抱いていた事、自分の知らない環境に置かれたためにパニックを起こした事
さらにゴーデス細胞の浸食により苦しんでいたなどの原因が重なり、アイスガスを噴射して暴れ回る。

当初、グレートはギガザウルスがゴーデス怪獣化する前に駆除しようとする姿勢を見せるが、
冬眠から覚めたら一人ぼっちで見知らぬ環境に放り出された上にゴーデス細胞に侵され、
それでもなお必死に生きようともがいているギガザウルスに同情したジャックはこれに難色を示す。
しかし、そんなジャックの想いも虚しく日没と共に沈静化していたギガザウルスは日の出と共に再び暴れ出し、
やがて大量の有毒物質が保管されているタンクがある化学工場に近付いてしまう。
これに対してジャックは戦闘機ハマーでギガザウルスを安全な場所へと誘導しようとしたが、
スタンレーの気配を感じ取って動揺した一瞬の隙を突かれて冷凍ガスを浴びせられてしまい失敗。
結果、人々を守るためにやむを得ずジャックが変身したウルトラマングレートとギガザウルスは戦う事になる。
付近の有毒物質を保管してあるタンクに被害が出ないように立ち回らなければならなかった事や、
グレートもジャックの意見に多少なりとも共感していた事もあり、グレートを圧倒するギガザウルスだったが、
最後はマグナム・シュートでアイスガスを跳ね返されて凍結し、絶命。
亡骸はゴーデス細胞に悪用されないように「ディゾルバー」で分解されて消滅した。

ゴーデス細胞に侵食されていたとはいえその支配に懸命に抗っており、
暴れていたのも不可抗力からで、決して害意のある怪獣ではなかったのだが、
付近に有毒物質を貯蔵したタンクがあったせいで大惨事を起こしかねなかった事に加えて誘導作戦も失敗、
最悪外的要因でギガザウルスの抵抗が弱まれば、こいつの生命力を乗っ取ったゴーデス怪獣が生まれかねなかった状況であったため、
ジャックの同情的な意見にも一理あるが、後のガゼボの時と異なりあまりにも悪条件過ぎたせいで介錯するしかなかった
(実際、生体情報を解析したのかは不明だが、ゴーデス第2形態が見せた幻影の中にはゴーデス怪獣に紛れてギガザウルスの姿もあった)。


MUGENにおけるギガザウルス

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
近接技はリーチの長い「頭突き」「突き上げ」、飛び道具は食らった相手を凍らせる「アイスガス」が優秀。
超必殺技は1ゲージ消費で「必殺アイスガス」「突撃」、
一定時間相手の飛び道具が無効になる他、アイスガスと必殺アイスガスの威力・凍結時間が上昇する「豪州氷河期」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている他、7P以降は常に豪州氷河期状態となる。

出場大会

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最終更新:2024年03月04日 16:40